JPS59151778A - ナトリウム―イオウ電池装置 - Google Patents
ナトリウム―イオウ電池装置Info
- Publication number
- JPS59151778A JPS59151778A JP58024622A JP2462283A JPS59151778A JP S59151778 A JPS59151778 A JP S59151778A JP 58024622 A JP58024622 A JP 58024622A JP 2462283 A JP2462283 A JP 2462283A JP S59151778 A JPS59151778 A JP S59151778A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sodium
- sulfur
- active material
- sulfur battery
- solid electrolyte
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M10/00—Secondary cells; Manufacture thereof
- H01M10/36—Accumulators not provided for in groups H01M10/05-H01M10/34
- H01M10/39—Accumulators not provided for in groups H01M10/05-H01M10/34 working at high temperature
- H01M10/3909—Sodium-sulfur cells
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はナトリウム−イオウ電池に係シ、特に、ナトリ
ウムとイオウとの反応事故を未然に防ぐに好適な安全設
備を備えた、安全性の高いナトリウム−イオウ電池に関
する。
ウムとイオウとの反応事故を未然に防ぐに好適な安全設
備を備えた、安全性の高いナトリウム−イオウ電池に関
する。
電力貯蔵用二次・電池の開1発は、近年注目を集めてい
るが、なかでもナトリウムイオウ電導性電池、経済面か
ら優れている等によル重要視されている。従来のナトリ
ウム−イオウ電池の具体的な構造は、第1図にその断面
図を示す如くである。
るが、なかでもナトリウムイオウ電導性電池、経済面か
ら優れている等によル重要視されている。従来のナトリ
ウム−イオウ電池の具体的な構造は、第1図にその断面
図を示す如くである。
即ち、第4図において、単電池10は、陽極活性物質4
としては溶融ナト1、リウム、陽極活性物質6としては
溶融イオウを使用し、電解質としではナトリウムイオウ
電導性を有する固体電解質5を用いるものである。この
同体電解質5はガラスまたは、セラミックによ多構成さ
れているが、特にβ系アルミナ(β−アルミナ:Na、
09〜IIA/。
としては溶融ナト1、リウム、陽極活性物質6としては
溶融イオウを使用し、電解質としではナトリウムイオウ
電導性を有する固体電解質5を用いるものである。この
同体電解質5はガラスまたは、セラミックによ多構成さ
れているが、特にβ系アルミナ(β−アルミナ:Na、
09〜IIA/。
A40s 、l”=7y f : Na2O5〜7
A40g )はナトリウムイオンの伝導性が大きく有利
であるので、現在開発中のナトリウム−イオウ電池の大
部分がこれを電□解質として使用している。また、固体
電解質のβ系アルミナは電子伝導性を持たないため、陽
極と陰極とを分離するセパレータとしての役目も合わせ
て果している。なお第1図において、1は陰極端子、2
は陽極端子、3はアルミナシール、7はモリブデン、8
は容器を各々示す。
A40g )はナトリウムイオンの伝導性が大きく有利
であるので、現在開発中のナトリウム−イオウ電池の大
部分がこれを電□解質として使用している。また、固体
電解質のβ系アルミナは電子伝導性を持たないため、陽
極と陰極とを分離するセパレータとしての役目も合わせ
て果している。なお第1図において、1は陰極端子、2
は陽極端子、3はアルミナシール、7はモリブデン、8
は容器を各々示す。
この’at池の充放電反応は、
であシ、電池全体としては、
となる。
この電池は電解質が固体であシ、両極活性物質が容融液
