JPS5914857A - 携帯型人工膵臓 - Google Patents

携帯型人工膵臓

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Publication number
JPS5914857A
JPS5914857A JP57126505A JP12650582A JPS5914857A JP S5914857 A JPS5914857 A JP S5914857A JP 57126505 A JP57126505 A JP 57126505A JP 12650582 A JP12650582 A JP 12650582A JP S5914857 A JPS5914857 A JP S5914857A
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JP
Japan
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insulin
pump
glucose
sugar level
blood sugar
Prior art date
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Pending
Application number
JP57126505A
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English (en)
Inventor
七里 元亮
清 服部
太一郎 西山
新宮 保彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、携帯型人工膵臓、さらに詳しくは、血糖値
を測定し、この測定結果に応じてインスリンを体内に注
入する機能を有する携帯型人工膵臓に関する。
上記のような機能を有する人工膵臓として、血糖値検出
部と、インスリン容器、グルカゴン容器、インスリン用
送液ポンプおよびグルカゴン用送液ポンプを備え体内に
インスリンまたはグルカゴンを注入する注入部と、血糖
値検出部の出力信号から白糖値およびこれに基づくイン
スリンおよびグルカゴンの注入量を演算しこの演算結果
に基づいて注入部のポンプを制御する7− 演算制御部とからなり、これらがひとつの筐体内に組込
まれたいわゆるベッドサイド型のものが知られている。
ところが、従来のベッドサイド型の人工膵臓では、白糖
値検出部の血糖値測定用電極(センサ)、注入部の各送
液ポンプおよび演算制御部が比較的大形であるため、装
置全体が大形化し、ベッドサイドでしか使用できないと
いう欠点がある。また、血糖値検出部は患者から採血し
た血液を希釈して白糖値を測定するものであるため、採
血による患者の負10が大きく、長期間連続使用づるこ
とができない。
この発明の目的は、携帯して使用J−ることができ、か
つ血糖値測定のための採血が不要で長期間連続使用可能
な携帯型人工膵臓を提供することにある。
第1の発明による携帯型人工膵臓は、体内に9− 8− 挿入される血糖値測定用電極を備えた白糖値検出部と、
インスリン容器およびインスリン用送液ポンプを備え体
内にインスリンを注入する注入部と、マイクロコンピュ
ータを備え血糖値検出部の出力信号から血糖値およびこ
れに基づくインスリンの注入量を演算しこの演算結果に
基づいて注入部のポンプを制御する演算制御部とからな
り、血糖値検出部を含む部分と注入部および演算制御部
を含む部分とが互いに分離されて身体に別々に装着され
、白糖値検出部の出力信号が無線で演算制御部に送信さ
れるようになされていることを特徴とするものである。
なお、この明細書において、身体に装着されるという用
語は、身体に直接装着される場合と着衣などに装着され
る場合を両方含む意味に用いられるものとする。
第1の発明によれば、血糖値検出部が体内に挿入される
血糖値測定用電極を備えているから、血糖値測定のため
の採血が不要であり、患者の負担が小ざくなるため、長
期間の連続使用が可能である。また、体内に挿入される
血糖値測定用電極およびマイクロコンピュータを用いる
ことにより血糖値検出部および演算制御部の小形化が可
能であるため、携帯して使用J−ることができ、血糖値
検出部を含む部分と注入部および演算制御部を含む部分
とが互いに分離されて身体に別々に装着されるから、こ
れらの取付部位限 の制置が少なくなり、携帯が楽である。
第2の発明による携帯型人工膵臓は、体内に挿入される
血糖値測定用電極を備えた血糖値検出部と、インスリン
容器およびインスリン用送液ポンプを備え体内にインス
リンを注入する注入部と、=1ンビコータを備え血糖値
検出部の出力信号から血糖値およびこれに基づくインス
リンの注入部を演算しこの演算結果に基づいて注入部の
ポンプを制御する演算制御部とからなり、血糖値検出部
を含む部分と、注入部を含む部分と、演算制御部を含む
部分とが互いに分離されて、血糖値検出部を含む部分と
注入部を含む部分とが身体に別々に装着され、白糖値検
出部の出力信号が無線で演算制御部に送信されるととも
に、演算制御部の制御信号が無線で注入部に送信される
J:うになされていることを特徴とするものである。
第2の発明によれは、第1の発明と同様の効果の他に、
次のような効果がある。すなわち、血糖値検出部を含む
部分と、注入部を含む部分と、演算制御部を含む部分と
が互いに分離され11− て、血糖値検出部を含む部分と注入部を含む部分とが身
体に別々に装着され、演算制御部を含む部分を必ずしも
携帯する必要がないから、携帯する部分がさらに小形化
し、携帯が一層楽になる。また、演算制御部を含む部分
を携帯しない場合は、大容量のコンビツー夕を使用して
精度の高い演算を行なったり、複数の携帯型人工膵臓で
演算制御部を共有しにれらを集中管理することもできる
第1および第2の発明において、血糖値検出部を含む部
