JPS5915299B2 - 流体シ−ル材の成形装置 - Google Patents

流体シ−ル材の成形装置

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JPS5915299B2
JPS5915299B2 JP1686376A JP1686376A JPS5915299B2 JP S5915299 B2 JPS5915299 B2 JP S5915299B2 JP 1686376 A JP1686376 A JP 1686376A JP 1686376 A JP1686376 A JP 1686376A JP S5915299 B2 JPS5915299 B2 JP S5915299B2
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mold
mold member
molding
cavity
insert
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ジエリイ・デ−・ライクンバ−ク
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ゴム等の材料のインサート成形法における
問題を可及的に減少ないし解消する装置に関する。
「インサート成形」とは、シール材成形用キャビティ内
に金属またはその他の硬直挿入体、すなわちインサート
材の一部ないし全体を位置させて行なう方法を意味する
インサート成形技術は、通常、1個以上のシールリップ
を有し、硬直ケーシングに接合されたエラストマーから
なるオイルシール体に採用されている。
一般に、オイルシールのケーシングの断面形状はL字状
であって、スタンピング、すなわち型打材から構成され
る。
シール材は環状であって、1個以上のシールリップを有
する。
エラストマー系シール材は、流体漏れを阻止して軸に係
接することにより、流体を保持する。
現在、流体用シール材の大半は、いわゆる圧縮成形によ
って製造される。
この方法によれば、金型を完全に閉塞した時にのみ完全
な形状となるキャビティ内に、金型の単純な圧縮ないし
閉成作用によってゴムが圧入される。
かかる圧縮成形は、特に多数のキャビティを有する金型
によって大量の部品を製作する場合、その経済性と相対
的な単純性により、望ましい方法である。
例えば、成形機の1加熱または作動サイクルにより、2
4.”36゜48個あるいは更に多数の部品を製造しう
る。
しかし圧縮成形法の経済性に付随して、特にオイルシー
ルを、ある寸法に成形したのち正確な寸法に仕上げるこ
となく、仕上げ成形によって正確な寸法に製作する場合
、品質管理上の問題が生じる。
圧縮成形法の普遍的な一つの要請は、各金型キャビティ
に正確な充填を行ない、装入されたゴムあるいは合成樹
脂材を適当な高圧下に維持することである。
金型への充填が不完全な場合、製品は空所、あばた、ふ
くれ、不整形状等の欠陥をもつに至る。
十分な圧力維持がなければ、多孔質のシールとなる。
ゴムの使用量が著しく過剰な場合、完全に封じ込まれた
状態でそれ以上は圧縮不能となったゴム材料が、金型閉
成時の力により、通常インサート材に沿って金型キャビ
ティから逸流してパリとなる。
このパリは、製品から別途の操作により除去しなければ
製品に残存することになり、望ましくない。
ゴム等の被成形材料(いわゆる「ブレツブ」)の寸法調
整は困難であるため、大半の圧縮成形品にはパリが残存
しており、成形後除去を要する。
パリの減少をはかる従来の方法はある程度成功を収めて
いるが、一般に各方法には重大な欠点がある。
この発明はこの欠点を解消することを目的とするもので
ある。
この発明の成形装置は、固定的な第1金型部材と、この
第1金型部材に対し、相互に一定の軸線に沿って移動自
在な第2金型部材および成形材料抑圧部材が備えられる
第2金型部材と成形材料押圧部材にはバネ手段が関係さ
れ、第1金型部材と第2金型部材の成形キャビティ閉成
力作用手段がこれらのバネ手段に当接し、第1金型部材
と第2金型部材との間に成形キャビティを形成した後、
制限された力を前記材料押圧部材に与え、成形材料収容
部から材料を金型キャビティに移動させることによりキ
ャビティを充満する作動工程で操作される。
この発明の実施例を以下に詳説する。
添付図面はこの発明の代表的な態様を示す。
