JPS5915405A - クロロスルホン化ポリエチレンの製造法 - Google Patents
クロロスルホン化ポリエチレンの製造法Info
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- JPS5915405A JPS5915405A JP12292282A JP12292282A JPS5915405A JP S5915405 A JPS5915405 A JP S5915405A JP 12292282 A JP12292282 A JP 12292282A JP 12292282 A JP12292282 A JP 12292282A JP S5915405 A JPS5915405 A JP S5915405A
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- chlorosulfonated polyethylene
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、塩化スルフリルと塩素を用いるクロロスルホ
ン化ポリエチレンの製造法に関する。
ン化ポリエチレンの製造法に関する。
ポリエチレンをクロロスルホン化して得られる塩素含量
20〜60%、イオウ含量(13〜4重量−のクロロス
ルホン化ポリエチレンは、耐候性。
20〜60%、イオウ含量(13〜4重量−のクロロス
ルホン化ポリエチレンは、耐候性。
耐油性、耐オゾン性などに優れたゴムとして有用である
ことが知られている。このクロロスルホン化ポリエチレ
ンの製造は、塩素と二酸化イオウ、塩素と塩化スルフリ
ルおよび塩化スルフリルのみで行なう方法が知られてい
る。これらの製法のうち、塩化スルフリルをクロロスル
ホン化剤として用いるものでは、反応によって副生ずる
二酸化イオウを塩素と反応さして塩化スル7リルとして
回収し、再使用することが行なわれている。
ことが知られている。このクロロスルホン化ポリエチレ
ンの製造は、塩素と二酸化イオウ、塩素と塩化スルフリ
ルおよび塩化スルフリルのみで行なう方法が知られてい
る。これらの製法のうち、塩化スルフリルをクロロスル
ホン化剤として用いるものでは、反応によって副生ずる
二酸化イオウを塩素と反応さして塩化スル7リルとして
回収し、再使用することが行なわれている。
このうち、塩素と塩化スルフリルによるクロロスルホン
化ポリエチレンの製造は、塩化スル7リルによるクロロ
スルホン化の効率が高温では劣ることから、ポリエチレ
ン11(100〜160℃)で溶解し、ついで高温(1
00℃以上)でまず塩素によるポリエチレンの塩素化を
行なったのち、50〜80℃の温度で塩化スルフリルと
反応サセ、クロロスルホン化ポリエチレンを得ている。
化ポリエチレンの製造は、塩化スル7リルによるクロロ
スルホン化の効率が高温では劣ることから、ポリエチレ
ン11(100〜160℃)で溶解し、ついで高温(1
00℃以上)でまず塩素によるポリエチレンの塩素化を
行なったのち、50〜80℃の温度で塩化スルフリルと
反応サセ、クロロスルホン化ポリエチレンを得ている。
この方法は、塩化スルフリルの添加−を低温で行なうた
め、′スルホクロル化の効率は向上するものの、反応温
度が二段階に分かれていることによる反応操作上の難点
がある。すなわち、クロロスルホン化ポリエチレンの反
応液は、通常、数千ないし敵方センチボイズを有してお
り、このような高粘度溶液の反応温度を外部からの熱に
よって変化させることは困難である。また、低温での塩
化スル7リルの反応は常圧下で行なわれることから、塩
化スルフリルより副生する二酸化イオウを塩素と反応さ
せ、塩化スルフリルとして回収しようとすると、その収
率が低く経済的でない。
め、′スルホクロル化の効率は向上するものの、反応温
度が二段階に分かれていることによる反応操作上の難点
がある。すなわち、クロロスルホン化ポリエチレンの反
応液は、通常、数千ないし敵方センチボイズを有してお
り、このような高粘度溶液の反応温度を外部からの熱に
よって変化させることは困難である。また、低温での塩
化スル7リルの反応は常圧下で行なわれることから、塩
化スルフリルより副生する二酸化イオウを塩素と反応さ
せ、塩化スルフリルとして回収しようとすると、その収
