JPS59133305A - 高炉徐冷スラグのエ−ジング促進方法 - Google Patents

高炉徐冷スラグのエ−ジング促進方法

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JPS59133305A
JPS59133305A JP58007857A JP785783A JPS59133305A JP S59133305 A JPS59133305 A JP S59133305A JP 58007857 A JP58007857 A JP 58007857A JP 785783 A JP785783 A JP 785783A JP S59133305 A JPS59133305 A JP S59133305A
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JP
Japan
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surfactant
slag
blast furnace
added
water
Prior art date
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Pending
Application number
JP58007857A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeo Nagashima
長島 武雄
Koichi Arai
荒井 耕一
Noriyuki Kawamoto
河本 敬之
Toru Mizushima
徹 水島
Hiroshi Ueno
博 上野
Shunichi Okumoto
奥本 俊一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
DKS Co Ltd
Original Assignee
Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd, Nippon Steel Corp filed Critical Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd
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Publication of JPS59133305A publication Critical patent/JPS59133305A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21BMANUFACTURE OF IRON OR STEEL
    • C21B3/00General features in the manufacture of pig-iron
    • C21B3/04Recovery of by-products, e.g. slag
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
  • Furnace Details (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高炉徐冷スラグのエージング促進方法に関する
高炉徐冷スラグはコンクリート粗骨材、路盤材等の土木
・建築用材料としてすぐれた特性を有し、広く使用され
ている。ところが製造後間もない高炉徐冷スラグは黄色
水分発生することがある。この黄色水を発生する原因は
次のように説明されている。すなわち、高炉徐冷スラグ
は主としてCaSおよびMnSの形でイオウ分ン約1%
含み、水および空気と接触すると、例えば 2’CIZS+02+2H20→2 Ca(OH)2+
23の反応により単体のイオウを遊離する。さらにこの
イオウは、 CaS十nS→CaSn+、の反応により
多硫化物を生ずる。この多硫化物の2 Sn+、イオンが水に溶けて黄色を呈するとされている
。そこで、この多硫化イオンを安定な無色の化合物に変
えることにより黄色水の発生を抑制する必要がある。
現在性なわれている最も代表的な方法の一つは高炉徐冷
スラグを例えば3〜6ケ月間露天に山積みし、黄色水が
発生しなくなるまで曝露する一般的なエージング処理法
である。この方法の欠点は処理に要する期間が非常に長
く、そのため広大な置場スペースが必要なことである。
そのほか一旦常温まで冷却した高炉徐冷スラグを空気中
または炭酸ガスを添加した空気中で150〜300°C
に再加熱する方法や、亜硫酸塩を添加する方法などが知
られている。しかし、前者は我が国において年間子方ト
ン以上製造されている高炉徐冷スラグの処理法としては
エネルギーコストの面から実施が困難であり、また、後
者は特公昭56−40096号に取り上げられているが
、溶解度の大きい亜硫酸塩では効果が長期間持続せず、
また効果を発現するために必要な添加量も多いため経済
的に見て使用困難である。
本発明はこのような高炉徐冷スラグに界面活性剤単独ま
たは界面活性剤と酸化剤とを併用して添加することを特
徴とする高炉徐冷スラグのエージング促進方法である。
高炉徐冷スラグは3〜6ケ月間曝露すると、水に浸漬し