予め本発明の構成を実施例にもとづいて記述すれば、硬
直なインサート材の部分に接合された本体を有する流体
シール材の成形体を製造する成形装置において、第1金
型部材34に対し一定の軸線に沿って開放および閉成位
置間で相対移動するように第2金型部材48を配設し、
少なくとも部分的に互いに対向する表面96.54を上
記各部材34.48に設け、形成すべき成形体の本体の
正確な形状を予め設定する成形キャビティ56を両部材
34.48の上記閉成位置において上記表面によりその
間に形成すべくシ、インサート材26の一部を支持する
部分112を第1金型部材かその補助部材35a 、3
5b(第4図、第5図)に設けると共に、インサート材
26に当接する部分114を第2金型部材48の一端5
2に設け、上記第1および第2金型部材34.48の両
者に対し可動な材料抑圧部材60を設け、被成形材料を
受入れる部分104を第1金型部材34に設け、上記の
一定軸線に沿って往復動し第1金型部材詞および第2金
型部材48に対し所定の閉成力を作用させる手段30を
設け、上記閉成力作用手段Iと第2金型部材48との間
に第1バネ手段94を介装し、上記押圧部材60と閉成
力作用手段30との間に第2バネ手段92を介装し、第
1および第2金型部材34.48ならびに材料抑圧部材
60によって被成形材料を閉じ込め、上記閉成力作用手
段30の作動が第2金型部材48を上記開放位置から閉
成位置に移動させることにより、第1および第2金型部
材34.48ならびに上記インサート材26間に成形キ
ャビティ56を形成するように構成したものである。
本発明によれば、上記の装置により成形キャビティ56
を閉成したのち材料抑圧部材60を移動して被成形材料
105に当接させ、第2バネ手段92を介して材料抑圧
部材60が作用する力によって、キャビティ56に収容
しつる材料105のみを上記材料受入れ部分104から
キャビティ56内に流入させ、上記部分の被成形材料の
量によるこさなく材料に作用しうる力を第2バネ手段9
2の弾性によって限定することにより専らキャビティ5
6の所定形状によって流体シールの本体部分の形状を決
定するようになし、既述のパリの発生を可及的に少くす
ることができる効果を奏する。
添付図面に示す実施例では説明の都合上、金型部材が垂
直方向に作動し、金型部材が垂直の所定方向に作動する
際、エラストマーが成形キャビティ内に下方に向って圧
入されるものと仮定する。
第1図ないし第3図は、この発明の代表的実施例として
成形装置20を示す。
この装置は、フランジを有する環状ケーシング28の形
状のインサート材26に接着されたゴム本体24をもつ
シール22を製作する。
成形装置自体は、上板30、底板32、固定部材35に
よって底板32に固定された中央コアの形状の第1金型
部材34、底板32に載置された取出板36、上板30
の下部に設けられた上押え部材40の下に位置させたイ
ンサート押えリング38を含む。
インサート押えリング38と上押え部材40は、上押え
部材40の円形上孔44に挿入されかつ押えリング38
の下孔46内に支持されたコイルバネ42によって弾発
的に隔離されている。
上押え部材40の半径方向内方には、上面50、底端部
52および内方に面する表面54(第2図、第3図)を
有する円筒状の第2金型部材48が配設されている。
表面54は、成形キャビティ56(第3図)の一部を形
成する。
第2金型部材48の上部内周には、環状肩部58がある
該金型部材48の内部には、下端に環状表面62を有す
るプランジャ形材料押圧部材60が設けられ、その下部
周囲に設けられた溝64内には堅く滑らかなシールリン
グ65が嵌入されている。
またその上方では、半径方向に延びる環状肩部68が第
2金型部材48の肩部58に対向している。
材料押圧部材60の上面は環状平面70に形成されてい
る。
上押え部材40の円筒状開口部72の上方は、上押え部
材40の内壁74とされ、またその内側中心部は、上板
30に固定された螺端78をもつ固定部材76によって
占められている。
固定部材76の下端頭部80は、プランジャ形材料抑圧
部材60の内面で半径方向内方に延びる肩部82と少し
離れて対応する。
上押え部材40の開口部72の上部にはカラー84が位
置され、その上面86は上板30の下面88に当接し、
一方カラー84の下面90は、第1および第2のバネの
積重体94.92のそれぞれの端部に当接している。
