JPS59145021A - 溶解されあるいは溶解されていない物質の分離用薬剤 - Google Patents

溶解されあるいは溶解されていない物質の分離用薬剤

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JPS59145021A
JPS59145021A JP59008405A JP840584A JPS59145021A JP S59145021 A JPS59145021 A JP S59145021A JP 59008405 A JP59008405 A JP 59008405A JP 840584 A JP840584 A JP 840584A JP S59145021 A JPS59145021 A JP S59145021A
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metatungstate
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sodium
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ボド・プレヴインスキー
ライナー・カンプス
クラウス・ヴエツツ
マンフレート・ミーヘ
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    • B03SEPARATION OF SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS; MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03BSEPARATING SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS
    • B03B5/00Washing granular, powdered or lumpy materials; Wet separating
    • B03B5/28Washing granular, powdered or lumpy materials; Wet separating by sink-float separation
    • B03B5/30Washing granular, powdered or lumpy materials; Wet separating by sink-float separation using heavy liquids or suspensions
    • B03B5/44Application of particular media therefor
    • B03B5/442Application of particular media therefor composition of heavy media
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B03SEPARATION OF SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS; MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03BSEPARATING SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS
    • B03B5/00Washing granular, powdered or lumpy materials; Wet separating
    • B03B5/28Washing granular, powdered or lumpy materials; Wet separating by sink-float separation
    • B03B5/30Washing granular, powdered or lumpy materials; Wet separating by sink-float separation using heavy liquids or suspensions
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  • Centrifugal Separators (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Physical Water Treatments (AREA)
  • Separation Of Solids By Using Liquids Or Pneumatic Power (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 密度勾配遠心分離法は、浮上密度(buoyancyd
ensity )、分子量あるいは沈殿係数の異なる特
定の成分を分離し、同定しあるいは見つけ出すための分
析あるいは調製方法として重要である。 シ 例えば、平衡密度勾配遠心分離法の原理は、遠心力のも
とでの大きい分子量を有する溶質の密度勾配の形成にも
とづく。最大可能密度差は、密度勾配剤の分子量と遠心
力の大きさのべき乗に比例する。
しかし、最大可能密度の限度は、密度勾配剤′の密度が
