JPS59150131A - 低融点樹脂含有縫製糸及びそれによる縫製加工方法 - Google Patents
低融点樹脂含有縫製糸及びそれによる縫製加工方法Info
- Publication number
- JPS59150131A JPS59150131A JP2032383A JP2032383A JPS59150131A JP S59150131 A JPS59150131 A JP S59150131A JP 2032383 A JP2032383 A JP 2032383A JP 2032383 A JP2032383 A JP 2032383A JP S59150131 A JPS59150131 A JP S59150131A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- melting point
- low melting
- sewing
- point resin
- stitch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、キルテイングに適した低融点樹脂含有縫製糸
及びそれに適した縫製加工方法に関する。
及びそれに適した縫製加工方法に関する。
従来、羽毛布団、ウール布団ライニングのキルテイング
又はミシン縫いによる縫製品は、その縫目より中綿が出
るものが多く、特にウール、羽毛布団については難点と
され、例えば羽毛布団については表生地とテープ付けを
した裏生地を縫合わせてテープ付は縫を行い縫目より羽
毛の突出しがないような加工を行なってきたが、製品の
美観を損い、加工に長時間を要し、製品価格も高くなり
、且つ困難な加工方法であった。
又はミシン縫いによる縫製品は、その縫目より中綿が出
るものが多く、特にウール、羽毛布団については難点と
され、例えば羽毛布団については表生地とテープ付けを
した裏生地を縫合わせてテープ付は縫を行い縫目より羽
毛の突出しがないような加工を行なってきたが、製品の
美観を損い、加工に長時間を要し、製品価格も高くなり
、且つ困難な加工方法であった。
本発明の目的は、従来の縫製品の有する欠点を除去した
縫製品を得ることができる縫製糸及びそれによる縫製加
工方法を提供せんとするにある。
縫製品を得ることができる縫製糸及びそれによる縫製加
工方法を提供せんとするにある。
本発明は、縫製糸素材に低融点樹脂を含浸により付着さ
せるか、又は縫製糸素材に低融点樹脂の単繊維又はフィ
ルム条片を混入して成ることを特徴とする低融点樹脂含
有に＆製糸である。
せるか、又は縫製糸素材に低融点樹脂の単繊維又はフィ
ルム条片を混入して成ることを特徴とする低融点樹脂含
有に＆製糸である。
本発明の第二の発明は、縫製と同時か又は縫製後生地面
を縫目に沿って熱処理することを特徴とする縫製加工方
法である。
を縫目に沿って熱処理することを特徴とする縫製加工方
法である。
本発明において縫製糸素材とは、縫製糸とするための撚
りをかけない繊維材料又は撚りをかりた従来の綿糸、化
学繊維、混光を含むものとする。
りをかけない繊維材料又は撚りをかりた従来の綿糸、化
学繊維、混光を含むものとする。
本発明において低融点樹脂とは、ポバール、ポリアセタ
ール樹脂、酢酸ビニル樹脂等の樹脂で８０〜１５０°Ｃ
の融点を有し、水又は有機溶媒に可溶性の樹脂を含む。
ール樹脂、酢酸ビニル樹脂等の樹脂で８０〜１５０°Ｃ
の融点を有し、水又は有機溶媒に可溶性の樹脂を含む。
本発明においては、縫製糸は低融点樹脂を含有するので
縫製時半製品の表裏生地及び中素材と共に熱板を軽く押
圧した状態でその間を通過させたり、縫製後少量のキリ
ふきをして縫目に沿って生地面にアイロンをかけること
で縫製糸の含有する低融点樹脂は熔融して縫製糸が生地
に接着すると共に上記樹脂は縫目の孔を閉鎖する。この
ためキルテイング製品及びその他のミシン縫製品の中素
材の吹出し、突出しを防止するのみでなく、縫製品の形
が良（型崩れを生じない特長を有する。又本発明の縫製
糸により加工した寝具、衣料製品はドレープ性を損なわ
ず過酷な使用条件に耐え得ると共に長期の耐用寿命を有
するという効果がある。
縫製時半製品の表裏生地及び中素材と共に熱板を軽く押
圧した状態でその間を通過させたり、縫製後少量のキリ
ふきをして縫目に沿って生地面にアイロンをかけること
で縫製糸の含有する低融点樹脂は熔融して縫製糸が生地
に接着すると共に上記樹脂は縫目の孔を閉鎖する。この
ためキルテイング製品及びその他のミシン縫製品の中素
材の吹出し、突出しを防止するのみでなく、縫製品の形
が良（型崩れを生じない特長を有する。又本発明の縫製
糸により加工した寝具、衣料製品はドレープ性を損なわ
ず過酷な使用条件に耐え得ると共に長期の耐用寿命を有
するという効果がある。
次に本発明を実施例につき説明する。
実施例１
５０番手の化繊糸より成る従来の縫製糸を縫製糸素材と
して、これに低融点樹脂を水に熔解し＠酸。
して、これに低融点樹脂を水に熔解し＠酸。
硼砂その他無機塩類を少量添加して増粘した低融点樹脂
の１５％溶液及び３０％１ｇ液を含浸させ乾燥させて本
発明の繊維糸を製造した。縫製糸素材に対する付着量は
糸の重量に対して１０％であった。
の１５％溶液及び３０％１ｇ液を含浸させ乾燥させて本
発明の繊維糸を製造した。縫製糸素材に対する付着量は
糸の重量に対して１０％であった。
実施例２
羽根布団の製造において、実施例１・の縫製糸を下糸と
して用い上糸として本発明の縫製糸を２本用い、ミシン
の下押金と上押金には夫々加熱パネルを取付けて８０〜
１５０℃の温度に加熱し加熱パネルにより下押金と上押
金を路上記温度に加熱しておき、キルテイング時表生地
、裏生地の縫目に水蒸気を加え熔融した低融点樹脂を付
着させて縫目をふさぐと共に縫目を部分的に生地に接着
させた。
して用い上糸として本発明の縫製糸を２本用い、ミシン
の下押金と上押金には夫々加熱パネルを取付けて８０〜
１５０℃の温度に加熱し加熱パネルにより下押金と上押
金を路上記温度に加熱しておき、キルテイング時表生地
、裏生地の縫目に水蒸気を加え熔融した低融点樹脂を付
着させて縫目をふさぐと共に縫目を部分的に生地に接着
させた。
このようにして縫製品は中素材の縫目を通しての吹出し
及び突出しを防止できたのみでなく、完成した製品の形
態が良く、使用中に型崩れを生じなかった。
及び突出しを防止できたのみでなく、完成した製品の形
態が良く、使用中に型崩れを生じなかった。
特許出願人 小 倉 健 功
代理人 手掘 益（ほか２名）
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、縫製糸素材に低融点樹脂を含浸により付着させるか
、又は縫製糸素材に低融点樹脂のＲ繊維又はフィルム条
片を混入して成ることを特徴とする低融点樹脂含有縫製
糸。 ２、縫製と同時か又は縫製後生地面を縫目に沿って熱処
理することを特徴とする縫製加工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2032383A JPS59150131A (ja) | 1983-02-08 | 1983-02-08 | 低融点樹脂含有縫製糸及びそれによる縫製加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2032383A JPS59150131A (ja) | 1983-02-08 | 1983-02-08 | 低融点樹脂含有縫製糸及びそれによる縫製加工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59150131A true JPS59150131A (ja) | 1984-08-28 |
