JPS59156114A - ガス絶縁電気装置の圧力容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はＳＦ６ガス絶縁電気装置に係シ、特に、ガス絶
縁電気装置の基幹の構成物である圧力容器およびシース
の構造に関する。

〔従来技術〕

圧力容器、あるいは、シースは製缶、溶接によって構成
される構造物であシ、その使用目的からいって、従来は
ガス気密性、組立構成上の寸法精度の必要上からガス気
密面、組立接合面は製缶溶接完成後、大型工作機械で切
削加工を行なっていた。変電所の高電圧、大容量化によ
り゛、５００ＫＶ母線シースを例にとると、直径２ｍ、
長さ１５ｍの大容器が必要となシ、従来のように溶接が
全て完成後、シール性、ならびに寸法精度ｙ確保するた
めに、切削仕上加工を行なうとすれば超大形の工作機械
設備が必要となシ問題であった。

すなわち、第１図にガス絶縁電気装置に使用される母線
用の容器の従来品の一般的な形状の一例を示す。

胴９０両端部には接合フランジ１０が内外共にガス気密
溶接１２によって取付けられ、必要に応じて、他の器具
装置を取付けるため、あるいは、点検に必要な点検窓と
して、ノズルフランジ１４、運搬、移動のための吊シ金
具１６、現地据付のための据付脚１５などが溶接により
一体に取付けられる。

従来、溶接一体構造物のフランジ接合仕上面１３を大型
工作機械で切削加工していた。そのユニットが必要に応
じて第２図に示すように直列に接続され、フランジ接合
部でガス気密に、しかも寸法精度よく結合される。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、圧力容器およびシース類が超大型化し
ても、従来の製缶、溶接で圧力容器、シース類を精度よ
く、シかも経済的に製造できる構造を提供するにある。

〔発明の概要〕

本発明の要点は圧力容器シース類のシール面、あるいは
、組立上の接合部分の各構成ブロックを予め精度よく切
削加工仕上したものを組合せ溶接し、溶接変形を極小と
する設計構造ならびに溶接施工法を採用することにより
、全体構成後の切削加工を不要としたことにある。

〔発明の笑施例〕

第３図、第４図に示すように、胴板は主胴板１８が一個
と短胴板１９が二個で構成され、短胴板１９には接合フ
ランジ２０を予めガス気密溶接２１で溶接構成した状態
でブロックのうちに接合面２２および０１Ｊング溝２６
を精度よく工作機械で切削仕上をしておく。これを、主
胴板１８に溶接取付けする際に、半円形状の補強リング
２３を胴の外周に配置し、補強リング材２３を裏当金の
役割として、主胴板１８、短胴板１９、補強リング材２
３を同時に一体に気密溶接を実施する。この際の溶接熱
による変形は補強リング材２３によって防止できること
が実際の実機製作により確認されている。また、この補
強リング材２３を運搬時の吊シ金具として利用すること
も可能であり、特別な金具の溶接取付が不要となり、ま
た、据付脚のメンバーとしても利用できる。なお、図中
２４．２５は溶接線２８は据付屓である。

〔発明の効果〕

本発明によれば接合フランジの溶接後の変形が防止でき
、各ブロックを小さなうちに切削仕上加工できる。また
、外周の補強リングが胴板の補強となり、吊シ上げ、運
搬、据付、ガス充填時の胴板変形を防止し、内部構造部
に過重な変形ストレスが加わるのを防止できる。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は従来のガス絶縁電気装置に使用される
容器の側面図、第３図、第４図は本発明の一実施例の容
器のそれぞれ側面図、部分断面図である。 柄１図 第２図 弔Ｂ図 弔４（￥］

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、　カス絶縁電気装置に使用する圧力容器において、
   端部の接合フランジに比較的近い位置の胴板の周継手溶
   接部の裏当金および前記圧力容器の溶接熱変形を防止す
   るためのリング状の補強材をタンク胴の外周へ溶接取付
   けしたことを特徴とするガス絶縁電気装置の圧力容器。