JPS59139388A - トリアゾ−ル−4−カルボン酸誘導体 - Google Patents

トリアゾ−ル−4−カルボン酸誘導体

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JPS59139388A
JPS59139388A JP59008244A JP824484A JPS59139388A JP S59139388 A JPS59139388 A JP S59139388A JP 59008244 A JP59008244 A JP 59008244A JP 824484 A JP824484 A JP 824484A JP S59139388 A JPS59139388 A JP S59139388A
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JP
Japan
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alkyl
aralkyl
triazole
aryl
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Application number
JP59008244A
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English (en)
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Tetsuo Ogawa
安田直彦
Eiji Nakanishi
奥津勝
Toshio Iwagami
岩上寿夫
Masaru Okutsu
小川哲夫
Naohiko Yasuda
中西英二
Mitsuaki Nakamiya
中宮光顕
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Ajinomoto Co Inc
Original Assignee
Ajinomoto Co Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、抗菌剤特に緑膿菌をはじめとするダラム陰性
桿菌によって惹起される感染症疾患の処理において人間
その他動物の治療剤として使用可能な新規トリアゾール
−4−カルボン酸84体に関する。
本発明者は、一般式 で示される新規トリアゾール−4−カルボン酸誘導体の
合成に成功し、さらにこの誘導体が抗菌力を示すこと、
特に緑膿菌をはじめとするダラム陰性4!11菌に対し
て著るし一抗菌力を示し、抗生物質として使用可能であ
ることを見出し、本発明を完成するに至った。
ただし、上記一般式においてR1は置換基を有し又は有
しな+4フエニル基を示す。Xは水素原子、ハロゲン原
子、アルキル基、アリール基、水酸基、アミン基、アル
キルオキシ基を示す。−は水素原子又はアルキル基、ア
ラルキル基、アリール基若しくはヘテロ環式基等の有機
残基を示す。
上記アルキル基、アラルキル基、アリール基及びヘテロ
環式基は置換基を有していてもよい。
また、前記式中でRoが置換基を有するフェニル基の場
合、置換基としては例えば、I・ロゲン原子。
水酸基、アルキル−、アラルキル−、アリールオキシ基
、メルカプト基、アルキル−、アラルキル−、アリール
チオ基、アルキル−、アラルキル基、アリールスルホニ
ル若しくはスルフィニル基、アミノ基、モノ又はジ−ア
ルキル−、アラルキル−、アリールアミノ基、アシルア
ミノ基、カルバモイルアミノ基、スルホン酸基、ニトロ
基等の置換基、又はアルキル基、アラルキル基、了り−
ル基、若しくはヘテロ環式基等の有機残基である。
本発明のトリアゾール−4−カルボ/酸誘導体を構成す
るアミノ酸は例えば、フェニルグリシ/1+記式中−が
フェニル基)、4−ヒドロキシフェニルグリシ/(@記
式中R9が4−ヒドロキシフェニル基)であり、L一体
、D一体、DL一体のいずれも採用可能である。抗菌力
の点で、D一体が好ましい場合が多い。
人は水酸基又は一般式 で表わされる有機残基を示す。
OOH を示す(カルボキシル基が結合する炭素原子はAにおい
て窒′JA原子に結合するものである)。2は水X原子
、アセトキシ等のアシルオキシ基、カルバモイルオキシ
基、5−(1−メチルナト2ゾリル)チオ基及び2− 
(1,3,4−チアジアゾリル)チオ基等芳香族複素虫
チオ基、又は置換基を有し、又社有していないピリジニ
ウム、キノリウム、ビコリウム等第4アンモニウム基を
示す。
上記一般式のYに置換するカルボキシル基の水素原子が
、例えばナトリウム、カリウム、カルシウム、アルミニ
