JPS59157248A - 高透磁率合金およびその製造方法 - Google Patents
高透磁率合金およびその製造方法Info
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- JPS59157248A JPS59157248A JP58031021A JP3102183A JPS59157248A JP S59157248 A JPS59157248 A JP S59157248A JP 58031021 A JP58031021 A JP 58031021A JP 3102183 A JP3102183 A JP 3102183A JP S59157248 A JPS59157248 A JP S59157248A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は室温以下の低温度領域において初透磁率が4
. OOO0以上を有する高透磁率合金およびその製造
方法に関するものである。
. OOO0以上を有する高透磁率合金およびその製造
方法に関するものである。
最近、超伝導体を用いたクライオトロニクス。
なかでも液体ヘリウム(42°に以下)中で動作するノ
ヨセフノン素子の応用研究が盛んに行なわれており、一
部実用化されてもいる。
ヨセフノン素子の応用研究が盛んに行なわれており、一
部実用化されてもいる。
一般に超伝導体はその材質に固有の臨界磁場以下の弱磁
場中では磁束を完全に排斥する完全反強磁性体(マイス
ナー効果)である。しかし、実際には材料中に散在する
種々の物理的、化学的欠陥に磁束がピン止め(トラ、プ
)された1 1固着される。一方、超伝導体を用いたジ
ョセフソン素子は微小磁界を入力して動作するものであ
る。それ故ノヨセフノン素子を誤動作なく動作させるた
めには外部磁界を完全に遮蔽する必要がある(残留磁場
として1μG以下が望まれている)。この磁気遮蔽の方
法としては液体ヘリウム中でノヨセフノン素子自体をシ
ールドする方法と、ノヨセフノン素子をクライオスタッ
ト中に装入しタライオスタット全体をシールドする方法
の2つが考えられている。後者の場合クライオスタット
の周シを強磁性体材料でできるだけ完全に囲み、外部磁
界に対して高い透磁率の磁気回路を構成するため+/(
高透磁率合金(例えばパーマロイ)の円筒状のケースを
クライオスタットの外周部に設ける必要かあり。
場中では磁束を完全に排斥する完全反強磁性体(マイス
ナー効果)である。しかし、実際には材料中に散在する
種々の物理的、化学的欠陥に磁束がピン止め(トラ、プ
)された1 1固着される。一方、超伝導体を用いたジ
ョセフソン素子は微小磁界を入力して動作するものであ
る。それ故ノヨセフノン素子を誤動作なく動作させるた
めには外部磁界を完全に遮蔽する必要がある(残留磁場
として1μG以下が望まれている)。この磁気遮蔽の方
法としては液体ヘリウム中でノヨセフノン素子自体をシ
ールドする方法と、ノヨセフノン素子をクライオスタッ
ト中に装入しタライオスタット全体をシールドする方法
の2つが考えられている。後者の場合クライオスタット
の周シを強磁性体材料でできるだけ完全に囲み、外部磁
界に対して高い透磁率の磁気回路を構成するため+/(
高透磁率合金(例えばパーマロイ)の円筒状のケースを
クライオスタットの外周部に設ける必要かあり。
さらに十分彦シールドを行なう場合、多層構造(層間は
空1揮)を有する大規模なケースが必要と々るので、後
者の方法は操作上さらには構造上実用的ではない。一方
前者では、・や−マロイ等のケースでシールドされたノ
ヨセフンン素子をクライオスタット中に装入するため後
者に比べて前者の方が構造」二有利である。しかし、シ
ールドケース自体を液体ヘリウム中に浸漬するため2通
常の・や−マロイをケース材に用いると第1図の曲&I
aで示されるように透磁率の低下が著しく初透磁率で
10000以下となり十分な磁気シールド効果が期待さ
れない。また液体ヘリウム中で高透磁率を有するパーマ
ロイ(第1図の曲線すで示される特性を有する。)につ
いても一部実用化されているか、このパーマロイには次
の欠点があった。
空1揮)を有する大規模なケースが必要と々るので、後
者の方法は操作上さらには構造上実用的ではない。一方
前者では、・や−マロイ等のケースでシールドされたノ
ヨセフンン素子をクライオスタット中に装入するため後
者に比べて前者の方が構造」二有利である。しかし、シ
ールドケース自体を液体ヘリウム中に浸漬するため2通
常の・や−マロイをケース材に用いると第1図の曲&I
aで示されるように透磁率の低下が著しく初透磁率で
10000以下となり十分な磁気シールド効果が期待さ
れない。また液体ヘリウム中で高透磁率を有するパーマ
ロイ(第1図の曲線すで示される特性を有する。)につ
