JPS5914967B2 - 電動機と発電機を用いた駆動装置 - Google Patents

電動機と発電機を用いた駆動装置

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JPS5914967B2
JPS5914967B2 JP9287675A JP9287675A JPS5914967B2 JP S5914967 B2 JPS5914967 B2 JP S5914967B2 JP 9287675 A JP9287675 A JP 9287675A JP 9287675 A JP9287675 A JP 9287675A JP S5914967 B2 JPS5914967 B2 JP S5914967B2
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electric motor
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rotation
shaft
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昭司 畠山
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Description

【発明の詳細な説明】 一般に、電動機の軸を直接に或いは減速装置を介して負
荷に接続した場合、当該電動機の動力と負荷の大きさ如
何によつては、起動しようとして電動機の電源を投入し
ても、負荷体が回転しないという状態を生じ、そこでは
非常に大きなエネルギーが損失となつて失われる。
第1図は、このように負荷としての被動体に回転力を加
えて行き、被動体が回転し始める作動時点迄の領域を、
「釣り合い部分」として示したものである。
説明の便宜上、被動体の負荷としての大きさを5とし、
これを作動させるには5以上の動力エネルギーを加える
必要があるものとして示してある。図中1は電動軸と被
動軸を直結した場合であり、釣り合い部分の領域では被
動体は作動せず、エネルギー損失が大きい。2、3は、
摩擦クラッチ、流体クラッチをそれぞれ使用して電動5
機の動力を伝達する場合であり、釣り合い部分の領域
では、それぞれすベー摩擦、すベー油圧を生じ、熱とし
て消費されることには変りがない。
仮に、被動体の負荷としての大きさ5に対し、““3’
’〜““4”の動力エネルギーを加えたとすると、そ1
0の’’3’’〜“4’’の動力エネルギーは熱として
消滅されるばかりである。また、すベリは負荷変動によ
つても生ずるから、すベーに起因するエネルギーの損失
は、負荷変動の大きさ及び一定時間内に於る負荷変動の
回数に依存して大となり、全体15として無視し得ない
大きな値となる。本発明は、クラッチとしての動力伝達
機能を維持しつつ、すベーに起因する損失エネルギー分
を発電機により電源側に戻し、その分だけ省エネルギー
となる駆動装置を提供することにある。■0 以下、本
発明をまず第2図及び第3図に示した実施例について説
明する。本発明の駆動装置は、電動機M)回転方向変換
装置S)及び発電機Gから成る。
この例では、電動機Mとして2極の複巻直流電動機(定
格100’)5V)28A)1500RPM)を、そし
て発電機Gとしてやはり2極の複巻直流発電機(定格1
00V) 20A)1500RPM)を用いている。し
かし本発明は、これに限定されるものではなく、例えば
交流の電動機もしくは発電機を用いること30もできる
。一般に、電動機及び発電機はそれぞれ固定子と回転子
から成り、普通、直流機の場合は界磁側が固定子でアマ
チヤー側が回転子となる。4及び13はそれぞれ電動機
M及び発電機Gの回転子即ちアマチヤーであり、そのシ
ャフト1はこ万 の例では一体的に形成され共通である
電動機Mのアマチヤー4側においてシャフト1は出力軸
として突出しており、図示してない負荷と連結され°ハ
ーている。
3及び12は電動機M及び発電機Gの固定子即ち界磁側
であり、それぞれベアリング2及び14により回転可能
に支承されている。
従つて、通常の用い方と異なり、電動機M及び発電機G
の回転子4,13も固定子3,12もそれぞれ独立に回
転することができる。電動機Mと発電機Gとの間におい
て、シヤフト1にはサンギヤ6が回転可能に嵌装され、
その右端には発電機Gの固定子12と固定されている。
電動機Mの固定子3の発電機側の端面には、その周縁を
シヤフト1と同心的に延在させその内周面に歯を設けて
、リングギヤ8を形成してある。この内向きのリングギ
ヤ8とサンギヤ6との間には、第3図からよく判るよう
に、4つのピニオンギヤ9が遊間されている。10はピ
ニオンギヤ9の回転中心軸となる支持軸であり、この支
持軸10は、それぞれ軸方向に離間して並置した2個の
ピニオンキヤリヤ7及び11並びに該キヤリヤ間に位置
するピニオンギヤ9を貫通し、シヤマト1と平行に延び
る。
ピニオンキヤリヤ11は、?アリング2,14と同じく
、外部に保持固定する。第2図には示してないが、発電
機Gのアマチヤーコイルはスリツプリングを介して外に
取出し、逆流防止用のダイオードを介して、電動機Mの
電源に接続する。
今、電動機Mの電源を投入すると、シヤフト1には負荷
