JPS5914171B2 - 超音波式測定装置 - Google Patents

超音波式測定装置

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JPS5914171B2
JPS5914171B2 JP53057822A JP5782278A JPS5914171B2 JP S5914171 B2 JPS5914171 B2 JP S5914171B2 JP 53057822 A JP53057822 A JP 53057822A JP 5782278 A JP5782278 A JP 5782278A JP S5914171 B2 JPS5914171 B2 JP S5914171B2
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Japan
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circuit
voltage
signal
amplifier
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JP53057822A
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勝 河野
行雄 中川
健夫 賀田
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Priority to NL7903822A priority patent/NL7903822A/xx
Priority to DE19792920176 priority patent/DE2920176A1/de
Priority to FR7912502A priority patent/FR2426246A1/fr
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、カウンタが発振器の発振出力を設定値まで計
数するのに要する計数時間と超音波が被15測定流体中
を伝搬するのに要する伝搬時間との時間差を検出し、こ
の差信号に基づいて、その時間差が所定値になるように
その発振器の発振周波数を変化させ、よつて超音波を被
測定流体の流れに対して順方向に発射した際の発振周波
数と逆方向ク0 に発射した際の発振周波数との差から
被測定流体の流速もしくは流量を測定する超音波式測定
装置に関する。
第1図は、従来の超音波流量計のブ頭ノク図である。
この第1図において、10は被測定流体がフ5 矢印方
向に流れる測定管路で、この測定管路10の管外壁には
取付要素15、16を介してトランスジューサ13、1
4が取付けられている。このトランスジューサ13、1
4は電気信号を音響信号へあるいは音響信号を電気信号
へ変換す、 ?0 る変換素子で、あるモードにおいて
はトランスジューサ13が送信子とによりかつトランス
ジューサ14が受信子となり、一方他のモードにおいて
はトランスジューサ14が送信子となりかつトランスジ
ューサ13が受信子となる。このモードの切、 15換
はモード切換器9により行なわれる。このモード切換器
9は、トランスジューサ13、14が交互に送信子と受
信子とになるように、ゲート回路、3一6を介してモー
ド切換信号A,Bによつてそのトランスジユーサ13,
14を制御する。
1は発振器要素で、2つの発振器11,12よりなる。
この発信器11,12は電圧制御形発振器よりなり、制
御電圧が時間差検出回路8の出力信号に応じて変えられ
、それによりその発振周波数が変化させられる。この電
圧制御発振器11,12はモード切換器9のモード切換
信号A,Bによりあるモードにおいてはいずれか一方が
その時間差検出回路8の出力信号を受け入れるように選
択される。2はモード切換器9によつて選択的に指定さ
れた発振器11あるいは12のうちの1つの出力信号と
同期した出力信号を発信する同期パルス発生回路である
3は発振器要素1の出力信号を計数するカウンタで、同
期パルス発生回路2の出力信号に基づいて計数動作を開
始し、その計数値が測定管路10の径等に応じて予め設
定された Nに達すると、計数動作終了信号を発信する
4はカウンタ3の出力信号により動作を開始し、ある一