最大の位置における溶解度によって第1に限定され、第
2にこれが密度勾配剤の部分比容(partial 5
pecific volume )に逆比例することに
より限定される。
実際には、上記の密度勾配は遠心分離機内での平衡遠心
分離によってあらかじめもしくは遠心分離と同時に形成
される。分離されるべき混合物は、この密度勾配が形成
される前後のいずれにおいても加えることが出来る。そ
れぞれの物質は、その密度勾配曲線における浮上密度に
応する位置に帯を形成する。
現在までに、水溶液の密度勾配剤として、特に塩化セシ
ウムあるいはショ糖、メトライズアミド(metriz
amide )といった化合物が用いられてきた。
分子量と密度勾配の大きさとの間の上記した関連性を考
慮して、可能な限り大きい分子量をもつ化合物の使用が
試みらtして来た。適度な化合物の溶解度に加えて、高
密度が達成可能でなければならない。また、沈降平衡の
調整は、本質的に溶液の粘度に依存するので、密度勾配
剤の濃度が高い場合にも、粘度は可能な限り/」\さい
事が必要である。分子量16897モルの塩化セシウム
によって、最高密度2.0097cm3が室温で達せら
れる。高い分子量すなわちより急な密度勾6c’、’を
得るために、メトライズアミド(2−(3−aceta
mido −5−N−methyl−acetamid
−2、4、6−tri −1odo benzamid
o )−2−desoxy−D −glucose )
、分子量789g1モル、が開発された。最高密度は1
.459Am3である。メトライズアミド溶液は、バク
テリアによって機能が低下するので、メーカーは、使用
済み溶液の再生に際して必要な処理を行なうよう、警告
している。メトライズアミドは非常に高価であり、コス
トの点から、望まれる研究の多くが不可能である。塩化
セシウムは、それ自体幾分安価ではあるが、調製作業に
ともなうコストが相当にかかった。
本発明は、公知の密度勾配剤の欠点を克服し、比較的に
高い分子量および溶解度、そしてそれによる高密度、さ
らに高密度における低粘性、非毒性、溶液として中性か
つ化学的に不活性といった特性をもつ新規な密度勾配遠
心分離用の薬剤を提供するものである。
また、本発明はさらに、異なる密度を持ち水に対して不
溶性の固体を分離するための優れた薬剤を提供するもの
である。
本発明の最初に述べた目的は、驚くべき事に、アルカリ
金属、アンモニアおよびアルカリ土類金属のメタタング
ステン酸塩(metatungstates )の使用
、もし必要であるならば、塩化ナトリウムおよび塩化マ
グネシウムといった低分子量電解質の追加(三成分密度
勾配遠心分離法)、によって達せられる。
上記イソポリタングステン酸塩(isopolytun
−gstate )は、いわゆるケギ> (keggi
n )構造によって特徴づけられる正メタタングステン
酸塩である。例えば、メタタングステン酸ナトリウムと
メタタングステン酸マグネシウムは、それぞれNa6 
(H2W12040 )分子量298691モルおよび
Mg5(H2W12040 )分子! 29219 /
 モルの化学式と分子量を有する。
メタタングステン酸ナトリウムおよびマグネシウムは、
水に対して高溶解度を有する。メタタングステン酸ナト
リウムの場合、80重量%の溶液は、20Cにおいて密
度3.1297cm3 となる。アルカリ金属およびア
ルカリ土類金属のメタタングステン酸塩は、比較的粘性
が低く、迅速に沈降平衡を調整することができる。アル
カリ金属、アンモニア、およびアルカリ土類金属のメタ
タングステン酸塩のみが、溶液中に単分子として存在す
るポリタングステン酸塩として安定である。そしてメタ
タングステン酸アンモニウムを除き、それらの溶液は中
性であり、それらは、−が2から10の範囲で中性(a
protic)である。また、メタタングステン酸塩は
、メタノールといった親水性の溶媒にも溶ける。
メタタングステン酸塩溶液は、過飽和状態にナリヤすく
、メタタングステン酸ナトリウムあるいはマグネシウム
の場合、結晶化のおそれを考慮すること無く、高い回転
子回転数を用いうる。また、メタタングステン酸塩溶液
は熱的に安定で、高圧がま内で処理できる。メタタング
ステン酸塩は、三酸化タングステンとアルカリ金属また
はアルカリ土類金属の水酸化物との反応により比較的容
易に製造される。例えばメタタングステン酸ナトリウム
は、高濃度の水酸化ナトリウム溶液に、三酸化タングス
テン水溶懸濁液を混入し、数時間還流したのち、ろ過さ
れ、蒸発結晶化されて、製造される。必要な際には、高
純度を得るため再結晶が行なわれうる。これらのアルカ
リ金属、アンモニア、アルカリ土類金属のメタタングス
テン酸塩は、室温で永久保存可能である。
例えばメタタングステン酸ナトリウムにより得られる大
密度勾配の結果、セディバ(アクリルアミドおよびナト
リウムアクリレートをもとにした共重合体)、DNA(
子牛の胸腺より採取)、抗体ガンマグロブリン(うさぎ
のIgG)、ムライン〔黄色ブドウ球菌(5taphy
lococcusaureus )の細胞膜〕等の高分
子化合物の、遠心力80,000Gに・相当する中回転
速朕での、分離あるいは測定が可能になる。
沈降平衡でのセディパ溶液のシュリーレン写真は、メタ
タングステン酸ナトリウム溶液中で非常に鋭いピークの
形成を示すが、他方塩化セシウム溶液中では不鮮明なピ
