JPS59136481A - 無端金属ベルトの内周面加工方法 - Google Patents

無端金属ベルトの内周面加工方法

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Publication number
JPS59136481A
JPS59136481A JP949283A JP949283A JPS59136481A JP S59136481 A JPS59136481 A JP S59136481A JP 949283 A JP949283 A JP 949283A JP 949283 A JP949283 A JP 949283A JP S59136481 A JPS59136481 A JP S59136481A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
endless metal
metal belt
belt
masking
masked
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP949283A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidekazu Azuma
秀和 東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP949283A priority Critical patent/JPS59136481A/ja
Publication of JPS59136481A publication Critical patent/JPS59136481A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は無端金属ベルトの内周面に模様等を付す加工
法に関するものであり、特に、無断変速装置に用いられ
る無端金属ベルトの内周面に油溝を形成する方法に関す
るものである。
従来から無端変速装置の一例として可撓性の無端金属ベ
ルトを重ね合せて用いるよう構成したものが知られてい
る。この種の無断変速装置では、駆動させた場合に重ね
合された無端金属ベルト相互間が摩擦することから、そ
の無端金属ベルト相互間をm滑する必要がある。そこで
、従来から、重ね合せられる各無端金属ベルトの内周面
に油溜用の溝を形成し、その油溝に溜められた油により
、重ね合された無端金属ベルト相互間が常時WJ滑され
るようにしていた。そして、このような油溜用の溝を形
成する方法としては、従来、無端金属ベルトの内周面を
ロール圧延して精度を出す際に、その内周面を圧延する
ロールにクロスハツチ等の模様を設け、ロール圧延時に
無端金属ベルトを成形しながら、上記ロールの模様を無
端金属ベルト内周面に転写する方法が用いられていた。
しかし、無断変速装置に用いる無端金属ベルトはその厚
さに厳しい精度が要求されるのみではなく、微小な反り
や歪みも許容されないのに反し、上記従来方法を用いた
場合不可避的に反りゃ歪みが発生することから、そのよ
うな反りゃ歪みを矯正するための工程が必要どなり、工
程が複雑化すると共に矯正加工を行うことにより無端金
属ベルド自体が脆化し、使用寿命が短くなるという欠点
があった。
この発明は、上記事情に鑑み、無端金属ベルトの内側面
に油溝を形成した後の矯正工程を不要にして、工程の単
純化を図ると共に矯正工程を行うことによる無端金属ベ
ルトの脆化を防止してその使用寿命を伸ばすことのでき
る無端金属ベルトの内面加工法を提供することを目的と
する。
すなわち、この発明は、内周面所要部分を除いて全体を
マスキングした無端金属ベルトを腐食液に所定時間浸漬
して凹部を形成し、その後腐食液から取出した上記無端
金属ベルトを洗浄して腐食液を洗い流し、ついでその無
端金属ベルトからマスキングを除去して、内周面に加工
を施された無端金属ベルトを得るようにしたことを特徴
とするものである。
以下にこの発明の実施例を第1図乃至第3図を参照して
説明する。
第1図はこの発明の一実施例の各工程を示す図である。
第1図に示されるように、先ずゴムまたは樹脂等の被覆
材により、無断変速装置に用いる無端金属ベルトの内周
面及び外周面の全体をマスキングする。ここで、その無
端金属ベルトとしては、要求される精度を確保した素材
を用いる。つぎに、マスキングされた上記無端金属ベル
トの内周面所要部分のみ部分的にマスキングを除去する
その状態が第2図に示される。すなわち第2図は、上述
した様に、精度を確保した無断金属ベルト1を樹脂また
はゴム等の被覆材2によりマスキングし、更に所要部分
のみを対象として部分的にマスキングを除去して、無端
金属ベルト1の地肌が露出した溝部3を形成した状態を
示す。上記所要部分とは製品たる無端金属ベルトの内周
面に形成される油溜として予定される部分である。また
、この溝部3はバイト等の機械的手段やレーザー光を用
いる光学的手段等を使用して形成する。つぎに、以上の
ようにマスキングされた後、溝部3を形成された無端金
属ベルト1を腐食液に浸漬する。この腐食液としては、
濃水酸化ナトリウム液や濃硫酸等が用いられる。無端金
属ベルト1は第2図中A部に示されるように溝部3にお
いてその地肌が露出しており、したがって、この無端金
属ベルトを上述のように腐食液に浸漬した場合、溝部3
のみが選択的に腐食される。つぎに、所要時間(数分間