率が低く経済的でない。
他方、塩化スル7リルのみで高温(100℃以上)、高
圧下でクロロスルホン化を行なえば上記の難点はある程
度解決されるものの、高温ではクロロスルホン化の反応
率が劣るため、回収すべき二酸化イオウの量が著しく多
くなって回収率のわずかな違いが製造コストに大きく影
響しゃすい。
圧下でクロロスルホン化を行なえば上記の難点はある程
度解決されるものの、高温ではクロロスルホン化の反応
率が劣るため、回収すべき二酸化イオウの量が著しく多
くなって回収率のわずかな違いが製造コストに大きく影
響しゃすい。
また、塩化スルフリルのみの反応では、塩素化とクロロ
スルホン化が同時に進行するため、ポリマー中の塩素、
イオウ含量を任意に選定することが困難であったり、あ
るいは未反応塩化スルフリルの一部が残存するための影
響と思われる生成ポリマーの着色や、分離、乾燥工程で
の腐食等を派生しやすい。
スルホン化が同時に進行するため、ポリマー中の塩素、
イオウ含量を任意に選定することが困難であったり、あ
るいは未反応塩化スルフリルの一部が残存するための影
響と思われる生成ポリマーの着色や、分離、乾燥工程で
の腐食等を派生しやすい。
すなわち、本発明はこのような塩化スル7リルを用いる
クロロスルホン化ポリエチレンの製造上の難点を解消す
ることを目的としたものであって特に塩素と塩化スルフ
リルを用いるクロロスルポン化ポリエチレンの製造を特
定の条件下に行なうものであり、反応温度が少なくとも
85℃以上、150℃以下で、好ましくは90〜120
℃の温度で塩化スルフリルを用いてポリエチレンのクロ
ロスルホン化を行なう工程と塩素により塩素化する工程
とからなり、両者の反応を同一温度で加圧下に行なう製
法に関する。
クロロスルホン化ポリエチレンの製造上の難点を解消す
ることを目的としたものであって特に塩素と塩化スルフ
リルを用いるクロロスルポン化ポリエチレンの製造を特
定の条件下に行なうものであり、反応温度が少なくとも
85℃以上、150℃以下で、好ましくは90〜120
℃の温度で塩化スルフリルを用いてポリエチレンのクロ
ロスルホン化を行なう工程と塩素により塩素化する工程
とからなり、両者の反応を同一温度で加圧下に行なう製
法に関する。
塩化スルフリルによる反応は、温度が低いとスル7オニ
ルクロライド基(−so!at )がポリエチレンに付
加しやすくなり、所要とするイオウ合併を付加させるた
めの塩化スルフリル量は少なくする必要があり、これに
伴い塩化スルフリルによる塩素化も少な(なってくるが
、本発明においては、塩化スルフリルによる塩素化が所
要とする塩素含量の少なくとも30%相当量以上になる
よう用いることが重要である。すなわち、塩化スルフリ
ルによる塩素化が低い場合には、塩素による塩素化に長
い時間を要し、また、塩化スル7リルとの反応で副生す
る二酸化イオウの回収が、定常化しK<くなるなどの難
点がある。
ルクロライド基(−so!at )がポリエチレンに付
加しやすくなり、所要とするイオウ合併を付加させるた
めの塩化スルフリル量は少なくする必要があり、これに
伴い塩化スルフリルによる塩素化も少な(なってくるが
、本発明においては、塩化スルフリルによる塩素化が所
要とする塩素含量の少なくとも30%相当量以上になる
よう用いることが重要である。すなわち、塩化スルフリ
ルによる塩素化が低い場合には、塩素による塩素化に長
い時間を要し、また、塩化スル7リルとの反応で副生す
る二酸化イオウの回収が、定常化しK<くなるなどの難
点がある。
他方、塩化スルフリルの添加量を多くすると、塩素によ
る塩素化工程が短かくなり、イオウ含量を所定の値に合
致させることが困難であるばかりでなく、塩化スルフリ
ルのみで行なった場合と同様なポリマーの着色などの難
点が派生する。したがって、塩化スルフリルは、所要と
する塩素含量の30〜90%相当量になるよう用いるこ
とが好ましい。
る塩素化工程が短かくなり、イオウ含量を所定の値に合
致させることが困難であるばかりでなく、塩化スルフリ
ルのみで行なった場合と同様なポリマーの着色などの難
点が派生する。したがって、塩化スルフリルは、所要と
する塩素含量の30〜90%相当量になるよう用いるこ
とが好ましい。
すなわち、本発明は上記塩化スルフリルの特定量を85