定時間経過後に出力信号を発信する遅延要素である。
この遅延要素4の出力信号は時間差検出回路8に導かれ
る。5は同期パルス発生回路2の出力信号に基づいてト
ランスジユーサ13,14を駆動する電気信号を発信す
る電気パルス発生回路である。
この電気パルス発生回路の出力電気信号はゲート回路6
を介して選択的にトランスジユーサ13あるいは14に
導かれ、またトランスジユーサ14あるいは13の受信
信号は同様にこのゲート回路6を介して増幅器7に導か
れる。増幅器7の出力信号Hは、振幅監視回路29、ト
リカー回路30および異常監視回路31に導かれる。振
幅監視回路29は、第2図に示すように、ギとして振幅
監視用比較回路20によつて構成されている。この振幅
監視用比較回路20には、振幅監視電圧E2が設定され
ており、この出力信号は制御回路23を介して振幅制御
信号Yとして、トランスジユーサ13,14の受信信号
の大きさに拘らず、増幅器7の出力信号Hの最大ピーク
値が一定の大きさになるように、増幅器7の増幅率を変
化させる。また、トリ刀゛一回路30は、超音波パルス
がトランスジユーサ13(もしくは14)に到着したか
否かを監視するもので、主としてトリカー用比較回路2
1から構成される。このトリカー用比較回路21にはト
リカー電圧E3が供給されている。このトリカー回路3
0の出力信号は、制御回路24を介してトリカー信号Z
として時間差検出回路8を動作させるために使用される
。さらに、異常監視回路31は、超音波パルスが被測定
流体によつて吸収を受けているか否かを監視するもので
、主として、異常監視電圧E,が設定された異常監視用
比較回路19、この比較回路19の出力信号に基づいて
出力信号Xを発信し、各測定周期の終了ごとにりセツト
されるフリツプフロツプ22、時間差検出回路8の出力
信号Sが発振器要素1に導かれる時期を制御するための
サンプリングパルスUを発信するサンプリングパルス発
生回路25、およびフリツプフロツプ22の出力信号X
とそのサンプリングパルスUとが導かれるナンド回路2
6から構成される。そして、たとえば、異常監視電圧E
1は2.5V、振幅監視電圧E2は3V、トリカー電圧
E3は1.5に設定されている。このとき、到着検出電
圧E3は、増幅器7の出力信号Hに対して第1番目の波
の到着を検出できるように設定されているとする。しカ
ルて、第3図に示すように、増幅器7の出力信号Hがト
リカー回路30の設定電圧E3を超過すると、このトリ
カー信号Zが発信される。さらに、増幅器7の出力信号
Hが異常監視回路31の異常監視電圧E1を超過すると
、その後フルツプフロツプ22からは出力信号Xが発信
され続け、その際にサンプリングパルスUが発信される
と、異常監視回路31の出力信号Wの発信が停止する。
第4図は時間差検出回路8の回路図であり、前段に、ト
リカー回路30のトリカー信号Zと遅延要素4の出力信
号とが導かれるナンド回路100が配置されている。
トリカー信号Zと出力信号とが一致し、ナンド回路10
0の出力信号Mの発信が停止すると、トランジスタQ1
が0FFとなり、定電流回路90からダイオードDを介
してコンデンサCに充電電流が流れ、コンデンサCを充
電する。定電流回路90、トランジスタQ,、ダイオー
ドDおよびコンデンサCからRAMP回路が構成され、
このRAMP回路の出力信号RすなわちコンデンサCの
充電電圧は差動増幅器80に導かれる。この差動増幅器
80には伝搬時間測定用設定電圧E5Oが設定されてお
り、この設定電圧E5OとRAMP回路の出力信号Rと
の差電圧が時間差検出回路8の出力信号Sとして発信さ
れる。
なお、Q4はコンデンサCの充電電圧を放電させるため
の電界効果形トランジスタで、信号Kによつて0N−0
FF制御される。なおまた、E5Oは約5に設定されて
いる。時間差検出回路8の出力信号Sは、発振器要素1
を制御する発振器制御回路32に導かれる。
この制御回路32は、第5図に示すように、積分回路2
8と電界効果形トランジスタQ5とから構成され、異常
監視回路31の出力信号WによつてこのトランジスタQ
5が0FF制御されている際に、時間差検出回路8の出
力信号Sを発振器要素1に案内する。このように構成さ
れた超音波式流量測定装置の動作を第6図に基づいて説
明する。