分が、血糖値検出部の出力信号から血糖値を演算する演
算部と、この演算結果を表示する血糖値表示器とを備え
ているのが望ましい。このようにすれば、就寝時などに
は、比較的大ぎい他の部分を取外し、血糖値検出部を含
む部分だ番プを装着して血@値測定装置として使13− 12− 用することができる。
以下図面を参照してこの発明の詳細な説明する。
第1図〜第10図はこの発明の第1の実施例を示してお
り、この携帯型人工膵臓は、第1図および第2図に示さ
れているように、血糖値検出部(1)を含む腕時計型の
送信側部分(2)と、注入部(3)および演算制御部(
4)を含む受信側部分(5)とから構成されている。
送信側部分(2)には、血糖値検出部(1)の他に、演
算部(6)、液晶式血糖値表示器(7)、アラームブザ
ー(8)、電圧制御発振器(9)、メインキャリア変調
器(10)、無線送信回路(11)および送信アンテナ
(12〉が含まれており、バンドの部分が送信アンテナ
(12)となっている。血糖値検出部(1)は、ポーラ
14− ログラフィを用いて血糖値を測定り−る血糖値測定用電
極(13)とポーラログラフィ電気回路(14)よりな
り、演紳部(6)は、AD変換器(15)とマイクロ」
ノビ1−タ(1G)よりなる。
受信側部分(5)には、注入部(3)と演算制御部(4
)の他に、受信アンテナ<17)、無線受信回路(18
)、メインキャリア復調器(19)、1:M復調回路(
20)、液晶式血糖値表示器(21)およびキーボード
(22)が含まれており、これらと電源用乾電池(23
)などがバンド通しく24)を備えた1個の小形の筺体
(25)に組込まれている。注入部(3)は、インスリ
ン容器(26) 、グルカゴン容器(27)、インスリ
ン用送油ポンプ(28) 、グルカゴン用送液ポンプ(
2!])、注射釧〈30〉およびポンプ駆動回路(31
)を備えており、演算制御部(11)は、AD変換器(
32)およびマイクロコンピュータ(33)よりなる。
血糖値測定用電極(13)は、グルコースオキシダーげ
を触媒としてグルコースより産出される過酸化水素を電
気分解する際に生じる電流により血液中などのグルコー
スm(資)を測定するものであり、第3図に詳細に示さ
れているように、白金電極(陽極)(34)と銀電極(
陰極)(35)とを備えている。白金電極(34)の電
極反応部としての先端部(36)およびリード線接続部
としての後端部を除く部分は、ガラス(37)により絶
縁処理されており、白金電極(34)は外面に銀電極(
35)が溶着されたステンレス鋼製円筒(38)内に通
されている。白金電極(34)と円筒(38)の先端部
は、絶縁材としてのガラス(37)の先端部を円筒(3
8)の先端部内面に溶=15− 肴することにより、また両者の後端部は、プラスチック
栓(39)を白金電極(34)および円筒(38)の後
端部に嵌め被せることにより、それぞれ固定されている
。そして、白金電極先端部(36)の表面には過酸化水
素透過性の親水性半透膜としてのセルローズアセテート
膜(40)が積層され、その上面には固定化されたグル
コースオキシダーゼ膜(41)が積層され、さらにその
上面にはグルコース・酸素・過酸化水素透過性の親水性
半透膜としてのポリウレンタ膜(42)が積層されてい
る。白金電極(34)および円筒(38)の後端部は絶
縁処理されたリード線(43)(44)にそれぞれ接続
されている。血糖値測定用電極(13)は、体内留置用
カテーテル(45)の先端部に取付けられ、血管中また
は皮下に挿入される。そして、電極(13)からの信号
は、17− 16− カテーテル(45)内を通してポーラログラフィ電気回
路(14)に導かれている。ポーラログラフィ電気回路
(14)は、両電極(34)  (35)に一定の電圧
を印加し、過酸化水素電解時に生じる電流を測定して増
幅づ−る機能を備え”Cおり、増幅された出力信号に基
づいて血中グルコース濃度1jなわち血糖値が求められ
る。
この電極(13)を用いて、犬の白液についてグルコー
ス負荷試験を行なった結果が第4図に示されている。こ
の測定値は、現在一般に行なわれている標準測定法によ
る測定飴とJ:り一致した。第4図において、横軸は時
間、縦軸は電圧を示しており、11〜12間はI QQ
m (1/d /、T2〜T3間は200mo/d/、
13〜14間は30011g/d/の標準試験液が、T
4〜T5間は生理食塩水が、15〜16間は18− 犬の正常血液がそれぞれ通液され、T6およびT7で5
0%グルコース水溶液5ccが犬の大腿部に静脈注射さ
れている。
また、基礎的試験の結果、この電極(13)は、in 
 VitrO系において24時間以上にわたり安定であ
り、グルコース濃度0〜500mg/dlに対する応答
反応に直線性が認められ、応答114間が秒単位で速や
かであり、36〜42℃の温度範囲で安定であり、in
  vivo動物実験にてグルコース角荷、インスリン
低血糖に対し応答性が良好であるなど、信頼性の高い測
定結果が得られることが確かめられている。
血糖値測定用電極(13)を構成する各部分の材質は、
上記のものに限らず適宜変更可能であるが、陽極材料と
しては白金、金のような貴金属が好ましく、陰極材料ど
しては銀、塩化銀などが好ましく、絶縁材料としてはガ
ラス、プラスチックなどが好ましく、過酸化水素透過性
の親水性半透膜どしてはセルローズ(モノ、ジまたはト
リ)アセテート、セルローズプロピオネート、セルロー
ズブチレートのようなけルローズ誘導体が好ましく、グ
ルコースオキシダーゼを固定化する担体としては多孔質
のガラスまたはプラスチックなどが好ましい。なお、グ
ルコース・酸素・過酸化水素透過性の親水性半透膜にヘ
パリンのような血液凝固も防止剤が添加されていれば、
電極表面にお()る血液凝固を防止できて望ましい。ま
た、グルコースオキシダーゼは電極の先端部をグルコー
スオキシダーゼ含有液に浸漬し乾燥する操作を繰返すこ
