JPS59138295A - 貯槽内の液化石油ガスの回収方法 - Google Patents
貯槽内の液化石油ガスの回収方法Info
- Publication number
- JPS59138295A JPS59138295A JP1168783A JP1168783A JPS59138295A JP S59138295 A JPS59138295 A JP S59138295A JP 1168783 A JP1168783 A JP 1168783A JP 1168783 A JP1168783 A JP 1168783A JP S59138295 A JPS59138295 A JP S59138295A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- storage tank
- gas
- water
- petroleum gas
- liquefied
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は液化石油ガスの貯槽の開放検査をする前に行う
貯槽内の残液および残ガスを回収する方法に関する。
貯槽内の残液および残ガスを回収する方法に関する。
液化石油ガスの貯槽の開放検査をするには前もって貯槽
内の残液および残ガスを安全に空気と置換しなければな
ら々い。
内の残液および残ガスを安全に空気と置換しなければな
ら々い。
このだめ高圧ガス保安協会では自主基準（ＫＨＫＳＤ６
０ろ）により貯槽の残液回収および残ガス処理の工程と
して、第１図のような燃焼による方法と大気放出による
方法を定めている。
０ろ）により貯槽の残液回収および残ガス処理の工程と
して、第１図のような燃焼による方法と大気放出による
方法を定めている。
その他の方法ではタンクローり車や事業所に設置しであ
るコンプレッサーで貯槽内の残ガスを吸入、圧縮して圧
縮ガスとして又は液化して回収することが行われている
。これらのコンプレッサーは一般に液送用の１段圧縮機
であり、圧縮比か小さいために貯槽内圧か低くなるにし
たかって、非常に効率が悪くなり、最終段階には放出や
燃焼による処理をとっているので処理時間が長くなり実
用的ではない。
るコンプレッサーで貯槽内の残ガスを吸入、圧縮して圧
縮ガスとして又は液化して回収することが行われている
。これらのコンプレッサーは一般に液送用の１段圧縮機
であり、圧縮比か小さいために貯槽内圧か低くなるにし
たかって、非常に効率が悪くなり、最終段階には放出や
燃焼による処理をとっているので処理時間が長くなり実
用的ではない。
燃焼による方法と大気放出による方法は不経済であり、
安全の面からも好ましいことではないし、貯槽の立地上
の安全面での制約から処理時間は２０トン貯槽で約６時
間を要している。
安全の面からも好ましいことではないし、貯槽の立地上
の安全面での制約から処理時間は２０トン貯槽で約６時
間を要している。
従来のこのような方法では、地下タンクや冬期のように
低温の環境では、残液自身の気化熱で更に冷され、容易
に気化しないので貯槽を加点）する必要があり、燃料費
がかかる。
低温の環境では、残液自身の気化熱で更に冷され、容易
に気化しないので貯槽を加点）する必要があり、燃料費
がかかる。
なかでも臨界温度の高いブタンを主成分とする液化石油
ガスはこの傾向が強く、処理にて寸とっている。
ガスはこの傾向が強く、処理にて寸とっている。
しかるにこの気化しがたいという液化石油ガスの熱力学
的特性は反面、低圧高温においても容易に液化するとい
う特性でもある。
的特性は反面、低圧高温においても容易に液化するとい
う特性でもある。
この液化しやすいという特性を利用して、経済的に、安
全で、すげやく貯槽の残液および残ガスの回収をするの
が本発明の目的である。
全で、すげやく貯槽の残液および残ガスの回収をするの
が本発明の目的である。
本発明を図面にもとつき詳記する。
寸ず貯槽に付属するプラント配管中の液化石油ガスの残
ガスおよび残液をコンプレ・ンサーで貯槽に戻すか、も
しくは図示しない他容器に抜き、第２図のごとく配管す
る。
ガスおよび残液をコンプレ・ンサーで貯槽に戻すか、も
しくは図示しない他容器に抜き、第２図のごとく配管す
る。
高圧水をコンデンサ（Ｃ）を通して元弁（Ｂ）より貯槽
（１）に圧入すると、貯槽内のガスは圧入水圧力まで圧
縮される。
（１）に圧入すると、貯槽内のガスは圧入水圧力まで圧
縮される。
同時に温度」二昇したガスは貯槽内壁と圧入水とで熱交
換されて、貯槽内で１部液化する。
換されて、貯槽内で１部液化する。
この時液化しなかった未液化の高圧、高温ガスを貯槽外
にとりたして、コンデンサ（Ｃ）で液化して水分と液化
石油ガスを分離器（Ｄ）と脱水器（榎て分ｌ１ＩＩ 、
、脱水して容器（０に充填する。
にとりたして、コンデンサ（Ｃ）で液化して水分と液化
石油ガスを分離器（Ｄ）と脱水器（榎て分ｌ１ＩＩ 、
、脱水して容器（０に充填する。
この操作を繰返すと貯槽内の液化石油ガスの液化と水の
圧入が進み、ついには液化石油ガスの液と水が貯槽の天
井に達する。
圧入が進み、ついには液化石油ガスの液と水が貯槽の天
井に達する。
特許請求の範囲≠ホ手に記載の方法はこのように貯槽の
天井に達して比重の差で分離した液化石油ガスの液と水
とを貯槽の元バルブ（Ａ）よりとりだして水分と分離、
脱水して容器（Ｆ′）に充填回収するものである。
