JPS59151988A - 撹拌式洗たく機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は洗たく駆動用モータを正逆運転し、攪拌洗たく
を行うようにした攪拌式洗たく機に関するものである。

従来、この種の洗たく機はタイマ等によシモータの通電
を制御して攪拌運動を発生させるようにしているが、そ
の制御精度の面から規定量の洗たくを満足させようとす
ると、洗たく槽に水のない場合いわゆる無負荷時に攪拌
翼が数回転してしまい、人の手等が巻き込まれる危険が
ある。又、洗たく物の布傷みを防止するために洗たく物
の量に合った複数の水流を予め定めておき、使用の都度
使用者が押ボタンスイッチ等により選択設定するように
しているが、洗たくの都度洗たく物の量を正確に計量し
なければならず、面倒なために目測で行っているのが実
情であり、洗たく機の性能を充分に発揮することができ
なかった。しかも、利用者がうつかりして水流選択設定
を忘れると衣類を傷めてしまうという欠点もあった。

本発明は上記の欠点を除去するために成されたものであ
シ、攪拌翼の回転角度を検出する手段を設けるとともに
、−清算処理装置とメモリ等にょって構成した制御器に
よって無負荷運転時と負荷運転時の２種類の攪拌翼回転
角度を設定しておき、回転角度検出器によって検出した
角度信号に基いて設定角度を無負荷時と負荷時とで自動
的に切換えて攪拌翼の回転角が３６０°以下になるよう
にして人の手等が巻き込まれないようにし、またモータ
の通電を遮断してから慣性で移動する攪拌翼の移動量が
ほぼ洗たく物の量に比例することに着目し、攪拌翼が停
止してからモータを逆運転するようにして洗たく量が少
ないときは慣性で移動する攪拌翼の回転角が大きく洗た
く量が多いときはこの回転角を少なくし、洗たく量によ
り攪拌翼の往復時間を変化させて洗たく量に応じて最適
な攪拌翼の往復回数を自動的に設定できるようにした；
χ拌式洗たく機を提供することを目的とする。

以下、本発明の実施例を図面とともに説明する。

第１図（４）、［Ｆ］）において、工は洗たく機の外箱
、２は洗たくを行う洗たく槽で、洗たく槽２は外箱１に
固着されている。３は洗たく槽２の底部中央に水密に挿
通されるとともに主軸受４により回動自在に支持された
主軸、５は洗たく槽２内において主軸３に取付けられた
攪拌翼、６は主軸３の下端に取付けられたプーリで、プ
ーリ６には攪拌翼５の回転角度を検出するための複数個
の検出孔７が所定間隔で円周状に設けられる。８は回転
角度検出器で、発光部９および受光部１０によシ構成さ
れる。発光部９からの光はプーリ６の検出孔７の位置に
おいて受光部工０に受光され、従ってプーリ６の回転角
即ち攪拌翼５の回転角度に対応したパルス信号が受光部
１０から発せられる。１１は外箱１内の底部に取付けら
れた洗たく駆動用モータ、１２はモータ１１に取付けら
れたプーリ、１３はグーＩＪ　６　、１２を連結するベ
ルトである。モータ１１を回転するとプーリ６．１２お
よびベルト１３を介して攪拌翼５が回転する。

第２図は制御系の構成を示し、１４は制御回路で、メモ
リエ５、演算処理装置１６、インプットコントロール１
７およびアウトプットコントロール１８から構成され、
制御回路１４には電源スィッチ１９を介して電源が接続
される。回転角度検出器８が攪拌翼５の回転角度を検出
し、この検出信号はインプットコントロール１７を介し
て制御回路１４に入力され、この信号はメモリ１５およ
び演算処理装置１６によって処理演算され、アウトプッ
トコントロール１８ｆｉｌ−介してモータ１１に制御信
号が出力され、この出力によってモータ１１は右回転お
よび左回転される。

