JPS59136688A

JPS59136688A - 原子炉用中性子検出装置

Info

Publication number: JPS59136688A
Application number: JP58009858A
Authority: JP
Inventors: 増子　陽一
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1983-01-26
Filing date: 1983-01-26
Publication date: 1984-08-06

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の利用分野〕本発明は、沸騰水型原子炉の中性子源領域モニタ（以下
ＳＲＭと称する）および中間領域モニタ（以下ＩＩＬＭ
と称する）に使用する原子炉用中性子検出装置に関する
。

〔従来技術〕

沸騰水型原子炉の原子炉核計装設備は、原子炉の核分裂
を始める起動状態から全出力までｋｓＲへ・１、ＩＢＭ
および出力領域モニタ（ＰＦＬＭ）に分けて計測してい
る。このうちＳ　Ｅ　ＭとＩ　ｎ、　Ｍ　ｌ’ｊ、同一
構造の葭出器および検出器駆動機構ケもって病成してい
る。そして、従来のＳＲＭ、ＩＢＭに使用する中性子検
出装置は、中性子束検出器の収納ケースであるシャトル
チューブが一体構造をしており、その長さが８ｍ以上と
なっている。このため、シャトルチューブを炉心から取
り出す場合には、従来圧力容器上蓋、セパレータ、燃料
、燃料支持金具、制御棒などシャトルチューブ？挿入す
るドライチューブの取シ出し時に、干渉する炉内機器お
よび構造物を炉内より取出した後、シャトルチューブを
ドライチューブ内に収納し、専用工具を使用してドライ
チューブごと取り出し、使用済燃料貯蔵プールに搬送し
てドライチューブ内からシャトルチューブを取シ出さね
ばならなかった。このため、シャトルチューブの取シ出
しに多大な時間を必要とし、作業者の被曝線量が増加す
るという欠点があった。

また、中性子検出器およびこの検出器に接続するケーブ
ルには、セラミックなどの耐熱材が被覆してあり、検出
器およびケーブル？シャトルチューブ内に挿入する除に
ケーブルの座屈１曲がりが生じ易く、ケーブルを被覆し
ている耐熱材の破損検出器の破損などが生じ、中性子検
出装置の機能の損失につながる要因となっていた。更に
、中性子検出器の寿命がむ年であるため、数年毎に中性
子検出器の父換金する必要がある。この除、旧検出器の
シャトルチューブからの取り出しは、原子炉圧力容器下
方のペデスタル内においてケーブルケシャトルチューブ
から引き抜くことによって行う。しかし、検出器を保獲
して被覆している耐熱材が劣化して破断し易くなってお
り、破断片がシャトルチューブ内に残留することかある
。このため、従来の一体長尺のシャトルチューブにあっ
てにＬ１破断片の取り出しが回帰であシ、匍丁しい中性
子検出器の挿入が不可能となシ、検出器の破損。

検出器のセット位置不良などの要因となる。

〔発明の目的〕

本発明は、前記従来技術の欠点を解消するためになされ
たもので、原子炉圧力容器からのシャトルチューブの取
り出しを容易に行なえる原子炉用中性子検出装置を提供
することケ目的とする。

〔発明の概要〕

本発明は、原子炉圧力容器内に設けたドライチューブに
挿入するシャトルチューブｔ、ｐｉｎの箱に分割し、こ
れらの管を接続手段によシ自由に接続９分解できるよう
にし、ツヤトルチューブの原子炉圧力容器からの取り出
しを容易に行なえるように構成したものである。

〔発明の実施例〕

本発明に係る原子炉用中性子検出装置の好ましい実施例
を添付図面に従って詳説する。

第１図は、本発明に係る中性子検出装置を原子炉に装着
した状態を示す図である。第１図において、原子炉圧力
容器１０は、ペデスタル基礎１２上に固定した支持部材
１４上に載置してちる。この原子炉圧力容器１０の底部
には、中性子計装ハウジング１６が溶接接続しである。

中性子計装ハウジング１６は、上端が原子炉圧力容器ｌ
ｏ内に挿入されており、下端がペデスタル基Ｎ１２に設
けたベデスクル１８内に突出している。そして、中性子
計装ハウジング１６上には、中性子計装案内管２０が載
っており、中性子計装案内管２ｏは、上端が炉心支持板
２２に支持され、水平方向を拘束されている。更に、中
性子計装案内管２ｏの上部には、炉Ｉし２４を貫通し、
上部格子板２６に上端が支持されているドライチューブ
２８が装着しである。このドライチューブ２８は、後述
するシャトルスリーブ金挿入する検出器挿入空間を構成
している。