天井に達して比重の差で分離した液化石油ガスの液と水
とを貯槽の元バルブ（Ａ）よりとりだして水分と分離、
脱水して容器（Ｆ′）に充填回収するものである。
末完り］における圧入水の温度と圧力はプロパンを主成
分とする液化石油ガスの貯槽では、４０°Ｃで水頭１６
０ｍ程度、１０°Ｃでは水頭８０ 、。
分とする液化石油ガスの貯槽では、４０°Ｃで水頭１６
０ｍ程度、１０°Ｃでは水頭８０ 、。
程度で残液、残ガスの回収ができる。
ブタンを主成分とする液化ガスの貯槽では、４０°Ｃで
水頭６０ｍ程度、１０°Ｃでは水頭４０ｍ程度で残液、
残ガスの回収ができる。
水頭６０ｍ程度、１０°Ｃでは水頭４０ｍ程度で残液、
残ガスの回収ができる。
貯槽温度と圧入水温度が低い程、圧入水圧力は小さくて
もよいし、圧入水圧力が高い程、貯槽内のガス温度が高
くなり、熱力学的効率はよくなる。
もよいし、圧入水圧力が高い程、貯槽内のガス温度が高
くなり、熱力学的効率はよくなる。
要は高圧ガス取締法でいう、その貯槽の常用の１Ｔ力を
越えないで、その時の温度における液化石油ガスの蒸気
圧以」二の圧力であればよい。
越えないで、その時の温度における液化石油ガスの蒸気
圧以」二の圧力であればよい。
又回収能力は圧入水ポンプとコンテンサ能力を選ぶこと
により決寸り、貯槽の立地条件に制約されないので、処
理時間は燃焼や大気放出による従来の一１ｌｊ法の平方
以下の時間ですむ。
により決寸り、貯槽の立地条件に制約されないので、処
理時間は燃焼や大気放出による従来の一１ｌｊ法の平方
以下の時間ですむ。
如上のように本発明は燃焼や大気放出することなく、貯
槽の加温を必要としない、高能率で経済的で安全に貯槽
の残ガスおよび残液を回１又する方法である。
槽の加温を必要としない、高能率で経済的で安全に貯槽
の残ガスおよび残液を回１又する方法である。
第１図は従来のガス回収方法（燃焼方法）を示す説明図
、第２図は本発明に係るガス回収方法を示す説明図であ
る。 （図面の符号） １：貯槽 ２：逆火防止器 ６：燃焼器 Ａ：元バルブ Ｂ：元バルブ Ｃ：コンデンサ Ｄ：分離器 Ｅ：脱水器 Ｆ：容器
、第２図は本発明に係るガス回収方法を示す説明図であ
る。 （図面の符号） １：貯槽 ２：逆火防止器 ６：燃焼器 Ａ：元バルブ Ｂ：元バルブ Ｃ：コンデンサ Ｄ：分離器 Ｅ：脱水器 Ｆ：容器
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 貯槽に水を圧入して、液化石油ガスを圧縮し、ガス
の圧力と温度を高めて貯槽内壁と圧入水上で熱交換させ
て貯槽内で液化させる。 液化したガスをとりだして、液化石油ガスと水分とを分
離して回収する。この水を圧入してガスを圧縮、液化さ
せて、液の状態で貯槽内のガスをとりだして回収するこ
とを特徴とする貯槽内の液化石油ガスの回収方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1168783A JPS59138295A (ja) | 1983-01-27 | 1983-01-27 | 貯槽内の液化石油ガスの回収方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1168783A JPS59138295A (ja) | 1983-01-27 | 1983-01-27 | 貯槽内の液化石油ガスの回収方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59138295A true JPS59138295A (ja) | 1984-08-08 |
Family
ID=11784928
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1168783A Pending JPS59138295A (ja) | 1983-01-27 | 1983-01-27 | 貯槽内の液化石油ガスの回収方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59138295A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EA010697B1 (ru) * | 2007-09-12 | 2008-10-30 | Алексей Сафронов | Способ компримирования газообразного топлива для заправки автомобиля и заправочное устройство для его реализации |
-
1983
- 1983-01-27 JP JP1168783A patent/JPS59138295A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EA010697B1 (ru) * | 2007-09-12 | 2008-10-30 | Алексей Сафронов | Способ компримирования газообразного топлива для заправки автомобиля и заправочное устройство для его реализации |
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