既述の第1金型部材34に設けた概ね外方に面する複数
個の表面98は、第2金型部材48の下端内周の各表面
54と協働して成形キャビティ56を形成する。
表面54上方における第2金型部材48の内側表面98
(第2図)は第1金型部材34の対向面100と協働し
、各金型部材48.34間に成形材料の移動域才たは通
路102(第3図)を形成する。
この通路102は、横断面減少部分を形成すべく第1金
型部材34に設けた少なくとも1個の肩部を含み、屑片
の破断ないし切り落しを容易にし、所定線に沿ってこれ
を仕上げ製品から分離しうるように構成する。
上押え部材40の支持用円柱軸39(第1図)は底板3
2に載置され、取出板36およびインサート押えリング
38を貫通し、その上面は上押え部材40に当接してい
る。
該軸39は第2金型部材48に対し一定の高さを与え、
各金型の閉成時、上板30、底板32間に支える力を伝
達する。
既述の通路102上方の部分104(第3図)は被成形
材料105を受入れる。
この部分104は第1金型部材34の肩部106と、そ
の軸方向の壁108と、第2金型部材48の内面110
(第2図)と、プランジャ形材料押圧部材60の下部の
軸方向に向う端面62とによって形成される。
装置20が開放かつ未充填状態にある場合、上板30は
上昇位置(第2図)にあり、その下面のカラー84に接
するバネ積重体92.94はそれぞれ材料抑圧部材60
、第2金型部材48に作用して、これらを押下げている
材料抑圧部材60は固定部材76の頭部80との肩部8
2による保合で下降を制限され、第2金型部材48は、
バネ94の作用と肩部58,68による第2金型部材4
8と押圧部材60間に係合により、該抑圧部材60によ
って支持されている。
上記の状態では、上押え部材40がインサート押えリン
グ38から第1図の状態より多く離隔せられ、かつ固定
部材76が材料押圧部材60を支持し、該部材60は第
2金型部材48を支持し、従って積重バネ92.94の
一方または両者に予備荷重が作用している状態となる。
成形に際してはインサート型打材26を取出板36上に
置き、第1金型部材34の一部を構成する肩部112(
第2図)上に型打材26の内縁部を位置させる。
次いで第2図の上昇位置にあった閉成力作用手段として
の上板30を下動させるとインサート押えリング38の
下面は型打材26の上縁端に当接する。
その後の作動進行により、押えバネ42が圧縮され、型
打材26を押圧する。
一方、成形装置20の上半部分が更に下動すると、第2
金型部材48の下端114が型打材26のフランジの上
面に当接する。
第2金型部材48を作動する力は、上板30からバネ9
4を介し与えられる。
次に成形材料押圧部材60の下面62が被成形材料10
5(第3図)に当接しはじめる。
この材料は、公知の如く金型から熱を吸収することによ
り、金型の閉成操作中に流動状態に達している。
上板30が作動を継続すると、内側積重バネ92を介し
て成形材料抑圧部材60を更に下方に付勢する(第3図
)。
この力は、第2金型部材48の表面98と第1金型部材
34の表面100間の通路102を経由して成形キャビ
ティ56内へ被成形材料105を強制的に流動させる。
第1図に示すように、キャビティ56および破断切り落
し部分102にはゴムが完全に充満し、ある量の材料1
15が部分104内に残留する。
外側の積重バネ94の圧縮により、型打材26の表面に
おけるパリの形成を阻止するに十分な力で、第2金型部
材48を型打材26に当接させる。
更に材料押圧部材60もまた積重バネ92により下方へ
付勢されるため、成形材料は平衡状態、すなわち所望の
圧力下で成形キャビティ56内に完全に充満されながら
も、パリの発生を起こす程度まで圧力が上昇しない状態
に達しようとする。
従って、キャビティ56が充満しないか、あるいは気泡
または空所が製品に生じるような低圧とはならない。
適正な所要バネ力はこれら圧力によって左右されるが、
当業者は容易にこの力を設定しえよう。
第2金型部材48および材料押圧部材60に及ぶ力の総
計は、バネ94.92および軸39によって設定される
被成形材料105の圧縮時には通常硬直なテフロン(ポ
リテトラフルオロエチレン)等の材料からなるシールリ
ング66により、第2金型部材48と抑圧部材60間か
らの材料逸出が阻止される。
その後キャビティ56内の成形材料は、金型を開放して