又、第３図は上記装置特にその制御系の動作を示すフロ
ーチャートで、ステップ１００は無負荷運転フラグであ
って運転開始時には負荷検出を行うために必ず無負荷運
転状態で洗たく運転が行われるようになっている。ステ
ップ１０１はモータ１１の正逆運転フラグである。ステ
ップ１０２は無負荷時（洗たく槽２内に水および洗たく
物のない状態）の攪拌翼回転角度設定部で回転角度に対
応したパルス数Ｎ、が設定され、ステップ１０３でこの
値がレジスタＸ、　ｒて人力される。ステップ１０４は
負荷時の攪拌翼回転角度設定部でパルス数Ｎ、が設定さ
れ、無負荷時と同様にステップ１０５でこの値がレジス
タんに入れられる。ステップ１０６はモータ１１の正逆
運転切換部である。ステップ１０９はモータ１１の通電
時の攪拌翼５０回転角度（パルス数）をカウントするカ
ウンタ部で、ステップ１１４のカウンタはモータ１工の
通電が遮断されてから慣性運動で回転する攪拌翼５の回
転角度をカウントするもので、夫々カウント値がレジス
タＴに入れられ、　　　　。

この両カウンタの加算値が実際の攪拌翼５の回転角度で
ある。ステップ１１０は無負荷時と負荷時の攪拌翼５０
回転角度（モータ１１の通電角度）を切換る負荷切換部
で、ステップ１１１，１１２は回転角度の比較部である
。ステップ１１５は回転角度検出器８からのパルス信号
がなくなったことよシ攪拌翼５が停止したことを判定す
る停止判定部であり、ステップ１１８はモータ１１の正
逆運転設定部である。又、無負荷回転角度設定値Ｎ１と
負荷回転角度設定値Ｎとの関連について述べると、Ｎ＋
　＜　Ｎ２であり、又設定値Ｎ１は無負荷運転時の攪拌
翼５の回転角度が慣性運転も含めて３６０度より小さく
かつ設定値Ｎ２に対応した回転角度より大きくなるよう
に定めてあｐ、また負荷運転時の攪拌翼５の回転角度が
慣性運転を含めて設定値Ｎ、に対応した回転角度より小
さくなるように定めてちる。さらに、設定値Ｎ２は負荷
運転時の攪拌翼５の回転角度が慣性運転も含めて３６０
度を越えないように定めである。

次に上記装置の動作を説明する。まず、洗たく物、水お
よび洗剤を洗たく槽２内に入れて電源スィッチ１５をオ
ンにする。そして、ステップ１００では無負荷運転フラ
グＦ、’ｒｌにセットし、ステップ１０１ではモータ１
１の正逆運転フラグＦ２を１（正運転）にセットする。

又、ステップ１０２では攪拌翼５の無負荷回転角度（通
電角度）　Ｎｌが設定され、ステップ１０３ではＮＩが
レジスタＸＩに入れられる。ステップ１０４では負荷回
転角度（通電角度）Ｎ、が設定され、ステップ１０５で
はＮ２がレジスタＸ２に入れられ、初期設定が終了する
。

次にステップ１０６に進み、Ｆ２＝１であるのでステッ
プ１０７に進み、モータ１１は右（正）運転されて攪拌
翼５も右運転され洗たくが開始される。

同時に、ステップ１０９で攪拌翼５の回転角が回転角度
検出器８により検出され、そのノくルス信号がレジスタ
Ｔに加算される。ステップ１１０の負荷切換部ではＦｌ
−１であるのでステップ１１１の無負荷回転角度判定部
に進み、レジスタＴの値とレジスタＸ１の値を比較し、
Ｔ＜Ｘ、即ち攪拌翼５が設定角度に達していないときに
はステップ１０６に戻ってモータ１１の右運転が続行さ
れる。又、Ｔ≧ＸＩ即ち攪拌翼５が設定角度に達すると
ステップ１１３に進み、モータ１１の通電を遮断する。

これにより攪拌翼５は慣性運動に入シ、さらに回転した
角度がステップ１１４でレジスタＴに加算され、停止す
るまでカウントが続けられる。この慣性運転による攪拌
翼５０回転角度が洗たく物が少ないときは多くなシ、逆
に多いときは少なくなるので洗たく物の量にほぼ比例し
て攪拌Ｒ５の回転角度が変化し、この結果攪拌翼５の毎
分当りの往復回数が自動的に変わる。

