JPS5914147Y2 - 墨糸線引き装置 - Google Patents

墨糸線引き装置

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JPS5914147Y2
JPS5914147Y2 JP1979087951U JP8795179U JPS5914147Y2 JP S5914147 Y2 JPS5914147 Y2 JP S5914147Y2 JP 1979087951 U JP1979087951 U JP 1979087951U JP 8795179 U JP8795179 U JP 8795179U JP S5914147 Y2 JPS5914147 Y2 JP S5914147Y2
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JP
Japan
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pulley
outer cylinder
ink
ink thread
main body
Prior art date
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JP1979087951U
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JPS567685U (ja
Inventor
義之 山田
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  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、建築材壁面等に正確な垂直線を引くのに使用
する墨糸線引き装置に関するものであり、その目的とす
るところは、装置の垂直バランスをとり易くして垂直設
定を容易にすると共に、墨糸を移動させなくても2回の
線引き作業を可能にし、且つ事故原因や故障原因を極減
し、また高低を問わず1人の作業者だけで容易に運搬、
移動、据置き設定、及び正確な垂直線引き作業などを遂
行することが出来、構成部品点数を極減して装置の小型
化、コンパクト化及び軽量化を実現すると共に、簡単な
構成で墨糸の常時緊張状態の保持を可能にし、且つ墨糸
の自動的移動を実現した墨糸線引き装置を提供するにあ
る。
実施例について説明すれば、1は断面中空形をなす長尺
の外筒本体であって、該外筒本体1は内部にはその長平
方向に摺動し得る長尺の揺動体2を収嵌してその上部2
aを外筒本体1の上端部から若干臨出せしめると共に、
同外筒本体1の一側壁部に長手方向に延設せる長孔1a
を穿設し、前記摺動体2の下端−側部に螺着して前記長
孔1aに嵌挿した摺動体固定用ネジ3で締着しである。
4は前記枢動体2の移動を案内すべく前記外筒本体1の
上端内壁部に固設した案内部材であって、該案内部材4
には第1滑車5及び第2滑車6を同軸に枢着しである。
7は前記摺動体2の下端側壁に枢着した第3滑車であっ
て、該第3滑車7及び前記第1、第2滑車5,6は前記
外筒本体1の内壁と摺動体2の間の間隙部S及びその延
長線上に位置させである。
8は前記摺動体2の上端頂部に固設した墨箱であって、
該墨箱8の内部に墨液を充填させる墨壷9を収納すると
共に、同墨箱8の両側部に夫々第4滑車10及び第5滑
車11が枢着しである。
12は前記外筒本体1の下端部に固設した支持台であっ
て、該支持台12の内部両側部に第6滑車13と第7滑
車14を枢着すると共に、同支持台12の内部に於ける
前記間隙部Sの延長線上の第8滑車15及び第9滑車1
6が枢着しである。
17は前記外筒本体1の正面壁下部に取付けた小型可逆
モーターであって、該モーター17の駆動軸17 aを
前記外筒本体1の内部に臨ませ、該駆動軸17aにプー
リ18が枢着しである。
19は前記モーター17を作動、停止させる押釦スイッ
チ、20は前記モーター17用電池、21は前記モータ
ー17と前記押釦スイッチ19、電池20を接続する電
導線、22は前記モーター17の作動を可逆操作するた
めの可逆スイッチである。
23は前記外筒本体1の正面壁−ヒ部に設けた垂直位置
検知手段であって、該検知手段23は上端部が回動自在
に支持された振子24の下端指針部25の位置によって
凡その垂直状態を検知する機能と、前記振子24の上端
部に連結し7たゲージ26によって垂直誤差の微量を検
知する機能を併有する。
27.28は前記振子24の振れ幅を制限するストッパ
ーである。
29は無端状に張設した墨糸であって、該墨糸29は、
墨箱8内部の第4滑車10から墨壷9内部を通過させて
第5滑車11へ導いた後、支持台12の第7滑車14に
張架し、該7滑車14から第9滑車16を介してモータ
ー17のプーリ化の外周面に1周絡ませた後、間隙部S
を通して案内部材4の第1滑車5へ導き、該第1滑車5
から一旦摺動体2の下端の第3滑車7に張掛し、再び前
記第1滑車5と同軸に枢着せる第2滑車6へ導いた後、
支持台12の第8滑車15を介して第6滑車13へ、更
に該第6滑車13から墨箱8の前記第4滑車10に張架
しである。
尚、前記各滑車に張掛した無端状の墨糸29は摺動体2
を引き出した場合でも常に緊張した状態にあり、しかも
第4滑車10から第6滑車13へ張架された緊張余部、
第5滑車11から第7滑車14へ張架された緊張余部は
、前記外筒本体1や摺動体2と常に正確な平行状態に張
設しである。
上記の構成を於いて、当該装置を使用する場合、予め墨
壷9に墨液を充填しておき、立設せる建築材等に当該装
置の背面を沿わせて垂直に起立させた後、外筒本体1か
ら摺動体2を任意の長さまで引き出し摺動体固定用ネジ
3を締付けて固定する。
次に可逆スイッチ22を操作して小型可逆モーター17
を正転作動状態または逆転作動状態にし、スイッチ19
を押釦する。
該スイッチ19の操作により前記モーター17は正転ま
たは逆転するが、同モーター17のプーリ18に墨糸2
9が絡ませであるので該プーリ18に連動して墨糸29
が時計回り又は反時計回り方向に移動回転し、墨壷9と
通過して上下滑車間(10と13間または11と14間
)の緊張余部に墨液が付着する。