いても一部実用化されているか、このパーマロイには次
の欠点があった。
1)高透磁率が得られる温度領域が狭いO即ぢ、4.2
°に近傍で高透磁率を有しているものの室温での初透磁
率は10000以下で冠る。この材料でシールドケース
を作製し実用に供した場合、4,2°に以下に降温した
後も、室温でのシールドケース内の残留磁場がそのまま
残るので、この残留磁場により超伝導体中に磁束がトラ
、ゾされ誤動作の原因となる。
°に近傍で高透磁率を有しているものの室温での初透磁
率は10000以下で冠る。この材料でシールドケース
を作製し実用に供した場合、4,2°に以下に降温した
後も、室温でのシールドケース内の残留磁場がそのまま
残るので、この残留磁場により超伝導体中に磁束がトラ
、ゾされ誤動作の原因となる。
2)高透磁率を得るための熱処理が困’J、if。
即ち、このパーマロイでは初透磁率が極大となる温度を
4.2°に近傍に調整するために2段熱処理を施してい
るが、この2段熱処理温度が所定のLL度から±5℃り
上変化すると初透磁率の)1ヶ大温度が大きく変化する
ため工業的1ては不才1jである。
4.2°に近傍に調整するために2段熱処理を施してい
るが、この2段熱処理温度が所定のLL度から±5℃り
上変化すると初透磁率の)1ヶ大温度が大きく変化する
ため工業的1ては不才1jである。
従って、この発明は熱処理が容易でかつ室温以下の低温
度領域で初透磁率4.0000以上を有する高透磁率合
金を提供することを目的にしている。
度領域で初透磁率4.0000以上を有する高透磁率合
金を提供することを目的にしている。
すなわちこの発明は1重量係で、Ni74〜80% r
Mo 0.5〜4.5%、Cu O,5〜6.5%、
残部FCと少量の不純物とからなりかつ23係≦2Mo
+Fe+Cuく27係である。室温以下の低温度領域で
初透磁率40000す」二を有する高透磁率合金である
。
Mo 0.5〜4.5%、Cu O,5〜6.5%、
残部FCと少量の不純物とからなりかつ23係≦2Mo
+Fe+Cuく27係である。室温以下の低温度領域で
初透磁率40000す」二を有する高透磁率合金である
。
この高透磁率合金は、上記組成の合金を調整し。
該合金を1000℃以上融点以下の高温で非酸化性雰囲
気中あるいは真空中において10分間以上100時間り
下の時間加熱し、十分再結晶させたのち1000℃/分
〜01℃/分の速度で常!Aまで冷却するか、あるいは
これを300〜700℃の温度で10分間以上100時
間以下の時間加熱した後、1000℃/分〜01℃/分
の速度で常慌寸で除動jすることによシ得られる。
気中あるいは真空中において10分間以上100時間り
下の時間加熱し、十分再結晶させたのち1000℃/分
〜01℃/分の速度で常!Aまで冷却するか、あるいは
これを300〜700℃の温度で10分間以上100時
間以下の時間加熱した後、1000℃/分〜01℃/分
の速度で常慌寸で除動jすることによシ得られる。
この発明合金の各成分の組成を上記の如く限定した理由
を次に述べる。
を次に述べる。
N174〜80係の範囲外でも室温近傍では高透磁率が
得られるが、室温以下で(は透磁率が著しく低下する。
得られるが、室温以下で(は透磁率が著しく低下する。
室温以下の低温度領域で初透磁率40000以上をイυ
るためにはN174〜80係とする必要がある。
るためにはN174〜80係とする必要がある。
MoおよびCuはそれぞれ最高10係程度以下でも室温
近傍で高透磁率を有するが室温以下、特に100に以下
では初透磁率が20000以下となり、室温以外の低温
度領域で高透磁率を得るためのMo量は0.5〜4.5
% 、 Cu量は0.5〜6.5 %でかつ23%≦
2Mo + Fe + Cu < 27 %を満足する
必要がある。
近傍で高透磁率を有するが室温以下、特に100に以下
では初透磁率が20000以下となり、室温以外の低温
度領域で高透磁率を得るためのMo量は0.5〜4.5
% 、 Cu量は0.5〜6.5 %でかつ23%≦
2Mo + Fe + Cu < 27 %を満足する
必要がある。
訃だ脱酸、脱硫剤としてMn+Si+Ca+AA1Mg
等を合計で2%以下添加しても良い。
等を合計で2%以下添加しても良い。
さらに2本発明合金の製造方法において、高温熱処理は
、溶体化処理、加工歪の除去のために行なうもので、加
熱温度を1000 ′C以」−融点以下としたのは再結
晶温度(約500℃)以上の加熱温度ならば再結晶は開
始するが、再結晶が不十分であ、9 、 ]、 000
℃以上特に1100℃さらに好壕しくは1200℃以」
二では十分再結晶し高透磁率を得るのに好適であるため
である。丑た熱処理の際の雰囲気は材料表面に酸化物の
生成を避けるために非酸化性雰囲気中外たは真空中が必
