JPS5914709Y2 - エンジン余熱利用温風乾燥機の送風装置 - Google Patents

エンジン余熱利用温風乾燥機の送風装置

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Publication number
JPS5914709Y2
JPS5914709Y2 JP1977176835U JP17683577U JPS5914709Y2 JP S5914709 Y2 JPS5914709 Y2 JP S5914709Y2 JP 1977176835 U JP1977176835 U JP 1977176835U JP 17683577 U JP17683577 U JP 17683577U JP S5914709 Y2 JPS5914709 Y2 JP S5914709Y2
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JP
Japan
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temperature
blower
air
dryer
engine
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JP1977176835U
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JPS54102762U (ja
Inventor
太郎 堀居
Original Assignee
株式会社マキ製作所
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/10Greenhouse gas [GHG] capture, material saving, heat recovery or other energy efficient measures, e.g. motor control, characterised by manufacturing processes, e.g. for rolling metal or metal working

Landscapes

  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は穀類、水産物、青果物等を20℃から50℃の
範囲(外気温プラス20℃程度)の温風で乾燥する場合
に用いる温風送風装置に関するものである。
従来上記の如き物品を温風乾燥する乾燥装置として一般
に熱発生用石油バーナー又はプロパンガスバーナー等の
火炉と電動機駆動の送風機を組合せた方式の加熱送風装
置が用いられている。
しかしながらこれらの電動機を用いたものは動力用の三
相200■動力電源を必要とし、上記の如く農水産物等
で季節的な収穫物を乾燥作業するものは一年間のうち短
期間であったり、不定期で時々使用するので動力用電力
設備をしても一般に電力会社と季節通電契約であり、使
用時期と使用場所が限定される。
又動力用電源の無い場所では使用することができず、何
時でも、何処でも使用することがかならずしもできない
欠点があった。
又動力源に水冷式内燃機関を用い、その排気熱及びラジ
ェーターの熱を利用して熱風を送風する穀物乾燥装置と
して実公昭50−4501号公報のものが公知である。
しかしながら実公昭50−4501号公報のものは内燃
機関を停止させないで温風の温度を所定温度にコントロ
ールすることができない欠点があった。
更に又上記公報のものは静置据置型で移動容易な可搬式
にできない欠点があった。
本考案は上記の欠点を解消するためになされたものであ
り、駆動源として各種の空冷エンジンを利用して送風機
を駆動せしめると共にそのエンジン余熱(放熱)を温風
発生に利用し、外気温に変動があってもその温風の温度
を所定の温度にコントロールできること、又移動可能で
何時でも何処でも使用できる温風送風装置を得ることを
目的としたものである。
本考案は灯油エンジン、ガソリンエンジン、ジーゼルエ
ンジンを送風機と組合せ、その中間伝動機構の一部に乾
燥機本体を連動する連動部を設けて、これを吸音断熱材
で囲繞する消音断熱ボックス内に取付は格納し、該消音
断熱ボックスの側壁に送風機からの吐出口(送風口)と
複数の外気吸込口を設け、エンジンの放熱で温度上昇し
た消音断熱ボックス内の空気を送風機に吸込ませて吐出
口より送風する装置であり、複数の外気吸込口のうちの
1つを第1吸込口とし該第1吸込口には開口の大きさを
コントロールする手動調節式の第1シヤツター又はドア
ーを設け、季節気温と乾燥用所定温度との差が大なる場