とにより固定化し、積層してもよい。さらに、電極自体
に可撓性をもたすために、上記のステンレス鋼19− 製内筒(38)の代わりにプラスチックチューブを用い
てもにい。この場合には、プラスチックチューブの外面
に銀を真空蒸着したのち、その上面に銀めっきを施すこ
とにより陰極を形成することができる。
演算部(6)のマイクロコンピュータ(16)のプログ
ラマブル・リード・オンリ・メモリ(PROM>には、
血糖値検出部(1)の出力信号に基づいて血糖値を演算
するためのプログラムが格納されている。
インスリン容器(26)にはインスリンが、グルカゴン
容器(27)にはグルカゴンがそれぞれ満たされており
、各容器(2G)  (27)には送液用弾性チューブ
(46)  (47)の一端部が接続されている。そし
て、これら2本のチコーブ(46)(47)が合流した
1本のチューブ(48)が筐体21− 2O− (25)から外に出て1個の注射針(30)に接続され
ている。
インスリン用送液ポンプ(28)の詳細が第5図〜第9
図に示されている。すなわち、筐体(25)に垂直に固
定されるポンプ取付板(49)の片面上下に水平固定台
(50)  (51)が対向状に固定されでおり、下側
の固定台(51)には減速機付直流モータ(52)が上
向きに固定され、上側の固定台(50)にはモータ軸(
53)と同軸の垂直回転軸(54)の上下中間部が回転
自在に受けられている。モータ軸(53)と回転軸(5
4)は、軸継手(55)によって互いに連結されている
。軸継手(55)には回転円板(56)が水平に固定さ
れており、この円板(56)の外周縁部には24個の切
欠き(57)が等間隔をおいて形成されている。ポンプ
取付板(49)の片面−F部に、=22− 円板(56)周縁部の上下に配置された発光素子と受光
素子を備えた光電式回転角度検出器(58)が取付けら
れている。上側の固定台(5o)のすぐ上の回転軸(5
4)の部分に水平円板状のローラ族は止め部材(59)
が一体に形成されており、これより−上側の回転軸(5
4)の部分に短円柱状のローラ保持体(60)が嵌めら
れている。ローラ保持体(60)より上方に突出した回
転軸(54)の上端部には、他の部分より若干小さい外
径を有する薄肉円筒部(61)が形成されており、円板
状のローラ族は止め部材(62)が、円筒部(61)の
外側に嵌められ、円筒部(61)の上端を外側に拡げる
ことにより回転軸(54)に固定されている。ローラ保
持体(60)41四フツ化エチレン樹脂よりなり、その
下面中央部には回転軸挿入孔(63)より直径方向両側
に若干伸びたff4(64)が形成されている。この溝
(64)に対応する回転軸(54)の部分には水平貫通
孔〈65)があけられており、この孔(65)に水平ビ
ン(66)が挿入されている。このビン(66)の両端
部は回転軸(54)より突出して溝(64)に嵌まって
おり、このビン(66)によって回転軸(54)の回転
が[1−ラ保持体(60)に伝えられる。ローラ保持体
(60)を上下にか貫通する4個の円形孔(67)が回
転軸(54)を中心とする同一円周上に等間隔をおいて
あけられ、ローラ保持体(60)の外周側面全周に、孔
(67)に達する横断面半円状の環状のチューブ案内溝
(68)が設けられている。各円形孔(67)には、そ
の内径よりわずかに小さい外径を有する円柱状のローラ
(69)が回転自在に嵌められており、各ローラ(69
)の外周の一部分が孔(67)から案23− 内溝(68)内に出ている。ローラ(69)の上下両端
部は非常に背の低い円錐状に形成されており、ローラ(
69)の長さは上下のローラ族は止め部材(62)  
(59)の相互間隔よりわずかに短(、ローラ(69)
は軸方向にほとんど移動しない。回転軸(54)、ロー
ラ族は止め部材(62)ス およびローラ(69)にはテルス鋼が使用されている。
インスリン容器(28)に接続された送液用弾性チュー
ブ(46)の中間部が、次のようにして、ローラ保持体
(60)の約180″の範囲にあるローラ(69)の案
内溝(68)内に出た部分に引張り状にi&ノられてい
る。すなわち、上側の固定台(50)の一端部上面に2
個の弾性チューブ保持板(70)が固定され、各保持板
(70)の上部にはU字形の切欠き(71)が設けられ
ており、一方、チューブ(46)の中間部の25− 24− 2箇所に、チューブ(46)の外径より大きい外径を有
づる環状のストッパ(72)が接着などの適宜な手段に
J:って固定されている。そして、これらのストッパ(
72)の間の部分をローラ(69)に掛けてヂコーブ(
46)を引張り、ストッパ(72)よりO−ラ(69)
側の部分を保持板(70)の切欠き(71)に通してス
トッパ(72)を保持板(70)に圧接させることによ
り、チューブ(46)は一定の張力をかけた状態でロー
ラ(69)に掛けられる。ローラ保持板(60)が第6
図の矢印方向に回転することにより、インスリンは同図
に矢印で示されているように容器(28)からチューブ
(46)を通って注躬帽(30)に送られ、送液量はポ
ンプ(28)すなわちローラ保持体(60)の回転角度
に比例する。
グルカゴン用送液ポンプ(29)の構成も上記と同様で
ある。
演算制御部(4)のマイク[1]ンビ〕−タ(33)の
PROMには、後述するように無線で送信されてくる血
糖値検出部(1)の出力信号から血糖値およびこれに基
づくインスリンおよびグルカゴンの注入量を演算しこの
演算結果に基づいて注入部(3)のポンプ(28)  
(29)を制御り−るためのプログラムが格納されてお
り、マイクロコンピュータ(33)のランダム・アクセ
ス・メモリ(RAM)には上記演算式のパラメータや測
定データなどが記憶される。演算式のパラメータは患者
の体重やインスリンの濃度などによって異なり、これら
のパラメータおよび測定間隔などがキーボード(22)
を使用して設定される。