まず、モード切換回路9のモード切換信号Aにより、ト
ランスジユーサ14が受信子にされ、発振器要素1は発
振器11が同期パルス発生回路2およびカウンタ3に接
続され、ゲート回路6はパルス発生器5の出力信号がト
ランスジユーサ13に導かれ、かつトランスジユーサ1
4の出力信号が増幅器7に導かれるように制御されるも
のとする。しかして、所定時間経過後に、遅延要素4か
らその出力信号Vが発信されると、ナンド回路100の
出力信号Mの発信が停止されるので、RAMP回路のコ
ンデンサCが充電を開始する。その後、トランスジユー
サ14の出力信号すなわち増幅器7の出力信号Hが設定
電圧E3を超えると、トリカー回路30の出力信号Zの
発信が停止され、それにより再びナンド回路100の出
力信号Mが発信されるようになり、RAMP回路のコン
デンサCの充電が停止される。このときのRAMP回路
の出力信号Rの値をR1とする。
この出力信号R,は設定電圧E5Oと比較され、その差
電圧εが時間差検出回路8の出力信号Sとして発信され
る。この差電圧εに応じて発振器11の発振周波数が制
御される。そして、このような動作を繰返して、最終的
には、この差電圧εが零、すなわち出力信号R1が設定
電圧E5Oに等しくなるように制御される。このように
して、被測定流体の流れに対して順方向に超音波パルス
を放射させた際の順方向伝搬時間Ta(第7図参照)は
、発振器11の発振周波数に置き換えられる。しかして
、順方向伝搬時間の測定周期は終了する。次に、モード
切換回路9のモード切換信号Bにより、トランスジユー
サ14が送信子にされ、トランスジユーサ13が受信子
にされ、また発振器要素1は発振器12が同期パルス発
生回路2およびカウンタ3に接続され、ゲート回路6は
パルス発生回路5の出力信号がトランスジユーサ14に
導かれ、トランスジユーサ13の出力信号が増幅器7に
導かれるように制御される。しかして、上述と同じ動作
により被測定流体の流れに対して逆方向に超音波パルス
を放射させた際の逆方向伝搬時間Tb(第7図参照)は
、発振器12の発振周波数に置き換えられる。かくして
、逆方向伝搬時間の測定周期は終了する。発振器11,
12の発振周波数の差は可逆カウンタ17により流速に
比例した周波数差として取出され、表示回路18により
流量あるいは流速として表示される。
なお、第7図において、信号H1は被測定流体の流れに
対して順方向に超音波パルスを放射した際の波形であり
、信号H2は逆方向の際の波形である。ところで、被測
定流体を一旦貯槽部に導き、ここからポンプにより導管
を介してその被測定流体を選び出すことがあり、その際
の流量を測定したい場合がある。
ところが、このような場合に、被測定流体中には多量の
気泡が混入することがある。このような場合には、トラ
ンスジユーサ13,14から放射された超音波パルスは
大幅な吸収を受ける。このために、第8図に示すように
、信号H1のときにはその第1番目の波f1によつて超
音波パルスの到着が検出されるが、一方信号H2のとき
にはその最大ピーク値が振幅監視圧E2に保持されてい
ても、その第1番目の波f/のレベルが到差検出電圧E
3に達せず、第2番目の波F2lこよつて超音波パルス
の到着が検出されるようなことが生じることもある。そ
の場合には、逆方向の際の超音波伝搬時間Tb′は正常
なときの超音波伝搬時間Tbに比較して時間△丁だけ大
きくなる。そのため正常な際の時間差(Ta−Tb)に
比較して、異常な際の時間差(Ta−TYI)が時間△
T′だけ大きくなり、見掛上被測定流体の流速が速くな
つたように測定される。(第6図、第8図参照)本発明
は、このような点に鑑みてなされ、被測定流体中に気泡
等が混入され、それにより超音波パルスが減衰されても
、誤測定を行なうことがないような超音波式測定装置を
提供することを目的とする。このような目的は、本発明
によれば、受信トランスジユーサの出力信号を増幅する
増幅器と、超音波が被測定流体によつて吸収を受けてい
るか否かを監視する異常監視電圧が設定され、その増幅
器の出力信号がこの異常監視電圧を超過すると出力信号
を発信する異常監視回路と、少なくとも2つの振幅監視
電圧を有し、一方の振幅監視出電圧が設定値として供給
され、前記増幅器の出力信号の最大値がこの設定値と等
