JPS5913325Y2 - 船舶用原動機の排ガス熱回収装置 - Google Patents
船舶用原動機の排ガス熱回収装置Info
- Publication number
- JPS5913325Y2 JPS5913325Y2 JP1979122137U JP12213779U JPS5913325Y2 JP S5913325 Y2 JPS5913325 Y2 JP S5913325Y2 JP 1979122137 U JP1979122137 U JP 1979122137U JP 12213779 U JP12213779 U JP 12213779U JP S5913325 Y2 JPS5913325 Y2 JP S5913325Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust gas
- steam
- heat recovery
- recovery device
- gas heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はディーゼル機関等の船舶用原動機の排ガス熱
を回収する装置に関するものである。
を回収する装置に関するものである。
この種の排ガス熱回収装置は排ガスエコノマイザを備え
、これにより原動機の排ガス熱を回収して船内電源を得
るためのターボ発電機駆動用蒸気と燃料油加熱用やタン
ク加熱用その他に用いる雑用蒸気を発生せしめる。
、これにより原動機の排ガス熱を回収して船内電源を得
るためのターボ発電機駆動用蒸気と燃料油加熱用やタン
ク加熱用その他に用いる雑用蒸気を発生せしめる。
第１図に示すのはこのような回収装置の従来例を示すも
のである。
のである。
同図において１は排ガスエコノマイザで予熱部１ａ、蒸
発部１ｂ、過熱部１Ｃからなる。
発部１ｂ、過熱部１Ｃからなる。
２は蒸気タービン、３は燃料油や潤滑油の加熱器あるい
はタンク加熱器等の雑用蒸気を使用する機器、４は給水
タンク、５は給水ポンプ、６は給水加熱器、７は復水器
である。
はタンク加熱器等の雑用蒸気を使用する機器、４は給水
タンク、５は給水ポンプ、６は給水加熱器、７は復水器
である。
給水ポンプ５により圧送された給水は給水加熱器６を経
て予熱部１ａに供給され、ここで飽和温度まで加熱され
た後、蒸発部１ｂでさらに加熱されて飽和蒸気となる。
て予熱部１ａに供給され、ここで飽和温度まで加熱され
た後、蒸発部１ｂでさらに加熱されて飽和蒸気となる。
この飽和蒸気の一部は雑用蒸気を使用する機器３に送ら
れ、残りは過熱部１Ｃにおいてさらに高温の過熱蒸気と
なり蒸気タービン２を駆動する。
れ、残りは過熱部１Ｃにおいてさらに高温の過熱蒸気と
なり蒸気タービン２を駆動する。
このような従来の回収装置では消費熱量の大半を排ガス
エコノマイザの蒸発部１ｂで熱回収しているが、近年原
動機の効率向上などに起因して排ガス温度が下がってき
たために、蒸発部１ｂでの排ガスと飽和水・飽和蒸気の
気水温合流体との温度差が確保できず排ガスエコノマイ
ザを装備することが難かしくなるという問題点があった
。
エコノマイザの蒸発部１ｂで熱回収しているが、近年原
動機の効率向上などに起因して排ガス温度が下がってき
たために、蒸発部１ｂでの排ガスと飽和水・飽和蒸気の
気水温合流体との温度差が確保できず排ガスエコノマイ
ザを装備することが難かしくなるという問題点があった
。
この考案は前記従来の問題点を解消すべく創案されたも
ので、その目的は排ガスエコノマイザの蒸発部での熱負
荷をできるだけ少なくして排ガス温度が低い場合にも使
用し得る排ガス熱回収装置を提供することにある。
ので、その目的は排ガスエコノマイザの蒸発部での熱負
荷をできるだけ少なくして排ガス温度が低い場合にも使
用し得る排ガス熱回収装置を提供することにある。
この考案の回収装置は、従来雑用蒸気を使用して加熱し
ていた雑用蒸気を使用する機器の一部、例えば燃料油や
潤滑油の加熱器を排ガスエコノマイザの予熱部により加
熱された飽和水で加熱するようにして、排ガスエコノマ
イザの蒸発部の熱負荷を従来のものより少なくするよう
にしたものである。
ていた雑用蒸気を使用する機器の一部、例えば燃料油や
潤滑油の加熱器を排ガスエコノマイザの予熱部により加
熱された飽和水で加熱するようにして、排ガスエコノマ
イザの蒸発部の熱負荷を従来のものより少なくするよう
にしたものである。
以下この考案を図示する一実施例に基づいて説明する。
なお従来と同一部分の説明は省略する。第２図に示すよ
うに従来の雑用蒸気を使用して加熱していた燃料油や潤
滑油の加熱器３Ａをタンク加熱器等の機器３Ｂと別とし