中性子計装ハウジング１６の下端は、７ランジ３０が形
成されてお９、このフランジ３０にシャトルチューブ全
昇降させる駆動＠構３２の取付フランジ３４が接続−し
である。この駆動機（ｉ３２には、先端に中性子検出器
が接続しである検出器ケーブル３６が下方から挿入され
、また駆動機３８の駆動力を伝達するフレキシブル駆動
軸４０が接続しである。なお、図中に示した符号４２は
、作業用のプラットフォームである。

駆動機構３２は、第２図に示すように）・ウジフグ４３
内に挿入しであるウオームギヤ４４、ウオームホイール
４６、ビニオン４８、ドライチューブシャフト５０とか
ら成っている。即ち、ウオームギヤ４４は、上下端全ハ
ウジング４３に設けた軸受５２，５４に枢支され、カッ
プリング５６により結合しているフレキシブル１駆動軸
４０により回転させられるようになっている。そして、
ウオームギヤ４４め回転はウオームホイール４６を介し
てビニオン４８に伝達され、ビニオン４８の回転がドラ
イチューブシャフト５０に設けたランク部５８に伝達さ
れ、ドライチューブシャフト５０？昇降させるようにな
っている。

ドライチューブシャフト５０の上端部には、シャトルチ
ューブ６０がネジ部６２によし結合しである。そして、
ドライチューブシャフト５０とシャトルチューブ６０内
には、耐熱チューブ６４が装着してあり、この耐熱チュ
ーブ６４内に検出器ケーブル３６が挿入さ′ｔＬ、検出
器ケーブル３６の先端に中性子検出器６６が接続しであ
る。

シャトルチューブ６０の周［−ｄつでいるドライチュー
ブ２８の下端部には、ネジ部６８とフランジ状のドライ
チューブシート部７０とが形成しである。そして、ネジ
部６８は、取付７ランジ３４を挿通し、取付ナツト７２
にょ９取句フランジ３４に固定しである。この取付フラ
ンジ３４Ｖｉ、ボルト７４により中性子計装ハウジング
１６のフランジ３４に接続しである。

シャトルチューブ６０は、第３図に示すように径が等し
い複数の管７６．７８．８０に分割されている。そして
、中性子検出器６６を収納する先端の管７６は、先端部
８２が球面状をなし、後端部外周面にネジ部８４が形成
しである。また、後端側の管７８，８０には、その両端
部外周面にネジ部８６．８８が形成してあシ、青７６と
管７８および管７８と菅８０と？カップリング９０゜９
２をもって接続できるようになっている。これら容管７
６．７８．８０の長さは、第１図に示したペデスタル１
８内において取り扱うのにｉＭするような長さになって
いる。

上記の如く構成した／ヤトルチューブ６０の取ｐ扱いは
次の通りである。

ンヤトルチューブ６０？ドライチューブ８２内に挿入す
るときは、まずペデスタル１８内において管７６の後端
１則から検出器ケーブル３６が接続しである中性子検出
器６６を管７６内に挿入する。

その後、検出器ケーブル３６を管７８に挿通し、カップ
リング９０によ、り管７６と肯７８と全接続する。この
除、雷７６の先端は、駆動機構３２のハウジング４３下
端部からドライチューブ２８内に挿入する。同様にして
管８０を管７８に接続しり故、￥ｆ８０のネジ部８８′
ｆｃドライチューブシャフト５０の先端部にねじ込み、
ドライチューブシャフト５０をハウジング４３内に挿入
し、ドライチューブシャフト５０のラック部５８をビニ
オン４８に噛合させる。そして、第１図に示した駆動機
３８ケ駆動し、フレキシブル駆動軸４０．ウオームギヤ
４４．ウオームホイール４６を介してビニオン４８を回
転させ、ドライチューブシャフト５０を昇降し、中性子
検出器６６金所定の位置にセットして中性子の検出を行
う。

シャトルチューブ６０乞原子炉圧力容器ＩＯよｐ取９外
す場合には、前記の操作と逆の操作？行うことにより１
谷易にペデスタル１８内に取り出すことができる。この
ため、ペデスタル１８［’９においてシャトルチューブ
６０の交換をすることができ、作業能率が向上するばか
りでなく作業工数の低減と、作業者の被曝線量を低下す
ることができる。しかも、シャトルチューブ６０内の旧
検出器の取り出しが容易となり、中性子検出器６６ケ被
覆している耐熱材の破断片が生じても容易に取り出すこ
とができ、新らしい中性子検出器６６の挿入が容易とな
る。さらに、検出器ケーブル３６の局部曲がりや中性子
検出器６６の破損を防止でき、中性子測定■精度を向上
することができる。

また、ペデスタル１８内において中性子検出器６６の交
換がシャトルチューブ毎に行うことができ、ペデスタル
１８内における作業時間が短縮でき、作業の改善を図る
ことかでさる。そして、シャトルチューブ６０を短い肯
７６．７８．８０をもって構成したことにより、シャト
ルチューブの製造時における作業性が艮くなり、製品コ
ストを低下することができる。

