JPS59151284A - 飲料自動販売機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は飲料自動販売機に係り、更に詳述すれば、小
さい設置面積でより多くの人に自分の好みに合った飲み
物を提供できるように材料ス１−ツカを二層構造とした
飲料自動販売機に関するものである。

現在実用化されている飲料自動販売機では材料スｊ−ツ
カか一層構造のため、材料の種類が少なく利用者の嗜好
の多様化に対処できず、したかつて、無理に対処させよ
うとすれば何台もの飲料自動販売機を一個所に併設する
か、またｌＪ機械の幅や奥行ぎを大きくした多種類の飲
料を販売出来る大型の販売機を用意しなければならなか
った。しかし、このような対処では設ｉｉ７冒用が嵩む
と共に据付けのために広い場所と販売機の台数に対応す
る数の電源を必要とし、更に複数の販売会社に材料の供
給を依頼しな（ブればならず、このような場合、販売機
を設置した周辺の清掃や利用後のカップ等の処理なとが
販売会社毎にまちまちに行なわれ、美観と衛生の保持が
出来ず、苦情が絶えなかった。

更に、会社や人の多く集る個所に設置され、利用頻度が
極端に多い飲料自動販売機では、材料が巡回補給される
時間以内に既に無くなってしまい、売切れ°と云う事態
が生じ、販売機があっても飲めないと云うケースが多い
。

この発明は上述した従来の欠点を除去することを目的と
するもので、その特徴とするところは、複数種類の材料
を独立して収容する複数の材料ストッカが販売機筐体の
側板内側の下段と上段に取り付けた対をなす案内軌条に
添ってそれぞれ水平方向ならびに弧を描く如くして上下
方向にそれぞれ移動できるように複数階層に懸架して備
え、前記各ストッカから材料を選択的にカップ内に取り
出し得るようにし、上段ストッカは弧状をなす案内軌条
と筐体との間に連結した杆体を含む案内部材を備え他の
駆動制御手段を介して自動的に前記した弧状の案内軌条
に添って下階まで下降するように構成することにより、
前記各材料ストッカの材料収容室内への補充を容易にす
ると共に、前記各材料ス１〜ツカから材料を受けるミキ
サーボール備えて多種類の飲料の販売を前記筐体の間口
を広げることなく可能にした飲料自動販売機を提供する
ものである。以下この発明を図に示す一実施例について
詳述する。

この発明の飲料自動販売機１は第１図乃至第２図（ａ）
〜（Ｃ１に示すように構成されている。すなわち、筺体
２の左右方向の側面板３ａ、　３ｂの内側面上方に弧状
をなす一対の案内軌条４ａ、　４ｂを、下方に底板５と
平行する案内軌条６ａ、　６ｈと７ａ。

７ｂをそれぞれ取り付けである。前記した案内軌条４ａ
、４１）はその上端と背面板８との間が後述する月利ス
トッカの幅の略１／２の長さ、下端と前面板９との間が
同じく材料ストッカの幅の略１／２の長さだけ隔った位
置にあり、該案内軌条４ａ、　４ｂは断面が口字状をな
し、材料ストッカの移動時脱輪しないように考慮しであ
る。

前記した案内軌条７ａ、　７ｂ上にはＭ車１０ａ〜１０
ｄを側面に取り付けた箱型の移動箱１１が載せられてい
る。

案内軌条６ａ、　６ｂ上には滑車１２ａ〜１２ｄを底部
に取り付けた材料スｌ−ツカ１３が載せられ、この４、
Ｊ料ストツノＪ１３を構成する箱体１４は隔板１５ａ〜
１５（１て５個の独立したストック空間を構成し、この
各空間の上方にはＭ１６ａ〜１６ｅが取り付けられてい
る。前記材料ストッカ１３のストック空間内の月利を個
々に取り出すためのシュータ１７が着脱自在に取り付け
てあり、このシュータに関連して図示してないがｌ＼ン
ドモータが周知の手段で備えてあり、一定憬あるいｔま
この量を加減して取比せるようになっている。

また、軌条４ａ、旧）には、材料ストッカ１８がこの材
料ストッカを構成する箱体１９の側面に取り付（）られ
た滑車２０ａ　、　２０ｂが案内軌条４ａ、　４ｂの内
部に嵌入する如く係合【、で、前記ストッカの下方側板
と筺体２の側面板３ａ、　３ｔ＋との間に杆体２１ａ　
、　２１ｂが取付けられ筺体２の天板８ａに設（ブられ
た両軸モータ３２の回転軸に巻胴３１を設け、この巻胴
３１に巻きつけたワイヤーロープ２２を滑車２３を介し
て材料ストッカに連結し巻き上げ番き降ろし機構を構成
して駆動制御手段３３とすることにより材料ス］−ツカ
１８を筐体２の上方奥側より下方前側に弧を描くように
移動させ得るようにしである。