そこで、垂直位置検知手段23を確認して当該装置を正
確な垂直状態に位置させた後、墨糸の緊張余部を引き放
せばよい。
本考案の装置は上記の構成であるがら、下記の如く優れ
た諸効果を顕著に奏する。
(a) 長尺の外筒本体及び摺動体を中心に設けその
両側方に墨糸を張架した構成であって、装置全体が略左
右対称形であるから、線引き作業の際、作業者に於いて
垂直左右バランスをとり易い。
(b) 外筒本体及び摺動体に対してその両側方に左
右1対の墨糸を平行に張架しであるがら、一方の墨糸部
による線引き作業が終了しても墨糸を移動させずに他方
の墨糸部によって次の線引き作業を行なうことが出来る
建造物等を構築する場合、数拾乃至数百本の垂直線を引
く必要があるので、線引き作業の都度墨糸を移動させな
くても線引き作業を2回遂行し得ることは、作業上極め
て便利であり、作業手数を節減するものである。
(C)外筒本体等の両側方に緊張墨糸部を露出させた以
外は他の全ての墨糸部が外筒本体の内部に配されており
、且つ各構成部材が外筒本体及び摺動体の表面や内部等
に集中しているので、事故原因及び故障原因を極減する
と共に、装置の運搬、移動、据置き設定などの諸作業を
簡単がつ容易に、しかも構成部品の点数の著しい減少と
相俟て、装置の小型化、コンパクト化、及び軽量化を実
現する。
(d) 殊に、外筒本体の内部及び摺動体の所定部を
利用して無端状の墨糸を摺動体の引き出し長さに関係な
く常に緊張させた状態に保持させであるから、墨糸緊張
手段として構成部品点数が極減して装置全体の構造が簡
単化し、装置の小型化、コンパクト化、軽量化及び製造
コストの大巾な低下を促すと共に、墨糸がもつれたり絡
んだりするような不都合を解消して故障原因を極減する
ものである。
(e) 無端状の墨糸を使用するので巻戻し作業が不
要であり、しかも墨糸の使用長さを節減すると共に、該
墨糸をモータ駆動プーリによって全自動的に移動させる
ものであるから、作業上非常に便利かつ能率的である。
(f) 従って、以上の諸効界(a)〜(e)によっ
て本案装置を使用して1人の作業者だけで充分に運搬、
移動、据置き設定、正確な垂直線引き、などの一連の諸
作業をさほど負担を掛けずに遂行することが出来るもの
であり、しかも作業に熟練・性を要しない。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すものであって、第1図は本
考案装置の全体正面図、第2図は同右側面図、第3図は
外筒本体上端部位の要部拡大左側面図、第4図は同要部
縦断正面図、第5図は摺動体下端部位の要部拡大縦断正
面図、第6図は同要部縦断左側面図、第7図はモータ一
部位の要部拡大縦断左側面図、第8図は支持台の底面図
、第9図は墨糸の引掛ルートを説明するための概略説明
図である。 1は外筒本体、2は摺動体、1aは長孔、3は摺動体固
定用ネジ、4は案内部材、5は第1滑車、6は第2滑車
、7は第3滑車、8は墨箱、9は墨壷、10は第4滑車
、11は第5滑車、12は支持台、13は第6滑車、1
4は第7滑車、15は第8滑車、16は第9滑車、17
は小型可逆モーター、18はプーリ、23は垂直位置検
知手段、29は墨糸である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 長尺の外筒本体の内部に任意の引き出し長さで固定し得
    る長尺の摺動体を収嵌し、墨壷内を通過させた墨糸を前
    記摺動体の頂部から前記外筒本体の両側方に平行に延長
    して外筒本体下端支持台間に張架し、更に外筒本体内部
    を通過させて前記摺動体の上端近傍滑車を介して同摺動
    体の下端滑車に連係された無端墨糸を、前記外筒本体内
    部に設けたモータ駆動プーリに駆動させたことを特徴と
    する墨糸線引き装置。
JP1979087951U 1979-06-27 1979-06-27 墨糸線引き装置 Expired JPS5914147Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979087951U JPS5914147Y2 (ja) 1979-06-27 1979-06-27 墨糸線引き装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979087951U JPS5914147Y2 (ja) 1979-06-27 1979-06-27 墨糸線引き装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS567685U JPS567685U (ja) 1981-01-23
JPS5914147Y2 true JPS5914147Y2 (ja) 1984-04-25

Family

ID=29321148

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979087951U Expired JPS5914147Y2 (ja) 1979-06-27 1979-06-27 墨糸線引き装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5914147Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5036520A (ja) * 1973-06-20 1975-04-05
JPS5131446A (ja) * 1974-09-11 1976-03-17 Hitachi Ltd

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5036520A (ja) * 1973-06-20 1975-04-05
JPS5131446A (ja) * 1974-09-11 1976-03-17 Hitachi Ltd

Also Published As

Publication number Publication date
JPS567685U (ja) 1981-01-23

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