第４図は、シャトルチューブの他の実施例を示したもの
である。本実施例におけるシャトルチューブ６０は、管
７６．７８の後端部にシャトルチューブ一体カップリン
グ９４が形成しである。このシャトルチューブ一体カッ
プリング９４１’ｘ、Ｗ’７６．７８の本体部よシも大
径をなし、骨７８゜８０の先端部に形成したネジ部８６
と螺合するネジ部がシャトルチューブ一体力ラグリング
９４の内径部に形成しである。このようにすることによ
り、カップリングを省略することができ、／ヤトルチュ
ーブの接続を一層容易に行うことができる。

第５図は、シャトルチューブの更に他の実施例を示した
ものである。本実施例におけるシャトルチューブ６０は
、先端側の管、即い・、ち７６の外径は管７８の内径よ
りも小さくなっており、管７８の外径は管８０の内径よ
シも小さくなっていて、＠７８は管８０内に挿入でき、
＠７６は管７８内に挿入することができる。管７６と管
７８とのロック部９６と、管７８と管８０とのロック部
９８とは第６図乃至第８図に示すようになっている。

第６図乃至第８図は、ロック部９６を示したものである
。このロック部９６は、管７６の下端に係合爪であるロ
ック爪１００が形成しである。この係合爪１００は、弾
性をもって管７６の外方に突出するように形成しである
。そして、管７８の上端付近には、係合孔であるロック
孔１０２が形成しである。従って、管７６のロック爪１
００が管７８のロック孔１０２の位置にくると、ロック
爪１００は管７６の外方に移動し、第６図に示すように
ロック爪１００がロック孔１０２に入り込む。このため
、’ｉ７６’ｒ上方から押圧してもロック爪１００の下
端がロック孔１０２の下端に当接し、管７６が肯７８内
に挿入されることはない。

そして、ロック爪１００とロック孔１０２との係合を解
除するときな、第７図に示すようにロック孔１０２の外
側からロック爪１００を管７８内に押し込み、′〆？７
６を下方に押圧することにより、ロック爪１００とロッ
ク孔１０２との係合が容易に外れ、世７６を管７８内に
挿入することができる。このよう７！　Ｉ’４ｆｆｌと
することにより、第９図に示す如く看７８と肯７６とを
肯８０内に収納することができ、シャトルチューフロ０
ｖ取り扱いケ一層容易に行うことができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、シャトルチューブ
を複数の廿に分割し、接Ｉｄと手段により接続１分解を
容易に行匁いでさるようにしたことにより、シャトルチ
ューブの原子炉からの取ｐ外しを容易に行なうことがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る原子炉用中性子測定装置を原子炉
圧力容器に装置した状態を示す図、第２図は、本発明に
係る原子炉用中性子測定装置の、駆動機（Ｔ￥の実施例
の詳細図、第３図は本発明に係るシャトルチューブの実
施例の１析面図、第４囚は、本発明に係るシャトルチュ
ーブの他／′）実施例の’ＩＪＴ而図、面５図は本発明
に係るツヤトルチューブの更に他の実施例の断面図、第
６図乃至第８ｊ図（Ｘｉ、第５図に示したシャトノ７チ
ユーブＯロツク部の説明図、第９図（は第５図に示した
シャトルチューブの短縮した状態を示す断面図である。１０・・原子炉圧力容器、２８・・・ドライアユ−ブ、
３２・・・駆動機構、３８・・・駆動機、６６・・・中
性子検出器、７６．７８．８０・・・管、８４，８６．
８８・・・ネジ６ｉ５　９０．９２・・・カップリング
、９４・・・シャトルチューブ一体カップリング’、９
６．９８・・・ロック部、１００・・・ロック爪、１０
２・・・ロック孔。弔／図第２０佑第６１閾　　策７図 −ｒ／８　　　融（７１漉ｑ（ダ

Claims

【特許請求の範囲】１、原子炉圧力容器内に設けたドライチューブに挿入す
るシャトルチューブと、このシャトルチューブを昇降さ
せる駆動装置と、前記シャトルチューブの先端部に収納
する中性子検出器とを有する原子炉用中性子検出装置に
おいて、前記ツヤトルチューブが複数に分割された管と
、これら複数の管を接続する接続手段とから成ることを
特徴とする原子炉用中性子検出装置。２、前記シャトルチューブケ（Ａ成するＭｕの管は、隣
接する管の先端側の管外径が後端側の管の内径より小さ
く形成され、前記接続手段は、前記先端側の管のｆｋ端
部に形成した係合爪と、前記後端側の管の先端付近に形
成した保合孔とから成ることを特徴とする特許請求の範
囲第１項記載の原子炉用中性子検出装置。