要である。この場合の加熱時間を10分間以上100時
間以下としたのは、加熱時間が温度と関連してお、!I
I) 14.00℃以上では10分程度の灼時間でも十
分再結晶させ得るが、加熱温度が1000℃未満の場合
100時間以上が必要となり工業的でない。なお、加熱
温度と加熱時間の関係は合金組成によシ決定する事が必
要である。上記再結晶完了状態より常温まで冷却する速
度を1000℃/分〜01℃/分の速度としたのは、1
ooo℃/分を超えると冷却による熱ひずみのために透
磁率が低下するし、また01℃/分未満では室温付近で
は高透磁率が得られるか、室温以下の低温度領域(特に
100°に以下)で初透磁率が4. OOOOJン下と
々るためである。なお、適当な除動j速度は。
、溶体化処理、加工歪の除去のために行なうもので、加
熱温度を1000 ′C以」−融点以下としたのは再結
晶温度(約500℃)以上の加熱温度ならば再結晶は開
始するが、再結晶が不十分であ、9 、 ]、 000
℃以上特に1100℃さらに好壕しくは1200℃以」
二では十分再結晶し高透磁率を得るのに好適であるため
である。丑た熱処理の際の雰囲気は材料表面に酸化物の
生成を避けるために非酸化性雰囲気中外たは真空中が必
要である。この場合の加熱時間を10分間以上100時
間以下としたのは、加熱時間が温度と関連してお、!I
I) 14.00℃以上では10分程度の灼時間でも十
分再結晶させ得るが、加熱温度が1000℃未満の場合
100時間以上が必要となり工業的でない。なお、加熱
温度と加熱時間の関係は合金組成によシ決定する事が必
要である。上記再結晶完了状態より常温まで冷却する速
度を1000℃/分〜01℃/分の速度としたのは、1
ooo℃/分を超えると冷却による熱ひずみのために透
磁率が低下するし、また01℃/分未満では室温付近で
は高透磁率が得られるか、室温以下の低温度領域(特に
100°に以下)で初透磁率が4. OOOOJン下と
々るためである。なお、適当な除動j速度は。
との範凹て2合金組成に応じて決定すれば良い。
さらに、上記高温処理につづいて低温熱処理を行なう場
合は300〜700℃の加熱温度が適当で、この温度範
囲外では室温以下の低温度領域で初透磁率が40000
以下となる。また、この時の加熱時間および冷却速度を
それぞれ10分間以上100時間以下、および1000
℃/分〜01℃/分の速度としたのは、この範囲外でも
室温近傍での初透磁率は40000以上が得られるが。
合は300〜700℃の加熱温度が適当で、この温度範
囲外では室温以下の低温度領域で初透磁率が40000
以下となる。また、この時の加熱時間および冷却速度を
それぞれ10分間以上100時間以下、および1000
℃/分〜01℃/分の速度としたのは、この範囲外でも
室温近傍での初透磁率は40000以上が得られるが。
室温以下の低温度領域では4.0000以下となるため
である。
である。
また、室温以下の低温度領域で初透磁率40000以上
としたのは1本合金でシールドケースを作製した際の7
−ルド効果はシールドケースの寸法。
としたのは1本合金でシールドケースを作製した際の7
−ルド効果はシールドケースの寸法。
形状、構造VCも関連するが、初透磁率で4. OO0
0以上あれば火用土十分なシールド効果が得られるため
である。
0以上あれば火用土十分なシールド効果が得られるため
である。
次にこの発明の実施例について説明する。なおこの実施
例は本発明を限定するものではない。
例は本発明を限定するものではない。
〈実施例−1〉
767%N】−2,3%Mo −4,5% Cu −0
,5%Mn+16係Fe合金。
,5%Mn+16係Fe合金。
公称純度99係り上の原料を用い、上記組成となるよう
に配合した総重N 3 kgをアルミナルツボに入れ、
真空中(/ζて高周肢銹導炉て溶71!g L 、 C
。
に配合した総重N 3 kgをアルミナルツボに入れ、
真空中(/ζて高周肢銹導炉て溶71!g L 、 C
。
Ca r Mg + AZ等の脱酸剤、脱硫剤を少量添
加し適当な形状の鋳型に浴湯を注き込み健全なインク゛
71・を得/こ。このインク、、1・を1100Cて熱
間鍛造、熱間圧延により4. mm厚の仮にカB工し、
引き続き冷間圧延により1.5箇厚とした。次いで90
0℃で軟化焼鈍後、冷間圧延によ、j;l 1 tnm
厚としこれから外径10+nm内径6配のリング状試料
を打ち抜いた。この試料に水素中で2表IK示すような
行程の熱処理を施して同表に示すような特性が得られた
。測定温度は液体ヘリウム(4,2°K)、液体窒素(
77°K)、室温(293°K)とし、一部試料につい
ては196°K(ドライアイス+アセトン)でも測定し
た。1200℃、1時間加熱後10℃/分の速度で常温
まで冷却した時(表−1の(a))の測定温度と初透磁