次に、ステップ１１５の停止判定部で回転角度検出器８
からのパルス信号がなくなったことにより攪拌翼５の停
止を確認し、ステップ１１６では負荷状態を判定する。

現在は洗たくを実行中で実際には負荷状態であるので慣
性による回転角度は小さく、Ｔ＜Ｘ、となり、負荷運転
（洗たく中）と判定し、ステップ１１７ではＦ、＝Ｏに
クリヤーする。ステップ１１８のモータ正逆運転設定部
ではＦ２−１であるのでステップ１１９に進み、Ｆ２＝
ＯＫクリヤーし、ステップ１２１ではレジスタＴをＴ＝
Ｏにクリヤーし、ステップ１０６に戻る。ステップ１０
６ではＦ２＝０であるのでステップ１０８に進み、モー
タ１１は左回転を開始し、攪拌翼５も左回転を開始する
。

ステップ１０９ではこの回転角度に対応したパルス数が
レジスタＴに入れられ、ステップ１１０ではＦ１＝０で
あるのでステップ１１２に進み、洗たく機は負荷運転と
なり、無負荷時より大きな通電角度となって運転され、
以下右方向運転と同様に進行し、攪拌翼５は往復運転を
繰返し、電源スィッチ１５をオフにするまで洗たく運転
は継続される。

以上のように本発明は攪拌翼の慣性回転を積極的に利用
したものであシ、攪拌翼が停止してから逆回転するよう
にし、洗たく物量によって慣性回転が相違することを利
用して、洗たく物量によって攪拌翼の往復時間を変化さ
せて洗たく量に見合った適切な水流を自動的に発生させ
ることができ、洗たく物の布傷みを防止することができ
る。又、慣性回転の多い無負荷時の通電回転角度を負荷
時より小さくするとともに負荷運転と無負荷運転の切換
を回転角度検出器の検出信号に基いて自動的に行ってお
シ、これにより攪拌翼の回転角度を常に３６０°以下に
抑えることができ、人の手等が攪拌翼に巻き込まれるこ
とを防止することができ、使用者の安全を確保すること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図＜Ａ）　、　（Ｂ）は夫々本発明装置の縦断正面
図およびそのＡ−Ａ線横断底面図、第２図は本発明装置
の制御系の構成図、第３図は本発明装置の動作説明のた
めのフローチャートである。 ２・・・洗たく槽、５・・・攪拌翼、６・・・プーリ、
７・・・検出孔、８・・・回転角度検出器、１１・・・
洗たく駆動用モータ、１４・−・制御回路。 尚、図中同一符号は同−又は和尚部分を示す。 代理人　　葛　野　信　− 茗　１　図 （Ａ） 端　３１！！１ 手続補正書（自発） 特許庁長官殿 １、事件の表示　　　待願昭５８−２７４５８号３、補
正をする者 代表者片山仁へ部 ６、補正の内容 （１）　　第７頁第６〜７行の「電源スィッチ１５」を
「電源スィッチ１９」と補正する。 （２）第９頁第１５行の「電源スィッチ１５」を「電源
スィッチ１９」と補正する。 以上

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）洗たく駆動用モータの正逆運転により洗たく槽内
   の攪拌翼を交互に正逆転して洗たくを行う攪拌式洗たく
   機において、攪拌翼の回転角度を検出する回転角度検出
   部と、回転角度検出部の検出信号に基いて前記モータを
   制御する制御部を備え、該制御部は攪拌翼の通電回転角
   度を負荷時に対して無負荷時を小さくするとともに負荷
   時と無負荷時の切換を前記検出信号に基いて自動的に行
   い、かつ攪拌翼が停止してから前記モータを逆回転する
   ようにし、攪拌翼の回転角度がいずれの場合も慣性回転
   も含めて３６０度以下になるようにするとともに慣性回
   転の相違を利用して洗たく物の量により攪拌翼の往復時
   間を変化させるようにしたことを特徴とする攪拌式洗た
   く機。