合は全閉し、差が少ない場合は開いて消音断熱ボックス
内の温度上昇を調節する如くなし、更に他の1つの外気
吸込口を第2吸込口とし該第2吸込口には温度比例制御
のできる第2シヤツターを設け、送風機の吐出口か又は
乾燥機本体内部に温度検出端(センサー)を取付けた2
位置式温度調整器又は比例式の温度調整器と、これと関
連して作動する第2シヤツターの駆動装置を取付けて、
温風機吐出口又は乾燥機本体内部の温度が所定の温度に
保持されるように朝昼夜の気温の変動に応じて低温時は
第2シヤツターを閉じる方に、高温時には第2シヤツタ
ーを開く方に作動させて自動的にコントロールさせる如
くなしたものである。
囲繞されたボックス内のエンジン放熱による温度上昇は
実験の結果一般的には外気温プラス20℃程度となるの
が普通である。
しかるに乾燥機を使用する場合の気温は冬季の0℃前後
から夏季の35℃前後の範囲で用いられる。
更に又−日の中でも朝昼夜とでは10℃前後の温度変動
があるが、本考案は季節による気温変動分を第1シヤツ
ターで手動調節し、−日の時間帯等による気温変動分を
第2シヤツターで自動コントロールできるように構成し
たので所定の温度で乾燥されムラのない高品質の乾燥作
業を行なうことのできる送風装置を提供するものである
以下図面に示す本考案の一つの実施例について説明する
1は乾燥機本体であり公知のものを用いるが被乾燥物に
より又は機構により各種各様のものがあって、被乾燥物
を容器内に入れて静止させ送風するだけの簡単なものと
、被乾燥物を循環移動させる循環式のもの例えば特公昭
51−38617号及び実公昭51−41798号公報
の如く駆動源を必要とするものがある。
特公昭51−38617号公報のものを用いる場合は同
公報の図中13で示される熱風発生装置の替りに本考案
の温風送風装置を用い、鉄部に本考案の送風機の吐出口
2を接続し、更に同公報の図中3で示される搬出スクリ
ューの軸端に取付けられたプーリーを後述する本考案の
連動部7と連動させて乾燥機本体に駆動源を不要とする
又実公昭51−41798号公報の図中2で示される熱
風発生装置の替りに本考案の温風送風装置の吐出口2を
接続し同公報の図中5で示されるモーターの替りに後述
する本考案の連動部7から適宜の方法で連動させて乾燥
機本体の駆動源(モーター)を不要とする。
3は吸音断熱材で各種の空冷エンジン4と送風機5の組
合せによる送風機構を囲繞する消音断熱ボックスであり
、側壁に送風機5からの送風吐出口2と他側の側壁に複
数の外気吸込口8,13.15を開口している。
空冷エンジン4はガソリンエンジン、灯油エンジン、ジ
ーゼルエンジン等が用いられる。
送風機5はシロッコファン、リミットロードファン、そ
の他の送風機が用途、目的に応じて用いられる。
即ち風圧、風量等特性によって選定される。
送風機5はエンジン4の出力軸との間に中間伝動装置6
を介して駆動される。
中間伝動装置6はエンジン4の始動時に始動を容易にす
るためエンジン4と送風機5及び乾燥機本体1との連動
部7の負荷を切り離すクラッチ装置(図示せず)を有し
ている。
第1図において連動部7はボックス内に図示しているが
、中間伝動装置6の軸をボックスの側壁の外側まで貫通
延長させてボックスの外部に連動部7を設けることもで
きる。
図示の如くボックス内に連動部7を設けた場合は伝動帯
の通る部分の側壁に穴をあけである(図示せず)。
8は外気吸入口であり空冷エンジン4の燃焼室に導く空
気、即ちエアクリーナー9に供給する空気の取入れ口で
あるが省略することもできる。
又この外気吸入口8からエアークリーナー9をボックス
外に出すようにすることもある。
この外気吸入口8の開口大きさと数はこの温風送風装置
の用途、目的に従い大小、単複数が設定される。
エンジン4の排ガスは、消音断熱ボックス3内でマフラ
ーその他で熱交換させて排気管にて室外に排出せしめる
(図示せず)。
10はエンジン4の燃料タンク、11は燃料供給管であ
る。
12は送風機5の吸込口13.15と音梢断熱ボックス
3の側壁の一部に夫々開口させた第1吸込口と第2吸込
口である。
13の第1吸込口には開口率を手動調節する第1シヤツ
ター14を設け、乾燥作業をする時の季節気温と乾燥所
定温度との差に応じて手動で開口率を調節する。
即ち外気温が低温で高い乾燥所定温度が必要な場合は閉
じられてボックス内の温度を上昇せしめ、送風温度を高
くする。
逆に外気温が高く乾燥所定温度との差が少ない場合は手
動第1シヤツター14を開放し外気吸込量を多くして送
風温度が上り過ぎないようにする。
この第1吸込口の手動式の第1シヤツター14は図示例
以外にドア一式、回転シャッタ一式、その他の機構を用
いてもよい。
15の第2吸込口は開口率を自動的にコントロールする
