JPS59157062A - 新規なキレ−ト化合物 - Google Patents

新規なキレ−ト化合物

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JPS59157062A
JPS59157062A JP3214983A JP3214983A JPS59157062A JP S59157062 A JPS59157062 A JP S59157062A JP 3214983 A JP3214983 A JP 3214983A JP 3214983 A JP3214983 A JP 3214983A JP S59157062 A JPS59157062 A JP S59157062A
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JP
Japan
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group
carbon atoms
phenol
general formula
0occh
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JP3214983A
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JPH0324465B2 (ja
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Masakazu Morigaki
政和 森垣
Michio Ono
三千夫 小野
Nobuo Koyakata
古舘 信生
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
  • Pyrrole Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新しいキレート化合物に関するものである。さ
らに詳しくは、ぴ−置換−2,6−ジーCN、N−ビス
(カルボキシメチル)アミノメチル〕フェノール化合物
に関するものである。
マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム、バリウム
イオン等のアルカリ土類金属イオン、またはニッケル、
銅、鉄、カドミウム、亜鉛、水銀イオン等の遷移金属イ
オンと錯体を形成するキレート剤は、EDTA全始めと
してキレート(コンプレキサン)化合物という名称で数
多く知られている。
(上野景平編’EDTA、コンプレキサ/の化学“南江
堂(lり77年)、上野景平編ゝキレート化学(5)、
錯体化学実験法/ 、 pp30/〜3.21、南江堂
(lり7j年)) これらのキレート化合物は、金属イオンマスク剤として
いるいろな工業分野に利用されている。
写真業界でも現像処理液にキレート化合物を添加する特
許が古、くから知られている。例えば特公昭67−jJ
?≠3号公報、向jj−123グを号公報、西独特許2
,2.27,1,3り、特公昭よ≠−/1itI号公報
、同j J −10900号公報等である。
これらのキレート剤が、容易に合成でき製造経費、最終
価格が安い事が重要であることは云うまでもない。その
意味で本発明Kかかるフェノール性キレ゛−ト剤は、出
発物質のフェノールが単純な化合物であシ、しかも次段
階が一工程のMannich反応で合成できることから
、優れたキレート剤系列に入るものと云える。さて、米
国特許3,3/2,112号に知られるキレート剤は、
本発明の一般式(I)のXが比較的低分子で、好ましい
Xとしてメチル基、カルボキシ基、ハロゲン原子、また
はスルホ基に限られている。
本発明の発明者は鋭意検討した結果、金属イオンを捕獲
する能力はむしろXに疎水性基、すなわち炭素数が多い
置換基金導入した方が向上することを見出し、本発明の
化合物に到達した。すなわち、本発明の要旨は下記の一
般式(1)または(II)で表わされるダー置換−2,
6−ジ[N。
N−ビス(カルボキシメチル)アミノメチル〕フェノー
ル化合物を提供するCとである。
一般式(1) 一般式(n) 式中、Xは炭素数6〜ツタのアルキル基、フェニル基、
炭素数7〜≠θのアルカンアミド基、炭素数t、20の
スルホンアミド基、炭素数7〜/7のアルコキシカルボ
ニル基、炭素数7〜17のカルバモイル基、炭素数ぶ〜
lりのスルファモイル基、炭素数6〜IOのスルホニル
基またはへテロ環基を表わし、Yは炭素数3〜7のアル
キレン基、−S O2−または−CONHCH2CH2
NHCO−を表わし、Mは水素原子、ナトリウム原子ま
たはカリウム原子を表わし、nはOまたは/を表わす。
次に一般式CI)または(L[lについて詳しく説明す
る。
Xで表わされる炭素数6〜/3のアルキル基は、直鎖で
も分枝鎖のものでもよく具体的には、ヘキシル基、ヘプ
チル基、オクチル基、ノニル基、ドデシル基、ペンタデ
シル基などを挙げることができる。
素原子、フェノキシ基、炭素数≠〜/4’のアルキル基
または炭素数グ〜/jのアルキル基で置換されたフェノ
キシ基を表わし、R′1は水素原子または炭素数2〜/
2のアルキル基金表わす。
、Xで表わされるスルホンアミド基は、具体的(はベン
ゼンスルホン了ミド基及びアルカンスルフォンアミド基
であシよシ具体的には、 表わし、R3は水素原子または炭素数7〜/λのアルギ
ル基を表わし、R4は炭素数7〜/lI−のアルキル基
を表わす。
原子まfcは炭素数≠〜10のアルキル基を表わし、R
61jl’炭素数弘〜16のアルキル基、フェニル基ま
たは置換フェニル基(置換基としては、ニトロ基、シア
ノ基、メチル基、塩素原子)を表わす。
Rs/d炭素数≠〜/Iのアルキル基、フェニル基、置
換フェニル基(置換基としては、ニトロ基、シアン基、
メチル基、塩素原子)を表わす。
Xで表わされるスルホニル基は、より具体的には−80
2−R9でアシ、ここでR9はフェニル基または炭素数
6〜ioのアルコキシ基で置換されたフェニル基金表わ
す。
Xで表わされるペテロ塩基としては、具体的にはλ−ベ
ンゾオキサシリル基を表わす、Yで表わされるアルキレ
ン基としては、より具体的には、メチレン基または炭素
数コル乙のアルキル基で置換されたメチレン基を表わす
次に一般式(I)または(II)Kよって表わされる化
合物について、そのうち代表的なものの具体例全以下に
示す。
)−/ 1−、z −J ■−/J HOOCCH 0OCCH 0OCCH 0OCCH I−/7 0OCCH 0OCCH 0OCCH 0OCCH ■−/J’ 0OCCH 0OCCH 0OCCH OOCCH ■−、!? HOOCCH 0OCCH HOOCC)T 0OCCH ニー。2り 0OCCH 0OCCH 0OCCH 0OCCH −30 0OCCH 0OCCH I(0,0CC)T OOCCH 本発明Kかかるキレート化合物は、市販のフェノール丑
りは容易に合成できるフェノールから/工程のMann