前記した月利ストッカ１８は、隔板２４ａ〜２４ｄで５
個の独立したストック空間を構成し、この各空間の上方
には！　２５ａ〜２５ｅが取り付けられている。第１図
に示づように材料ス［・ツカ１８の底板側には各ストッ
ク空間対応にスクリューコンベア２６ａ〜２６ｅか取り
付けられ、このスクリューコンベアの回転軸はス１−ツ
カの背面板より外方に突出し、この軸に筺体２の背面板
８に取り（＝Ｊけられている５個のモータ２７の各出力
軸に取り付けられた傘歯車２８に噛合するＩＩＩＩ歯車
２９がそれぞれ取り付けられている。材料ス１〜ツカ１
８の前面には材料を個々に取り出すためのシュータ３ｏ
が４ＨＩＲ自在に取り付けられてあり、このシュータに
関連してそれぞれ図示してないが弁お、よびベン１ヘモ
ータが周知の手段で備えられておリ、一定量あるいはこ
の闇を加減して取出せるようになっている。

また前述した案内軌条７ａ、　７ｂに載せられている移
動箱１１には、前記両材料ストッカ１３．１８の材料収
容室１４１ａ〜１４１ｅ、　１９１ａ〜１９１ｅの内い
ずれか１つまたは２つ以上の材料を収容室からシュータ
１７．３０を介して取り出された材料を混合するミギシ
ングボール３１ａ〜３１ｅが取り付（プられている。

前記した材料ストッカ１８の両側面板には、２個の係止
ビン３２ａ　、　３２ｂ　ｂが突設されており、前記係
止ビン３２ａ　、　３２ｂには筐体２の側面板３ａ。

３ｂの上方に軸支された係止鉤３４ａ　、　３４ｂが係
止し、材料ストッカ１８の自重で駆動制御手段が誤動作
し滑落するのを阻止し得るようになっている。この係止
鉤３４ａ　、　３４ｂの端部には前面板９にスプリング
３５で常時背面板側に弾撥されている操作ハンドル３６
がピアノ線３７ａ　、　３７ｂを介して取り付けられて
おり、側面板３ａ、　３ｂには前記係止鉤３４ａ　、　
、３４ｂの反時計方向の回動を阻止する停止ビン３８ａ
　、　３８ｂが取り付けられている。

また、筺体２の背面板８に材料ストツノＮ８が上昇した
ときのリミットスイッチ３９が設けられている。

なお前記のワイヤ２２の一端を第２図（氏に鎖線で示ず
ように杆体２１ａ　、　２１ｂに連結してもよい。

第３図はこの発明の変形例を示すもので、月利ストッカ
１８に取り付けられている滑車２０ａ　。

２０ｂと杆体２１ａ　、　２１ｂの取り付は位置を変え
、これに伴って案内軌条４ａ、　４ｂの位置を第１図。

第２図（ａ）〜（Ｃ）に示す位置よりも下方に、杆体の
取り付（プ位置を上方に移し替えたもので、他の構成は
同じである。

第４図はこの発明のさらに他の変形例を示すもので、杆
体２１ａ　、　２１ｂの枢着点を左方にずらし、ストッ
カ１８を下降時に筺体２から左方に突出するようにして
材料の補給をより一層行ない易くしたものである。この
場合案内軌条４ａ、　４１の位置も前記杆体の移動量に
合せて左方に平行移動させて設けてあり、他の構成は前
記実施例と同様である。

この発明の飲料自動販売機は以上のような構成のもので
、以下材料の補充および補修を行なう場合を第２図（（
至）〜（Ｃ）を用いて述べる。

通常は第２図（ａ）に示すように材料ス１〜ツカ１３お
よび１８が縦に並んだ状態で使用されるが、材料ストッ
カ１８に材料の補給を行なう場合には、作業者は、第２
図（ｂ）に示すようにシュータ２７を外してから操作ハ
ンドル３６をスプリング３５の弾力に抗して手前に引け
ば、係止鉤３４ａ　、　３４ｂが一点鎖線で示すように
時計方向に回動じ、係止ビン３２ａ　、　３２ｂより外
れ駆動制御手段３３を構成するモータ等が作動して、案
内軌条４ａ、　４ｂに添って中間まで下降すると傘歯車
２８と皿歯車２９との噛合状態が外れ、前記操作ハンド
ル３６を離しても前記係止鉤３４ａ　、　３４ｂが停止
ビン３８ａ　、　３８ｂに接し、再び係止ビン３２ａ　
、　３２ｂには係止しない。

この第２図（ｂ）に示す状態より第２図（Ｃ）に示す位
置まで材料ストッカ１８は自動的に下降し図示しないリ
ミットスイッチ等で前記駆動制御手段３３のモータ３２
等を停止させて上記下降位置を保持する。

この状態で材料ストッカ１Ｂの蕃２５ａ〜２５ｅを開は
材料収容室１９１ａ〜１９１ｅ内に材料を各々入れ、益
を閉め終ってから前記モータ３２の逆転操作ボタン（図
示せず）等でモータ３２を逆転させ第２図（ａ）に示す
位置まで案内軌条４ａ、　４ｂに添って自動的に戻すこ
とができる。