ウム等の金属で置換されたり、トリエチルアンモニウム
、プロカイ/、ジペ/ジルアンモニウム、N−ベンジル
−β−7エイ、チルアンモニウム等のアンモニウムで置
換されたもの。
すなわち塩の形を有するものや水和物の形で存在するも
のも本発明のトリアゾール−4−カルボン酸誘導体に含
まれる。もちろん、この場合医薬上無毒性の置換基が採
用される。
従来、一般式 で表わされる(Ri、Yはそれぞれ上記に規定したもの
と同じである)、α−位にアミノ基を有するペニシリン
類、セファロスポリン類はグラム陰性菌のみならずグラ
ム陰性菌に対し抗菌性を示すことが知られている。しか
しながら臨床上重篤な感染症として知られている緑膿菌
や霊菌に対して有効な抗菌性を示さない欠点を有してい
る。
上記本発明のトリアゾール−4−カルボン酸誘導体はグ
ラム陽性菌やグラム陰性菌に対し抗菌性を示すのみなら
ず、緑膿菌や霊菌に対して有効な抗菌性を示す広範囲な
抗菌スペクトルを有し、故に極めて実用性るる化合物で
ある。
本発明の目的化合物を製造するには、一般式で衆わされ
るα−アミノペニシリン、セファロスポリン類を、一般
式 で戎わされるトリアゾール−4−カルボ/酸類の反応性
誘導体とを縮合させるとよい。縮合反応はそれ自体公知
の縮合反応を採用するとよい。なお、R□、R,、X%
Yは前に規定したものと同じである。
適当な反応性誘導体としては、例えば、酸ハライ下、混
合酸無水物、活性アミド、活性エステル等があげられる
が、特に繁用されるものとしては酸クロライド、酸アジ
ド、ジアルキル燐酸混合無水物、フェニル燐酸混合無水
物、シフニル燐酸混合無水物、ジベンジル燐酸混合無水
物、I・ロゲン化燐酸混合無水物、ジアルキル亜燐酸混
合無水物、亜硫I′1!混合無水物1.チオ硫酸混合無
水物、硫酸混合無水物、アルキル炭酸混合無水物、脂肪
族カルボ/l’#(例えばピバリン酸、べ/夕/酸、イ
酸ベンタン酸、2−エチルブタン酸、トリクロル酢酸)
混合無水物、芳香族カルボン酸(例えば安息香酸)混合
無水物、対称形酸無水物等の酸無水物、イミダゾール、
4−置換イミダゾール、ジメチルピラゾール、トリアゾ
ール、テトラゾールとの酸アミド、シアノメチルエステ
ル、メトキ7メチルエステル、ビニルエステル、グロバ
ルギルエステル、p−ニトロフェニルエステル、2.4
−ジニトロフェニルエステル、トリクロロフェニルエス
テル、ペンタクロロフェニルエステル、メタンスルホニ
ルフェニルエステル、フェニルアゾフェニルエステル、
フェニルチオエステル、p−二トロン工二ルチオエステ
ル% p−タレジルチオエステル、カルボキシメチルチ
オエステル、ピラニルエステル。
ヒリジルエステル、ピペリジルエステル、8−キノリル
チオエステル、N、N−ジメチルヒドロヤシルアミン、
l−ヒドロキシ−2−(LH)−ピリドン、N−ヒドロ
キシフタルイミドもしくはN−ヒドロキシフタルイミド
とのエステル等のエステル類等があけられる。
次に反応性誘導体を合成するには、例えば酸クロライド
を合成するには前記トリアゾール−4−カルボン酸類を
例えばチオニルクロライドあるいは五塩化り/と反応さ
せる。また2、4−ジニトロフェニルエステル等の活性
エステル類は2.4−ジニトロフェノールとジシクロへ
キシルカルボジイミド等縮合剤の存在下で反応させるこ
とにより得られる。
上記反応性誘導体と前記α−アミノベニシリノ類、セフ
ァロスボリア類の反応は、炭酸水素アルカリ金属、炭酸
アルカリ全極、トリアルキルアミ/、ピリジン等塩基の
存在下に行われる。溶媒を用いる場合の溶媒としては、
例えば水、アセトン、ジオキサン、アセトニトリル、ク
ロロホルム、塩化メチレン、テトラヒドロフクン、ジメ
チルホルムアミド(DMF)が採用される。親水性の有
機溶媒は水との混合物の形で使用することもでへる。
反応は通常冷却下又は室温下に行うのがよい。
又、反応性誘導体との反応において前記一般式における
Yに含まれるカルボキシル基がt−ブチルエステル、べ
/シルエステル、シリルエステル、トリクロロエチルエ
ステル等のエステルに変換されたものと反応させる事も
可能である。これらのエステル基は反応終了後、常法に
よ抄脱離し、フリーのカルボキシル基にもどす事ができ
る。
なお、前記一般式においてAがセファロスポリン骨格を
有し、かつ2が芳香族複素環チオ基又は第四アンモニウ
ム基である目的化合物については、まず2がアセトキシ
基であるセファロスポリン類を合成した後、常法の手段
でアセトキシ基を芳香族複素環チオ基又は第四アンモニ
ウム基で置換することにょうでも得られる。
又、前記一般式におけるR8の置換基が、アミノ基、ア
シルアミノ基等の置換基である目的化合物については、