ich反応で形成することができる。
これらの化合物は、He1v、Chim、Acta3j
 。
77♂j(/93λ)または上野景平編ゝゝEDTAコ
ンプレキサンの化学”南江堂第タタ〜10j貢(/り7
7年)に記載の方法で合成することができる。
次に、一般式(r)まfcは(U)の化合物のうち代表
的なものについて以下に合成方法を示す。
実施例1 !−(2−エチルへキシルオキシカルボニル)−2,6
−ジ[N、N−ビス(カルボキシメチル)アミノメチル
〕フユノール(I−,5’)の合成法:イミノジ酢酸、
2≠7f(/、♂乙モル)とパラホルムアルデヒドjt
?(/、♂7モル)を蒸留水コoo7!、エタノール/
夕Omlに懸濁し、攪拌しな力5ら徐々に水酸化ナトリ
ウム/alrY(J。
7モル)を水、2oornlに溶解した液と滴下した。
その後’1−(2−エチルへキシルオキシカルボニル)
フェノール/よIr(O,A、2モル)を/jO屑fの
エタノールに溶解した液を添加し、内温ど0〜rz0で
6時間加熱攪拌した。反応後エタノールを減圧留去し、
残留物に蒸留水ケ加え4tlの容量としこの中に7N塩
酸を攪拌しながら徐々に滴下した。pHが/、!付近で
沈殿が析出するので上澄水を捨て、沈殿物を良く水洗し
、減圧乾燥した。乾燥後、この沈殿物をアセトン中に懸
濁さぞ、7時間攪拌し分散物を炉果した。減圧乾燥によ
り表記化合物−f2jO?(収率7!%)得た。
融点/33〜1lA7QC 実施例2 ≠−(≠−ベンジルオキシフェニルゞスルホニル)−2
,6−ジ(N、N−ビス(カルボキシメチル)アミノメ
チル〕フェノール(1−/lの合成:弘−(≠−ベンジ
ルオキシフェニル)スルホニルフェノール(≠、≠′ジ
ヒドロキシジフェニルスルホンを通常のアルキル化の条
件で、ベンジルクロリドにより半量ベンジルオキシ化し
離したものを使用)、27.Zf (0、Irモル)、
イミノジ酢酸≠23.6t(3,2モル)、パラホルム
アルデヒド、//!、2f?(0,3tモル)、エタノ
ール!00tnl、および蒸留水300m1f200C
で混合撹拌し、水酸化ナトリウム2j62の水4tOO
ゴに溶解した液を4tl分間かけて滴下。
(内温、toocまで上昇)内温100C−C24を時
間加熱攪拌した。冷却後蒸留水jlk添加し、攪拌しな
から制塩酸約220−を滴下pHk≠。
5に調整した。さらに1時間攪拌後不溶物全濾過し、濾
過に6N塩酸を徐々に滴下しpH全/、夕〜2.0に調
整した。析出した結晶を遠心濾過し、約5lの蒸留水で
洗浄した後乾燥した。乾燥した結晶を夕lのメタノール
に溶解し、活性炭jOfを添加し30分間加熱後、熱時
p過し攪拌しながら徐冷することによってさらさらした
結晶を析出させることができた。枦集乾燥し、表記化合
物373v(フェノールからの収率、7≠、04)’!
:得た。融点13g〜/≠3°C 一般式(r)で示される他の化合物についても前記の文
献及び上記の合成方法に基づいて容易に合成することが
できる。例えばXがスルホニル基、スルファモイル基、
カルバモイル基の場合については実施例/に基づいて、
ま7vXがアルキル基、フェニル基、アルカンアミド基
、スルホンアミド基、アルコキシカルボニル基、ヘゲ0
環基の場合については実施例λに基づいて容易に合成す
る0とができる。更に、Yが−802−1 −CONHCH2CH2NHCO−の場合については実
施例/に基づいて、Yがアルキレン基およびYがないも
の(N=00時)については実施例コに基づいて容易に
合成することができる。
次に、一般式(1)または(III)で表わされる化合
物のち代表的な化合物についてその融点を第1表に示し
た。
一般式(1)または(It)で示される化合物は、金属
イオン捕獲能においてすぐれた能力を有しているもので
あシ、このことを以下の参考例にて示す。
参考例 グー置換−2,t−ジ[N、N−ビス(カルボキシメチ
ル)アミノメチル〕フェノール類の金属イオン捕獲量 一般にキレート剤の種類によっである特定の金属イオン
にのみ特異的にキレートの安定度の選択性を示すことは
少なく(上野景平編’EDTA。
コンプレキサンの化学“pp、≠7〜j2)、キレート
剤間の此較である金属イオンに対するキレートの安定度
が高いキレート剤は他の金属イオンに対しても、相対的
に高いキレートの安定度を示すことが知られている。本
実験では金属イオンに対する各キレート剤の安定度の目
安全簡便に知るために以下の条件でカルシウム電極を使
用して測定した。
測定方法: 0カルシウム電極:0RIONモデルタ3−2θ ・測定pH:io(水酸化ナトリウム水溶液で補正) O被滴定液:Ca  10   モル/1(Ca (N
Oa ) 2 ・4AH20’fr、使用)・滴定液 
:10−2モル/lのキレート剤水溶液 上記被滴定液/θdKキレート剤を含む手記滴定液を順
次滴下し、その時のCa++濃度を測定しCa”i対し
2倍モルのキレート剤を添加するところまでの滴定曲線
全作成した。(第1図)第1図にクエン酸、ニトリロ三
酢酸、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)!’準物質
とした時のフェノール性キレート剤(実施例の化合物1
−/)の滴定曲線を示す。
各キレート滴定曲線は次の化合物に関するものである。
    CH2C0OH /  :  HO−C−COOH(J、/a)C1(2
COOH 3 : 化合物■=/ 弘 :  EDTA       (10,ざよ)()
内の一数字は、文献記載のCa”に対する安定度定数(
AogKML/M−L  lを表わす。
これらの標準物質の滴定曲線とCa+ +に対する安定
度定数の値の比較から本測定方法がキレート剤の安定度
全知る上で信頼できることがわかる。
したがって各キレート剤のCa  f捕獲する能力を下
記に従って定義し、キレート剤の安定度の目安とした。
但し[Ca”)o; Ca”の初濃度(10−3モル/
l) [Ca”]obs:キレート剤λ×lOモル/ l a
加した後のCa+1 濃度 −A!ogαの値が大きければca++捕獲カの高いキ
レート剤といえる。本発明の範囲に示めされるキレート
剤の一ノOga値を第2表に示す。
第2表 カルシウムイオン捕獲力 比較例用の化合物 第2表の結果から明らかなように炭素数か4あるいは7
以上の置換基を有する≠−置換−2,6−ジ(N、N−
ビス(カルボキシメチル)アミノメチル〕フェノール類
は優れたカルシウムイオン捕獲力を示すことがわかる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、キレート滴定曲線を示したものである。縦軸
は、Ca++濃度(単位:mole/7  )または電
位(単位:△mV)′t−表わし、横軸は、キレート滴
定液量(単位二mole/) )を表わす。 また各滴定曲線は次の化合物のものである。 CH2C0OH ■ / :  l0C−COOH CH2C00H 3: 化合物I−/ ≠ :  EDTA