Family
ID=12023919
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2032383A Pending JPS59150131A (ja) | 1983-02-08 | 1983-02-08 | 低融点樹脂含有縫製糸及びそれによる縫製加工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59150131A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63219677A (ja) * | 1987-03-09 | 1988-09-13 | 東海化成工業株式会社 | 縫製方法 |
| JP2008041583A (ja) * | 2006-08-10 | 2008-02-21 | Tokai Rika Co Ltd | スイッチ装置及び、その組立方法 |
| KR20170084915A (ko) * | 2016-01-13 | 2017-07-21 | 주식회사 이덕아이앤씨 | 침구의 바느질구멍 마감장치와 마감방법 및 그 섬유제품 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS439512Y1 (ja) * | 1965-07-17 | 1968-04-24 | ||
| JPS4513430Y1 (ja) * | 1964-11-10 | 1970-06-09 | ||
| JPS4940351U (ja) * | 1972-07-13 | 1974-04-09 | ||
| JPS513238U (ja) * | 1974-06-24 | 1976-01-10 |
-
1983
- 1983-02-08 JP JP2032383A patent/JPS59150131A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4513430Y1 (ja) * | 1964-11-10 | 1970-06-09 | ||
| JPS439512Y1 (ja) * | 1965-07-17 | 1968-04-24 | ||
| JPS4940351U (ja) * | 1972-07-13 | 1974-04-09 | ||
| JPS513238U (ja) * | 1974-06-24 | 1976-01-10 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63219677A (ja) * | 1987-03-09 | 1988-09-13 | 東海化成工業株式会社 | 縫製方法 |
| JP2008041583A (ja) * | 2006-08-10 | 2008-02-21 | Tokai Rika Co Ltd | スイッチ装置及び、その組立方法 |
| KR20170084915A (ko) * | 2016-01-13 | 2017-07-21 | 주식회사 이덕아이앤씨 | 침구의 바느질구멍 마감장치와 마감방법 및 그 섬유제품 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US2253000A (en) | Textile and method of making the same | |
| US6579403B2 (en) | Textile products constructed using curable adhesive threadless sewing and processes for producing same | |
| US2278895A (en) | Composite material | |
| GB1399728A (en) | Method of conditioning fabrics | |
| US3025622A (en) | Textile process and product | |
| US2125901A (en) | Finishing textile materials | |
| US2539244A (en) | Basting thread | |
| US2251962A (en) | Artificial theead and method for | |
| US2202025A (en) | Collar, cuff, and the like and method of making same | |
| JPS59150131A (ja) | 低融点樹脂含有縫製糸及びそれによる縫製加工方法 | |
| US3137864A (en) | Process of basting and removal of basting | |
| CN209436287U (zh) | 一种驼绒羽绒防寒服装 | |
| US4106903A (en) | Process for the treatment of cellulose-fibres | |
| GB1300813A (en) | A process for the production of bonded non woven fibre fleeces | |
| US3649399A (en) | Method in tailoring of preventing one side of cloth folded back from being unfolded | |
| EP0123400A3 (en) | Fabric conditioning agents, compositions and processes | |
| JPH03241025A (ja) | 遠赤外線放射用物質を具えた織物用糸及びその製造法 | |
| US2278896A (en) | Composite material | |
| US3288631A (en) | Production of non-woven fiber webs stable to water | |
| US3893883A (en) | Heat bondable sheet materials | |
| Sherwood | Binders for nonwoven fabrics | |
| SU1715207A3 (ru) | Термоклей дл нанесени на текстильные материалы | |
| US3452413A (en) | Method of manufacture of a compound fabric | |
| JPS5887825U (ja) | キルテイング縫製部の構造 | |
| WO2002086227A1 (en) | Combined fabric of net fabric and non-woven fabric for net lace |