℃〜150℃(好ましくは90〜120℃)の温度でポ
リエチレンと反応させる工程と、同温度で塩素と反応さ
せる工程からなる。塩化スルフリルおよび塩素は、反応
系に一括添加するか連続的に行なうか、あるいは何回か
に分けて行なってもよいが、通常はポリエチレンと塩化
スルフリルとを反応させた後、塩素と反応させろか、塩
素とポリエチレンを反応させた後、塩化スルフリルと反
応させるかのどちらかの方法で行なわれ、塩素と塩化ス
ルフリルは連続的に添加する。この方法は、ポリマーの
塩素ならびにイオウ含量をチェックしながら添加量を決
めることができるため、品質のバラツキが少ないクロロ
スルホン化ポリエチレンが得やすい。
℃〜150℃(好ましくは90〜120℃)の温度でポ
リエチレンと反応させる工程と、同温度で塩素と反応さ
せる工程からなる。塩化スルフリルおよび塩素は、反応
系に一括添加するか連続的に行なうか、あるいは何回か
に分けて行なってもよいが、通常はポリエチレンと塩化
スルフリルとを反応させた後、塩素と反応させろか、塩
素とポリエチレンを反応させた後、塩化スルフリルと反
応させるかのどちらかの方法で行なわれ、塩素と塩化ス
ルフリルは連続的に添加する。この方法は、ポリマーの
塩素ならびにイオウ含量をチェックしながら添加量を決
めることができるため、品質のバラツキが少ないクロロ
スルホン化ポリエチレンが得やすい。
このような本発明の方法で得られたクロロスルホン化ポ
リエチレンは、高温(100℃以上)で塩素化した後、
50〜80℃で塩化スルフリルと反応するか、塩化スル
フリルのみで反応して得られた通常のクロロスルホン化
ポリエチレンに比べ品質にも優れたものが得られる。
リエチレンは、高温(100℃以上)で塩素化した後、
50〜80℃で塩化スルフリルと反応するか、塩化スル
フリルのみで反応して得られた通常のクロロスルホン化
ポリエチレンに比べ品質にも優れたものが得られる。
本発明においてクロロスルホン化されるポリエチレンと
しては、メルトインデックス0.1〜2001/10分
を有する低密度ないし高密度ポリエチレン、さらにエチ
レンおよびこれと共重合しうる共単量体、例えば、酢酸
ビニル、ブテン−1,プロピレン、アクリル酸などを1
〜50重t%まで含有するよう共重合して得られたエチ
レン共重合体をも含めて定義する。
しては、メルトインデックス0.1〜2001/10分
を有する低密度ないし高密度ポリエチレン、さらにエチ
レンおよびこれと共重合しうる共単量体、例えば、酢酸
ビニル、ブテン−1,プロピレン、アクリル酸などを1
〜50重t%まで含有するよう共重合して得られたエチ
レン共重合体をも含めて定義する。
次に、このポリエチレンを溶解するための溶媒としては
、例えば、四塩化炭素、テトラクロロエタン、クロロホ
ルム、クロルベンゼン、ヘキサクロロブタンなどのハロ
ゲン化溶剤が使用できる。
、例えば、四塩化炭素、テトラクロロエタン、クロロホ
ルム、クロルベンゼン、ヘキサクロロブタンなどのハロ
ゲン化溶剤が使用できる。
ポリエチレンはこれら溶剤に2〜20重量%の濃度で溶
解させる。反応は、ポリエチレンを溶解したのち、塩化
スル7リルと塩素を用いて行なうが、この時、反応の触
媒として、2.2’アゾビスイソブチロニトリルや2,
2′アゾビス(2,4ジメチルバレロニトリル)のよう
なアゾ系開始剤か、ベンゾイルパーオキサイドやジ2エ
チルヘキシルパーオキシジカーボネートのようなパーオ
キサイド系の開始剤を用いる。これらはポリエチレンに
対し101〜2.0重量%を反応に用いた同種の溶剤に
溶解し、反応中ポンプで連続的に添加する。またクロロ
スルホy化の助触媒としてピリジン、キノリンのような
第三級アミンの少量を上の触媒液とともに添加する。
解させる。反応は、ポリエチレンを溶解したのち、塩化
スル7リルと塩素を用いて行なうが、この時、反応の触
媒として、2.2’アゾビスイソブチロニトリルや2,
2′アゾビス(2,4ジメチルバレロニトリル)のよう
なアゾ系開始剤か、ベンゾイルパーオキサイドやジ2エ
チルヘキシルパーオキシジカーボネートのようなパーオ
キサイド系の開始剤を用いる。これらはポリエチレンに
対し101〜2.0重量%を反応に用いた同種の溶剤に
溶解し、反応中ポンプで連続的に添加する。またクロロ
スルホy化の助触媒としてピリジン、キノリンのような