しくなるように前記増幅器の増幅率を制御する振幅監視
回路と、設定電圧を有し、時間差検出回路の差信号に関
連した信号とこの設定電圧とを比較し、この比較結果と
前記異常監視回路の出力信号とに基づいて出力信号を発
信するミストリカー検出回路とを設け、このミストリカ
ー検出回路の出力信号に基づいて振幅監視回路の設定値
を他方の振幅監視電圧に変更するようにすることによつ
て達成される。
次に本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
第9図は本発明の一実施例のプロツク図である。
この第9図において、第1図の各部と同一機能を有する
部分には同一符号が付されている。増幅器7の出力信号
Hは、第1図と同様に、トリカー回路30、異常監視回
路31、振幅監視回路40に導かれている。
この振幅監視回路40は、第10図に示すように、たと
えば2つの振幅監視電圧E2,E2Oを設定し得るよう
に構成されている。たとえば、トランジスタQ2が0N
のときには、抵抗Rl,R2および電源E2OOにより
比較回路20に振幅監視電圧E2が供給され、一方トラ
ンジスタQ2が0FFのときには、抵抗Rl,R2,R
3,R4および電源E2OOにより比較回路20に振幅
監視電圧E2Oが供給される。なお、トランジスタQ2
は抵抗R5を介して、後述する信号Fにより制御される
。このトランジスタQ2は通常0Nしている。さらに、
超音波パルスの減衰が大きい際に、その超音波パルスの
到着の検出が、第8図に示すように、本来の検出波f/
ではなく、その1つ後の波F2′によつて行なわれたこ
とを検知するために、ミストリカー検出回路41が設け
られている。
このミストリカー検出回路41は、第11図に示すよう
に、比較回路431,432およびR−Sフリツプフロ
ツプ回路44から構成されている。比較回路431,4
32には抵抗R,,R,O,Rl,および電源E6によ
つてそれぞれ設定電圧E6l,E62が供給されている
。設定電圧E6,はたとえば約6Vに設定され、一方設
定電圧E62はたとえば約4Vに設定されている。設定
電圧E6lは、本来の検出波を第1番目の波f/とし、
かつ超音波周波数を1MHzとしたとき、その検出波が
第2番目の波fダに移行された際には、RAMP回路の
出力信号Rが約7になることを勘案されて決められた値
である。設定電圧E62については、後述する。なお、
比較回路431,432のそれぞれの残りの入力端には
、第4図のRAMP回路の出力信号Rが導かれている。
そして、比較回路431は出力信号Rが設定電圧E6l
を超過するど1”信号を発信し続け、一方比較回路43
2はその場合に”0゛信号を発信し続ける。R−Sフリ
ツプフロツプ回路44はナンド回路441,442,4
43,444およびノツト回路445から構成され、ノ
ツト回路445に異常監視回路31の出力信号Wが導か
れている。なお、ナンド回路443の出力がミストリカ
ー検出回路41の出力信号Fになる。この出力信号Fは
第10図のトランジスタQ2を通常0Nさせておくため
に“1゛信号となつている。次に、第9図ないし第11
図に示した実施例の動作について、第12図ないし第1
4図を参照して説明する。第12図は、超音波パルスの
検出が正常である場合、すなわち第1番目の波f(によ
つてその到着が検出された場合の各部分の出力波形図で
ある。
この第12図から明らかなように、超音波パルスの検出
が正常である場合にはミストリカー検出回路41の出力
信号Fは変更されず、常に゛1゛信号を発信し続ける。
第13図は、被測定流体中に定常的に混入した気泡によ
つて超音波パルスが定常的に吸収を受け、そのため超音
波パルスの検出が異常である場合、すなわち第2番目の
波fノによつてその到着が検出された場合の各部分の出
力波形図である。
この場合は、増幅器7の出力信号Hは異常監視回路31
の異常監視電圧E1を超過する。この第13図によれば
、超音波パルスの検出が異常である場合、ミストリカー
検出回路41の出力信号Fは異常監視回路31の出力信
号Wが”0゛信号になると、゛0”信号に変えられる。
それゆえ、振幅監視回路40のトランジスタQ2が0F
Fになり、比較回路20の振幅監視電圧がE2からE2
Oに変更される。その結果、次回の測定からは、第15
