JPS5914196Y2 - 写真植字機 - Google Patents

写真植字機

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Publication number
JPS5914196Y2
JPS5914196Y2 JP1974123796U JP12379674U JPS5914196Y2 JP S5914196 Y2 JPS5914196 Y2 JP S5914196Y2 JP 1974123796 U JP1974123796 U JP 1974123796U JP 12379674 U JP12379674 U JP 12379674U JP S5914196 Y2 JPS5914196 Y2 JP S5914196Y2
Authority
JP
Japan
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dial
characters
writing
typesetting
character
Prior art date
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Expired
Application number
JP1974123796U
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English (en)
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JPS5150028U (ja
Inventor
茂 布施
敏博 森
Original Assignee
(株) 写研
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Publication date
Application filed by (株) 写研 filed Critical (株) 写研
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は採字における従来の欠点を除去した新規な採字
方式による写真植字機に関するものである。
尚、本考案で文字とは、文字、数字、記号、図形、絵柄
、その他写真植字機の文字盤に施される全ての画像を含
むものである。
写真植字機における、黒色不透明の非画線部を有する文
字盤の透明な画線部を通過してくる光を直接見て採字す
るという旧来の採字方式によって起る眩しさやオペレー
ターの目の疲労等の欠点を防止する方法として、既に採
字板を用いて間接的に採字する方法が、例えば特公昭3
5−6937号公報などによって知られている。
この間接採字方式によれば、 ・文字をポジの正字で見られる ・透過光による直接採字に比べ眩しさがない・採字板を
固定にすれば文字の位置が一定であり採字スピードが上
る ・文字が見易くなるので文字盤に施す文字を小さくする
ことができ、機械の小型化がはかれるなどの効果が得ら
れ、印字速度の向上とオペレーターの疲労防止が可能で
ある。
しかし、この方式には次のような欠点も存していた。
即ち、日本語文は漢字を使用するため文字数が非常に多
く、当初文字盤枠に装着しておいた文字盤に収容されて
いない文字を印字する必要が往々にして生じ、そのよう
な場合は所望文字を収容している文字盤を当初装着して
おいた文字盤と交換して装着し印字を行なわねばならな
い。
その際、採字を全て間接採字によって行なうためには、
採字板をも交換可能にしておき、文字盤の交換に応じて
その文字盤と対応する採字板を交換して装着してやる必
要がある。
しかし、このようにするためには、異なった文字を収容
する文字盤全部にそれぞれ採字板を用意せねばならず、
費用や保存の手間、スペースなどが無視できないものに
なる。
又、文字盤の交換が頻繁に行なわれたり、−回の交換で
1文字程度しか印字しないような場合には、採字板交換
の手間が却って採字能率を低下させてしまう恐れもある
そこでこれらの煩しさを避けるために、使用頻度の少な
い文字を収容する文字盤を交換させる際は採字板の交換
を行なわず、その文字盤については旧来の画線部の透過
光による直接採字法により採字をしてしまうという方法
が考えられる。
しかしこの方法では直接採字の部分について従来と同じ
く眩しさ、文字の見にくさという欠点があり、又ポジの
文字を見る間接採字とネガの文字を見る直接採字を混合
して行なうという点でも採字性が劣るという欠点がある
これらの欠点を除去するために、少なくとも直接採字を
する文字盤については、不透明で光拡散性を有する白色
あるいはこれに近い明色の非画線部と透明の画線部とか
ら戒る文字膜面を有する文字盤を用いて、非画線部にお
ける拡散光により、採字板と同様に文字をポジとして見