第三級アミンの少量を上の触媒液とともに添加する。
り四ロスルホン化が所定の値に達したら反応系の圧力を
常圧し、系内に残存する酸分を窒素を少量流しながら系
外へ除去する。次いで2,2′プロパンビスフエノール
とエピクロルヒドリンの縮合物のようなエポキシ化合物
を添加し、常法によりクロロスルホン化ポリエチレンを
分離、乾燥する。
常圧し、系内に残存する酸分を窒素を少量流しながら系
外へ除去する。次いで2,2′プロパンビスフエノール
とエピクロルヒドリンの縮合物のようなエポキシ化合物
を添加し、常法によりクロロスルホン化ポリエチレンを
分離、乾燥する。
次に本発明を実施例ならびに比較例で具体的に説明する
が、これらは本発明の理解を助けるための例であって、
本発明はこれらに限定されるものではない。
が、これらは本発明の理解を助けるための例であって、
本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例1
内容積SOtの攪拌機付グラスライニング胛皮ろ器にメ
ルトインデックス5.05’/10分を有する密度Q、
961S’/CCのポリエチレンN OKpを四塩化炭
素30Kp[加圧下、110℃の温度で1時間かけて溶
解させた。次いで(L O07Kgのピリジンとnoo
BKgの2,2′アゾビスイソブチロニトリルを5 K
Qの四塩化炭素に溶解した触媒液を反応系にポンプで注
入しはじめた。次に賜化スルフリル3.64 K9を約
2時間かけて注入した。この間反応系の圧力を4.0
Kg / cm 2に保持するよう連続的に系内より発
生するガスを放出した。このガス成分は大部分塩化水素
と亜硫酸ガスの混合物であることからこれを活性炭を充
填した塔に導き、塩素と反応させて塩化スルフリルとし
て回収した。
ルトインデックス5.05’/10分を有する密度Q、
961S’/CCのポリエチレンN OKpを四塩化炭
素30Kp[加圧下、110℃の温度で1時間かけて溶
解させた。次いで(L O07Kgのピリジンとnoo
BKgの2,2′アゾビスイソブチロニトリルを5 K
Qの四塩化炭素に溶解した触媒液を反応系にポンプで注
入しはじめた。次に賜化スルフリル3.64 K9を約
2時間かけて注入した。この間反応系の圧力を4.0
Kg / cm 2に保持するよう連続的に系内より発
生するガスを放出した。このガス成分は大部分塩化水素
と亜硫酸ガスの混合物であることからこれを活性炭を充
填した塔に導き、塩素と反応させて塩化スルフリルとし
て回収した。
塩化スル7リルの添加が終ったら先の開始剤液の注入を
一時停止し、反応器より少量サイプルを抜き出し、常法
によりポリマーを分離し、その塩素含量と硫黄含量を測
定したところ、塩素含量2五57重t%、イオウ含量1
.17車散チであった。
一時停止し、反応器より少量サイプルを抜き出し、常法
によりポリマーを分離し、その塩素含量と硫黄含量を測
定したところ、塩素含量2五57重t%、イオウ含量1
.17車散チであった。
次いで先の触媒液をポンプで反応系に注入しながら、5
at7分の流速で塩素ガスを吹込み反応させた。塩素化
は温度110℃、圧力2.7gy/cm’で155分行
なった。反応が終ったら触媒液の注入を止め、反応系の
温度を70℃まで圧力を常圧まで低下させた。次いで反
応系に少量の窒素を反応器底部より導入して四塩化炭素
を還流させながら系内の酸分を除去した。次いで2,2
′プロパンビスフエノールとエピクロルヒドリンの縮合
物を0.05に9を添加したのち、150℃に加熱した
ドラムドライヤーでクロロスルホン化ポリエチレンの分
離、乾燥を行なった。得られたポリマーは、塩素55.
58重量チ、イオウ1.03重量係を含有していた。
at7分の流速で塩素ガスを吹込み反応させた。塩素化
は温度110℃、圧力2.7gy/cm’で155分行
なった。反応が終ったら触媒液の注入を止め、反応系の
温度を70℃まで圧力を常圧まで低下させた。次いで反
応系に少量の窒素を反応器底部より導入して四塩化炭素
を還流させながら系内の酸分を除去した。次いで2,2
′プロパンビスフエノールとエピクロルヒドリンの縮合
物を0.05に9を添加したのち、150℃に加熱した
ドラムドライヤーでクロロスルホン化ポリエチレンの分
離、乾燥を行なった。得られたポリマーは、塩素55.