ークを示す。また、本発明のメタタングステン酸塩の使
用により、浮上密度の小さな物質についても研究が可能
であり、例えばメタノールを溶媒として使用することに
よって、0.897cm3までの低密度が達成可能であ
る。
研究の結果、異なるたんばく質は、異なる浮上密贋をも
つことが明らかになっている。この事実は、恐らくこれ
らのたんばく組成がそれらの電価に応じてメタタングス
テン酸イオント異なる結合強度をもつことによると思わ
れる。従って、密度勾配遠心分離法は、本発明のメタタ
ングステン酸塩の使用によ、す、たんばく質の調製分離
法として利用することが出来る。
核酸のメタタングステン酸ナトリウム水溶液中での浮上
密度は、塩化セシウム溶液中に比較して相当小さい。こ
のことは核酸は、メタタングステン酸イオンと結合しな
いことを示している。メタタングステン酸塩の高い分子
量により、核酸の研究は、20.000 r、plm、
といった低回転数で行なわれつる。従って、水溶液中、
分析的超高速遠心分離様用干渉光学系を用いることが出
来る。
本発明をさらに、従来例と比較しながら説明する。
実施例1 メタタングステン酸塩水溶液および塩化セシウム水溶液
(二成分系)における密度勾配の形成。
メタタングステン酸ナトリウム(分子量298691モ
ル)等は、高い分子量のため同様の条件下においても沈
降現象がはっきりと現れる。そして、本発明の化合物に
より、より急な密度勾配が形成される。この結果は、縦
軸を密度、横軸を画分数(fraction numb
er)にとった第1図によく示される。
実施例2 塩化ナトリウム水溶液を含むメタタングステン酸ナトリ
ウム溶液における密度勾配の形成(三成分系)。
溶媒としての純水中の電解質の沈殿は、解離のため、同
じ分子量をもつ非電解質のそれに比べ非常に少ない。1
あるいは数種の小ζい分子量をもつ電解*fi−加える
ことにより、電解質の沈降特性を同様な分子量をもつ非
電解質のそれに相当近付けることが出来る。この効果は
、電解質の重いイオンの電価が増加するに従い増大する
。メタタングステン酸イオンは大きい電価数を持つため
、塩化ナトリウムの追加は、本発明の化合物の沈降特性
に大きな影響を与える。第2図は、関連するデータを示
す。
実施例3 メタタングスデン酸ナトリウム水溶液中におけるセデイ
パの密度勾配遠心分離、塩化セシウム水溶液との比較。
セデイバは、アクリルアミドとナトリウムアクリレイト
の水溶性共重合体であり、その分子量は5X105から
3 X 10’g1モルの間に分布する。
塩化セシウムによる密度勾配において、比較的高い浮上
密度1.419/cmが得られる。この値を得るために
は、塩化セシウムの初濃度(1nitial mass
 portion ) 39%および回転子回転数56
 、000 r、p、m、である。メタタングステン酸
ナトリウムによる密度勾配においては、回転子回転数5
6.00Or、p、m、のもとで、メタタングステン酸
ナトリウムの初濃度0.25チで浮上密度1、OO9/
cm3が得られる。これらの研究結果を次の第1表に示
す。
第  1  表 メタタングステン酸ナト  塩化セシウム溶すウム溶液
中のセデイバ  液中のセデイパ回転子回転数  56
,0OOr、p、m、   56,000 r、p、m
初濃度  0.25%   39% 温   度     25 C25G 浮上密度   1.009/cm     1.419
/cn13回転子型式    5W65       
5W65実施例4 塩化セシウムおよびメタタングステン酸ナトリウムの密
度勾配中におけるDNAの沈殿特性の比較。
文献によると、初礎度56%の塩化セシウムによる@度
勾配において、DNAの浮上密度は、17り7cm3(
回転子回転数的50,0OOr、plm、)と測定され
る。
メタタングステン酸ナトリウムによる密度勾配において
は、回転子回転数20,000 から28 、000 
r、 plom、メタタングステン酸塩の初濃度5%と
いう低い値のもとで、浮上密度1.04697cm3が
得られる。結果は、第2表に総括される。
第  2  表 (ファージ)  の胸腺) 回転子回転数 、51.00Or、p、m、  20,
000〜28.0OOr、p、m。
初濃度 56%   5% 温    度   25C25C 浮上密度  1..69997cm   1.0469
/cm3干渉光学系の使用 不可       可回転
子型式  SW65      SW65第3図は、最
大可能密度対従前および本発明の化合物の初濃度を示す
。この図カ・ら、本発明によりいかに最大密度が増加す
る力・読み取ることが出来る。また、第4図は、従前の
方式と比較していかに好ましい粘度が、密度勾配剤の濃
度との関係において、本発明により得られるかを示す。
実施例5 塩化セシウムおよびメタタングステン酸ナトリウムの密
度勾配における抗体ガンマグロブリン(IgG)および
小児まひ病原体のたんばく負外被(protein e
nvelope )の沈降特性の比較。
抗体ガンマグロブリン(うさぎ)および小児まひ病原体
のたんばく負外被〔カプシド(kapsid ) )の
塩化セシウムによる密度勾配中における浮上密度は、そ
れぞれl、309/cm  および1.29秒−3であ
る。
このたんばく質の、たんばく質錯体に応じての分離は、
浮上密度に逆比例するQまとんど同一の部分比容のため
、塩化セシウムの密度勾配によっては不可能である。