まず置換基がニトロ基であるペニシリン類、セファロス
ポリン類を合成した後、接触還元にょうて置換基がアミ
ノ基である目的化合物を得る事もできる。さらKは、こ
のアミン基をアシルハライド等によりアシル化する事に
よって置換基がアシルアミノ基である目的化合物を得る
事ができる。
反応生成物の単離はそれ自体公知の単離手段(抽出法、
カラムクロマトグラフィー法、再結晶法等)を適宜利用
して行うとよい。
この様にして得られたトリアゾール−4−カルボ/酸誘
導体は常法の造塩法によって5アルカリ金属塩、アンモ
ニウム塩、さらには有機塩基等の無毒性の塩類に導くこ
とができる。これらの塩類は例えば水溶性でらる点で製
剤化上好ましい。
以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。尚
、以下の実施例において薄層クロマトグラフィーはシリ
カゲルを用い展開浴媒t:in−フークノール:酢酸:
水=6°3:2の組成のものをJ14いた。
以下実施例により本発明の詳細な説明する。
実施例L 10チ塩酸水浴液13m1を0℃でかくはんしながう、
これにP−ベンジルオキシフェニルヒドラジン塩酸塩1
07 (0,04モル)を加え、仄いでエチルエーテル
18m1を加えてけんだく液とした。
これに亜硝醒ナトリウム3.5ノ(0,05モル)を水
10−にとかした液を−3〜−5℃で滴下した。
これに更にエチルエーテル1(1/を加えて2時間かく
はんした。反応液を分液ロートに移し、ニーこれを、エ
チルアルコール20μに全域ナトリウム0.927(0
,04モル)を溶かした溶液に、5℃でかくはんしなが
ら加え、次いでアセト酪酸エテル4.3 t、/ (0
,033モル)を滴下し、2時間加熱還流し7た。反応
後、冷却してこれに水2r)mlを加えた。
これに@塩酸を加えてpH2とし、析出する結晶を濾取
した。少量のエチルアルコールから再結晶して、3.2
7の1−(P−ベンジルオキシフェル)−5−メチル−
1,ス3−トリアゾール−4−カルボン酸を黄褐色固体
として得た。収率26φ。
+np、190〜l !42℃。
上記の如くして得られた1−(p−ベンジル万キシフェ
ニル)−5−メチル−1,2,3−)リアゾール−4−
’jJルボ/l!!v1.4 ?(4,5mM ) I
c室温において塩化チオニル1Os4を加え% 80℃
で加熱下4時間攪拌した。反応終了後、減圧下に@縮乾
固し、塩化チオニルを除去した。得られた残渣に乾燥べ
/ゼ/lOdを加え、再度減圧下に濃縮乾固した。
残留物として得られる1−(p−ベンジルオキシフェニ
ル)−5−メチル−1,λ3−トリアゾールー4−カル
ボン酸クロリド(Vcoc患= 1762 cn” )
をアセトニトリル15■tK溶解した。
+、゛−,−′、    〜 −4、D−(−)−α−アミノベンジルペニシリン・3
水和物1,6f(4m M)  を水25m1とアセト
ニトリル10尼の混合溶媒に水冷下けんだくさせ、均一
溶液になる首で2規定の水酸化ナトリウム水溶液を徐々
に加えた。この時、浴液のpHは8.5になった。これ
に前述の酸クロライドのアセトニトリル浴液を水冷下か
くはんしながら徐々に滴下した。この屍、反応sQのp
i−1を常にp H7,5〜8.0に保つように2規定
の水酸化ナトリウム水溶液で調節した。
滴下終了後、水冷下に1時間かくはんし、次いで室温で
1時間、更にかくはんした。この間、反応溶液のpHが
常に7.5〜8.0に保たれるように6チ塩酸水浴液及
び飽和炭酸水素力トリウム水溶液で調節した。
反応後、反応液に水15m/を加えた後、減圧下30℃
以下でアセトニトリルを留去した。残った水浴7夜に耐
r敬エナル100dを加え、かくはんしながら6%塩酸
水浴液を滴下して水層のpHを1.5に17だ。1ト酸
工チル層を分離した後、水層をもう一度酢酸エチル10
0117で抽出した。
酢酸エチルj−を合わせて、水洗した後、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥した。
M’N酸エチェチル溶液0℃以下で濃縮し、得られた残
渣にエーテル−石油 エーテル1対1の混合ジフェニル
)−5−メチル−1,2,3−1リアゾール−4−カル
ボキシアミド〕ベンジルペニシリン2.287 (3,
56rdyl、収率89′l))を得り。
上記化合物をメタノール10rnlにけんだくし、水冷
下かくはんしながら、2−エチルヘキザン酸ナトリウム
のn−ブタノールmy (2h1/l )2.14m1
を加えて15分間かくはんした。
不溶物を濾別した後、水冷下、かくはんしながらエーテ
ル200m1を加えて、1体を47[出させた。
得られた固体を濾取し、乾燥して目的物D−α(x−ト
