JPS59154148A - 磁性粒子と非磁性粒子の分離方法 - Google Patents

磁性粒子と非磁性粒子の分離方法

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JPS59154148A
JPS59154148A JP58028004A JP2800483A JPS59154148A JP S59154148 A JPS59154148 A JP S59154148A JP 58028004 A JP58028004 A JP 58028004A JP 2800483 A JP2800483 A JP 2800483A JP S59154148 A JPS59154148 A JP S59154148A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
particles
magnetic particles
magnetic
slurry
raw material
Prior art date
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Pending
Application number
JP58028004A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Kenmoku
見目 善弘
Soichiro Sakata
総一郎 阪田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by NEC Corp, Nippon Electric Co Ltd filed Critical NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は磁性粒子と非磁性粒子の分離方法に関し、特に
磁気的に分離する方法に関する。
磁性粒子と非磁性粒子の混合粉体から、磁性粒子と非磁
性粒子を分離する方法として、いわゆる磁気を利用した
磁気分離が一般的である。しかし、分離後の粒子の純度
は、分離前の粒子の凝集の状態により大きく異なってく
る。つまシ磁性粒子と非磁性粒子が凝集した粉体を磁気
的に分離すると、磁性粒子に対し非磁性粒子が、非磁性
粒子に対し磁性粒子が混在した粒子が得られ、分離によ
って得られた磁性粒子と非磁性粒子の純度が悪い場合、
それぞれの粒子の利用上、大きな問題となる。
磁気分離機によって分離した粒子の利用方法に関しては
、磁性粒子のみが有用物であシ非磁性粒子は不用物であ
る場合や、逆に非磁性粒子のみが有用物であシ磁性粒子
が不用物である場合、さらに磁気分離によって別々に回
収された磁性粒子と非磁性粒子のそれぞれが共に有用物
である場合の3通りに分類される。
いずれの場合も有用粉体の純度は、磁気分離機の性能以
外に、分離前の磁性粒子と非磁性粒子の凝集の度合に大
きく影響される。つまシ凝集の度合が大きいと、磁気分
離機で磁気的に捕捉される磁性粒子に混じシ込む非磁性
粒子の割合が大きくカシ、逆に磁気分離機を通過する非
磁性粒子に混じシ込む磁性粒子の割合も大きく力って、
有用粉体の純度は低下する1、凝集の度合が小さいと、
磁気分離機で磁気的に捕捉される磁性粒子に混じり込む
非磁性粒子の割合は小さく、また磁気分離機を通過する
非磁性粒子に混じシ込む磁性粒子の割合も小さくなシ、
有用粉体の純展も向上する。
第1図は従来の湿式磁気分離装置の一例の系統図である
磁性粒子と非磁性粒子が懸濁した原水は、原水槽1から
ポンプ2によって汲み出され、回転木馬式磁気分離機1
3の回転容器17のマトリックス15に注入される。原
水中の磁性粒子は、磁石18の発生する磁界14によっ
て磁化されたマトリックス15に吸着される。原水W中
から磁性粒子を除去された非磁性粒子を含む処理水W′
はマトリックス15から流下し、処理水槽5に貯留され
る。容器17が非磁界16の位置に回転してきたときに
、そのマトリックス15に洗浄水Sを注入し、吸着され
た磁性粒子を洗浄する。この磁性粒子を含む洗浄水S′
は急速沈降槽19に送る。その上澄みは洗浄水槽10に
流れ込み、ポンプ11で汲み出されてマトリックス15
の洗浄に循環再利用される。一方、急速沈降槽19内の
沈殿液および洗浄水槽10の沈殿物は沈殿槽8に貯留さ
れる。
非磁性粒子は、処理水槽5からポンプ6によって、また
磁性粒子は沈殿槽8からポンプ9によってそれぞれ取シ
出される。なお、3,7は攪拌機であシ、4.12は流
量計である。
第2図は従来の湿式磁気分離装置の他の例の系統図であ
る。
磁性粒子と非磁性粒子が懸濁した原水は、原水槽21か