吸込口であり、第2シヤツター16を設け、送風機5の
吐出口2、又は乾燥機本体内部に取付けた温度検出器検
出端17によって送風温度又は乾燥機内温度をキャッチ
し、温度調整器18によって乾燥所定温度より高いか、
低いかで第2シヤツター16の駆動装置19を作動させ
、温度が高い場合は第2シヤツター16を開き、低い場
合は閉める如く自動的にコントロールして所定温度を保
持するものである。
前記外気吸入口8と、第1吸入口13の開口率により乾
燥作業をする時期の気温に対する送風温度は手動調節し
て半固定しているが朝昼夜の気温変動につれてボックス
内の温度即ち送風温度も上下するので、乾燥作業中は朝
昼夜と気温が変動しても送風温度を常に乾燥所定温度に
自動コントロールする如くなしている。
この第2シヤツター16の開閉機構は図示例以外にドア
一式、又は引戸式その他の機構にすることもできる。
又温度調整器18は比例制御又は2位置制御を行なうた
めの変換、増巾回路を有しこれの信号で作動する駆動装
置19は可逆動作を行ない吸込み風量をコントロールす
る。
本考案は上記の如く構成したので季節的な気温の変化と
、朝昼夜の時間的な気温の変動に対応して送風機の吐出
温度、又は乾燥機内温度を所定温度に保持することがで
きて乾燥効果を向上させることができる。
又本考案の温風送風装置は空冷エンジンを動力源として
用いるので電気動力線が不要であり、何時でも何処でも
使用することができる効果がある。
更に又乾燥に必要なカロリーは駆動エンジンの放熱を有
効に利用するのでその経済効果は大である。
更に又エンジンは電気動力線、容量等の制約がないので
、静圧の高い比較的大馬力の送風機(リミットロードフ
ァン)を用いることにより被乾燥物に対する温風の当り
(通風)がよく乾燥ムラがなく、乾燥速度を速くできて
生産性が高いのみならず品質の良い乾燥物を得られる特
徴を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本考案の一実施例を示すものであり、第
1図は側面断面図、第2図は正面図である。 1・・・・・・乾燥機本体、2・・・・・・吐出口、3
・・・・・・吸音断熱ボックス、4・・・・・・エンジ
ン、5・・・・・・送風機、6・・・・・・中間伝動装
置、7・・・・・・連動部、8・・・・・・吸入口、9
・・・・・・エアクリーナー、10・・・・・・燃料タ
ンク、11・・・・・・燃料供給管、12・・・・・・
送風機吸込口、13・・・・・・第1吸込口、14・・
・・・・第1シヤツター、15・・・・・・第2吸込口
、16・・・・・・第2シヤツター、17・・・・・・
温度検出端、18・・・・・・温度調整器、19・・・
・・・駆動装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 穀類、水産物、青果物、その他の物品を最高50℃以下
    、最低10℃以上の範囲内を乾燥温度とする温風乾燥機
    において、送風機と空冷エンジンとを中間伝動装置を介
    して組合せ、該中間伝動装置には乾燥機本体との連動部
    を設けて送風機構を構成し、該送風機構を吸音断熱材で
    囲繞した消音断熱ボックス内に取付は格納し、該消音断
    熱ボックスの側壁に送風機の吐出口と更に複数の外気吸
    込口と、連動部と乾燥機を連動する連動穴を設け、外気
    吸込口の1つに開口度を手動調節する第1シヤツターを
    設けて第1吸込口とし、他の外気吸込口の1つに開口度
    を駆動装置により自動開閉調節する第2シヤツターを設
    けて第2吸込口とし、送風機の吐出口か又は乾燥機本体
    内部に温度検出端を取付けた温度調節器を設けて該温度
    調節器と上記自動開閉第2シヤツターの駆動装置とを関
    連せしめ、第2吸込口の開口度を自動調節する如くなし
    て、消音断熱ボックス内のエンジン放熱による昇温をコ
    ントロールし、送風機が吐出する温風温度を所定の温度
    範囲内に保持する如く構成した手動調節式第1吸込口と
    自動調節式第2吸込口とを設けたことを特徴とするエン
    ジン余熱利用温風乾燥機の送風装置。
JP1977176835U 1977-12-29 1977-12-29 エンジン余熱利用温風乾燥機の送風装置 Expired JPS5914709Y2 (ja)

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JPS54102762U JPS54102762U (ja) 1979-07-19
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