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記の一般式(I)または(1)で示される化合物。 一般式(I) 一般式<11) 式中、Xは炭素数4./jのアルキル基、フェニル基、
    炭素数7〜参〇のアルカンアミド基、炭素数6〜20の
    スルホンアミド基、炭素数7〜/7のアルコキシカルボ
    ニル基、炭素数7〜17のカルバモイル基、炭素数t〜
    /りのスルファモイル基、炭素数i、、i oのスルホ
    ニル基またはへテロ環基を表わし、Yは炭素数3〜7の
    アルキレン基、−802−または−CONHCH2CH
    2NHCO−麟わし、Mは水素原子、ナトリウム原子ま
    たはカリウム原子を表わし、n、はOまたは/i表わす
JP3214983A 1983-02-28 1983-02-28 新規なキレ−ト化合物 Granted JPS59157062A (ja)

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JPH0324465B2 JPH0324465B2 (ja) 1991-04-03

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995006095A3 (de) * 1993-08-26 1995-08-03 Basf Ag Phenolische komplexbildner

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4011180A (en) * 1974-01-30 1977-03-08 The Upjohn Company Novel cocatalyst system for trimerizing polyisocyanates

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EP0785250A1 (de) * 1993-08-26 1997-07-23 Basf Aktiengesellschaft Phenolische Komplexbildner

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