しか踵 メタタングステン酸ナトリウムによる密度勾配
を用いる場合、上記IgGおよび上記ビールス・カプシ
ドは、完全に異なる浮上密度を有し、従って十分々分離
が可能である。結果を第3表に示す。
第3表 N a s (H2W12040) IgG(浮上密度)   1.149/cm31.30
9/Cm3回転子回転数 30.00Or、p、m、 
  56・000 r、 p、m・40.00Or、p
om。
温度   7 C’7 t:’ 本発明に係る薬剤は、一般的に広く用いられ得るが、ま
た変更を加えられた密度勾配遠心分離法にも用いられる
本発明は、さらに密度3.19/cm3までの固体混合
物の分離に使用できる。またタングステンカーバイドと
いった高密度化合物の追加によっては4.697cm3
までの固体混合物の分離に使用できる。
本発明に係る薬剤は、異なる密度を有する成分からなる
水に対して不溶性のすべての混合物の分離に適する。
重い液体の一例として、クラーリサイ(clerici
 )溶液すなわちぎ酸タリウムとマロン酸タリウムの混
合液があるが、タリウム化合物特有の毒性のため研究室
で小規模に用いられるのに限られる。
ドイツ特許公開公報(Qffenlegungssch
rift)2920859によれば、ダイアモンドの砂
−礫よりの分離のために、四臭化エタン(tetra−
bromo ethane )、三臭化メタン(tri
brom。
methane )およびニョウ化メタン(dijod
methane )といった重いノ・ロゲン化炭イヒ水
索中のタングステンカーノ(イドの懸濁液のオl用が知
られている。しかし、この方法は実際には利用されてい
ない。
本発明の目的は、さらに上記の様な分離を、方法、装置
および薬剤に関する費用を最/J%にしながら行う薬剤
の提供にある。
この目的は、適度な濃度ひいては密度を有するアルカリ
金属、アンモニア、またはアルカリ土類金属のメタタン
グステン酸塩の溶液(ケギン構造をもつ正メタタングス
テン酸塩)を、密度勾配剤として用いる本発明により達
せられる。
例えば、メタタングステン酸ナトリウムは、水に対して
非常に高い溶解度を示し、78質量チの均質な溶液を得
る事が可能である(第3図参照)。飽和したメタタング
ステン酸塩溶液でさえも低い粘度をもつ事は重要である
固体体積分35%の高密度懸濁液の粘度は、一般に30
cPになる(第5図参照)。これに対しメタタングステ
ン酸ナトリウム溶液の場合、その様な粘度は、75重量
%において達せらtLる。70重#チ以下では、粘度は
10cP以下である。(第6図参照。)第7図は、メタ
タングステン酸ナトリウム水溶液の密度対粘度を示し、
粘度わずか10cPにおいて比較的高密度2.59/c
m vcすでに達する事がわかる。
メタタングステン酸塩溶液は、高密度で低粘性を示す真
の溶液であるので、重力のもとで静的に取扱うのみなら
す、適当な遠心分離法によっても固体の分離が行なえる
。通常の高密度懸濁液の利用は、この可能性を相当に限
定してしまう。メタタングステン酸塩溶液の使用は、水
に対して不溶性の異なる密度をもつ混合物の迅速かつほ
ぼ定量的な分離を可能にする。メタタングステン酸塩溶
液は無色透明なので、この分離の過程を視覚的に観察す
る事ができる。
例えば飽和メタタングステン酸ナトリウム水溶液を用い
る場合、室温において、透明で密度3.197cm3の
溶液が得られる。アルカリ金属、アンモニアおよびアル
カリ土類金属のメタタングステン酸塩の溶液は、過飽和
しやすいので、再結晶化の心配はない。
上記の均質な水溶液の密度を増大させるために、メタタ
ングステン酸塩溶液の低粘性により、タングステンカー
バイドといった固体を加える碩が可能である。こういっ
た懸濁液は、例えば浮沈技術(the 5ink an
d floattechnology )のための高密
度懸濁液として用いることができる。固体の迅速な沈降
は、最初から3.09/cm3という高密度を用いるた
め観察されない。高密度懸濁液は、比較的長期間安定で
、静的あるいは連続的な工程に用いられうる。また、毒
性がないので、生態学的にも好適である。
第8図は、飽和メタタングステン酸ナトリウム溶液およ
びタングステンカーパイトノ高密度懸濁液の密度を、固
体体積分率(solidvolume portion
)の関数として示す。図示されている様に、密度4.6
g/ア3が、固体体積分率40チのタングステンカーバ
イドにより得られる。
亜鉛を主成分とする密度3.9から4.297cm3の
閃亜鉛鉱(zinc blende )  および密度
7.4から7.697cm3の方鉛鉱(galena 
)は、鉛鉱石中に通常共存し、そういった鉱石は特に重
要である。本発明に係るメタタングステン酸ナトリウム
溶液の浮沈法機器への利用により、このような方鉛鉱と
閃亜鉛鉱の脈石(gangue)よりの分離は、相当に
小さな粒子まで分離されるので、従前の方法に比べ、非
常に効果的である。遠心分離法が用いられるとき、この
効果は、特に明らかである。
溶液は永久保存が可能なので、再生工程は不要である。
本発明は、さらに次に示す例によシ明らかにされる。
実施例6 浮沈過程(float −5ink process 
)  の原理に基づき、メタタングステン酸ナト1ノウ
ム水溶液の利用による金と水晶との混合物の分離。
約02〜0.7mmの大きさの水晶粉50りは、約0.