ら原水ポンプ22によシ配管23を経て高勾配磁気分離
機24に送られる。磁気分離機24は、直流電源25に
よシ励磁される空心コイル26の内部に円筒27を設け
、その中を多孔板30Aと30Bで区画し、この間にマ
トリックス28を収容する。マトリックス28には、強
磁性材から成るウールやエキスバンドメタルやパンチン
グメタルや金網などが用いられる。これは第1図のマト
リックス15についても同様、である。空心コイル26
の外側は軟鉄製のフレーム29で囲まれている。空心コ
イル26が励磁されると、円筒27内に強力な磁界が発
生し、マ) IJフックス8が磁化される。この円筒2
7内に原水を送シ込むと、液中の磁性粒子がマトリック
ス28に捕捉され、磁性粒子を除去された原水は処理水
として配管31および35を経て系外に排出される。
マトリックス28に捕捉された磁性粒子は、直流電源2
5による空心コイル26の励磁を解除したのち、逆洗ポ
ンプ32から配管33および31を経て送られる逆洗水
によシマトリックス28から脱離され、配管34を経て
排出される。
上記の磁気分離法を用いてチップコンデンサ原料粉から
磁性粒子を分離した例について説明する。
チップコンデンサ原料粉はスチールボールミルで湿式微
粉砕される。このときスチールボールの摩耗による鉄微
粒子が混入してくる。鉄微粒子はコンデンサの絶縁抵抗
を下げ、不良の原子となるので除かねばならない。
ボールミルされたチップコンデンサ粉を含む原水の組成
を第1表に示す。この原水を第2表に示す処理条件で磁
性粒子の分離を行った。
第1表 第2表 磁気分離の結果、投入原料の30俤がマ) IJソック
ス付着し、70チがマトリックスを通過した。
マ) IJソックス付着した部分の不純鉄濃度は100
0p p m 、マトリックスを通過した部分の不純鉄
濃度は430 ppmであった。即ち、鉄除去率は72
チ、原料回収率は70チと不満足麦結果でおった。
このように、磁性粒子の除去率及び原料回収率が悪いの
は原料粉と鉄粉とが凝集を起すためでおる。しかしなが
ら、従来の磁気分離法ではこの凝集を壊して磁性粒子除
去率あるいは原料回収率を向上させることができず、磁
性粒子と非磁性粒子の分離度が悪いままであるという欠
点があった。
本発明の目的は、上記欠点を除去し、分離度を向上させ
た磁性粒子と非磁性粒子との分離方法を提供するもので
ある。
本発明の磁性粒子と非磁性粒子との分離方法は、分離さ
れるべき原料粉を液体と混合してスラリーとする工程と
、前記スラリーを粉砕機にかけて前記原料粉の凝集体を
粉砕する工程と、前記スラリーを磁気分離機で磁性粒子
と非磁性粒子とに分離する工程とを含んで構成される。
第3図は本発明の一実施例に使用する分離装置の系統図
である。
この分離装置は、第1因に示した分離装置に粉砕機20
を追加したものである。分離されるべき原料粉は水など
の液体と混合され、スラリーに形成され、原水槽1に入
れられる。スラリーはポンプ2によって汲出され、粉砕
@20に送られる。
粉砕機20で原料粉の凝集体を充分に粉砕する。
しかる後、スラリーを磁気分離機13の容器17のマト
リックス15に注入する。以降の工程は第1図で説明し
たのと同じである。
第4図は粉砕機の一例の部分切欠き側面図である。
ホッパー40に投入されたスラリーは、シャフト46の
先端にあるインペラ41によって、二つの砥石44と4
5との間隙部分に圧入され、スラリー中の粒子はまず、
高速回転する下部砥石45によって跳ね飛ばされ、固定
した上部砥石44の内側斜面に衝突し、この際、強い遠
心力による衝撃を受ける。次に−E下砥石間の斜面の間
隙を通過する際、そこに生じる剪断力、摩砕力で次第に
粉砕、分散される。さらに2枚の砥石間の水平面の間隙
において、十分粉砕微粒化されて排出口43よシ流出す
る。なお、砥石の材質はアランダムとし、砥石間隙は可
変であるが、この実施例では50μm、下部砥石の回転
数は9000 r、pxn、とした。
次に、この分離装置を用いて、前述と同じチップコンデ
ンサ原料を分離した例について説明する。
スラリー組成及び処理条件は、従来法との差を明確にで
きるように、第1表及び第2表に示す通シとした。第3
図及び第4図で説明した方法によシ粉砕及び磁気分離を
行った所、投入原料中の5チのみがマトリックス15に
付着し、残シの95チがマトリックスを通過した。付着
した粉末の鉄濃度は1l1000pp、通過した粉末の
鉄濃度は53pI)mであった。即ち、鉄除去率は91
%、原料回収率は95チと向上し、良好な結果が得られ
た。
上記実施例に用いた分離装置は、第1図に示す分離装置