上記の携帯型人工膵臓は、送信側部分(2)を患者の腕
に固定し血糖値測定用電極(13)を血管中よIζは皮
下に挿入するとともに、受信側部分(5)を患者のバン
ドなどに固定し注躬釦(30)を血管中または皮下に挿
入した状態で使用される。そして、次のように、一定時
間(たとえば1分)おきに血糖値が測定され、この測定
結果に基づいてインスリンおよびグルカゴンの注入量が
演算され、必要量のインスリンまたはグルカゴンが注入
される。
すなわち、電極(13)からのアナログ信号はポーラロ
グラフィ電気回路(14)で増幅されたのち演算部(6
)のAD変換器(15)によってディジタル信号に変換
され、この信号がマイクロコンピュータ(16)に送ら
れる。マイクロコンピュータ〈16〉は、一定時間おぎ
に、このディジタル信号に基づいて血糖値を痺出し、こ
れ27− を表示器(7)に表示する。また、血糖値が予め設定さ
れた上限値および下限値を超えたときには、ブザー(8
)によって警報が発せられる。
一方、ポーラログラノイ電気回路(14)の出力信号は
電圧制御発振器(9)で電圧−周波数変換されたのち、
メインキャリア変調器(10)を経て送信回路(11)
によりアンテナ(12)から送信される。
送信側部分(2)から送信された信号は、受信側部分(
5)のアンテナ(11)を介して受信回路(18)で受
信され、メインキャリア復調器(19)を経たのち、F
M復調回路(20)に入力してポーラログラフィ電気回
路(14)の出力信号に比例するアナログ信号に変換さ
れる。このアナログ信号は演算制御部(4)のAD変換
器(32)によってディジタル信号に変換され、こ29
− 28− の信号がマイクロコンピュータ(33)に送られる。マ
イクロコンビ1−タ(33)は、一定時間おきに、この
信号に基づいて血糖値を締出し、これを表示器(21)
に表示するとともに、白糖値の演算結果に基づいてイン
スリンおよびグルカゴンの注入量を演算する。この演算
は、従来のベッドサイド型の人工膵臓などで行なわれて
いるものと同様であるので、説明を省略する。
このようにして演算されたインスリンおよびグル7Jゴ
ンの注入量の少なくともいずれか一方は零であり、血糖
値によって、インスリンおよびグルカゴンをいずれか一
方だけ注入する場合と両方とも注入しない場合とがある
。そして、インスリンまたはグルカゴンを注入する必要
がある場合には、マイクロコンピュータ(33)は、注
入量に応じたポンプ(28)  (29)の回転角度=
30= を算出し、ポンプ駆動回路(31)に駆動するポンプと
その回転角度を指令する。ポンプ駆動回路(31)の主
要部が第10図に示されており、たとえばインスリンが
注入される場合には、次のように、マイク1−1コンピ
ユータ(33)から指令された角度だ(フボンプ(28
)が回転させられる。すなわら、マイクロコンビコータ
(33)からの回転角度指令は、回転円板(56)の切
欠ぎ(57) 1ピッチ分(15°)を1単位とする数
で与えられ、この指令値がプリセット付減碑カウンタ(
73)にセットされる。たとえばポンプ(28)を1回
転させる必要がある場合には、24という指令値がカウ
ンタ(73)にレットされる。カウンタ(73)に指令
値がセットされると、モータ電源(74)からモータ(
52)に至るモータ駆動回路(75)が閉じてポンプ(
28)が起動し、円板(56)もポンプ(28)と同期
して回転する。ポンプ(28)すなわち円板(56〉が
切欠ぎ(57) 1ピッチ分回転づるたびに、回転角度
検出器(58〉から波形整形回路(76)を通ってノJ
ウンタ(73)に信号が送られ、この信号が入力lるた
びにカウンタ(73)の内容が1ずつ減棹される。そし
て、カウンタ(73)の内容が正である間、ポンプ(2
8)は回転を続【プ、カウンタ(73)の内容が零にな
ると、モータ駆動回路(75)が開いてポンプ(28)
が停止にする。このようにマイクロコンピュータ(33
)からの指令値分たけポンプ(28)が回転することに
より、これに比例する所定量のインスリンが容器(26
)からチコーブ(46)  (48)および注射11(
30)を通って患晋の血管内または皮下に注入される。
グルカゴンが注入される場合も同様である。
31− 第11図および第12図はこの発明の第2の実施例を示
しており、この携帯型人工膵臓は、血糖値検出部を含む
送信側部分と、注入部を含む受信側部分(77)と、演
算制御部(4)を含む中継部分(78)とから構成され
ている。
送信側部分は第1の実施例の送信側部分(2)ど同じで
ある。受信側部分(77)の構成は第11図に示されて
おり、第1の実施例と同一のちのには同一の符号を付し
ている。受信側部分(77)は、第1の実施例と同様の
筐体に組込まれ、患者のベルトなどに固定される。中継
部分(78)の構成は第12図に示されており、第1の
実施例と同一のものには同一の符号を付している。中継
部分(78)は、通常、筐体に組込まれ、患者が送信側
部分および受信側部分(71)とは別に携帯することも
できるし、ナースステ33− 32− 一ションなどに設置することもできる。そして、後の場
合は、演算制御部に第1の実施例の場合より大容量のコ
ンピュータを使用して精度の高い演算を行なったり、時
分割方式などを採用することにより複数の携帯型人工膵
臓で演綿制御部を共有してこれらを集中管理することも
できる。
送信側部分および中継部分(78)の受信回路(18)
から演算制御部(4)までの部分の動作は第1の実施例
の場合と同じである。そして、演算制御部(4)−のマ
イクロコンビコータ(33)により駆動するポンプとそ
の回転角度が決定されると、これが測定間隔を決めるタ
イマと同期して送信回路(79)に送られ、FM信号と
なって、アンテナ(80)から送信される。このときの
回転角度の指令は第1の実施例の場合と同じ一4’aA
− であり、この回転角度信号がAD変換器(81)および