1〜0.5Nの大きさの金粒子と混合される。
自動混合機により十分に混ぜられる。
この混合物は、水によってクラ1ノー状にされた後、2
5m1の水が加えらオLる。続(・て、若干の固体のメ
タタングステン酸ナト1ノウムが加えられる。可能な限
り水晶を浮力・せるため、メタタングステン酸塩の濃度
は、をまシヂ飽和値に近いものが用(・られる。底部に
残る金は、水で洗浄され、乾煉後重さ力く計られる。
収率93チに対応する0、0289の金力;得られ実施
例7 浮沈過程の原理に基づき、メタタングステン酸ナトリウ
ム水溶液の利用による夕゛イアモンドと水晶との混合物
の分離。
実施例7は、金の代りに0.2gの三つの夕゛イアモン
ドを用いて、他の条件は同一のまま繰返される。ダイア
モンドの沈降は、水晶の浮上とともに迅速であり、混合
物のかくはんは不要である。
実施例8 均一なメタタングステン酸ナトリウム水溶液中における
水晶と琥璃長石との混合物の密度分離。
サイズ0.2〜0.8rtanの水晶と肢璃長石から成
る混合物は、10m1の水と共にビーカー中に筒かれる
。固体状のメタタングステン酸ナトリウムが、徐々に加
えられる。短時間のかくはん後、両鉱物が観察さ牡る。
十分な量のメタタングステン酸ナトリウムが加えられた
後、水晶が沈降、肢璃長石が浮上し始めるまで、これは
繰返される。混合物全体は、再度かくはんされた後、じ
ょうごへと移される。
このじょうごは、混合体中に有る水晶の量に目盛っであ
る。約1時間後目盛りを読むことによって、混合物から
分離された水晶の量を知ることができる。表面に浮いた
鉱物は、すくい取られて、水洗乾燥後、分析天びんによ
り重さが計測される。結果を第・4表に示す。
第4表 混合物  鉱物の密度  分離量 97cm3      り 89 水晶     2.65     約 7.22
g彼璃長石 254〜2.57   約 1.7実施例
9 金属鉱石である方鉛鉱および閃亜鉛鉱の、脈石水晶およ
び長石からの浮沈過程による前処理用分離。
閃亜鉛鉱の相当に混入している方鉛鉱物10g(アイル
ランド産)を0,2から1.5酵の太きさまで粉砕し、
10gの0.2から1.OWmまでの水晶を加える。こ
の混合物は50mBの水によりスラリー状にされ、固体
状のメタタングステン酸ナトリウムが徐々に加えられる
溶液の密度を増加すると、水晶と長石は浮上する。少量
のメタタングステン酸塩を加え、混合物をじょうごへ移
す。じょうごの長さは30cmz流出管の長さ20cm
直径3wn密度7、2−7.69/cm の方鉛鉱は、
密度3.9−4.297cm3の閃亜鉛鉱に比べて、は
るかに迅速に沈降するのが観察される。最初に純粋な方
鉛鉱の層が形成され、後VC1はぼ純粋な閃亜鉛鉱の層
が形成される。この二層は、無色のメタタングステン酸
塩溶液中、色の差によってはっきりと識別さfLる。
この分離を定量的に評価するため、方鉛鉱および閃亜鉛
鉱の沈降物および浮上した脈石は、水洗、計量される。
得られたデータは、実際に相当の分離を示す。
【図面の簡単な説明】
第1図は、異なる密度勾配剤メタタングステン酸ナトリ
ウムおよび塩化セシウムの水溶液中沈降平衡調整後にお
ける比較を示す。密度ρは、画分数の関数として表わさ
れ、温度7C1回転子回転数30 、000 r、 p
、 m、、メニスカスの半径4.60 cmz底部の半
径8.90 cmである。(NamWはメタタングステ
ン酸ナトリウムの略。) 第2図は、メタタングステン酸ナトリウムを含む水溶液
および塩化ナトリウム水溶液の沈降特性の比較を示す。 (二成分および三成分系。)その他の条件は、第1図に
同じ。 第3図は、密度を水溶液中20Cにおける異なる密度勾
配剤の重量−の関数として示す。 第4図は、粘度を、水溶液中20Cにおける異なる密度
勾配剤の質量体積比の関数として示す。 第5図は、重い懸濁液の粘度を、固体体積分率の関数と
して示す。 a)重晶石(baryte ) 6011m 。 b)磁鉄鉱200μm。 C)  フェロシリコン(新しいもの) 200μm1