58重量チ、イオウ1.03重量係を含有していた。
このポリマー約3002を約50℃に加熱したロールで
混練し、厚さ約I%のシートを作成した。
混練し、厚さ約I%のシートを作成した。
次いでこのシートより巾20′X、長さ50′Xの試験
片を切り取り、これを100℃の空気浴中に保持し、そ
の着色変化を観察した。
片を切り取り、これを100℃の空気浴中に保持し、そ
の着色変化を観察した。
次に上記クロロスルホン化ポリエチレン100重量部に
対し、マグネシア10重を部、°エチレンチオウレア0
.839部を約50℃のロールで混練したのち、450
℃のi&で40分プレス加硫し物性測定用試料を得た。
対し、マグネシア10重を部、°エチレンチオウレア0
.839部を約50℃のロールで混練したのち、450
℃のi&で40分プレス加硫し物性測定用試料を得た。
次いでこれをJIS K−6501にしたがいその常温
物性を測定し、ガラス転移部i(Tg)についてはパイ
ブロン厘型測定装置で振動数、!L5Hz、振@25μ
の条件で測定した。
物性を測定し、ガラス転移部i(Tg)についてはパイ
ブロン厘型測定装置で振動数、!L5Hz、振@25μ
の条件で測定した。
結果を第1表に示す。
実施例2
実施例1において、まず塩素による塩素化を5027分
の速度で175分行ない、塩素含量2α85重t%まで
塩素化した。ついで塩化スルフリル3、33 Kfを1
18分かけて反応させ、塩素含量35、95重険チ、イ
オウ含脩α97重量%のクロロスルホン化ポリエチレン
を得た。これを実施例1と同様に処理してその物性を測
定した結果を第1表に示す。
の速度で175分行ない、塩素含量2α85重t%まで
塩素化した。ついで塩化スルフリル3、33 Kfを1
18分かけて反応させ、塩素含量35、95重険チ、イ
オウ含脩α97重量%のクロロスルホン化ポリエチレン
を得た。これを実施例1と同様に処理してその物性を測
定した結果を第1表に示す。
実施例3
実施例1において、ポリエチレンとしてメルトインデッ
クス7、Or/10分を有し、密度0.922f/cC
の高圧法プロセスで得られたポリエチレン2、8 Kf
を用い、塩化スルフリル!i、655Kpを同様に反応
させたのち、塩素を2.8t/分の速度で50分反応さ
せたほかは、実施例1と同様に反応処理した。塩化スル
フリル添加後のサンプルの塩素含量は25.52重量%
、イオウ1.21重量%で、塩素化したのちのそれはそ
れぞれ2940重t%とi、’t93z%であった。
クス7、Or/10分を有し、密度0.922f/cC
の高圧法プロセスで得られたポリエチレン2、8 Kf
を用い、塩化スルフリル!i、655Kpを同様に反応
させたのち、塩素を2.8t/分の速度で50分反応さ
せたほかは、実施例1と同様に反応処理した。塩化スル
フリル添加後のサンプルの塩素含量は25.52重量%
、イオウ1.21重量%で、塩素化したのちのそれはそ
れぞれ2940重t%とi、’t93z%であった。
得られたクロロスルホン化ポリエチレンは実施例1と同
様にしてその物性を測定した結果を第1表に示す。
様にしてその物性を測定した結果を第1表に示す。
比較例1
実施例1においてピリジン量をO,O[105Kgとし
、塩化スルフリル&518Kgを4時間かけて添加反応
し、塩素による塩素化を行なうことなく、塩化スルフリ
ルのみでクロロスルホン化したほかは実施例1と同様に
反応処理して、塩素台h155、96重瞬チ、イオウ含
量1.06重量%のクロロスルホン化ポリエチレンを得
た。これを実施例1と同様にしてその物性を測定した結
果を第1表に示す。
、塩化スルフリル&518Kgを4時間かけて添加反応
し、塩素による塩素化を行なうことなく、塩化スルフリ
ルのみでクロロスルホン化したほかは実施例1と同様に
反応処理して、塩素台h155、96重瞬チ、イオウ含
量1.06重量%のクロロスルホン化ポリエチレンを得
た。これを実施例1と同様にしてその物性を測定した結
果を第1表に示す。
比較例2
実施例1において、まず塩素による塩素化を110℃で
4097分の速度で塩素を反応系に導入して294分行
ない、塩素含着3[183重槍チまで塩素化したのち、
温度な70℃まで下げ、塩化スルフリル1.326Kp
を45分かけて添加反応し、クロロスルホン化したほか
は実施例1と同様に反応処理して、塩素含敞55.24
重If1′チ、イオウ含i[198重量%のクロロスル
ホン化ポリエチレンを得た。次いで実施例1と同様にし
て、その物性を測定した結果を第1表に示す。
4097分の速度で塩素を反応系に導入して294分行
ない、塩素含着3[183重槍チまで塩素化したのち、
温度な70℃まで下げ、塩化スルフリル1.326Kp
を45分かけて添加反応し、クロロスルホン化したほか
は実施例1と同様に反応処理して、塩素含敞55.24
重If1′チ、イオウ含i[198重量%のクロロスル
ホン化ポリエチレンを得た。次いで実施例1と同様にし