〜数十分間)上記無端金属ベルト1を浸漬した後その無
端金属ベルト1を腐食液から取出し、洗浄することによ
り腐食液を洗い流す。そして最後に、洗浄を終った上記
無端金属ベルト1の外周面及び内周面全体のマスキング
を除去して整品としての無端金属ベルトを得る。このよ
うにして無端金属ベルト1の内周面に油溝を形成する加
工を施す場合、油溝を形成する工程とは別工程で予め精
度を確保された無端金属ベルトの内周面に、機械的応力
を作用させることなく油溜を形成することができ、した
がって、油溜を形成することにより無端金属ベルトに反
りや歪が生じるようなことはない。
なお、上記実施例においては精度を確保された無端金属
ベルトの内周面及び外周面の全体を先ずマスキングし、
その後、所要部分のマスキングを除去して、無端金属ベ
ルトの地肌が露出した溝部を形成するようにしたが、内
周面に対しては全体をマスキングせず、被覆材を霧状ま
たは粒状にして吹き付けることにより、最初から部分的
にマスキングするようにしても良い。この場合、マスキ
ング後の無端金属ベルト内周面には第3図に示されるよ
うに、前記実施例の場合と異なり、規則的な溝部ではな
く不規則な溝部3aが形成され、腐食工程を経ることに
よりこの溝部3aに油溜が形成される。この実施例にお
いても、前記実施例同様、油溜を形成しても無端金属ベ
ルトに反りや歪みが生じないという利点があり、更に、
この実施例によれば前記実施例よりも工程を短縮するこ
とができる。
以上のようにこの発明によれば、精度を確保した無端金
属ベルトを内周面所要部分を除いてマスキングし、当該
内周面部分を選択的に腐食するようにして無端金属ベル
1〜内周面に油溜を形成するようにしたことにより、油
溜を形成した後にも無端金属ベルトの精度を維持するこ
とができ、反りヤ歪み等が生じるようなことはない。し
たがって、この発明によれば内周面加工後の無端金属ベ
ルトに対する反りや歪みの矯正工程を省略することがで
きるだけではなく、そのように矯正工程を省略すること
ができることから矯正加工を行った場合の脆化を無くし
無端金属ベルトの使用寿命を伸ばすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の工程図、第2図は第1図
に示す実施例の途中段階における無端金属ベルトの状態
を示す断面図、第3図は他の実施例における無端金属ベ
ルトの状態を示す断面図である。 1・・・無端金属ベルト、 2・・・被覆材、 3.3
a・・・溝部。 出願人  トヨタ自動車株式会社 代理人  弁理士 豊 1)武 久 (ほか1名) 第1図 第2図    第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 内周面所要部分を除いて全体をマスキングした無端金属
    ベルトを腐食液に所定時間浸漬して凹部を形成し、その
    後腐食液から取出した上記無端金属ベルトを洗浄して腐
    食液を洗い流し、ついでその無端金属ベルトからマスキ
    ングを除去して、内周面に加工を施された無端金属ベル
    トを得るようにしたことを特徴とする無端金属ベルトの
    内周面加工方法。
JP949283A 1983-01-24 1983-01-24 無端金属ベルトの内周面加工方法 Pending JPS59136481A (ja)

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JP949283A JPS59136481A (ja) 1983-01-24 1983-01-24 無端金属ベルトの内周面加工方法

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JP949283A JPS59136481A (ja) 1983-01-24 1983-01-24 無端金属ベルトの内周面加工方法

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JPS59136481A true JPS59136481A (ja) 1984-08-06

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ID=11721726

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JP949283A Pending JPS59136481A (ja) 1983-01-24 1983-01-24 無端金属ベルトの内周面加工方法

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JP (1) JPS59136481A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01294877A (ja) * 1988-05-20 1989-11-28 Kato Hatsujo Kaisha Ltd 金属ベルトに対する摩擦形状付与方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01294877A (ja) * 1988-05-20 1989-11-28 Kato Hatsujo Kaisha Ltd 金属ベルトに対する摩擦形状付与方法

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