d)  フェロシリコン(古いもの) 200μm0第
6図は、メタタングステン酸ナトリウム水溶液の粘度を
、20CVcおける重量%の関数として示す。 第7図は、メタタングステン酸ナトリウム水溶液の粘度
を、20Cにおける密度の関数として示す。 第8図は、重い懸濁液、即ちタングステンカーバイドを
含むメタタングステン酸ナトリウム溶液の密度を、飽和
メタタングステン酸ナトリウム水溶液より始めてタング
ステンカーバイドの固体体積分率の関数として示す。 εI″S5図 第60 第71=1 +0   20   30   40   50第1頁
の続き 優先権主張 ■1983年2月14日■西ドイツ(DE
)[有]P3305517.3 [相]発 明 者 ライナー・カンブスドイツ連邦共和
国1000ベルリン 20ケンフエンベルクシュトラー セ15 (9発  明 者 クラウス・ヴエツツドイツ連邦共和
国2000ハンブル ク60エツペンドルファーシュテ イータ4 @発明者  マンフレート・ミーヘ ドイツ連邦共和国1000ベルリン 33ファルケンリート4 ■出 願 人 ライナー・カンブス ドイツ連邦共和国1000ベルリン 20ゲンフエンベルクシュトラー セ15 り60エツペンドルフアーシユア イータ4 33ファルケンリート4

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (11異なる浮上密度を持つ溶解されあるいは溶解され
    ていない物質の密度勾配遠心分離用の分離用薬剤におい
    て、アルカリ金属、アンモニアまたはアルカリ土類金属
    のメタタングステン酸塩を含有することを特徴とする分
    離用薬剤。 (2) 1カいし数種の低分子量電解質の含有を特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の薬剤。 (3)  アルカリ金属、アンモニアまたはアルカリ土
    類金属のメタタングステン酸塩の陽イオンに対応する陽
    イオンの低分子電解質の含有を特徴とする特許請求の範
    囲第2項記載の薬剤。 (4)  アルカリ金属、アンモニアまたはアルカリ土
    類金属のメタタングステン酸塩の含有を特徴とする、必
    要の際には遠心力の下で行われる浮沈方式による、異な
    る密度の非水溶性物質の分離用薬剤。 (5)固体混合物より分離される諸成分密度のほぼ中、
    間の密度を有する溶液であることを特徴とする特許請求
    の範囲第4項記載の薬剤。 (6)密度的3. l 9/crn3の飽和溶液を特徴
    とする鉱石の脈石よりの分離のための特許請求の範囲第
    4項記載の薬剤。
JP59008405A 1983-01-24 1984-01-20 溶解されあるいは溶解されていない物質の分離用薬剤 Pending JPS59145021A (ja)

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DE10016049B4 (de) * 2000-04-01 2005-10-06 Esytec Energie- Und Systemtechnik Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur simultanen Bestimmung der Verteilungen von Feststoffdichte und Korngröße

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JPS54124794A (en) * 1978-03-20 1979-09-27 Sumitomo Metal Ind Method of analyzing fallen soot constituent by heavy fluid

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