ても黄色水の発生が見られなくなる。これは@露の結果
、空気中の酸素によシ徐々にイオウ分の酸化が進み無色
の4価または6価のイオウ化合物が生成するためである
と考えられる。
本発明に基づいて高炉徐冷スラグ:に界面活性kIl溶
液を添加すると、湿潤作用、浸透作用によって酸素を溶
解した水溶液がよシ速やかにスラグのすみずみまで浸透
分散し、結果として酸化が促進されるようになる。
さらに、界面活性剤と酸化剤とを併用すれば、水溶液中
に溶解した酸素に基づく酸化反応のほかに、添加した酸
化剤の作用による酸化反応が加わって相乗的に酸化が促
進されることになる。
本発明において使用し得る界面活性剤は、陰イオン活性
剤、陽イオン活性剤、非イオン活性剤、両性活性剤のい
ずれでもよいが、泡立ちの少ないものが取り扱い上好ま
しく、そのため非イオン活性剤が最も適している。使用
し得る界面活性剤の例としては、ポリエチレングリコー
ルアルキルフェニルエーテル、ポリエチレングリコール
アルキルエーテル、ポリエチレングリコール脂肪酸エス
テル、ポリプロピレングリコールポリエチレングリコー
ルエーテル、ソルビタン脂肪酸エステル。
ポリエチレングリコールソルビタン脂肪酸エステル、シ
ョ糖脂肪酸エステル、脂肪酸アルカノールアミド、スル
ホフハク酸エステル塩などがあるが、これら記載された
ものに限定されるものではなく、望まれる性能が得られ
る界面活性剤全てが含まれる。
また、本発明において使用し得る酸化剤を例示すれば、
マンガン化合物、過酸化水素、有機過酸化物、鉄化合物
、窒素化合物等がある。すなわち過マンガン酸カリウム
、過マンガン酸カルシウム。
過マンガン酸ナトリウム、過マンガン酸バリウム。
過マンガン酸マグネシウム、過マンガン酸リチウム等の
過マンガン酸塩、マンガン酸カリウム、マンガン酸ナト
リウム、マンガン酸カルシウム等のマンガン酸塩、四酸
化二マンガン(Mn3Q4 ) 、三酸化ニマンガン(
Mn2o、 )−二酸化マンガン(MnO2)。
三酸化マンガン(MnO3) +七酸化二マンガン(M
n207)等、および硫酸マンガン、酢酸マンガン、ピ
ロリン酸マンガン等のマンガン酸塩がある。鉄化合物と
しては、硫酸第二鉄、硝酸第二鉄、フエIJシアンイi
カリ等があり、窒素化合物としては、硝酸、亜硝酸があ
る。これら酸化剤は、安価であることが好ましい。
添加量は薬剤の種類、高炉徐冷スラグのイオウ分含有量
等によって変化するが、通常界面活性剤単独の場合には
スラグに対し少なくともo、oos%以上、十分な効果
を得るためには0.01%以上添加すればよい。また、
酸化剤との併用では更に界面活性剤の添加量を減らすこ
とができる。その量は、酸化剤の種類、添加量によって
左右される。
実際にはそれぞれのケースに応じて簡単な実験を行ない
、最適な添加量を決めるのが好ましい。
添加方法は任意であるが薬剤分水溶液または分散液とし
て高炉徐冷スラグに散布するか、あるいはまた粉末の場
合にはそのままふシかけてもよい。
こうして薬剤を添加した高炉徐冷スラグを今までと同様
な山積みエージング法によって処理する。
以上述べてきた本発明の方法によって、未エージングの
高炉徐冷スラグが黄色水を発生しなくなるまでのエージ
ング期間は大幅に短縮され、山積みに要する置場スペー
スもそれに応じて大幅に節約される。
以下に高炉徐冷スラグの組成の一例を示す。
成分(%)     高炉徐冷スラグ1 高炉徐冷スラ
グ2Sj02        35.5      3
4.1AI203        14.2     
 14.0C(1041,541,4 Mg0         6.2       6.1
Tie21.2       1.36total  
Fe        O,250,16Mn0    
      O,460,68に20        
          0.41Na2O0,23 S               O,751,04ま
た以下に示す実施例1,3および4において、黄色水発
生の程度は次の試験方法により、溶出水の吸光度を測定
することによって判定した。すなわち、高炉徐冷スラグ
をジョー・クラッシャーで粗粉砕し、真空乾燥器で3日
間乾燥した後ζ5メツシユのふるいをバスしたものを試
料とする。この高炉徐冷スラグ502を秤量し、蒸留水
または薬剤溶液、薬剤分散液4 ccを加えてよく混合
し、湿度100%、温度60°Cの恒温槽中で5日間養
生する。そのあと、恒温槽よシ取シ出してこれに蒸留水
150ccを加え、重量%ニックの後サンドバスにて加
熱し、沸騰開始後1時間そのままの状態を保つ。終了後
直ちに重量%ニックを行ない蒸発した量に相当する蒸留
水を加えて加熱前の重量に合わせる。攪拌後濾過し、分
光光度計(日立分光光度計モデル101)を用いて、石
英セル、波長375 nmにて吸光度を測定する。
薬剤添加の場合には薬剤を所定濃度になるように水に溶
解または分散させ、これを上述の薬剤溶液または薬剤分
散液として添加すればよい。
なお、黄色水発生は吸光度が大きいほど激しく、Oに近
いほど発生が抑制されていると考えられる。
実施例1 イオウ分1.04%を含む生産直後の未エージング高炉
徐冷スラグを用いた。界面活性剤としては、ポリエチレ
ングリコールオクチルフェニルエーテル(商品名:ノイ
ゲンEA102[第一工業製薬■製〕、HLB=10.