そしてこの状態は上部のリミットスイッチ３９により前
記モータ３２を停止させて保持することができる。

更に材料ストッカ１３に材料の補給を行なう場合には、
ストッカ１３および１８のシュータ１７および３０を共
に外してから、前記ストッカ１３を手前に引けば案内軌
条６ａ、　６ｂ上を前面板９側へ水平移動出来、この状
態で材料ストッカ１３のＭ１６ａ〜１６ｅを開け、材料
収容室１４１ａ〜１４１ｅ内に材料を各々入れ、蓋を閉
め終ってから再び第２図（ωの定位置に戻せばよい。

尚、移動箱１１に取り付けられているミキシングボール
３１８〜３１ｅの故障においても該移動箱を案内軌条７
ａ、　７ｂ上を前面板９側に水平移動させることにより
、その修理あるいは交換が容易に行える。

また、上段ス１〜ツカ１８の駆動制御手段３３として前
述した実論例では両軸モータ３２の回転軸に巻胴３１を
設け、この巻胴３１に巻きつけたワイヤーローブ２２を
滑車２３を介して材料ストッカに連結し巻き上げ巻き降
ろし機構を構成した例について）小べたが、この発明に
おりる前記駆動制御手段３３としては前記巻き上げ巻き
降ろし機構の代りに手動による巻き−Ｆげ巻き降ろし機
構やエアーシリンダーピストンとかオ゛イルシリンダー
ビス１〜ンのような他の上段ストッカ１８の昇降用駆動
制御手段を用いてもよい。

以上述へたようにこの発明は複数種類の材料を独立して
収容する複数の材料ストッカが販売機筐体の側板内側の
下段と上段に取り付けた対をなす案内軌条に添ってそれ
ぞれ水平方向ならびに弧を描く如くして下方向にそれぞ
れ移動できるように複数階層に懸架して備え、前記各ス
１〜ツカから材料を選択的にカップ内に取出し得るよう
にし、上段ストッカは弧状をなす案内Ｗ＋条と筐体との
間に連結した杆体を含む案内部材を備え他の駆動制御手
段を介して自動的に前記した弧状の案内軌条に添って下
階まで下降づるように構成することにより、前記各材料
ストッカの材料収容室内への補充を容易にすると共に、
前記各材料ス１ヘツカから材料を受けるミキサーボール
を備えて多種類の飲料の販売を前記筐体の間口を広げる
ことなく可能にしたので、多種類の飲料の販売および多
種類の材料を混合したもの、飲料の販売を長時間補充な
しで自動販売でき、積重ねるとか、引掛けると云う要素
がないので、前記した移動行為がスムーズかつ容易にで
き、しかも設置面積も小さくして済む等の効果を有する
。

【図面の簡単な説明】

図はいずれもこの発明の一実施例を示すもので、第１図
は飲料自動販売機の要部の構成のみを示す断面図、第２
図（ａ）〜（Ｃ）はいずれも第１図のＡ−ＡＷＩ線にお
ける断面図で第２図（ａ）は定状状態を、第２図（ｂ）
ｉｃ）は祠利ストッカの下降動作の中間および下降状態
を示ずものであり、第３図および第４図はそれぞれこの
発明の変形例を示す断面図である。 ２＝４ｉ体、３ａ、　３ｂ・・・側面板、４ａ、　４ｂ
、　６ａ、　６ｂ７ａ、　７１）・・・案内軌条、５・
・・底板、８・・・前面板、９・・・前面板、１０ａ　
〜１０ｄ　、　１２ａ　〜１２ｄ　、　２０ａ　、　２
０ｂ、２３・・・滑車、１１・・・移動箱、１３．１８
・・・月利ストッカ、１６ａ　〜１６ｅ−ｉＪ、１７．
３０−・・シュータ、２１ａ　、　２１１）・・・杆体
、２６ａ〜２６ｅ・・・スクリューコンベア、２７・・
・ペンドモータ、３２ａ　、　３２ｂ・・・係止ビン、
３４ａ　、　３４１）−・・係止鉤、３７ａ　、　３７
ｂ　＝−ピアノ線、３６．・・・操作ハンドル、３８ａ
　、　３８ｂ・・・停止ビン、３２・・・駆動制御用両
軸モータ、３３・・・駆動制御手段。 特許出願人　　日本自動販売株式会社 第２図（α） 第２図（ぞ） 第２回（Ｃ） 第３し） 第４即

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数種類の材料を独立して収容する複数の材料ストッカ
   が販売機筐体の側板内側の下段と上段に取り付けた対を
   なす案内軌条に添ってそれぞれ水平方向ならびに弧を描
   く如くして上下方向にそれぞれ移動できるように複数Ｗ
   ｉ層に懸架して備え、前記各ストッカから材料を選択的
   にカップ内に取り出し得るようにし、上段スｌ−ツカは
   弧状をなす案内軌条と筐体との間に連結した杆体を含む
   案内部材を備え他の駆動制御手段を介して自動的に前記
   した弧状の案内軌条に添って上階まで下降するように構
   成することにより、前記各材料ストッカの材料収容室内
   への補充を容易にすると共に、前記各材料ストッカから
   材料を受けるミキサーボールを備えて、多種類の飲料の
   販売を前記筐体の間口を広げることなく、可能にしたこ
   とを特徴とする飲料自動販売機。