JPS5914801A - 靴内の換気装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、靴に装着した気体吸排体を歩く動作によっ
て機能させ、靴内気体を靴外に排出せしめることを特徴
とする靴内の換気装置に関するものである。

従来の靴は靴内気体と外気の活発な換気が制約されるた
め、足の発汗、水ぬれ等で内部がぬれると不快であり、
又一旦ぬれると内部乾燥も大変時間を要すると同時に汁
の８敗をまねくと悪臭を放ち衛生面でも不潔となり、水
虫等の皮膚病の原因ともなる。特にゴム製やビニール製
等の非通気物体で構成された靴は人体に特別な不快感を
与えもしかし一面これらの非通気性物体で構成された靴
は、雨の日の歩行や水中作業、水田作業等には欠くこと
のできないものであり、いかにして、簡便にして安価な
履き心地の良い快適な通気の得られる靴が得られるかが
課題であった。

本発明はこの問題を解決するため発明されたものであっ
てその構成を添付図面を参照しながら説明すると次の通
りである。

（イ）靴に体重をかけると圧縮排気し、体重がかからな
いときは復元吸気する気体吸排体（１）を設ける０ （ロ）　気体吸排体（１）に吸気専用口（２）および排
気専用口（６）を設ける。

ぐ・）吸気専用口（２）は靴の内部気体を吸入し、排気
専用口（ろ）は靴の外部に排気するよう構成する。

以上のように装置すると、靴を履き体重のかかは復元し
靴内気体を吸気する、したがって歩く動作で左右の靴が
吸気、排気の交互作用を繰り返すことによって長時間の
試用でも全く不快感もなく快適な履き心地が得られた。

靴の通気は靴の構成体が通気性の布か皮革でなければ通
気が得られないと考えるのが常識である。

このような考え方が、ゴム長靴等の換気の必要が叫ばれ
ながら成功しなかった原因である。

本発明は、その盲点を明らかにして解決したものである
。

次に実験に使用した一実施例のさらに具体的な構造と効
果を詳述すると次の通りである。

（イ）　気体吸排体（１）は厚さ８ｍｍのスポンジを靴
底の形状に合せ切断したものをゴム布で被覆し接着剤で
接着し吸気口（２）および排気口（６）を付設する。

（ロ）吸気口（２）に逆止弁（５）を装着する。

（ハ）　気体吸排体（１）に逆止弁（５ｉを装着したビ
ニール製排気パイプ（４）を気体吸排体（１）の排気口
（３）に装着する。

に）以上のように構成された換気装置の気体吸排体（１
）を靴底に敷設し、排気パイプ（４）の先端を靴外に導
出して該パイプを靴の内壁に装着する。

なお排気パイプ（４）の先端は必ずしも靴外まで導出し
なくとも靴の履き口近くに導出すれば効果は多少は少く
なるが、目的を達することができる。

このような構成となっているので次のような効果がある
。

（１）　　靴内気体は一方通行で靴外に排出される。

（２）気体吸排体（１）の形状の大小により換気量もク
ッション下敷の効果もある。

（４）寒冷時には逆止弁機能を停止することにより靴内
気体の移動のみで不必要換気を停止することもできると
同時に断熱下敷の効果がある。

（５）換気自在のため足にピッタリ、フィツトする形状
のゴム長靴（α）笠でも内部がむれることがなｌ／Ｘ。

（６）換気自在のためぬれた靴内も連続使用の場合乾燥
が早い。

以上の効果があるので特にゴム長靴、ビニール靴、登山
靴等にその効果が大である、又本原理を体の動きに連動
させた、ゴム合羽、ビニール雨具等非通気性雨具に応用
しても良い０

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の使用状態の一部を切欠けた斜視図、第
２図は本発明の要部の拡大断面図である。 １は気体吸排体　　　４は排気パイプ ２は吸気専用口　　　５５′は逆止弁 ６は排気専用口 昭和５７年７月１５日 出願人　　石　坂　　　　豪

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （イ）靴に体重をかけると圧縮排気しへ体重がかからな
   い時は復元吸気する、気体吸排体（１）を設ける。 （ロ）　気体吸排体（１）に吸気専用口（２）および排
   気専用口（３）を設ける。 （ハ）　吸気専用口（２）は靴の内部気体を吸入し、排
   気専用口（６）は靴の外部に排気するよう構成する。 、以上の如く構成された、靴内の換気装置