、従来予熱部１ａから蒸発部１ｂに全量送られていた高
温の飽和水の一部が前記加熱器３Ａに供給されるように
しである。
うに従来の雑用蒸気を使用して加熱していた燃料油や潤
滑油の加熱器３Ａをタンク加熱器等の機器３Ｂと別とし
、従来予熱部１ａから蒸発部１ｂに全量送られていた高
温の飽和水の一部が前記加熱器３Ａに供給されるように
しである。
この加熱器３Ａの供給管には温度調整装置８および圧力
調整装置９が設けられている。
調整装置９が設けられている。
残りの飽和水は従来と同様に蒸発音ｔｒ１ｂで蒸気とな
り、過熱部１Ｃおよび機器３Ｂへ送られる。
り、過熱部１Ｃおよび機器３Ｂへ送られる。
ここにおいて、前記飽和水の圧力は３ ｋｇ／−以上と
するのが適当で゛ある。
するのが適当で゛ある。
次にこの考案の装置と従来例の排ガス熱回収状況を第３
図に示す。
図に示す。
同図においてａは本考案のもの、ｂは従来例のものであ
り、ｅ、 ｆはそれぞれ従来の蒸発部回収熱量、予熱
部間収熱量、Ｅ、 Ｆはそれぞれ本考案の蒸発部回収
熱量、予熱部間収熱量、Ｃは排ガスエコノマイザの装備
限界を示すものである。
り、ｅ、 ｆはそれぞれ従来の蒸発部回収熱量、予熱
部間収熱量、Ｅ、 Ｆはそれぞれ本考案の蒸発部回収
熱量、予熱部間収熱量、Ｃは排ガスエコノマイザの装備
限界を示すものである。
この図から本考案の装置は排ガスエコノマイザ蒸発部で
の回収熱量を従来例よりも少なくすることができるとと
もに排ガスと飽和水、飽和蒸気との気水混合流体との温
度差りを従来の温度差ｄより大きくすることができる。
の回収熱量を従来例よりも少なくすることができるとと
もに排ガスと飽和水、飽和蒸気との気水混合流体との温
度差りを従来の温度差ｄより大きくすることができる。
また、この図から明らかなように従来例のものｂが排ガ
スエコノマイザの装備限界Ｃをはずれてしまう場合に本
考案の回収装置を装備し得る。
スエコノマイザの装備限界Ｃをはずれてしまう場合に本
考案の回収装置を装備し得る。
前述のとおりこの考案によれば従来雑用蒸気を使用して
加熱していた機器の一部を排ガスエコノマイザの予熱部
により加熱された飽和水で加熱するようにしたため、排
ガスエコノマイザの蒸発部での熱負荷を少なくすること
ができ、排ガス温度が低い場合にも装備することができ
、その実用的価値は大である。
加熱していた機器の一部を排ガスエコノマイザの予熱部
により加熱された飽和水で加熱するようにしたため、排
ガスエコノマイザの蒸発部での熱負荷を少なくすること
ができ、排ガス温度が低い場合にも装備することができ
、その実用的価値は大である。
第１図は従来の排ガス熱回収装置の概要を示す系統図、
第２図はこの考案に係る排ガス熱回収装置の概要を示す
系統図、第３図は従来と本考案の装置の熱回収状況を比
較した線図である。 なお、従来と同一部分には同一符号を付して示しである
。 １・・・・・・排ガスエコノマイザ、１ａ・・・・・・
予熱部、１ｂ・・・・・・蒸発部、１Ｃ・・・・・・過
熱部、２・・・・・・蒸気タービン、３・・・・・・雑
用蒸気を使用する機器、３Ａ・・・・・・燃料油や潤滑
油の加熱器、３Ｂ・・・・・・タンク加熱器等の機器、
４・・・・・・給水タンク、５・・・・・・給水ポンプ
、６・・・・・・給水加熱器、７・・・・・・復水器、
８・・・・・・温度調整装置、９・・・・・・圧力調整
装置。
第２図はこの考案に係る排ガス熱回収装置の概要を示す
系統図、第３図は従来と本考案の装置の熱回収状況を比
較した線図である。 なお、従来と同一部分には同一符号を付して示しである
。 １・・・・・・排ガスエコノマイザ、１ａ・・・・・・
予熱部、１ｂ・・・・・・蒸発部、１Ｃ・・・・・・過
熱部、２・・・・・・蒸気タービン、３・・・・・・雑
用蒸気を使用する機器、３Ａ・・・・・・燃料油や潤滑
油の加熱器、３Ｂ・・・・・・タンク加熱器等の機器、
４・・・・・・給水タンク、５・・・・・・給水ポンプ
、６・・・・・・給水加熱器、７・・・・・・復水器、
８・・・・・・温度調整装置、９・・・・・・圧力調整
装置。
Claims (1)
- 原動機から排出される排ガスから熱を回収しターボ発電
機の蒸気タービンを駆動する蒸気および前記蒸気タービ
ン以外に使用する雑用蒸気を発生せしめる排ガスエコノ
マイザを備えた排ガス熱回収装置において、前記雑用蒸
気を使用する機器の一部を排ガスエコノマイザの予熱部
によって高温加熱された飽和水によって代用するように
しであることを特徴とする船舶用原動機の排ガス熱回収