ンジルオキシフェニル)−5−メチル−1,2,3−)
リアゾール−4−カルボキシアミド〕ベンジルペニシリ
ンナトリウム塩1.5水利物2.089 (3,02m
M、収率75.5チ)をイqだ。
薄層クロマトグラフィー Rf :0,87 元素分析:測定値C57,42%K 4.70%N12
.25%CC811H10,N、 SNa ・15 H
,Oとしての耐η値C57,473H4,93% N1
2.192赤外線吸収スペクトル(ヌジョール) Vc=o  (β−ラクタム)  =  1,780 
on −核磁気共鳴スペクトル(溶媒 順co−c+、
 )δ 2.43(8,3H)  ()リアゾール頃−
5位メチル)δ3.87(S、IH)  (a位−H)
65.14 (8,2H) (〇−C愚−〇)ij 5
.20 (m、2H)  (5位1i、6位且)5.5
3 実施例1と同様の操作で本発明の目的化合物を合成した
その結果を表−1に示した。
実施例20 30%Pd−BaC0,?、 2 ?を水90WLtに
けんだくし、オートクレーブ中、水素30気圧下で1時
間かくはんして活性化した。これに、実施例8で得られ
たD−cr−(1−(p−ニトロフェニル)−5−メチ
ル−1,2,3−)リアゾール−4−カルボキシアミド
〕ベンジルペニシリンナトリウ? ム塩2水和物32(4,71m M )を水75献に溶
解した溶液を加えた。これを水素30気圧下、室温で1
時間かくはんして還元反応を行った。反応終了後、触媒
を濾別し、水溶液のpHを7にした後酢酸エナル300
 atで洗った。水層に酢酸エチル300−を加え、か
くはんしながら6%塩酸水溶液を滴下して水層のpii
を1.5にした。酢酸エチル層を分離した後、水層をも
う一度酢酸エチル300dで抽出した。酢酸エチルノー
を合わせて、水洗した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥
した。
酢酸エチル溶液を30’C以下で濃縮し、得られたIA
漬にエーテルを加えて粉末化した。得られた固体を濾取
し乾燥させて目的物D−α−(1−(p−アミノフェニ
ル)−5−メチル−1,2゜3−トリアゾール−4−カ
ルホギシアミド〕ベンジルペニシリンL、97 f/ 
(3,59rnM 、収率76.2%)を祷た。
上記化合物を水冷下メタノール10−に溶解し。
同温度でかくはんしながら、2−エチルヘキサン酸ナト
リウムのn−ブタノール溶液(2M//−)2−15m
/を加えて15分間かくはんした後、エーテル200m
gを加えて固体を析出させた。得られた固体を濾取し、
載録して目的物1)−o−[:1−(p−アミノフェニ
ル)−5−メチル−1,2゜3−トリアゾール−4−カ
ルボキシアミド〕ベンジルペニシリンナトリウム塩l、
5水2(r′$IJZ kl ?(3,34rnM、収
率71%ンを得た。
薄層クロマトグラフィー Rf=0.82 元素分析 測定値C5λ83% )14.89%N15
.84% Cg 61(1606N7 SNa ・1.5 Hq 
Oとしてo、ftn値C52−17% Ji4.85%
 N16.39%赤外線奴収スペクトル(ヌジョール) νc==0  (β−2クタム)  1,760ci”
核磁気共鳴スペクトル(溶媒:DMSo−d6)λ43
(S、31L) − (1′+3 tzo(s、in)   3j、L−1i6−67〜7
.67 (m 、 911 )   α)o)+1一実
施例20と同様の操作で実施例9.工0の化合物からそ
れぞれ本発明の目的化合物を合成した。
その結果を表2に示した。
表   2 実施例23 1−(11−)リル)−5−メチル−1,2,3−トリ
アゾール−4−カルボン酸1.υ9 ’i/ (5rn
M )に、室温において塩化チオニル8mlを加え、8
0℃で加熱下2時間攪拌した。反応終了後減圧下に濃縮
乾固し塩化チオニルを除去した。得られた残渣に乾燥ベ
ンゼン1Osjを加え、再度減圧下に鎖線乾固した。
残留物として得られる+−(p−トリル〕−5−メチル
−1l 213− )リアゾール−4−カルボン酸クロ
リド(νcocJ =1763+Jl−1)  をアセ
トニトリル20fLtに溶解した。
一方、7β−(D(−)−(α−アミン)−フェニルア
セトアミド〕−3−アセトキシメチル−3−セフェム−
4−カルボンm  143 f (6rnM )を、水
401I/!とアセトニトリル25sdの混合溶媒に水
冷下けんだくさせ、均一溶液になるまで2規定水酸化ナ
トリウム水溶ばを保々に加えた。この時合液のpHは8
,5になった。これに前述の酸クロライドのアセトニト
リル浴液を氷冷下撹拌しながら保々に滴下した。この際
反応液のpH(ll−’i’f;にp H7,5〜8.