が接続されているのに対し電動機Mの固定子3は自由に
回転できる状態下にあるので、まず固定子3が一定方向
に回転する。
この固定子3の回転する方向は、電動機Mの回転子4が
普通の使用状態で回転する方向を正方向と称することに
すれば、反対の逆方向である。電動機Mの回転子4の正
方向回転数と固定子3の逆方向回転数は、出力軸たるシ
ヤフト1に対する負荷の増減により変化し、シヤフト1
への負荷が増大すればする程、固定子3の逆回転数も上
昇し、反面、回転子4の正回転数は低下する関係にある
。電動機Mの固定子3の逆回転は、回転方向変換装置S
のリングギヤ8、ピニオンギヤ9、サンギヤ6を介して
、発電機Gの固定子12に伝達される。
この場合、ピニオンギヤ9は電動機の固定子3と同じく
逆回転でめるがその速度は増速されており、またピニオ
ンギヤリヤ11は外部に固定であるからサンギヤ6は増
速された回転を正回転に逆転させる。サンギヤ6は発電
機Gの固定子12と連結してあるので、回転子13の外
側が増速正回転する。結局、出力軸たるシヤフト1は正
方向、電動機Mの固定子3は逆方向、発電機Gの固定子
12は正方向に、それぞれ回転する。しかし、発電機G
の固定子(界磁)12の正回転数は回転子(アマチヤー
コイル)13の正回転数よりも増速されているので、発
電機Gの磁界はアマチヤーコイルの回りを回転すること
となり、発電機Gは同方向時差発電をするようになる。
このときの発電機Gの固定子12と回転子13の相対速
度差は、出力軸1に対する負荷の大きさに依存する。こ
の発電機Gのアマチヤーコイルに発生する起電力は、既
に述べたスリツプリング及び逆流防止用ダイオードを介
して電動機Mの電源に回生される。発電機Gの固定子(
界磁)12が相対的に回転子(アマチヤーコイル)の回
りを回転するのであるから、電磁誘導作用により、回転
子13は固定子12の回転につれて回転する力を受ける
即ち、固定子12と回転子13との間には両者を磁気的
に連結する力(本明細書では単に[磁力抵抗」という)
が存する。発電機Gの固定子12と回転子13と(ま同
じ方向へ回転しているので、この磁力抵抗即ち磁気的吸
引力は、回転子13をその回転方向へ引つ張るように作
用する。即ち、磁力抵抗の存在は、回転子13の回転に
ついて同方向の追加的トルクを与え、従つて電動機Mの
回転子4の回転についての助力作用をなす。この助力作
用は、磁力抵抗が大であればある程、即ち発電機Gの固
定子12と回転子13間のすべりが大きい程、助力作用
も大となる。発電機Gの回転子13の回転が高まり、電
動機Mの回転子4若しくは負荷に動力が伝達されるにつ
れ、その反作用により、電動機Mの固定子3側の回転速
度は低下して行く。
このように、本装置に於る発電機Gは、発電機としての
本来の機能と、電動機Mの動力を出力軸に伝えるクラツ
チとしての機能とを兼ねており、この点に着目して、本
明細書では発電機Gを「発電クラツチ」と称することに
する。
通常の流体クラツチや渦電流継手等を使用して電動機の
動力を伝達する場合には、原動軸と被動軸との間にすベ
リがあれば、それに起因する損失は通常熱として消費さ
れ、原動機側からみた負荷の一部となるが、本発明の1
駆動装置では、すべりの大きさの如何に拘わらず、従つ
て第1図の釣り合い部分の領域でも、その都度すべりの
程度に応じた大きさの電力が電源に回生されるから、こ
のようなエネルギーの損失は生じない。
このとき、発電時負荷は有効トルクとして出力軸に加わ
るから、動力伝達機能も失われない。゛従つて、本装置
は負荷の増減の大きさ及び頻度が激しい用途に適してい
る。また、負荷の変動に応じて、回転速度及び出力トル
クが変化するから、一種の自動減速装置もしくはトルク
コンバータとしても使用し得る。第4図は本発明の駆動
装置の他の実施例であり、第2図及び第3図の実施例と
は本質的には回転方向変換装置Sの部分が相違している
だけである。
この例では電動機Mのシヤフトと発電機Gのシヤフトは
連結部15において互いに連結され、その連結部側にお
ける固定子端はベアリング2′,11を介して台16に
支持されている。19はシヤフト1と平行に設けた軸で
あり、その両端(まベアリング17,18を介して台1
6に支持されている。
軸19には、スプロケツト22とギヤ23が設けてあり
、スプロケツト22は電動機Mの固定子3の発電機側の
端に設けたスプロケツト20にチエーン21を介して連
結され、ギヤ23は発電機Gの固定子12の電動機側の
端に設けたギヤ24と噛み合つている。電動機Mの固定
子3の逆回転はスプロケツト20、チエーン21、スプ
ロケツト22へ伝達され軸19が固定子3と同方向に回
転する。
軸19に固定したギヤ23の回転がギヤ24に伝わり、
ギヤ24がギヤ23と逆方向に回転し従つて発電機固定
子12が正回転する。ギヤ23の径をギヤ24より大き
く構成することにより、発電機Gの固定子12を回転子
13よりも速く同方向に回転させることができる。発電
機Gの固定子12が回転子13の周囲を相対的に回転す
ることによる回転子13への助力作用及び発生電力の電
源への回生作用は第2図の場合と同じである。尚、25
,26は電動機M及び発電機Gのアマチヤーコイルに対
するスリツプリングであり、電動機MにはスイツチSW
及びこのスリツプリング25を介して直流電源Eから電