体であるため、特性面に以下のような特長がある。
体であるため、特性面に以下のような特長がある。
l) 充放電時、副反応がないので自己放電がなく、充
電された容量全部を放電することができる。
電された容量全部を放電することができる。
2) 高率放電時の容量減少が極めて少ない。
3) 理論エネルギー密度が高く、従来の鉛蓄電池に対
して数倍の値が可能である。
して数倍の値が可能である。
4) 活性物質のナトリウムとイオウは電気化学当量当
量が極めて小さく、かつ資源的にも豊富で安価であるた
め、省資源、省エネルギーに役立つ。
量が極めて小さく、かつ資源的にも豊富で安価であるた
め、省資源、省エネルギーに役立つ。
このようにナトリウム−イオウ電池は多くの特長を有し
ているため、将来の電力貯蔵システムとして有望視され
ている。
ているため、将来の電力貯蔵システムとして有望視され
ている。
しかしながら、従来のナトリウム−イオウ電池には、金
属構造材に比べ、破損しゃすいセラミック材の固体電解
質部があるため、破損した場合、同情性物質のナトリウ
ムとイオウとが反応−する危険がある。例えば両物質の
化学反応熱から到達温度を試算してみると、10Ah程
度の単電池の場合でも約850Cにもナシ、時にはナト
リウムの勝点温度の8′83Cにも達する危険性が考え
られる。
属構造材に比べ、破損しゃすいセラミック材の固体電解
質部があるため、破損した場合、同情性物質のナトリウ
ムとイオウとが反応−する危険がある。例えば両物質の
化学反応熱から到達温度を試算してみると、10Ah程
度の単電池の場合でも約850Cにもナシ、時にはナト
リウムの勝点温度の8′83Cにも達する危険性が考え
られる。
固体電解質のβ−アルミナの破損する原因としては、電
池の起動、停止時の温度差による割れと、電池寿命末期
に生ずるといわれている、β−アルミナ内部の金属ナト
リウムの結晶の発生による割れが挙げられる。
池の起動、停止時の温度差による割れと、電池寿命末期
に生ずるといわれている、β−アルミナ内部の金属ナト
リウムの結晶の発生による割れが挙げられる。
従来技術では、この故障を未然に防ぐ機構は特別考えら
れておらず、安全装置として第3図に回路図を示す如く
、単電池毎にフユーズを設けであるのみである。しかし
て故障単電池10a内部で両活性物質が短絡すると、外
部に接続されている外の電池iobの電流で故障単電池
ioaの7ユーズ23aが溶断し、故障単電池ioaを
電気的にシステムから@離するようになっているが、こ
のような安全設備では単電池の定格以上の電流になった
時に溶断するため、単電池内部では短絡事故が相当拡大
した後でなければ動作!、しない欠点がある。さらに、
自己保護機能がないため、この安全設備は単電池の組合
せで用いる電池システム以外は無効であるという問題点
もあった。なお、第3図中、23bは単電池iobのフ
ユーズ、21は配線、22は負荷を各々示す。
れておらず、安全装置として第3図に回路図を示す如く
、単電池毎にフユーズを設けであるのみである。しかし
て故障単電池10a内部で両活性物質が短絡すると、外
部に接続されている外の電池iobの電流で故障単電池
ioaの7ユーズ23aが溶断し、故障単電池ioaを
電気的にシステムから@離するようになっているが、こ
のような安全設備では単電池の定格以上の電流になった
時に溶断するため、単電池内部では短絡事故が相当拡大
した後でなければ動作!、しない欠点がある。さらに、
自己保護機能がないため、この安全設備は単電池の組合
せで用いる電池システム以外は無効であるという問題点
もあった。なお、第3図中、23bは単電池iobのフ
ユーズ、21は配線、22は負荷を各々示す。
本発明者は、上述の如き実情に鑑み、従来技術の問題点
を解消すべく鋭意検討を重ねた結果、β−アルミナであ
るセラミックは金属材料に比べ機械的強度が低いという
事実はさけられないことから、破損によって引き起こさ
れる両活性物質の反応による事故の拡大を防ぎ、万一破
損した場合でも、その反応速度を緩和させること、また
、もとよシ反応を未然に防ぐために、破損が微少クラン
クである時期にそれを検知することが有効な解決策であ
るとして、このために固体電解質部に補助電極を設ける
新規な電池構造を見い出し、本発明に到達した。