もよい十分な程度まで硬化される。
各部材48.34が第1図の位置から第2図の位置に移
動する際、ゴムは成形キャビティ56と通路102との
間の横断面減少部分で破断し、当業者に知られる態様で
ゴム屑片と製品間で破断整形が行なわれる。
移動域ないし通路部分102の一部を構成する図示の点
線116は、米国特許第3,773,454号に記載さ
れているように、所望に応じ第1金型部材34の周部に
複数個の切欠部を設けることにより、流動性ゴムの流動
態様の改善をはかる構成をとることが望ましい。
第4図は、第1図〜第3図の実施例とは細部において異
なる他の装置の実施例を示す。
第4図は、成形装置閉成手段としての上板30a1その
下方に位置しかつ内外バネ積重体92a 、94aに作
用する第2金型部材84aを図示しており、積重バネ9
2a 、94aは成形材料抑圧部材60aと第2金型部
材48aを下方に付勢する。
被成形材料105a、移動域102aおよび成形キャビ
ティ54aの位置は、第1図〜第3図における対応する
それぞれの位置に符合している。
第4図のインサート押えリング38aの形状は若干相違
しているが、この押えリング38aはバネ42a1下押
えリング38aとその孔46aを含み、かつバネ42a
をこのバネが関係する上押え部材40aの一部に係接さ
せている。
上押え部材40aに設けた固定部材41は、バネ42a
の作用による上押えリング38aの下動を制限している
第4図の成形装置はさらに第1金型部材34a1取出板
36a1底板32aを含む。
これらの構造は、第1図〜第3図の構成に比較すれば、
軸方向に可動な第2金型部材48a1材料押圧部材60
a間の相対的な作動が、対向する截頭円錐面49゜51
の一致によって達成される点において異なる。
金型の閉成位置においては、2面のテーパー面49゜5
1間の当接により材料押圧部材60aの下動が制限され
る。
第4図の成形装置は、実質的に第1図〜第3図のものと
同様の態様で作動する。
第5図に示すこの発明の他の実施例は、下記の諸点にお
いて第1図ないし第3図、および第4図の実施例とは異
なる。
第5図の成形装置20bは、第1または第2金型部材4
8bの表面と第1金型部材34bの対向面とによって形
成されるキャビティ54bを含む。
第4図および第5図を第1図ないし第3図と対比すると
、各成形キャビティ54a 、54bは3個の部材によ
って形成されていることが明らかであり、その第3部材
は第1金型部材と第2金型部材によるキャビティの下面
を形成する補助部材としての挿入金型部材35a(第4
図)または35b(第5図)である。
すべての実施例において、インサート材の一部がキャビ
ティ内に、またその一部がキャビティの外側に位置して
いる場合には、キャビティの一部もまたインサート材に
よって形成されていることが明らかであろう。
この発明の目的においては、これらの点は重要な構成で
はなく、単に、キャビティを2個の部材で形成すること
が要件ではなく、互いに相対的に可動であって金型を開
放閉成する少なくとも2個の部材でこれを形成する必要
を指摘するために説明したものである。
第5図において、インサート押えリング38bの構成お
よびバネ積重体92b 、94bは第4図のものと同類
である。
第5図に示した型打材26bは「散弾ケース」型式、す
なわち、型打材26bの軸方向フランジ29の半径方向
外側に位置する二重フランジ27を有する型式である。
底板上の複数個の心合せピン31の内縁がフランジ27
の外縁に当接してケーシングの心出しを行なう。
テフロン等からなるシールリング66bの1面は、ネジ
付きスリーブまたはキャップ69によって軸線方向に付
勢されたカラー67に当接している。
米国特許第3,841,809号に開示されているよう
に、ネジ部材69を定期的に締付けることにより、リン
グ66bを封止したカラー67が、密閉間係を構成する
リング66bと第2金型部材48bの内面との間に緊密
な当接状態を維持しうるようにされている。
その結果、テフロンリング66bの低温流れに対する補
償がなされ、パリの防止ならびに所要成形圧の確保に必
要な部材48゜60間の緊密なシールを確実に行ないう
る。
特許請求の範囲をふえんする本発明の好ましい実施態様
は以下の通りである。
1)第2金型部材48と成形材料押圧部材60が、相互
に係合してその間の相対的移動量を限定する部分58.