て採字できるようにしたものも既に提案されている。
本考案はこれらのような間接採字に直接採字を併用する
ような写真植字機において採字性を向上させるようにし
たものである。
以下図面に基いて説明する。
第1図は本考案に係る写真植字機の採字装置の一実施例
を示すものである。
1はXY方向に移動可能な文字盤枠、2は文字盤枠1に
装着された高頻度な文字を収容する主文字盤である。
主文字盤2は印加する文字の書体が変換されない限り、
通常交換されることはない。
3は比較的使用頻度の少ない漢字や、記号、アルファベ
ット等を収容する副文字盤であり、当初文字盤枠1に装
着された主文字盤2、副文字盤3に収容されていない文
字が必要となった場合には、適宜化の副文字盤と交換さ
れるものである。
4は機体に固定された採字板台であり、主文字盤2に対
応するポジ状(例えば画線部が黒色、非画線部が白色)
の文字を印刷等により施した採字板5が固着されている
6は文字盤枠1に取付けられた指示針である。
この装置による採字の手順を説明する。
まず、第2図は採字盤5と主文字盤2の文字配列の一例
の概略図である。
写真植字機には多数の文字中から所望の文字を迅速に選
択できるようにと、−寸の中成、部首別式、画引式、音
引式など種々の文字配列法があるが、この図は音引式に
より配列された例である。
採字板5の中央部には平板名が縦書きで左から右へ配さ
れている。
又、その下にはアルファベットと数字が横書きで上から
下へ配されている。
又、これらの周囲には多数の漢字が片仮名を見出しとし
て50音順に、横3文字を単位として縦書きで左から右
へと順次配されている。
このように採字板5では文字が左上から右下方向に向っ
て、即ち矢印9の配列方向で配されている。
一方、主文字盤2には各数字が採字板5とは点対称の関
係で配されている。
つまり、文字が右下から左上方向に向って、即ち矢印1
0の配列方向で配されている。
尚、主文字盤2において文字は実際はネガ状(画線部が
透明で非画線部が黒色不透明)に見えるが、ここでは便
宜上ポジで表わしている。
(尚、後述する副文字盤と同様な構成のものでも差支え
ない。
)以上のように主文字盤2と採字板5の文字配列をなす
ことにより、主文字盤2に収容されている文字について
は、第1図に示す如く文字盤枠1を移動させて文字盤枠
1に取付けられた指示針6で採字板5上の所望文字、例
えば「ア」を指示すると主文字盤2に収容された「ア」
(便宜上ポンとして表わした)が印字位置7に位置され
、撮影用の光源(図示せず)により照射され、主レンズ
8を経て感光物(図示せず)上に印字される。
又、副文字盤3については採字板を使用せず、直接文字
盤を見ることによって採字が行なわれる。
この副文字盤3は前述したような、不透明で光拡散性を
有する白色あるいはこれに近い明色の非画線部を有する
ものである。
このような副文字盤3を文字盤枠1に装着すれば、印字
に際しては画線部が撮影光を透過させる一方非画線部は
光不透過あるいは透過率が著しく小さいので従来文字盤
と同様にネガとして働くが、オペレーターが副文字盤3
を見た場合には、非画線部では文字盤上方よりの光が反
射拡散されるかあるいは文字盤下方よりの光が透過拡散
されて明るく見える一方、画線部では光が殆んど拡散さ
れず非画線部より明度が低く見えるので、文字をポジと
して見ることができる。
従ってこの副文字板3を見て採字をすれば、採字板5に
おける場合と同様にポジでの採字が可能となる。
第3図は副文字盤3の文字配列の一例を示したものであ
る。
第3図Aは主文字盤2に含まれていない使用頻度の少な
い漢字を配した副文字盤3の例である。
それらの漢字は主文字盤2と同様に片仮名を見出しとし
て50音順に配されているが、その配列方向は主文字盤
とは逆になされている。
つまり左上より右下方向即ち矢印11のような配列方向
であり、採字板5の配列方向(第2図矢印9)と同一で
ある。
又、第3図Bはイタリック体のアルファベットや数字を
字幅により分類して収容した副文字盤3の例であり、上
方から下方に向って字幅順に、又左方から右方に向って
アルファベット順に配列し、全体としては第3図Aの副
文字盤や採字板5と同じ配列方向(矢印12)で配列さ
れている。
このように採字板と副文字盤の文字配列方向を同じくし
たことにより、オペレーターは採字板5を見て採字する
場合も副文字盤3を見て採字する場合も、文字配列方向
が同じであるため直ちに所望文字の概略所在位置を推測
することができるので、配列方向が異なることによると
まどいや混乱がなく、極めて短時間に所望文字を採字す
ることができるのである。
こうして、副文字盤から採字された文字も印字位置7に
位置され、主文字盤2の文字と同様にして印字がなされ
る。
尚、第3図Aの片仮名の見出文字13や第3図Bの字幅
を示す見出文字15は正字としておけば採字がより容易