を解消すべく鋭意検討を重ねた結果、β−アルミナであ
るセラミックは金属材料に比べ機械的強度が低いという
事実はさけられないことから、破損によって引き起こさ
れる両活性物質の反応による事故の拡大を防ぎ、万一破
損した場合でも、その反応速度を緩和させること、また
、もとよシ反応を未然に防ぐために、破損が微少クラン
クである時期にそれを検知することが有効な解決策であ
るとして、このために固体電解質部に補助電極を設ける
新規な電池構造を見い出し、本発明に到達した。
即ち、本発明は、従来電池の欠点である固体電解質の破
損が万二起きた場合においても、破損によって引き起こ
される両活性物質の反応速度を緩和させる機能を有し、
また、この反応を未然に防ぐため、固体電解質の微少ク
ラックの検出手段を備える、安全性の高いナトリウム−
イオウ電池を提供することを目的とし、この目的は、固
体電解質を境にして、ナトリウム系陰極活性物質とイオ
ウ系陽極活性物質とを充填したすl−1jウムーイオウ
電池に幹いて、該固体電解質の内壁及び外部の各々の表
面近傍に補助電極を設けたことを特徴とするナトリウム
−イオウ電池、により容易に達成される。
損が万二起きた場合においても、破損によって引き起こ
される両活性物質の反応速度を緩和させる機能を有し、
また、この反応を未然に防ぐため、固体電解質の微少ク
ラックの検出手段を備える、安全性の高いナトリウム−
イオウ電池を提供することを目的とし、この目的は、固
体電解質を境にして、ナトリウム系陰極活性物質とイオ
ウ系陽極活性物質とを充填したすl−1jウムーイオウ
電池に幹いて、該固体電解質の内壁及び外部の各々の表
面近傍に補助電極を設けたことを特徴とするナトリウム
−イオウ電池、により容易に達成される。
以下に本発明を1本発明の実施の一態様を示す第2図及
び第4図ないし第6図を参照して、詳細に説明する。
び第4図ないし第6図を参照して、詳細に説明する。
第2図は、本発明の電池の一実施例を示す固体電解質部
分の断面図である。即ち、第2図は従来技術の、第1図
に示す如きナトリウム−イオウ電池の固体電解質部(β
−アルミナ部)を取出し図示したものであって、その他
の部分は従来技術の構造と同じと考えてよい。
分の断面図である。即ち、第2図は従来技術の、第1図
に示す如きナトリウム−イオウ電池の固体電解質部(β
−アルミナ部)を取出し図示したものであって、その他
の部分は従来技術の構造と同じと考えてよい。
第2図は、β−アルミナを固体電解質5とし、内部に陰
極活性物質4として溶融ナトリウムを、外部に陽極活性
物質6として溶融イオウを充填した、ナトリウム−イオ
ウ単電池を示す。
極活性物質4として溶融ナトリウムを、外部に陽極活性
物質6として溶融イオウを充填した、ナトリウム−イオ
ウ単電池を示す。
本実施例では、β−アルミナの内外壁面に近接して、金
属製のメンシュ11及び12を補助電極として配置する
。さらにメツシュ11.12を引き出し、電圧検出器1
3に接続する。
属製のメンシュ11及び12を補助電極として配置する
。さらにメツシュ11.12を引き出し、電圧検出器1
3に接続する。
本実施例では、ナトリウム4側のメンシュ11の材質は
ステンレス鋼製とし、イオウ6側のメンシュ12の材質
はモリブデン製とした。これは、ナトリウム及びイオウ
に対するメツシュの耐食性を考慮した材料の選択である
。
ステンレス鋼製とし、イオウ6側のメンシュ12の材質
はモリブデン製とした。これは、ナトリウム及びイオウ
に対するメツシュの耐食性を考慮した材料の選択である
。
このように構成された本発明のナトリウム−イオウ電池
では、正常稼動時に両メツシュi i、 12間には、
電池の起電圧と同電位の電圧が発生し、この電圧は検出
器13で検出されている。何らかの原因でβ−アルミナ
の一部に微少クランクが発生し、両活性物質の一方がク
ランクにしみ込み、両メツシュ11.12間に短絡が生
じた場合には、補助電極の電圧降下として現われる。従
って、検出器13でこの電圧降下現象を検出することに
よシ、β−アルミナ部にクランクが生じたことを知るこ
とができる。
では、正常稼動時に両メツシュi i、 12間には、
電池の起電圧と同電位の電圧が発生し、この電圧は検出
器13で検出されている。何らかの原因でβ−アルミナ
の一部に微少クランクが発生し、両活性物質の一方がク