68を含む特許請求の範囲記載の装置。
2)第2金型部材48がインサート材26に当接する以
前に、インサート材の一部に当接して、インサート材2
6が第1金型部材34内の所望位置に位置合わせされた
状態でインサート材を保持する部分52を含む特許請求
の範囲記載の装置。
3)第2金型部材48と材料押圧部材60のそれぞれが
円筒部を含み、該押圧部材60の円筒部外面が上記第2
金型部材48の円筒部内面に当接するように構成した特
許請求の範囲記載の装置。
4)成形しうる材料から比較的硬直なインサートに接合
された成形体を形成する圧縮成形装置において、それぞ
れ成形キャビティ56の一部と、移動域と材料受入れ部
分104とを形成する各表面100.96を有する第1
金型部材34を設け、開放位置と閉成位置との間におい
て上記第1金型部材34に対し可動な第2金型部材おを
設け、第1金型部材34の上記の各表面100゜96と
協働して少なくとも成形キャビティの一部と移動域の一
部とを形成する各表面98,110を上記第2金型部材
48に設け、上記第1および第2金型部材34,48が
その閉成位置においてインサート材26と共に成形体の
形状を規定するようになし、一定の軸線に沿って開放お
よび閉成位置間で上記第2金型部材48を移動する手段
30を設け、上記移動手段と第2金型部材48との間に
第1バネ手段94を介装し、開放および閉成位置間にお
いて上記軸線に沿い移動自在な材料押圧部材60を設け
、上記抑圧部材60に関係させて移動手段30と押圧部
材60との間に第2バネ手段92を介装し、上記材料受
入れ部分104の被成形材料105に対し、開放閉成位
置間で上記軸線に沿い移動する際に当接する少なくとも
一つの表面62を上記材料押圧部材60に設け、上記第
2バネ手段92を介し移動手段が材料押圧部材60に作
用する力により被成形材料105を上記移動域を経て成
形キャビティ56内に移動させてキャビティを充満し、
成形キャビティ56内に収容不能な被成形材料をキャビ
テイ外に残すように構成した装置。
5)上記第1および第2金型部材34.48のそれぞれ
に、その間に位置するインサート材26に対し第2金型
部材48の閉成位置において当接しかつ互いに対向する
表面112.54を設け、インサート材26上にパリ阻
止部を構成して、金型閉成力の作用時成形キャビティか
らの材料の逸失を阻止するように構成した第4項の装置
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の成形装置の一例を示す一部破断縦
断面図であって、各成形材料がその閉成位置にあり、イ
ンサートの一部が成形キャビティ内に位置し、キャビテ
ィに充満した被成形材料と一体化している状態を示す、
第2図は、完全開放位置にある第1図の装置の断面部分
図である、第3図は、第1図および第2図の成形装置の
断面図を示し、その2個の金型部材は閉成位置にあり、
材料押圧部材が閉成位置に向って移動中の状態を示す、
第4図は、この発明の成形装置の他の実施例の断面図で
あって、各部材が第3図に相当する位置にある状態を示
す、第5図は、成形装置の他の実施例の断面部分図であ
って、装置が完全閉成位置にある状態を示す。 20.20b・・・・・・成形装置、26,26b・・
・・・・インサート材、28・・・・・・ケーシング、
30.30 a・・・・・・閉成力作用手段、32.3
2a・・・・・・底板、詞。 34a、34b・・・・・・第1金型部材、35,76
・・・・・・固定部材、35 a 、35 b・・・・
・・補助部材、36゜36a・・・・・・取出板、38
.38a 、38b・・・・・・インサート押えリング
、40,40a・・・・・・上押え部材、48.48a
、 4ab−・−・・・第2金型部材、質。 54 a 、 54 b−・−=・成形キャビティ、6
0 、60a・・・・・・材料押圧部材、62・・・・
・・材料受入れ部分、慣。 98・・・・・・内方に面する面、96,100・・・
・・・外方に面する面、84.84a・・・・・・カラ
ー、92゜92 a 、 92 b−・−・−第2バネ
積重体、94.94a。 94b・・・・・・第1バネ積重体、102・・・・・
・通路、104・・・・・・材料受入れ部、116・・
・・・・切欠部、105.105a・・・・・・被成形
材料。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 硬直なインサート材の一部に接合された本体を有す
    る流体シール材の成形体を製造する成形装置において、
    第1金型部材に対し一定の軸線に沿って開放および閉成
    位置間で相対移動するように第2金型部材を配設し、少
    なくとも部分的に互いに対向する表面を上記各部材に設
    け、形成すべき成形体の本体の正確な形状を予め設定す
    る成形キャビティを両部材の上記閉成位置において上記
    表面によりその間に形成し、インサート材の一部を支持
    する部分を第1金型部材かその補助部材に設けると共に
    インサート材に当接する部分を第2金型部材の一端に設
    け、上記第1および第2金型部材の両者に対し可動な材
    料抑圧部材を設け、被成形材料を受入れる部分を第1金
    型部材に設け、上記の一定軸線に沿って往復動し第1金
    型部材および第2金型部材に対し所定の閉成力を作用さ
    せる手段を設け、上記閉成力作用手段と第2金型部材と
    の間に第1バネ手段を介装し、上記押圧部材と閉成力作
    用手段との間に第2バネ手段を介装し、第1および第2
    金型部材ならびに材料押圧部材によって被成形材料を閉
    じ込め、上記閉成力作用手段の作動により第2金型部材
    を上記開放位置から閉成位置に移動させることにより、
    第1および第2金型部材ならびに上記インサート材間に
    成形キャビティを形成するようにした流体シール材の成
    形装置。
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