率の関係を第2図に曲線1で示す。
加し適当な形状の鋳型に浴湯を注き込み健全なインク゛
71・を得/こ。このインク、、1・を1100Cて熱
間鍛造、熱間圧延により4. mm厚の仮にカB工し、
引き続き冷間圧延により1.5箇厚とした。次いで90
0℃で軟化焼鈍後、冷間圧延によ、j;l 1 tnm
厚としこれから外径10+nm内径6配のリング状試料
を打ち抜いた。この試料に水素中で2表IK示すような
行程の熱処理を施して同表に示すような特性が得られた
。測定温度は液体ヘリウム(4,2°K)、液体窒素(
77°K)、室温(293°K)とし、一部試料につい
ては196°K(ドライアイス+アセトン)でも測定し
た。1200℃、1時間加熱後10℃/分の速度で常温
まで冷却した時(表−1の(a))の測定温度と初透磁
率の関係を第2図に曲線1で示す。
以下余白
〈実施例−2〉
772・%Ni −2,5%Mo −4,6% Cu
−0,5% Mn−152係Fe合金。
−0,5% Mn−152係Fe合金。
この合金試料を〈実施例−1〉と同様な方法で製造し1
表2に示すような種々の熱処理を施して同表に示すよう
な特性か得られた。1200’C1時間加熱後10℃/
分−の速度で常&S tで冷却した時(表−2の(a)
)の測定温度と初透磁率の関係を第2図に曲ね2で示す
。
表2に示すような種々の熱処理を施して同表に示すよう
な特性か得られた。1200’C1時間加熱後10℃/
分−の速度で常&S tで冷却した時(表−2の(a)
)の測定温度と初透磁率の関係を第2図に曲ね2で示す
。
以下余日
実施例−1,2よシ、高温熱処理だけでも室温以下の低
温度領域で60000以上の初透磁率が得られており、
また、2段熱処理を施す場合でも460〜540℃で初
透磁率で40.000以上が得られていることから、低
温処理温度領域が広いことがわかる。
温度領域で60000以上の初透磁率が得られており、
また、2段熱処理を施す場合でも460〜540℃で初
透磁率で40.000以上が得られていることから、低
温処理温度領域が広いことがわかる。
〈実施例−3〉
表−3に示した組成の合金を〈実施例−1〉と同様な方
法で製造し評価した。その結果を表−3に示す。
法で製造し評価した。その結果を表−3に示す。
比較のために2Mo + Fe 十Cu = 27.2
%である場合シてつ因でも刊記したが、これは室温近傍
では高透磁率が得られているが、100°に以下では初
透磁率で4. OOOO以下となっている。
%である場合シてつ因でも刊記したが、これは室温近傍
では高透磁率が得られているが、100°に以下では初
透磁率で4. OOOO以下となっている。
旧・丞臼
以上述べたようにN1− Mo −Cu −Fe合金(
23%≦2 Mo +Fe +Cu < 27 % )
を1000℃り上融点以下の高温で非酸化性雰囲気ある
いは真空中(でおいて少々くとも10分間以上100時
間以下の時間加熱し、 、1000℃/分〜0. I
C/9の速度で常温まで冷却するか、あるいはこれをさ
らに300〜700℃の温度で10分間以上100時間
以下の時間加熱した後、1000℃/分〜01℃/分の
速度で常温1で除動Jすることにより熱処理が容易でか
つ室温以下の低温度領域で初透磁率4.0000以上を
有する高透磁率合金が得られる。
23%≦2 Mo +Fe +Cu < 27 % )
を1000℃り上融点以下の高温で非酸化性雰囲気ある
いは真空中(でおいて少々くとも10分間以上100時
間以下の時間加熱し、 、1000℃/分〜0. I
C/9の速度で常温まで冷却するか、あるいはこれをさ
らに300〜700℃の温度で10分間以上100時間
以下の時間加熱した後、1000℃/分〜01℃/分の
速度で常温1で除動Jすることにより熱処理が容易でか
つ室温以下の低温度領域で初透磁率4.0000以上を
有する高透磁率合金が得られる。
それ数本合金は室温以下で用いられるシールドケースに
用いて良好なシールド効果を示す。址だ。
用いて良好なシールド効果を示す。址だ。
室7’?A近傍でも十分な高透磁率を治していることか
ら1本合金を用いたシールドケースは室温以下のみなら
ず室温イ」近でも使用できるため工業上有益である。
ら1本合金を用いたシールドケースは室温以下のみなら
ず室温イ」近でも使用できるため工業上有益である。
以下余白
第1図は、従来のパーマロイの初透磁率と温度との関係
を示すグラフ、第2図は2本発明の異なる実施例の初透
磁率と温度との関係を示すグラフである。 1・・・実施例1の条件(、)で処理した合金の特性。 2・・・実室例2の条件(b)で処理した合金の特性。 温度(°K)
を示すグラフ、第2図は2本発明の異なる実施例の初透