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979122137U JPS5913325Y2 (ja) | 1979-09-04 | 1979-09-04 | 船舶用原動機の排ガス熱回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979122137U JPS5913325Y2 (ja) | 1979-09-04 | 1979-09-04 | 船舶用原動機の排ガス熱回収装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5639842U JPS5639842U (ja) | 1981-04-14 |
| JPS5913325Y2 true JPS5913325Y2 (ja) | 1984-04-20 |
Family
ID=29354232
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979122137U Expired JPS5913325Y2 (ja) | 1979-09-04 | 1979-09-04 | 船舶用原動機の排ガス熱回収装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5913325Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5971005U (ja) * | 1982-10-29 | 1984-05-14 | 三菱重工業株式会社 | タンゼンシヤルフアイアリングボイラ |
| JPH0449713U (ja) * | 1990-08-17 | 1992-04-27 |
-
1979
- 1979-09-04 JP JP1979122137U patent/JPS5913325Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5639842U (ja) | 1981-04-14 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5133298A (en) | Method and arrangement for effecting heat energy recovery from the exhaust gases of a diesel engine | |
| EP2176121B1 (en) | Machinery arrangement of a marine vessel | |
| CN103398385B (zh) | 一种船舶焚烧炉及动力装置的余热回收系统及回收方法 | |
| EP0902168B1 (en) | Method and arrangement for a combi power plant | |
| US3943718A (en) | Steam generation system | |
| JPS5913325Y2 (ja) | 船舶用原動機の排ガス熱回収装置 | |
| US1489501A (en) | House-heating system | |
| CN203880720U (zh) | 一种船舶焚烧炉及动力装置的余热回收系统 | |
| JPH07259548A (ja) | 排気熱利用蒸気駆動アクチュエータシステム | |
| JPS59126006A (ja) | タンク加熱を必要とする船舶の加熱システム | |
| JPH06146815A (ja) | ガスタービン複合発電装置 | |
| JPH0440524B2 (ja) | ||
| JPH0231523Y2 (ja) | ||
| JPS6022185B2 (ja) | 船舶用原動機の排ガス熱回収装置 | |
| JPS60261908A (ja) | 内燃機関の廃熱回収装置 | |
| JP2599095B2 (ja) | 原油分留式コンバインドサイクル発電システム | |
| US2086553A (en) | Apparatus for carrying the peak loads of power plants | |
| JPS6234599B2 (ja) | ||
| JPS6155602B2 (ja) | ||
| JPS6319683Y2 (ja) | ||
| US1619671A (en) | Steam generator for portable plants | |
| Fraas | Control of Mobile Steam Powerplants | |
| JPS6037366B2 (ja) | 排ガスエコノマイザと補助ボイラを備えた排ガス熱回収装置 | |
| JPS6137923Y2 (ja) | ||
| JPH0330561Y2 (ja) |