V]:(電圧−周波数)変換器(82)を経てオペアン
プ(83)に送られる。また、インスリン用ポンプ(2
8)を駆動するとぎにはOv1グルカゴン用ポンプ(2
9〉を駆動するときには一5Vがポンプ選択信号として
出力され、この信号がオペアンプ(83)でVF変換器
(82)の出力と加算されて、送信回路(79)に送ら
れるる。
受信側部分(77)は、このようにして中継部分(78
)から送信された信号を受信し、次のように、この信号
に基づいて注入部のポンプ(28)(29)を制御する
。すなわち、アンテナ(84)を介して受信回路(85
)で受信された信号は、復調回路(86)を経て、FV
(周波数−電圧)変換器(87)により電圧に変換され
て比較回路(88)の参照電圧となる。また、復調回路
(86)の出力はローパスフィルタ〈89)を通ってO
Vか一5Vになり、これにさらにオペアンプ(90)で
+5vが加瞳されることにより、→−5V hl 0V
になる。インスリン用ポンプ(28)を駆動するとぎに
は、オペアンプ(90)の出力は+5vになり、オペア
ンプ(90)に直結されたインスリン用ポンプ(28)
側のアナログスイッチ(91)だtプが閉じる。これと
は逆に、グルカゴン用ポンプ(29)を駆動するときに
は、オペアンプ(90)の出力はOVになり、インバー
タ(92)を介してオペアンプ(90)に接続されたグ
ルカゴン用ポンプ(29)側のアナログスイッチ(93
)だけが閉じる。また、復調回路(86)に信号が入力
すると、アンド回路(94)の入力端子および8ビツト
2進カウンタ(95)のリセット端子35− に入力するモータ駆動信@(S)がHioh(以下1」
)になり、カウンタ(95)がリセットされる。カウン
タ(95)がリセットされると、カウンタ(95)から
DA変換器(96)を経て比較回路(88)に入力する
アナログ電圧がOvになり、比較回路(88)からイン
バータ(97)を経てアンド回路(94)に入力する信
号が(−1になるため、アンド回路(94)の出力が1
−1になる。アンド回路(94)の出力がHになると、
モータ駆動回路(98)が作動して第11図の場合には
インスリン用ポンプ(28)が回転する。ポンプ(28
)が円板(56)の切欠ぎ(57) 1ビッヂ分回転す
るたびに回転角度検出器(58)から波形整形回路(9
9)を通ってカウンタ(95)にパルス信号が送られ、
この信号が入力するたびにカウンタ(95)の内容が1
ずつ加算されて、DA変換器37− =36− (96)の出力が徐々に増加する。そして、DA変換器
(96)の出力が参照電圧より小さい間は、;jc ン
/ (28) ハD 転ヲ続kj、DA変換W(96)
の出力が参照電圧と一致すると、インバータ(97)の
出力がLOW(以下1)になってアンド回路(94)の
出力もLになるため、モータ駆動回路(98)が非作動
状態となってポンプ(28)が停止する。比較回路(8
8)の参照電圧すなわちFV変換器(87)の出力はポ
ンプ(28)の回転角度指令値に対応しDA変換器(9
6)の出力はポンプ(28)の実際の回転角度に対応し
ているため、これにより、演算制御部(4)からの指令
値分だけポンプ(28)が回転したことになる。この場
合、復調回路(86)に信号が入力している間だけモー
タ駆動信号(S)tなわちアンド回路(94)の入力が
Hになるため、ポンプ38− (28)  (29)の誤動作を防止することができる
グルカゴンが注入される場合も同様である。
体内に挿入される血糖値測定用電極は、上記実施例のも
のに限らず、適宜変更可能である。
上記実施例の送油ポンプの場合には、ローラ保持体の円
形孔にローラが嵌められており、ローラを受けるために
ころがり軸受を必要としないから、従来の同種のものに
比べて小形に構成でき、かつ部品点数も少なくてすむた
め、安価に製作できる。また、ローラ保持体の外周側面
に、円形孔に達するチューブ案内溝が設けられ、ローラ
の案内溝内に出ている部分に弾性チューブが掛けられて
いるので、従来のようにローラを特殊な形状にしたりチ
ューブガイドを設置ノたりしなくても、弾性チューブの
蛇行を確実に防止でき、これによって弾性チューブの寿
命を伸ばずことができる。また、上記実施例の送液ポン
プの場合には、直流モータが用いられているので、パル
スモータが用いられる場合に比べて消費電流が少いとい
う利点を有する。しかしながら、送液ポンプの構成は、
上記実施例のものに限らず、適宜変更可能である。
2本の送液用弾性チューブの先端は、上記実施例では1
個の注射針に接続されているが、2個の注射11に別々
に接続されてもよい。
上記実施例では、注入部はインスリン容器、グルカゴン
容器、インスリン用送油ポンプおよびグルカゴン用送液
ポンプを備えた体内にイン。
スリンまたはグルカゴンを注入J−るものであるが、注
入部はグルカゴン容器およびグルカゴン用送液ポンプを
備えず(こ体内にインスリンだ【プを注入するものであ
ってもよい。また、ブルカ39− インの代わりにグルコースを注入するようにしてもよい
【図面の簡単な説明】
第1図〜第10図はこの発明の第1の実施例を示し、第
1図は全体の斜視図、第2図は全体のブロック図、第3
図は血糖値測定用電極の拡大縦断面図、第4図は第3図
の電極を用いて大の血液についてグルコース負荷試験を
行なった結果を示すグラフ、第5図は送液ポンプの側面
図、第6図は開平面図、第7図および第8図は第6図■
−■線および■−■線の部分拡大断面図、第9図は送液
ポンプ主要部の分解斜視図、第10図はポンプ駆動回路
の主要部を示すブロック図、第11図および第12図は
この発明の第2の実施例を示し、第11図は注入部を含
む受信側部分のブロック図、第12図は演算制御41− 40一 部を含む中継部分のブロック図である。 (1)・・・血糖値検出部、(2)・・・送信側部分、
(3)・・・注入部、(4)・・・演算制御部、(5)