0に保つように2規定水改化ナトリウム水溶液でrA整
した。
滴下終了後、水冷下に1時間f屯件し、次いで室温で1
時間攪拌した。この間1反応液のp Hが常に7.5〜
8.0に保たれるように6%塩1“貸水溶液及び飽和炭
酸水素ナトリウム水浴液で、A節した。
反応後、反応液に水20dfc加え、不溶物を濾別し、
溶液は減圧下に3(Ic以下でアセトニトリルを留去し
た。残った水溶液を酢酸エテルBolllで抽出、酢エ
チ層は捨てた。水層に酢酸エチル100 mlを加え攪
拌しながら6%塩酸水溶液を滴下し、水層のpi+を1
.5にした。酢酸エチル層を分離した後、水層をもう一
度酢酸エチル50ばて抽出した。酢酸エチル層を合わせ
て、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。
酢酸エチル浴液を30℃以下で反幅し得られたIAヌに
エーテルを加えて粉末化した。得られた固体を確取し乾
燥させ、目的物7 tl−c D (−)−α−(1−
(p−)リル)−5メチル−1,2,3−トリアソール
−4−カルボキシアミド)−α−フェニルアセトアミド
〕セファロスポラン酸λ319(3,82mM、収$7
6.4%)を得た。
上記化合物をメタノール35−と酢酸エチル35atの
混合溶媒に加えて、室温で攪拌しなから2−エチルヘヤ
サン酸ナトリウムのn−ブタノール溶液(2M/ t 
) 2−29 w+lを加えて20分1″A押した。
攪拌しながらエーテル125−を加えて固体を析出させ
た。得られ7C固体をaM取乾燥して目的物7β−(L
) (−)−α−(1−(p −t・リル)−5メチル
−1,2,3−)リアゾール−4−カルボキンアミド)
−CI−フェニルアセトアミド〕セファロスボ:7y酸
?トリウム塩0.5水和物L15j/(3,43mM、
収率89.9≠)をイ(Jた。
4層クロマトグラフィー i己f=0.77 元累分析:飼足値 C54,63% ii4゜48チ 
N12.89すC9G 119707 N6 Na5−
竹ちOとしてのFitjL値C54,80%H4,44
%N13.22%赤外線吸収スペクトル(ヌジョール) 幕よ。(β−ラクタム)=1790ωn−1,11−’
(:0(−cry。H,)   −1740ctn −
”核磁気共鳴スペクトル(溶媒D90) ? δ1.97 (S・3H)(世c−c−o)δzo3(
S、3H)  (H,c(o〉)δzxo  (8,3
H)   (H3c<5)δ110〜3.90(m、2
H) (21m −CH2つ実施例24 実施例23によって得られた7β−CD (−) −α
−(1−(p −)リル)−5−メチル−1,2,3−
トリア/−ルー4−カルボキシアミド)−〇−フェニル
アセトアミド〕セファロスポラン酸・Na塩0.5・水
利物LOOf (1,6mM )を、p116.4のリ
ン酸バッファー16dに溶解し、l−メチル−5−メル
カプト−1fl−テトラゾール20&nfJ(1゜78
 m M )を加えた。この際pHが下がるので、2 
N −N a OH水浴液でpi+を6.4に戻した。
この溶液を攪拌しなから601℃で24時間反応させた
。途中5時間後に2規定NaOHでp H6,4に調節
した。反応終了後、反応液に水30*tを追加し、2規
定NaOHでpHを7にした後、酢酸エチル100wL
tで洗浄した。水層に酢酸エチル80−を加え、攪拌し
ながら6%塩酸水溶l灰でp Hを2にした。分層して
、水層は酢酸エチル80−で再抽出し、酢酸エテルノー
を合せて水洗した後、無水硫散マグネシクムで乾燥して
、凝縮した。jA渣にエーテルを加え粉末化し、濾取乾
燥して目的物7β−CD (−)−α−(1−(P−1
リル)−5−メチル−1,2,3−)リアゾール−4−
カルボキシアミド)−α−フェニルアセトアミド)−3
−(1−メチル−IH−テトラゾール−5−イル)チオ
メチル−3−セフェム−4−カルボン92971g(収