磁率と温度との関係を示すグラフである。 1・・・実施例1の条件(、)で処理した合金の特性。 2・・・実室例2の条件(b)で処理した合金の特性。 温度(°K)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 重量部にてN174〜80%、 Mo、 0.5〜
4.5%。 Cu0.5〜65%、残部Feと少量の不純物とからな
シ、かつ23%< 2 Mo’ + Fe + Cu
< 27 %である。室温以下の低温度領域で初透磁率
4. OOO0以上を有することを特徴とする高透磁率
合金。 2、重量部にてN174〜80裂、Moo、5〜45%
。 CuO,5〜6.5%、残部Feと少量の不純物とから
なり、かつ23%< 2 Mo + Fe + Cu
< 27 %でちる合金を得、該合金を1000℃以上
融点以下の温度で非酸化性雰囲気あるいは真空中におい
て10分間以上100時間以下の時間加熱した後。 1000℃/分〜01℃/分の速度で常温まで冷却する
ことを特徴とした室温以下の低温度領域で初透磁率4.
OOO0以上を有する高透磁率合金の製造方法。 3、重量部にてN174〜80%、 Mo 0.5〜4
.5% 。 Cu0,5〜65%゛、残部Feと少量の不純物とから
なり、かつ23%≦2Mo + Fe 十Cu < 2
7%である合金を得、該合金を1000℃以上融点以下
の温度で非酸化性雰囲気あるいは真空中において少なく
とも10分間以上100時間以下の組成(C対応した適
当時間加熱した後常温1で冷却し、これをさらに300
〜700℃の温度で非酸化性雰囲気あるいは真空中にお
いて10分間」メ上100時間以下の時間加熱した後、
、1000℃/分〜01℃/分の速度で常温まで冷却
することを特徴とした室温以下の低温度領域で初透磁率
40000以上を有する高透磁率合金の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58031021A JPS59157248A (ja) | 1983-02-28 | 1983-02-28 | 高透磁率合金およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58031021A JPS59157248A (ja) | 1983-02-28 | 1983-02-28 | 高透磁率合金およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59157248A true JPS59157248A (ja) | 1984-09-06 |
Family
ID=12319861
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58031021A Pending JPS59157248A (ja) | 1983-02-28 | 1983-02-28 | 高透磁率合金およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59157248A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49115019A (ja) * | 1973-03-08 | 1974-11-02 | ||
JPS503912A (ja) * | 1973-05-17 | 1975-01-16 | ||
JPS5277820A (en) * | 1975-12-24 | 1977-06-30 | Nippon Mining Co Ltd | Wear resistant high permeability alloy |
JPS5816893A (ja) * | 1981-07-06 | 1983-01-31 | ヘキスト・アクチエンゲゼルシヤフト | オフセツト印刷版用支持体及びその製法 |
-
1983
- 1983-02-28 JP JP58031021A patent/JPS59157248A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49115019A (ja) * | 1973-03-08 | 1974-11-02 | ||
JPS503912A (ja) * | 1973-05-17 | 1975-01-16 | ||
JPS5277820A (en) * | 1975-12-24 | 1977-06-30 | Nippon Mining Co Ltd | Wear resistant high permeability alloy |
JPS5816893A (ja) * | 1981-07-06 | 1983-01-31 | ヘキスト・アクチエンゲゼルシヤフト | オフセツト印刷版用支持体及びその製法 |
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