力が供給され、一方、発電機Gに発生した電力はこのス
リツプリング26を介して取り出され逆流防止用ダイオ
ードDを介して直流電源Eに回生される。
以上述べたように、本発明の駆動装置は、電動機及び発
電機の回転軸を直結し且つ双方の固定子を回転可能に支
承し、電動機の固定子の回転を回転方向変換装置を介し
て逆転して発電機の固定子に伝達し、その際発電機の固
定子の回転が発電機の回転子の回転より速く同方向にな
されるようになし、その回転速度差により発電機により
発生される電力を電動機の電源に回生させる回路手段を
設けたものである。
発電機は発電クラツチとして機能し、負荷の変動により
クラツチのすべりが大きくなればなる程、大きな電力を
発生してその都度これを電源に回生すると共に、出力軸
の回転に追加的なトルクを与えてこれを助力し、出力ト
ルクを負荷の大きさに対応した値になるように動力を伝
達する。従つて、本装置は、従来のクラツチを利用した
駆動装置に比べ、負荷変動もしくはすベリの生じている
期間に於る消費電力を節約しつつ、負荷の大きさに対応
した出力トルクないし速度を得ることができる。この効
果は、特に電動機の起動時に於て、或い(ま本装置を負
荷変動の激しい大型の装置、例えば製材用の切断機類等
に適用した場合に著しい。また本装置は、電動機の動力
を出力軸にやわらかく伝達するという効果も有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は被動体に加える動力エネルギーの大きさと、被
動体が作動するまでにの動力エネルギーの損失との関係
の説明に供する図、第2図は本発明の実施例の駆動装置
の断面図、第3図は第2図の駆動装置の回転方向変換装
置部分の端而略図、そして第4図は本発明の他の実施例
の駆動装置の断面略図である。 1−・・・・・シヤフト(回転軸)、2,25,14,
142一・・−・・ベアリング、3・・・・・・電動機
の固定子、4・・・・・・電動機の回転子、6−・・−
・・サンギヤ、計・・−・・リングギヤ、9・・・−・
・ピニオンギヤ、12・・・−・・発電機の固定子、1
3−・・一・・発電機の回転子、16−・・−・・台、
19一・・一・・軸、20,22−・・−・・スプロケ
ツト、21−・・・・・チエーン、23,24−・・−
・・ギヤ、25,26−・・−・・スリツプリング、M
・・・−・・電動機、S・・・・・・回転方向変換装置
、G−・・−・・発電機、E−・・・・・電源、D−・
・−・・逆流防止用ダイオード。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 電動機及び発電機の回転軸を直結し且つ双方の固定
    子を回転可能に支承し、電動機の固定子の回転を回転方
    向変換装置を介して逆転して発電機の固定子に伝達し、
    その際発電機の固定子の回転が発電機の回転子の回転よ
    り速く同方向になされるようになし、その回転速度差に
    より発電機に発生される電力を電動機の電源に回生させ
    る回路手段を設けたことを特徴とする電動機と発電機を
    用いた駆動装置。
JP9287675A 1975-07-29 1975-07-29 電動機と発電機を用いた駆動装置 Expired JPS5914967B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9287675A JPS5914967B2 (ja) 1975-07-29 1975-07-29 電動機と発電機を用いた駆動装置

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JP9287675A JPS5914967B2 (ja) 1975-07-29 1975-07-29 電動機と発電機を用いた駆動装置

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JPS5216614A JPS5216614A (en) 1977-02-08
JPS5914967B2 true JPS5914967B2 (ja) 1984-04-06

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ID=14066636

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JP9287675A Expired JPS5914967B2 (ja) 1975-07-29 1975-07-29 電動機と発電機を用いた駆動装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04114801U (ja) * 1991-03-20 1992-10-09 シユウ,ダー−ジエン 家具の自在回転脚輪
JP2008298102A (ja) * 2007-05-29 2008-12-11 Jasco Corp 圧力リーク装置

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JPS5216614A (en) 1977-02-08

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