て、その物性を測定した結果を第1表に示す。
比較例3
実施例3において塩素を2.8t/分の速度で200分
間反応させて、墳素含敞2140重#チまで塩素化した
のち、反応温度を110℃から70℃まで下げ、次いで
塩化スルフリル1002Kfを実施例3と同様に反応し
たほかは実姉例6と同様にして処理した。得られたクロ
ロスルホン化ポリエチレンは、塩素含量29.44重′
ll:チ、イオウ含t1.16重t%であった。次いで
これを実施例1と同様にしてその物性を測定した結果を
第1表に示す。
間反応させて、墳素含敞2140重#チまで塩素化した
のち、反応温度を110℃から70℃まで下げ、次いで
塩化スルフリル1002Kfを実施例3と同様に反応し
たほかは実姉例6と同様にして処理した。得られたクロ
ロスルホン化ポリエチレンは、塩素含量29.44重′
ll:チ、イオウ含t1.16重t%であった。次いで
これを実施例1と同様にしてその物性を測定した結果を
第1表に示す。
表の結果より、本発明の製法で得られたクロロスルホン
化ポリエチレンは、加熱下におけるポリマーの着色が見
られず、その加硫物は良好な引張特性を示し、圧縮永久
歪が小さく、反撥弾性に優れ、ガラス転移点が低いこと
から良好な耐寒性(低温特性)を有して℃・ることかわ
かる。これに対し比較例1〜3はポリマーの着色変化が
見られまたその加硫物では引張特性や圧縮永久歪1反撥
弾性で劣り、ガラス転移点が高く、低温特性が劣ってい
る。
化ポリエチレンは、加熱下におけるポリマーの着色が見
られず、その加硫物は良好な引張特性を示し、圧縮永久
歪が小さく、反撥弾性に優れ、ガラス転移点が低いこと
から良好な耐寒性(低温特性)を有して℃・ることかわ
かる。これに対し比較例1〜3はポリマーの着色変化が
見られまたその加硫物では引張特性や圧縮永久歪1反撥
弾性で劣り、ガラス転移点が高く、低温特性が劣ってい
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 ポリエチレンを塩素と塩化スルフリルを用イ【ク
ロロスルホン化シ、クロロスルホン化ポリエチレンを製
造するに当り、塩化スルフIJ ルでクロロスルホン化
する工程と塩素により塩素化する工程からなり、各工程
を85℃〜150℃で行ない、所要とする塩素含量の3
0〜90%相当量を塩化スルフリルで行ない、10〜7
0%相当量を塩素で行なうことを特徴とするクロロスル
ホン化ポリエチレンの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12292282A JPS5915405A (ja) | 1982-07-16 | 1982-07-16 | クロロスルホン化ポリエチレンの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12292282A JPS5915405A (ja) | 1982-07-16 | 1982-07-16 | クロロスルホン化ポリエチレンの製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5915405A true JPS5915405A (ja) | 1984-01-26 |
JPS6335161B2 JPS6335161B2 (ja) | 1988-07-13 |
Family
ID=14847922
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12292282A Granted JPS5915405A (ja) | 1982-07-16 | 1982-07-16 | クロロスルホン化ポリエチレンの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5915405A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63254106A (ja) * | 1987-04-10 | 1988-10-20 | Tosoh Corp | 塩素化およびクロロスルホン化ポリオレフインの製法 |
-
1982
- 1982-07-16 JP JP12292282A patent/JPS5915405A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63254106A (ja) * | 1987-04-10 | 1988-10-20 | Tosoh Corp | 塩素化およびクロロスルホン化ポリオレフインの製法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6335161B2 (ja) | 1988-07-13 |
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