ランクにしみ込み、両メツシュ11.12間に短絡が生
じた場合には、補助電極の電圧降下として現われる。従
って、検出器13でこの電圧降下現象を検出することに
よシ、β−アルミナ部にクランクが生じたことを知るこ
とができる。
第4図は電力貯蔵システムの安全設備に本発明の補助電
極付単電池20a、20b等を適用した場合の一実施例
を示す回路図である。各単電池20a、20bの出力側
にはそれぞれ遮断器24a。
極付単電池20a、20b等を適用した場合の一実施例
を示す回路図である。各単電池20a、20bの出力側
にはそれぞれ遮断器24a。
24bを設け、配線21によって負荷22に接続されて
いる。
いる。
もし、稼動中のネジステムで単電池の一個20aに故障
が発生しfc場合、検出器13.aが異常電圧を検出し
、直ちに故障電池の遮断器24aを遮断し、故障部分は
システムから切シ離される。従って、本発明の電池を第
4図の如き回路に接続し−て使用するならば、重大な事
故を未然に防ぐことができ、極めて有利である。
が発生しfc場合、検出器13.aが異常電圧を検出し
、直ちに故障電池の遮断器24aを遮断し、故障部分は
システムから切シ離される。従って、本発明の電池を第
4図の如き回路に接続し−て使用するならば、重大な事
故を未然に防ぐことができ、極めて有利である。
一方本発明によれば、万一、β−アルミナ等の固体電解
質にグロチン破断の様な瞬間破損があった場合でも、補
助電極のメツシュの流動抵抗のため、両活性物質の反応
速度を緩和させる効果が生まれる。従って、この反応速
度を緩和させる効果のためには、補助電極のメンシュが
細かく、流動抵抗値が大きい程効果的である。しかも、
声述した固体電解質のクランク検出効果にはメツシュの
粗さは無関係であることから、本発明の2つの効果を十
分発揮させるためには、メツシュは細かくする程有利で
ある。
質にグロチン破断の様な瞬間破損があった場合でも、補
助電極のメツシュの流動抵抗のため、両活性物質の反応
速度を緩和させる効果が生まれる。従って、この反応速
度を緩和させる効果のためには、補助電極のメンシュが
細かく、流動抵抗値が大きい程効果的である。しかも、
声述した固体電解質のクランク検出効果にはメツシュの
粗さは無関係であることから、本発明の2つの効果を十
分発揮させるためには、メツシュは細かくする程有利で
ある。
本発明の電池の補助電極の応用例を第5図及び第6図に
示す。即ち、第5図及び第6図は、本発明の他の実施例
を示す部分断面図であシ、補助゛電極の構造が異なシ、
第5図ではナトリウム側を側線を編み成形した繊維状ウ
ールllaとしたもので6Jl、また第6図ではナトリ
ウム側を焼結フィルターとしたものである。これらは、
いずれも、一枚の金銅メツシュを用いた場合に比べ流動
抵抗が増加するため、事故時の両活性物質の反応速度を
緩和させるのに有効である。また、固体電解質の微少ク
ランク検出感度には変りなく、電池の安全性はさらに高
められることとなる。
示す。即ち、第5図及び第6図は、本発明の他の実施例
を示す部分断面図であシ、補助゛電極の構造が異なシ、
第5図ではナトリウム側を側線を編み成形した繊維状ウ
ールllaとしたもので6Jl、また第6図ではナトリ
ウム側を焼結フィルターとしたものである。これらは、
いずれも、一枚の金銅メツシュを用いた場合に比べ流動
抵抗が増加するため、事故時の両活性物質の反応速度を
緩和させるのに有効である。また、固体電解質の微少ク
ランク検出感度には変りなく、電池の安全性はさらに高
められることとなる。
なお、第2図に示す如き本発明の電池でl0At程度の
ものを実際に安全性試験を行なってみた結果、次の様な
結果を得た。即ち、ナトリウム側にステンレス製メツシ
ュの濾過精度1μm、厚さ2、3 m mのものを使い
、両活性物質に最大1 k f/cm”Qの差圧状態で
β−アルミナが瞬時に破断した場合でも、両活性物質の
接触速度は瞬時接触から0.1t/min程度に緩和さ
れ急激な反応は起こらなかった。
ものを実際に安全性試験を行なってみた結果、次の様な
結果を得た。即ち、ナトリウム側にステンレス製メツシ
ュの濾過精度1μm、厚さ2、3 m mのものを使い
、両活性物質に最大1 k f/cm”Qの差圧状態で
β−アルミナが瞬時に破断した場合でも、両活性物質の
接触速度は瞬時接触から0.1t/min程度に緩和さ
