JPS5913519Y2 - 自動目標追尾装置 - Google Patents

自動目標追尾装置

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JPS5913519Y2
JPS5913519Y2 JP1976099460U JP9946076U JPS5913519Y2 JP S5913519 Y2 JPS5913519 Y2 JP S5913519Y2 JP 1976099460 U JP1976099460 U JP 1976099460U JP 9946076 U JP9946076 U JP 9946076U JP S5913519 Y2 JPS5913519 Y2 JP S5913519Y2
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JP
Japan
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gyro
optical system
target
angular deviation
signal
Prior art date
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Expired
Application number
JP1976099460U
Other languages
English (en)
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JPS5318100U (ja
Inventor
修 小田
健 小林
洋司 若山
Original Assignee
日本電気株式会社
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Publication date
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  • Aiming, Guidance, Guns With A Light Source, Armor, Camouflage, And Targets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は例えば対航空機用ミサイルのように目標(タ
ーゲット)を自動的に捕捉追尾する装置に関する。
以下説明を容易にするために航空機(以下母機という)
に搭載して使用する対空ミサイルのホーミング誘導ミサ
イルの場合について述べる。
一般に母機に搭載されたホーミング誘導ミサイルは母機
に搭載された状態でジャイロ光学系がターゲットを捕捉
し、ロックオン状態となってから発射される。
ホーミング誘導ミサイルにおいて、従来ジャイロ光学系
がターゲットを捕捉するために、ジャイロ光学系の光学
軸を母機の機軸に一致させ、母機パイロットが目視又は
ターゲット捕捉レーダによりターゲットを発見し、母機
の機軸をそのターゲット方向に向けることによりジャイ
ロ光学系をターゲット方向に向かわせてターゲットを捕
捉する方式がとられていた。
この方式はパイロットに非常な負担をかけ、またパイロ
ットがターゲットを発見してから引き続きミサイル発射
態勢を完了するまでのリアクションタイムが大きい等の
欠点があった。
この考案は上記の欠点をなくすためにジャイロ光学系の
2軸、例えばピッチ、ヨ一平面上のある範囲内でサーチ
させ、ジャイロ光学系の視界を見かけ上大きくし、ター
ゲットを容易に捕捉させ、また捕捉すると自動的にロッ
クオン状態とならしめる自動目標追尾装置を提供するも
のである。
以下図面を参照してこの考案の一実施例を説明する。
第1図においてドーム11内において2自由度フリージ
ャイロ12が配され、このジャイロ12はピッチ方向(
Y軸)及びヨ一方向(Z軸)にそれぞれX軸(ジャイロ
光学軸)に対し傾斜することができる。
ジャイロ12にはこれとともに回転する極付永久磁石1
3が装着される。
永久磁石13はY、Z面内においてX軸に対称にN、S
が着磁されている。
このジャイロ12には更に1次ミラー14及び2次ミラ
ー15よりなる光学系がのせられる。
そのジャイロ光学系の光学軸(X軸)を軸心とするトル
カ線輪16がドーム11の内周面に固定され、このトル
カ線輪16に電流を流すことにより磁石13と電磁気的
に結合させてジャイロ光学系のプリセツションを行なわ
せることができる。
このジャイロ光学系の角偏位はその光学軸を軸心として
ジャイロの外周に固定した角偏位探知線輪17と磁石1
3とにより電磁気的にとりだされる。
1次ミラー14の中心孔に検知器18が配され、光学系
を通して得られるターゲット信号は検知器18にてトラ
ッキングに必要な電気信号に変換され、これは信号処理
増幅器19を通じ、更に後述するリレー21の接点21
aのメーク側Mを通じてトルカ線輪16へ供給される
ジャイロ光学系にターゲット信号が入るとロックオン状
態となり、このジャイロ光学系の光学軸は自動的に目標
を追尾する。
この考案ではサーチ状態ではジャイロ光学系の視界を上
記追尾状態(ロックオン状態)のそれより大きくする。
このために角偏位探知線輪17からとりだされるジャイ
ロ回転数と同期したジャイロ光学系の角偏位信号を増幅
器22を通してトルカ線輪16に加えてジャイロ12に
プリセツションを起させ、かつそのプリセツションの大
きさがぜん大変化するようにする。
つまり角偏位探知線輪17の角偏位信号をリレー23の
接点のメーク側M、サーチスイッチ24、増幅器22、
リレー接点21 aのブレーク側Bを通じてトルカ線輪
16に供給した時に、角偏位信号が零となるようにジャ
イロ光学系をプリセツションさせ、即ちジャイロ光学系
の光学軸が機軸を向くように増幅器22の位相が調整さ
れる。
この状態より角偏位信号の位相を90°だけずらせば光
学系は第3図に示すように一定の大きさの円26を描き
、90°以上適当な範囲内で位相をずらせばジャイロ光
学系はスパイラル27を描く。
この考案では光学系の瞬時視野28がスパイラル27を
繰返し描かせて目標のサーチを行なう。
ジャイロに上記プリセツションを行なわせ、がつその大
きさを漸次変化させ、そのプリセツションの大きさが所
定範囲から外れるのを検出して初期状態にもどすことを
繰返す。
例えば第1図においてサーチスイッチ24を入れると角
度偏位探知線輪17の角度偏位信号は位相器25−リレ
ー接点23 aのブレーク側B−スイッチ24−増幅2
2−リレー接点21 aのブレーク側Bを通じてトルカ
線輪16へ供給される。
即ちトルカ線輪16には位相器25により角偏位信号は
90゜以上適当な範囲内で位相がずらされてプリセツシ
ョン信号として供給され、ジャイロ光学系は第3図に示
すようなスパイラル27を描く。
つまり第2図に示すように光学系のコニカル走査が漸次
大きくなる。
よって角偏位信号レベルが大きくなる。角偏位信号はリ