図Bに示すように、増幅器7の増幅率はその出力信号H
の最大ピーク値が振幅監視電圧E2Oになるよう高めら
れ、超音波パルスの到着が第1番目の波f/によつて行
なわれるようになる。なお、第15図Aは比較回路20
の振幅監視電圧の変更を行なう前の増幅器の出力信号の
波形である。第14図は、被測定流体中に偶発的に混入
した気泡によつて超音波パルスが偶発的に吸収を受け、
そのために超音波パルスの検出が異常である場合、すな
わち第2番目の波f!によつてその到着が検出された場
合の各部分の出力波形図である。
この場合は、増幅器7の出力信号Hは異常監視回路31
の異常監視電圧E1を超過しない。このような事例は、
1回の超音波パルスが大きな気泡あるいは異物(たとえ
ばゴミ)によつて偶発的に吸収を受けたときに起こり得
る。このようなときには、通常、次回の超音波パルスの
検出は正常に行なわれる。それゆえ、このようなときに
は、後述するよように、異常監視回路31およびミスト
リカー検出回路41の作用によつて、振幅監視回路40
における振幅監視電圧は変更されず、また、時間差検出
回路8の出力信号Sは発振器要素1に導かれないように
なされる。すなわち、この場合には、増幅器7の出力信
号Hは異常監視回路31の異常監視電圧E1を超過せず
、従つてフリツプフロツプ22の出力信号xは発信され
ない。それゆえ、サンプリングパルスUが発信されても
、ナンド回路26の出力信号Wつまり異常監視回路31
の出力信号Wは変化しない。よつて、その出力信号Wが
”1”信号を発信し続けるので、発振器制御回路32の
トランジスタQ5は0Nし続け、そのために時間差検出
回路8の出力信号Sは発振器要素1に案内されない。一
方、ミストリカー検出回路41の出力信号Fは第14図
の各部分の波形図から理解出来るように変更されず、常
に″F゛信号を発信し続ける。それゆえ、振幅監視回路
40の振幅監視電圧も変更されない。以上の動作につい
て要点だけをまとめると、表1の如くになる。
なお、各信号はサンプリング期間のものである。表1に
おいて、トランジスタQ5が0FFのときは時間差検出
回路8の出力信号Sが発振器要素1に導かれ、0Nのと
きには導かれないことを意味する。
また、振幅監視電圧がE2→E2であることはその振幅
監視電圧の変更がないことを意味し、E2→E2Oは変
更があることを意味する。しかして、ミストリカー検出
回路41では、時間差検出回路8の差信号Rと主として
設定電圧E6lとを比較し、この比較結果を表わす信号
431と異常監視回路31の出力信号Wとに基づいて信
号Fを発信するようにすることにより、超音波パルスの
異常検出に対して有効的に対処することができる。なお
、第14図に動作波形を示したように超音波パルスが偶
発的な吸収を受けた場合には、通常、次回の検出は正常
に行なわれるのであるが、仮に、第14図の信号Hの如
き信号波形が何回か連続して生じるような場合には振幅
監視回路40の作用によつて、上述の如く、増幅器7の
出力信号Hの最大ピーク値が振幅監視電圧E2(=3)
と等しくなるように、増幅器7の増幅率が変化させられ
る。
それにより、増幅器7の出力信号Hの全波f/,FJ,
f!のレベルが高められ、超音波パルスの正常な検出が
可能になる。この振幅監視回路40の作用は第1図に示
した従来の振幅監視回路29の作用と同じである。以上
に説明するように、本発明においては、被測定流体中に
定常的に混入した気泡によつて超音波パルスが定常的に
吸収を受け、そのために超音波パルスの検出が異常であ
る場合には、振幅監視回路40の振幅監視電圧の設定変
更を行ない、それに基づいて増幅器7の増幅率を変えて
やることによつて、次回の測定から超音波パルスの検出
が正常になるようにしたので、測定結果に誤差が含まれ
るのが除去される。
一方、被測定流体中に偶発的に混入した気泡あるいは異
物によつて1回の超音波パルスがその気泡あるいは異物
によつて偶発的に吸収を受けることがあるが、このよう
なときには通常次回の超音波パルスの検出は正常に行な
われる。
それゆえ、このようなときには、異常監視回路31およ
びミストリカー検出回路41の協働作用によつて、振幅
監視回路40における振幅監視電圧を変更しないように
しているので、次回の正常な検出に対して充分良好に対
処し得るようになされる。なお、上述の説明においては