れ急激な反応は起こらなかった。
本発明によれば、β−アルミナ等の固体電解質の微少ク
ランクに対して、敏感に電圧変動として検出できるため
、ナトリウム−イオウ反応事故を未然に防ぐことかでき
る。また、万一、固体電解質の破断事故が発生した場合
においても、補助電極の流動抵抗のために、両活性物質
の反応速度を緩和することができる。従って、本発明に
よれば、極めて安全性及び信頼性の高いナトリウム−イ
オウ電池が提供されることとなシ、工業的に益するとこ
ろ多大である。
ランクに対して、敏感に電圧変動として検出できるため
、ナトリウム−イオウ反応事故を未然に防ぐことかでき
る。また、万一、固体電解質の破断事故が発生した場合
においても、補助電極の流動抵抗のために、両活性物質
の反応速度を緩和することができる。従って、本発明に
よれば、極めて安全性及び信頼性の高いナトリウム−イ
オウ電池が提供されることとなシ、工業的に益するとこ
ろ多大である。
第1図は従来のナトリウム−イオウ電池の構造を示す断
面図、第2図は本発明のナトリウム−イオウ電池の固体
電解質部近傍を示す部分断面図である。第3図は、従来
のナトリウム−イオウ電池を使用する場合の回路図を示
し、第4図は本発明のナトリウム−イオウ電池を使用す
る場合の回路図の一例を示す。第5図及び第6図は本発
明のナトリウム−イオウ電池の補助電極の応用例を示す
部分断面図である。 l・・・陰極端子、2・・・陽極端子、3・・・α−ア
ルミナシール、4・・・ナトリウム、5・・・固体電解
質、6・・・イオウ−17・・・モリブデン、8・・・
容器、10 + 10 a T10 b−・・従来の単
電池、11.lla、llb・・・陰極側補助電極、1
2・・・陽極iII補助電極、13゜13a、13b・
−・検出器、20a、20b・・・本発明の単電池、2
1・・・配線、22・・・負荷、23a。 23b・・・ヒユーズ、24a、24b・・・遮断器。 $2図 %5図 第を品
面図、第2図は本発明のナトリウム−イオウ電池の固体
電解質部近傍を示す部分断面図である。第3図は、従来
のナトリウム−イオウ電池を使用する場合の回路図を示
し、第4図は本発明のナトリウム−イオウ電池を使用す
る場合の回路図の一例を示す。第5図及び第6図は本発
明のナトリウム−イオウ電池の補助電極の応用例を示す
部分断面図である。 l・・・陰極端子、2・・・陽極端子、3・・・α−ア
ルミナシール、4・・・ナトリウム、5・・・固体電解
質、6・・・イオウ−17・・・モリブデン、8・・・
容器、10 + 10 a T10 b−・・従来の単
電池、11.lla、llb・・・陰極側補助電極、1
2・・・陽極iII補助電極、13゜13a、13b・
−・検出器、20a、20b・・・本発明の単電池、2
1・・・配線、22・・・負荷、23a。 23b・・・ヒユーズ、24a、24b・・・遮断器。 $2図 %5図 第を品
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、固体電解質を境にして、ナトリウム系陰極活性物質
とイオウ系陽極活性物質とを充填したナトリウム−イオ
ウ電池において、該固体電解質の内壁及び外壁の各々の
表面近傍に補助電極を設けたことを特徴とするナトリウ
ム−イオウ電池。 2、特許請求の範囲第1項に記載のナトリウム−イエラ
ミ池において、該ナトリウム系陰極活性物質は溶融ナト
リウムであることを特徴とする電池。 3、%特許請求の範囲第1項又は第2項に記載のナトリ
ウム−イオウ電池において、該イオウ系陰極活性物質は
溶融イオウであることを特徴とする電池。 4、%許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれか1つ
に記載のナトリウム−イオウ電池において、該固体電解
質はセラミック製であることを特徴とする電池。 5、特許請求の範囲第4項に記載のナトリウム−イオウ
電池において、該固体電解質はβ系アルζす製であるこ
とを特徴とする電池。 6、%許請求の範囲第1項ないし第5項のいずれか1つ
に記載のナトリウム−イオウ電池において、該補助電極
は、該固体電解質が該陰極活性物質又は該陽極活性物質
と接する、該固体物質の内外壁表面の全域の近傍にわた
って設けることを特徴とする電池。 7、特許請求の範囲第1項ないし第6項のいずれか1つ