ミッタ31にも供給され、はぼ零に近いある設定値以上
になると、これより出力が生じ、この出力によりリレー
作動回路32が駆動され、リレー33が動作する。
そのメークしたリレー接点33 aを通じて電源端子3
4がリレー作動回路35に接続されてリレー23に対す
る電源が入る。
角偏位信号はリミッタ36にも供給されてあり、スパイ
ラル27が大きくなりサーチ視野の設定境界(第3図の
点37)に達すると、リミッタ36がこれを検出してリ
レー作動回路35を作動させる。
よってリレー23が動作し、そのリレー接点23 aは
メーク側Mに接続する。
従って角偏位信号は位相器25を通ることなくトルカ線
輪16に供給される。
この場合上述したようにジャイロ光学系は機軸方向を向
くようにプリセツションされるためジャイロ光学系の角
偏位信号はほぼ零となる(角側位信号は完全に零とはな
らない)。
角偏位信号がある値以下になるとリミッタ31の出力が
なくなり、リレー33が復旧し、リレー接点33 aは
オフになるためリレー作動回路35に対するリレー用電
源34が切れる。
よってリレー23も復旧し、リレー接点23 aはブレ
ーク側Bに接続する。
以上で1回のサーチが終り、トルカ線輪16には再び位
相器25を通した角偏位信号、つまりプリセツション信
号が流れ、上述のサーチを繰返す。
このサーチ中においては信号処理増幅器19の出力信号
はターゲット判別回路39に加えられる。
ターゲツト像が光学系自身のもつ視界28内に入ったと
きターゲット判別回路39がこれを検出してその出力に
よりリレー21が作動する。
サーチ状態が断になり、ミサイルの追尾ループが形成さ
れ自動的にロックオン状態となる。
上述のようにこの考案はミサイルのジャイロ光学系をピ
ッチ、ヨ一平面上のある範囲内でサーチさせ、ミサイル
のジャイロ光学系がターゲットを捕捉すると自動的に追
尾状態となるものであり、これによりターゲットを捕捉
するためのパイロットの負担が軽減され、またリアクシ
ョンタイムを非常に短縮することができる。
なお第1図において点線で示される部分以外のジャイロ
光学系及び信号処理増幅器19、リレー21のみをミサ
イル本体に組込み、上記点線で囲まれた部分はミサイル
ランチャ或いは母機に組込む方が有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による自動目標追尾装置の一実施例を
示す構成図、第2図はジャイロ光学系のサーチの状況を
示す斜視図、第3図はその光学軸と直角な断面図である
。 11:ドーム、12:2自由度フリージャイロ、13:
極付永久磁石、14:1次ミラー、15:2次ミラー、
16:トルク線輪、17:角偏位探知線輪、19:信号
処理増幅器、21:サーチ自動追尾切替用リレー、22
:ターゲット判別回路、24:サーチスイッチ、25:
位相器、31.36:プリセツションの大きさが所定値
を超えたことを検出するリミッタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2自由度フリージャイロにジャイロとともに回転する極
    付永久磁石を装着した光学系をのせ、そのジャイロの外
    周に固定したトルカ線輪に電流を流し、前記磁石と電磁
    気的に結合させてジャイロ光学系のプリセツションをお
    こなわせ、また前記ジャイロ光学系の角偏位信号はその
    ジャイロの外周に固定した角偏位探知線輪と前記磁石と
    により電磁気的にとりだすようにした自動目標追尾装置
    において、前記光学系の視野に対してスパイラル(渦巻
    状)運動を与えるように前記角偏位信号の位相を調整し
    て前記トルカ線輪に加える手段と、前記光学系の光軸が
    所定範囲から外れることを検出し、初期状態に戻す手段
    と、ターゲット信号が入ると前記プリセツション信号を
    断としてそのターゲット信号を前記トルカ線輪に入れて
    前記光学系をロックオン状態とする手段とを有すること
    を特徴とする自動目標追尾装置。
JP1976099460U 1976-07-26 1976-07-26 自動目標追尾装置 Expired JPS5913519Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976099460U JPS5913519Y2 (ja) 1976-07-26 1976-07-26 自動目標追尾装置

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JP1976099460U JPS5913519Y2 (ja) 1976-07-26 1976-07-26 自動目標追尾装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5318100U JPS5318100U (ja) 1978-02-16
JPS5913519Y2 true JPS5913519Y2 (ja) 1984-04-21

Family

ID=28709753

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1976099460U Expired JPS5913519Y2 (ja) 1976-07-26 1976-07-26 自動目標追尾装置

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS599840B2 (ja) * 1976-09-30 1984-03-05 防衛庁技術研究本部長 タ−ゲツト捕捉装置
JPS5912143B2 (ja) * 1976-09-30 1984-03-21 防衛庁技術研究本部長 セルフサ−チ・セルフロツクオン装置
JPS5635394A (en) * 1979-08-30 1981-04-08 Matsushita Electric Works Ltd Automatic tracking apparatus

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS499196A (ja) * 1972-05-11 1974-01-26
JPS50105083A (ja) * 1974-01-22 1975-08-19

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS499196A (ja) * 1972-05-11 1974-01-26
JPS50105083A (ja) * 1974-01-22 1975-08-19

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JPS5318100U (ja) 1978-02-16

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