、振幅監視回路40の振幅監視電圧E2,E2Oの変更
は、ミストリカー検出回路41の出力信号Fに基づいて
自動的に行なわれるようにした構成について述べたが、
たとえば、抵抗R5およびトランジスタQ2を取除いて
、抵抗R3,R4に並列に手動スイツチHSを接続する
そして、たとえばミストリカー検出回路41の出力信号
Fによつて制御されるランプを設け、このランプの点滅
に基づいて、手動スイツチHSを操作するようにしても
よい。さらに、上述の説明では、本来の検出波を第1番
の波とする場合について述べたが、その検出波を第2番
目の波とする場合もある。
そのような場合に、何らかの原因により増幅器7の出力
信号Hが大きくなりすぎ、その結果超音波パルスの到着
が、第16図のAに示すように、第1番目の波によつて
行なわれるようになつたとする。このようなことを避け
るためには、第11図においては、ミストリカー検出回
路41の出力信号はナンド回路444から取出されるよ
うにする。そして、振幅監視回路40においては、常時
は振幅監視電圧E2Oを設定値として与えておき、ミス
トリカー検出回路41の出力信号が発信されたら、設定
値を振幅監視電圧E2(E2〈E2O)に変更するよう
にする。そうすると、超音波パルスの到着は、第16図
のBに示すように、次回の測定から本来の検出波(第2
番目の波)によつて行なわれるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の超音波流量計の概略プロツク図、第2図
、第4図および第5図はその細部の構成を示すプロツク
図、第3図、第7図および第8図は超音波パルスの波形
図、第6図は第1図の装置について動作説明をするため
の波形図、第9図は本発明の一実施例の概略プロツク図
、第10図および第11図はその要部の回路構成図、第
12図ないし第14図は本発明の一実施例の動作説明を
行なうための波形図、第15図および第16図は増幅器
の出力波形図である。 1・・・・・・発振器要素、11,12・・・・・・発
振器、2・・・・・・同期パルス発生回路、3・・・・
・・カウンタ、4・・・・・・遅延要素、5・・・・・
・電気パルス発生回路、6・・・・・・ゲート回路、7
・・・・・・増幅器、8・・・・・・時間差検出回路、
9・・・・・・モード切換回路、13,14・・・・・
・トランスジユーサ、30・・・・・・トリカー回路、
31・・・・・・異常監視回路、40・・・・・・振幅
監視回路、41・・・・・・ミストリカー検出回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 カウンタが発振器の発振出力を設定値まで計数する
    のに要する計数時間と超音波が被測定流体中を伝搬する
    のに要する伝搬時間との時間差を検出し、この差信号に
    基づいて、その時間差が所定値になるように前記発振器
    の発振周波数を変化させ、よつて超音波を前記被測定流
    体の流れに対して順方向に発射した際の発振周波数と逆
    方向に発射した際の発振周波数との差から前記被測定流
    体の流速もしくは流量を測定するものにおいて、受信ト
    ランスジューサの出力信号を増幅する増幅器7と;前記
    超音波が被測定流体によつて吸収を受けているか否かを
    監視する異常監視電圧が設定され、前記増幅器の出力信
    号がこの異常監視電圧を超過すると出力信号を発信する
    異常監視回路31と;少なくとも2つの振幅監視電圧を
    有し、一方の振幅監視電圧が設定値として与えられ、前
    記増幅器の出力信号の最大値がこの設定値と等しくなる
    ように前記増幅器の増幅率を制御する振幅監視回路40
    と;設定電圧を有し、前記差信号に関連した信号とこの
    設定電圧とを比較し、この比較結果と前記異常監視回路
    の出力信号とに基づいて出力信号を発信するミストリガ
    ー検出回路41と;を設け、このミストリガー検出回路
    の出力信号に基づいて、前記振幅監視回路の設定値を他
    方の振幅監視電圧に変更することを特徴とする超音波式
    測定装置。
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