・・・受信側部分、(6)・・・演算部、(7)・・・
血糖値表示器、(13)・・・血糖値測定用電極、(2
6)・・・インスリン容器、(27)・・・グルカゴン
容器、(2B)・・・インスリン用送液ポンプ、(29
)・・・グルカゴン用送液ポンプ、(33)・・・マイ
クロコンピュータ、(34)・・・白金電極(陽極)、
(35)・・・銀電極(陰極)、(36)・・・白金電
極先端部、(38)・・・円筒、(40)・・・セルロ
ーズアセテートIll (過酸化水素透過性の親水性半
透IIM)、(41)・・・グルコースオキシダーゼ膜
、(42)・・・ポリウレタン模(グルコース・酸素・
過酸化水素透過性の親水性半透膜)、(46)  (4
7)・・・弾性チューブ、(60)・・・ローラ保持体
、(67)・・・円形孔、42− (68)・・・チューブ案内溝、(69)・・・ローラ
、(77〉・・・受信側部分、(78)・・・中継部分
。 以上 特許出願人  藤沢薬品工業株式会社 43− 第1図 手続補正書 1.事件の表示  昭和57年特;rrtJ 第126
505r+2、発明の名称  携帯型人工膵臓 3、補正をする音 事件との関係    特許出願人 住  所  大阪市東区道修町4の3 氏名−名称(524)藤沢薬品工業株式会社4、代 理
 人 6、補正−こより増加する発明の数 別    添 補正の内容 (1) 明細由第17頁第10行の「ポリウレタン」を
「ポリウレタン膜」に訂正づる。 (2) 同書第24頁第8行の[上下にか1を「上下に
」に訂正する。 (3) 同書第25頁第8行の[インスリン容器(28
)Jを[インスリン容器(26) Jに訂正する。 (4) 開山第26頁第12〜13行の「容器(28)
 1を[容器(26)Jに訂正する。 (5) 同■(第34頁第15行〜第35頁第9行の[
このときの回転角度の指令は・・・・・・・・・送信回
路(79)に送られる。」を次のように訂正する。 [このときの回転角度の指令は第1の実施例の場合と同
じであり、マイクロコンピュータ(33)から出力され
る回転角度信号)j:、DA変換器(81)により、指
令値1単位(ポンプ<28)  (29)の回転角度1
5°)当たり0゜005Vのアナログ信号に変換される
。このDA変換器(81)のヒツト数は8ビツトである
ため、256 (−28)が回転角度の最大指令値とな
る。そして、指令値1単位当たり0.005Vであるか
ら、DA変換器(81)の出力電圧は、指令値最小(−
1)のときに0.005V、指令値最大(=256)の
とぎに1.28Vとなる。また、マイクロコンピュータ
(33)からの指令により、インスリン用ポンプ(28
)を駆動するときには1v参照電圧発生器(82)のア
ナログスイッチ(83)が閉じて1vが、グルカゴン用
ポンプ(29)を駆動するときには3v参照電圧発生器
(84) 1− のアナログスイッチ(85)が閉じて3Vがポンプ選択
信号として出力され、この信号がオペアンプ(86)で
DA変換器(81)の出力と加算される。したがって、
オペアンプ(86)の出力電圧は、インスリン用ポンプ
(28)を1〜256単位回転させるときにはi、o。 5 (−1ト0.005)〜2.28(=1+1.28
)V、グルカゴン用ポンプ(29)を1〜256単位回
転させるどきには3.005 (=3+0.005)〜
4.28(=3+1.28)Vどなる。オペアンプ(8
6)の出力は、VF(電圧−周波数)変換器(87)に
より、1V当たり10001−I Zの信号に電圧−周
波数変換され、変換後の信号の周波数は、インスリン用
ポンプ(28)を駆動するときには1005・〜228
0ト1z、グルカゴン用ボ  − 2− ンプ(29)を駆動するときには3005〜42801
−I Zとなる。最後に、\/F変換器(87)の出力
信号は、送信回路(79)ににす、ざらにFM変調され
て、アンテナ(80)から送信される。この方式は、ポ
ンプ回転角度信号とポンプ選択信号を合成し、これらの
信号をサブキャリア(1005〜42801−1z)に
変調し、さらにl−I F帯の電波に変調仕るFM−F
M方式であるため、確実な情報を受信側部分(77)に
送ることができる。」 (6) 同書第35頁第13行〜第39頁第1行の[す
なわら、アンテナ(84)を介して・・・・・・・・・
誤動作を防止することができる。、1を次のように訂正
する。 「すなわち、アンテナ(8B)を介して受信回路(89
)で受信された信号は、メインキャ4− リア復調器(90)を経てFV(周波数−電圧)変換器
(91)により電圧に変換され、ポンプ選IR用比較回
路(92)、ポンプ駆動用比較回路(93)およびオペ
アンプ(94)に入力する。 ポンプ選択用比較回路(92)には3v参参照電昇牛器
(95)から参照電圧として3vが入力し、ポンプ駆動
用比較回路(93)には1vv照電圧発生器(96)が
ら参照電圧として1Vが入力する。また、1vv照電圧
発生器(96〉は極性反転用オペアンプ(97)および
アナ[]グスイッチ(98)を介してオペアンプ(94
)に接続され、3V参照電圧発生器(95)は極性反転
用オペアンプ(99)おにびアナログスイッチ(100
)を介してオペアンプ(94)に接続されている。F 
V変換器(91)の出力電圧は、中継部分(78)のオ
ペアンプ(86)の出力電圧lと相当し、インスリン用
ポンプ(28)を駆動するときに1ま1.005〜2゜
28V、グルカゴン用ポンプ(29)を駆動するとぎに
は3.005−4.28Vである。 したがって、インスリン用ポンプ(28)を駆動すると
きには、ポンプ選択用比較回路(92)の出力がl−1
iqh(以下]−1)になり、これに直結されたインス
リン用ポンプ(28)側のアナログスイッチ(ioi>
と1vv照電圧発生器(96)側のアナログスイッチ(
98)だ()が閉じる。これにより、オペアンプ(94
)’r−FV変換器(91)の出力(1,005〜2.