率2&1%)を得た。この化合物を実施例23と同様に
してNa塩に変換した。
元素分析 C51,66% I:1448% CB Hay 05Nto NaSとしての計算値C3
LO1% 143.99% 薄層クロマトグラフィー Rf=0.75 赤外線吸収スペクトル(ヌジョール) ))。。(β−ラクタム)=i77om−’核磁気共鳴
スペクトル(溶媒:DMSO−d、)δ241(s、3
H)  (H,(−(O)62−5°(°・aii) 
 (H3’−ダノ)6°430(d、2H)     
(3(ニーこト1□乏;−)δ497(d 、 lu)
   ((、<q −(り前記実施例において製造した
化合物の抗菌力の一例を表−3に示す。
表子 本発明化合物の抗菌力 (M I C値、単位μY/d) なお%MIC測定は日本化学療法学会標準法による。
表3の結果より本発明の化合物は市販の抗生物質である
カルベニシリンと比較して、優れた抗菌活性を有してお
弘医薬及び動物系として実用的に用いうろことがわかる
特詐出願人 味の累株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)一般式 で表わされる1、2.3−トリアゾール−4−カルボン
    酸誘導体。 ただし、Xは水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、ア
    リール基、水酸基、アミン基、アルキルオキシ基を示す
    。R□は置換基を有し又は有しないフェニル基を示す。 穐 は水素原子又はアルキル基、アラルキル基、アリー
    ル基もしくはヘテロ環式基等の有機残基を示ル基、アリ
    ール基及びヘテロ環式基は置換基。 を有していてもよい。 Aは一般式 %式% で表わされる有機残基な示す。 zは水素原子、アセトキシ等のアシルオキシ基、カルバ
    モイルオキシ基、5−(1−メチルテトラゾリル)チオ
    基及び2− (1,a、 4−チアジアゾリル)チオ基
    等芳香族複素環チオ基又は置換基を有し又は有しないピ
    リジニウム、ギノリウム、ビコリウム等第四アンモニウ
    ム基を示す。 ^、アルキル−、アラルキル−、アリ−lレオキシ基、
    メルカプト基、アルキル−、アラルキル−、アリールチ
    オ基、アルキル−、アラルキル−、アリールスルホニル
    若L<はスルフィニル基、アミノ基、モノ又はジ−アル
    キル−、アラルキル−、アリールアミノ基、アシルアミ
    ノ基、カルバモイルアミノ基、スルホン酸基、ニトロ基
    等の置換基、又はアルキル基、アクルキル基、アリール
    基、若しくはヘテロ環式基等の有機残基りり成る群より
    選ばれた置換基である特許請求の範囲第1項記載の誘導
    体。 (3)  構成アミノ酸がフェニルグリシン又は4−ヒ
    ドロキシフェニルグリシンでわる特許請求の範囲第1項
    記載の誘導体。 +41  構成アミノ酸がD一体である特#T mW求
    の範囲第1Jj4記載の誘導体。 四 塩の形で存在する特ffRN求の範囲第1項記載の
    誘導体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014514299A (ja) * 2011-04-08 2014-06-19 ファイザー・インク 抗菌剤として有用なイミダゾール、ピラゾールおよびトリアゾール誘導体

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JP2014514299A (ja) * 2011-04-08 2014-06-19 ファイザー・インク 抗菌剤として有用なイミダゾール、ピラゾールおよびトリアゾール誘導体

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