に記載のナトリウム−イオウ電池において、該補助電極
は流動圧力損失の大きい構造を有することを特徴とする
電池。 8、特許請求の範囲第7項に記載のナトリウム−イオウ
電池において、該補助電極はメンシュ構造を有すること
を特徴とする電池。 9、特許請求の範囲第7項に記載のナトリウム−イオウ
電池において、該補助電極は繊維構造を有することを特
徴とする電池。 10、%許請求の範囲第7項に記載のナトリウム−イオ
ウ電池において、該補助電極は焼結フィルタ−構造を有
することを特徴とする電池。 11.特許請求の範囲第8項に記載のナトリウム−イオ
ウ電池において、該陰極活性物質側の補助電極はステン
レス鋼製であシ、該陽極活性物質側の補助電極はモリブ
デン製であることを特徴とする電池。 12、特許請求の範囲第1項ないし第11項のいずれか
1つに記載のナトリウム−イオウ電池において、該陰極
活性物質側の補助電極と該陽極活性物質側の補助電極と
の間の電圧変化検知手段を有することを特徴とする電池
。 13、特許請求の範囲第12項に記載のナトリウム−イ
オウ電池において、該電圧変化検知手段は回路電源スイ
ツチ制御手段に連結されることを特徴とする電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58024622A JPS59151778A (ja) | 1983-02-18 | 1983-02-18 | ナトリウム―イオウ電池装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58024622A JPS59151778A (ja) | 1983-02-18 | 1983-02-18 | ナトリウム―イオウ電池装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59151778A true JPS59151778A (ja) | 1984-08-30 |
JPH0516148B2 JPH0516148B2 (ja) | 1993-03-03 |
Family
ID=12143241
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58024622A Granted JPS59151778A (ja) | 1983-02-18 | 1983-02-18 | ナトリウム―イオウ電池装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59151778A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6226767A (ja) * | 1985-07-29 | 1987-02-04 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | ナトリウム−硫黄電池 |
WO2014055178A1 (en) * | 2012-10-01 | 2014-04-10 | Chrysler Group Llc | Method and device for electrochemical cell overheating propagation avoidance in a battery module |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5717572A (en) * | 1980-05-27 | 1982-01-29 | Energy Dev Ass | Storage battery facility system and method of stopping current |
-
1983
- 1983-02-18 JP JP58024622A patent/JPS59151778A/ja active Granted
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Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH0516148B2 (ja) | 1993-03-03 |
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