に粉砕機を付加したものであるが、第2図に示す分離装
置に粉砕機を付加して用いても良い。
以上詳細に説明したように、本発明によれば、磁性粒子
と非磁性粒子との分離度が向上する磁性粒子と非磁性粒
子の分離方法が得られるのでその効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の湿式磁気分離装置の一例の系統図、第2
図は従来の湿式磁気分離装置の他の例の系統図、第3図
は本発明の一実施例に使用する分離装置の系統図、第4
図は粉砕機の一例の部分切欠き側面図である。 1・・・・・・原水槽、2・・・・・・ポンプ、3・・
・・・・攪拌機、4・・・・・・流量計、5・・・・・
・処理水槽、6・・・・・・ポンプ、7・・・・・・攪
拌機、8・・・・・・沈殿槽、9・・・・・・ポンプ、
10・・・・・・洗浄水槽、11・・・・・・ポンプ、
12・・・・・・流量針、13・・・・・・回転木馬式
磁気分離機、14・・・・・・磁界発生空間、15・・
・・・・マトリックス、16・・・・・・非磁界空間、
17・・・・・・回転容器、18・・・・・・磁石、1
9・・・・・・急速沈降槽、20・・・・・・粉砕後、
21・・・・・・原水槽、22・・・・・・ポンプ、2
3・・・・・・配管、24・・・・・・高勾配磁気分離
機、25・・・・・・直流電源装置、26・・・・・・
空心コイル、27・・・・・・円筒、28・・・・・・
マトリックス、29・・・・・・フレーム、30A、3
0B・・・・・・多孔板、31・・・・・・配管、32
・・・・・・ポンプ、33.3435・・・・・・配管
、40・・・・・・ホッパー、41・・・・・・インペ
ラ、42・・・・・・ケーシング、43・・・・・・流
出口、44・・・・・・上部砥石、45・・・・・・下
部砥石、46・・・・・・シャフト、47・・・・・・
七−タ。 第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 分離されるべき原料粉を液体と混合してスラリーとする
    工程と、前記スラリーを粉砕機にかけて前記原料粉の凝
    集体を粉砕する工程と、前記スラリーを磁気分離機で磁
    性粒子と非磁性粒子とに分離する工程とを含むことを特
    徴とする磁性粒子と非磁性粒子の分離方法。
JP58028004A 1983-02-22 1983-02-22 磁性粒子と非磁性粒子の分離方法 Pending JPS59154148A (ja)

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JP58028004A JPS59154148A (ja) 1983-02-22 1983-02-22 磁性粒子と非磁性粒子の分離方法

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JPS59154148A true JPS59154148A (ja) 1984-09-03

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JP58028004A Pending JPS59154148A (ja) 1983-02-22 1983-02-22 磁性粒子と非磁性粒子の分離方法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5110483A (en) * 1990-01-02 1992-05-05 Smit Transformatoren B.V. Separation of particles adsorbed on carrier material
JP2014079698A (ja) * 2012-10-16 2014-05-08 Jfe Steel Corp 磁力選別方法及び磁力選別設備
CN104984824A (zh) * 2015-06-03 2015-10-21 张天昊 一种研磨磁选的方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5110483A (en) * 1990-01-02 1992-05-05 Smit Transformatoren B.V. Separation of particles adsorbed on carrier material
JP2014079698A (ja) * 2012-10-16 2014-05-08 Jfe Steel Corp 磁力選別方法及び磁力選別設備
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