である。
又、本考案では上記実施例に限定されることなく種々の
態様での実施が可能である。
例えば印字光学系を正字の文字盤から感光物上に正字を
印字できるようなものとすれば、第3図Cの如く文字盤
に正字で文字を施すことができるので、副文字盤3の文
字をポジで且つ正字に見ることができ採字性は一層向上
する。
尚、本考案に使用する文字盤は上記してきたような白色
あるいはこれに近い明色の非画線部を有する文字膜面を
持つものであることが採字性の点からは好ましいが、従
来の黒色の非画線部を有する文字盤であっても大きな効
果が得られる。
又、副文字盤3中でも使用頻度の比較的高い文字を収容
するものなどについて、採字板台4上の対応する位置1
4にそれらの採字板を固着あるいは交換可能に装着する
ようにしてもよい。
又、主文字盤、副文字盤という区別をせずに全て同じ大
きさ、形状の文字盤を使用する写真植写機であってもよ
い。
さらに前記実施例において間接採字の方法は採字板を固
定し文字盤と指示針を連動させるものであったが、これ
は指示針を機体に固定し文字盤と採字板を連動させる形
式や、採字板と文字盤を固定し指示針と印字光学系を連
動させる形式など適宜選択することが可能である。
尚、文字配列法は音引式の他、−寸の中成、部首別式、
画引式等適宜使用することができる。
以上のように、本考案による写真植字機は使用頻度の高
い文字を収容する文字盤については採字板を用いて間接
採字を行ない、使用頻度の少い文字を収容し交換される
ことも多い文字盤についてはその文字盤に剤記採字板の
文字配列方向と同じ文字配列方向で文字を配し直接採字
を行なうようにしたものである。
これにより採字に用いられるもの(採字板及び文字盤の
うち直接採字により処理するもの)は全て同じ文字配列
方向で文字が配されていることになるので、オペレータ
ーが容易に文字を見つけることができるようになり、採
字性の向上に大きな効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案実施の一例を示すもので、第1図は本考案に
係る写真植字機の採字装置の例、第2図は採字板と主文
字盤の文字配列の例を示す概略図、第3図は副文字盤の
文字配列の例を示すものである。 1・・・・・・文字盤枠、2・・・・・・主文字盤、3
・・・・・・副文字盤、5・・・・・・採字板、6・・
・・・・指示針、7・・・・・・印字位置、9,10゜
11.12・・・・・・文字配列方向。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 文字盤枠に取付けた指示針で採字板上の文字を指示する
    事により文字盤内に収容された所望文字像を採字する間
    接採字、及び前記文字盤とは別の文字盤に対する直接採
    字を併用して採字を行う採字装置において、少なくとも
    前記直接採字する文字盤は、不透明で光拡散性を有する
    白色あるいはこれに近い明色の非画線部と透明の画線部
    とを備えた文字盤と威すと共に、該直接採字により採字
    する文字盤の文字配列方向及び間接採字により採字する
    文字盤用の採字板の文字配列方向を同じくしたことを特
    徴とする写真植字機。
JP1974123796U 1974-10-14 1974-10-14 写真植字機 Expired JPS5914196Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1974123796U JPS5914196Y2 (ja) 1974-10-14 1974-10-14 写真植字機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1974123796U JPS5914196Y2 (ja) 1974-10-14 1974-10-14 写真植字機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5150028U JPS5150028U (ja) 1976-04-15
JPS5914196Y2 true JPS5914196Y2 (ja) 1984-04-26

Family

ID=28371231

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1974123796U Expired JPS5914196Y2 (ja) 1974-10-14 1974-10-14 写真植字機

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JPS5150028U (ja) 1976-04-15

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