28V)と−1Vが加締され、オペアンプ(94)の出
力電圧は、中継部分(78)のDA変換器(81)の出
力に相当する電圧すなわちポンプ(2B)の回転角度に
比例する電圧(0,005− 5〜1.28V)となる。これとは逆に、グルカゴン用
ポンプ(29)を駆動するときには、ポンプ選択用比較
回路(92)の出力がLow(以下1−)になり、これ
にインバータ(10,2)を介して接続されたグルカゴ
ン用ポンプ(29)側のアナログスイッチ(103)と
3V参照電圧発生器(95)側のアナログスイッチ(1
00)だ(シが閉じる。これにより、オペアンプ(94
)で「V変換器(91)の出力(3,005〜4゜28
V)と−3Vが加算され、このときにも、A′ペアンプ
(94)の出力電圧は、中継部分(78)のDA変換器
(81)の出力に相当する電圧ずなわらポンプ(29)
の回転角度に比例する’tlf+圧(0,005〜1.
28V)となる。 そlノで、オペアンプ(94)の出力は、回転角度制御
用比較回路(104)の参照電圧となる。 7−6 −− 入力すると、FV変換器(91)の出力が1。 005V以上になるので、ポンプ駆動用比較回路(93
)の出力端子からアンド回路(  105)の入力端子
および8ビツト2進カウンタ( 106)のリセット端
子に入力するモータ駆動信号(S)がHになり、カウン
タ( 106)がリセットされる。カウンタ(  10
6)がリセットされると、カウンタ(  106)から
DA変換器(101)を経て回転角度制御用比較回路(
 104)に入力するアナログ電FEがOvになり、比
較回路(  104)の出力端子からアンド回路( 1
05)に入力する信号が1−1になるため、アンド回路
(  105)の出力が1」になる。アンド回路(  
105)の出力が11になると、モータ駆動回路(  
108)が作動して第11図の場合(こ8− はインスリン用ポンプ(28)が回転する。ポンプ(2
8)が円板(56)の切欠き(57) 1ピッチ分回転
するたびに回転角度検出器(58)から波形整形回路(
109)を通ってカウンタ(106)にパルス信号が送
られ、この信号が入力するたびにカウンタ(106)の
内容が1ずつ加算されてDA変換器(107)の出力が
0.0ObVずつ増加する。そして、D A変換器(1
07)の出力が参照電圧より小さい間は、ポンプ(28
)は回転を続【プ、DA変換器(107)の出力が参照
電圧と一致すると、比較回路(104)の出力がLにな
ってアンド回路(105)の出力もLになるため、モー
タ駆動回路(108)が非作動状態となってポンプ(2
8)が停止する。比較回路(104)の参照電it i
なわらオペアンプ(94)の出力はポンプ(28)の回
転角度指令値に対応し、DA変換器(107)の出力は
ポンプ(28)の実際の回転角度に対応しているI3め
、これにより、演算制御部(4)からの指令値弁だけポ
ンプ(28)が回転したことになる。この場合、メイン
キャリア復調器(90)に信号が入力してFV変換器(
91)の出力が1V以上になっている間だけモータ駆動
信@(S)すなわちアンド回路(105)の入力がHに
なるため、ポンプ(28)  (29)の誤動作を防止
することができる。」 (7) 図面の第11図および第12図を別紙のとおり
補正する。 以  上

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 体内に挿入される血糖値測定用型1M(13>
    を備えた血糖値検出部(1)と、インスリン容器(26
    )およびインスリン用送液ポンプ(28)を描え体内に
    インスリンを注入する注入部(3)と、マイクロコンピ
    ュータ(33)を備え血糖値検出部(1)の出ツノ信号
    から血糖値およびこれに基づくインスリンの注入量を演
    算しこの演算結果に基づいて注入部〈3〉のポンプ(2
    8)を制御する演算制御部(4)とからなり、白糖値検
    出部(1)を含む部分と注入部(3)および演算制御部
    (4)を含む部分とが互いに分離されて身体に別々に装
    着され、白糖値検出部(1)の出力信号が無線で演算制
    御部(1)に送信されるようになされていることを特徴
    とする携帯型人工膵臓。
  2. (2) 血糖値検出部(1)を含む部分が、血糖値検出
    部(1)の出力信号から血糖値を演算部る演算部(6)
    と、この演算結果を表示する白糖値検出部(7)とを備
    えていることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    の携帯型人工膵臓。
  3. (3) 血糖伯測定用電極(13)が、電極反応部とし
    ての先端部(36)およびリード線接続部としての後端
    部を除いて絶縁処即された陽極(34)と、円筒状の陰
    極(35)とからなり、陽極(34)が円筒(38)内
    に固定されるとともに、陽極(34)の先端部(36)
    表面に過酸化水素透過性の親水性半透膜(40)、つい
    で固定化されたグルコースオキシダーゼ膜(41) 、
    さらにグルコース・酸素・過酸化水素透過性の親水性半
    透膜(42)が順次積層されていることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項または第2項に記載の携帯型人工膵
    臓。
  4. (4) 送液ポンプ(28)が、回転するローラ保持体
    (60)に、その回転中心軸と平行な複数の円形孔(6
    7)が回転中心軸を中心とする同一円周上に等間隔をお