以下商品名で記述)を選び、前述の試験方法に従って溶
出水の吸光度を測定した。同時に、比較のため水のみを
添加した系についても測定した。結果を表1に示す。
表  1 0、’0025  0.005 0.3190.010
   ’0.02 0.0400.020  0.04
 0.013 水のみ      −0,540 水のみを添加した。ものでは、黄緑色を呈したが、ノイ
ゲンEA102を0.02%以上添加したものはほぼ無
色透明となった。
実施例2 イオウ分0.75%を含むMS−25(JIS A30
1.5)に粒度調整した生産直後の未エージング高炉徐
冷スラグ20Kgにポリエチレングリコールノニルフェ
ニルエーテル(商品名:ノイゲンEA120〔第一工業
製薬■製)HLB=12.以下商品名で記述)2yを溶
がした水溶液600ccを均一になるように添加混合し
た後、181缶中に装入して蓋をし、これを常温下で放
置した。また、比較のために・水のみを添加したものも
作成し、同様に常温下で放置した。両者について、所定
の日数毎にす6ンプリングし、Jl、S A3015の
呈色判定試験方法に準じて処理し、実施例1と同様にし
て吸光度を測定した。その結果を表2に示す。
(以下余白) 表2 スタート  2週後 4週後 6週後 ノイゲンEA120   0.56  0.325 0
.135 0.040水のみ  0.56 0.459
0.4290.349測定値は3回の測定の平均値であ
る。6週後水のみの糸は黄緑色の煮沸溶液となったが、
ノイゲンEA120糸はほぼ無色透明であった。
実施例3 イオウ分1.04%を含む生産直後の未エージング高炉
徐冷スラグを用いた。酸化剤として二酸化マンガン0.
005y、界面活性剤としてポリエチレングリコールノ
ニルフェニルエーテル(商品名=ノイゲンEA170r
第−工業製薬■製〕HLB=17.以下商品名で記述)
0.0’025!?に水を加えて4ccとしたものを添
加し前述の試験方法に従って溶出水の吸光度を測定した
。また、比較のため、二酸化マンガンo、oosyと水
4 ccとを添加した系、ノイゲンEA 170f;t
 O,(L、025 p含む水溶液4 ccを添加した
糸および水のみを添加した系についても測定した。その
結果を表3に示す。
表  3 添 加 糸    添加量シ)  吸光度MnO2/ノ
イゲンEA170   0.005/ O,CIO25
0,039Mn02単独      0.005   
   0.285ノイゲンEA170単独      
  0.0025j  0.309水のみ      
 0.540 これよシ酸化剤と界面活性剤を少量づつ併用して添加し
た場合にはそれぞれ単独に添加した場合に比べて相乗効
果が認められることがわかった。
実施例4 実施例3と同じ未エージング高炉徐冷スラグを用イ、界
面活性剤ジアルキルスルホコハク酸エステル塩(商品名
:ネオコールSWC[第一工業製薬■製〕、以下商品名
で記述)0.02g1を含む水溶液4 ccを使用した
系と水のみを添加した系とについて、前述の試験方法に
よシテストした。その結果ネオコールSWCを添加した
系は、溶液が無色透明で、吸光度は0.023であった
が、水のみを添加した系では溶液が黄緑色を呈し、吸光
度は0゜442であった。
特許出願人 新日本製鐵株式會社 同   第−工業製薬株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 高炉徐冷スラグに界面活性剤単独または界面活性剤と酸
    化剤とを併用して添加することを特徴とする高炉徐冷ス
    ラグのエージング促進方法。
JP58007857A 1983-01-19 1983-01-19 高炉徐冷スラグのエ−ジング促進方法 Pending JPS59133305A (ja)

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JP58007857A JPS59133305A (ja) 1983-01-19 1983-01-19 高炉徐冷スラグのエ−ジング促進方法

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JPS59133305A true JPS59133305A (ja) 1984-07-31

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ID=11677306

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JP58007857A Pending JPS59133305A (ja) 1983-01-19 1983-01-19 高炉徐冷スラグのエ−ジング促進方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4765650A (en) * 1986-03-06 1988-08-23 Mazda Motor Corporation Vehicle rear suspension

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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