    いてあけられ、ローラ保持体(60)の外周側面に、孔
    (67)に達しかつ周方向に伸びるチューブ案内溝(6
    8)が設けられ、ローラ(69)が回転はしつるが半径
    方向および軸方向にはほとんど移動しないようにローラ
    保持体(60)の合孔(67)に嵌められ、弾V[チュ
    ーブ(46)の中間部が所定数のローラ(69)の案内
    溝(68)内に出ている部分に掛けられているものであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項〜第3項のい
    ずれかに記載の携帯型人工膵臓。
  5. (5) 注入部(3)がインスリン容器(26)、グル
    コースまたはグルカゴン容器(27>、、インスリン用
    送液ポンプ(28)およびグルコースまたはグルカゴン
    用送液ポンプ(29)を備え体内にインスリンまたはグ
    ルコースもしくはグルカゴンを注入するものであり、演
    算制御部(4)が血糖値の演算結果に基づいてインスリ
    ンおよびグルコースまたはグルカゴンの注入量を演算し
    この演算結果に基づいて注入部(3)の各ポンプ(28
    )  (29)を制御】−るものであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項〜第4項のいずれかに記載の携
    帯型人工膵臓。
  6. (6) 体内に挿入される血糖値測定用電極(13)を
    備えた白糖値検出部(1)と、インスリン容器(26)
    およびインスリン用送液ポンプ(28)を備え体内にイ
    ンスリンを注入する注入部と、コンビコータ(33)を
    備え血糖値検出部(1)の出力信3− 号から血糖値およびこれに基づくインスリンの注入量を
    演算しこの演算結果に基づいて注入部のポンプ(28)
    を制御する演算制御部(4)とからなり、白糖値検出部
    (1)を含む部分と、注入部を含む部分と、演算制御部
    (4)を含む部分とが互いに分離されて、血糖値検出部
    (1)を含む部分と注入部を含む部分とが身体に別々に
    装着され、血糖値検出部(1)の出力信号が無線で演算
    制御部(4)に送信されるとともに、演算制御部(4)
    の制御信号が無線で注入部に送信されるようになされて
    いることを特徴とする携帯型人工膵臓。
  7. (7) 血糖値検出部(1)を含む部分が、血糖値検出
    部(1)の出力信号から血糖値を演算する演算部(6)
    と、この演算結果を表示する血糖値表示器(7)とを備
    えていることを特徴とする特許請求の範囲第6項に記載
    の携帯型人工膵臓。 5− 4−
  8. (8) 血糖値測定用電極(13)が、電極反応部とし
    ての先端部(36)およびリード線接続部としての後端
    部を除いて絶縁処理された陽極(34)と、円筒状の陰
    極(35)とからなり、陽極(34)が円筒(38)内
    に固定されるとともに、陽極(34)の先端部(36)
    表面に過酸化水素透過性の親水性半透膜(40)、つい
    で固定化されたグルコースオキシダーゼ膜(41)、さ
    らにグルコース・酸素・過酸化水素透過性の親水性半透
    膜(42)が順次積層されていることを特徴とする特許
    請求の範囲第6項または第7項に記載の携帯型人工膵臓
  9. (9) 送液ポンプ(28)が、回転するローラ保持体
    (60)に、その回転中心軸と平行な複数の円形孔(6
    7)が回転中心軸を中心とする同一円周上に等間隔をお
    いてあけられ、ローラ保持体(60)の外周側面に、孔
    (67)に達しかつ周方向に伸び6− るブコーブ案内溝(68)が設けられ、ローラ(69)
    が回転はしうるが半径方向および軸方向にはほとんど移
    動しないようにローラ保持体(60)の合孔(67)[
    嵌められ、弾性チューブ(46)の中間部が所定数のロ
    ーラ(69)の案内溝(6B)内に出ている部分に掛け
    られているものであることを特徴とする特許請求の範囲
    第6項〜第8項のいずれかに記載の携帯型人工膵臓。
  10. (10)  注入部がインスリン容器(26) 、グル
    コースまたはグルカゴン容器(27) 、インスリン用
    送液ポンプ(28)およびグルコースまたはグルカゴン
    用送液ポンプ(29)を備え体内にインスリンまたはグ
    ルコースもしくはグルカゴンを注入するものであり、演
    算制御部(4)が血糖値の演算結果に基づいてインスリ
    ンおよびグルコースまたはグルカゴンの注入量を演算し
    この演算結果に基づいて注入部の各ポンプ(28)  
    (29)を制御するものであることを特徴とする特許請
    求の範囲第6項〜第9項のいずれかに記載の携帯型人工
    膵臓。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61222457A (ja) * 1984-09-28 1986-10-02 ブラデイマ−・フエインゴ−ルド 薬物注入装置
JP2002085556A (ja) * 2000-07-14 2002-03-26 Nikkiso Co Ltd 埋め込み型人工膵臓装置
JP2016035266A (ja) * 2015-12-15 2016-03-17 セイコーエプソン株式会社 流体輸送装置及び流体輸送方法

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