JPS59132877A - 粉粒発酵飼料製造機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は切断刃をもつ攪拌枠と粉砕を行う粉砕桿を所
要の間隔をおいて回転軸に並列して乾燥室内を回動させ
、更に筒体の外側で筒体を熱すると共に乾燥室内熱風を
送り、投入口から投入した厨芥や牛琢鶏等の内蔵の原料
を攪拌し、その間に殺菌ど乾燥を行ない、更に熱風室と
接している下部筒体の内壁と、粉砕桿の先端に設けであ
る遊嵌リングで粉砕して細粉となし、その原料に発酵飼
料菌の生育しやすい水分と温度に早く調え、発酵飼料菌
を混入して酵素を分泌させ、消化のよい飼料として取出
すようにした粉粒発酵飼料製造機に関するものである。

以下この発明に係る粉粒発酵飼料製造機の一具体例を図
面について説明する。

］は機枠で、この機枠１には乾燥室２を設け、上部の側
面に開閉蓋をもつ原料投入口３と、下部に開閉蓋を有す
る排出口４を設けた金属筒体５を取付けである。この筒
体５の下部には、熱風道６を筒体５に沿って設け、連絡
ロアを介して熱風室８に通じ乾燥室２と連絡させる。

前記、熱風室８は、筒体５の下部から第２図に示すよう
に筒体５を熱するため筒体５に沿って上部へと形成して
あって、熱風道６の両端からバーす９で送った熱風で筒
体５の外側から熱すると共に、この室内８を通り速熱風
口１０を介して乾燥室２え熱風を導くようになっている
。筒体５の上部中央には排気筒１１を設けこれにより湿
気をおびた熱風を排除させる。

また、乾燥室２内には筒体５に沿った中心から、熱風室
８寄りの下部方向に偏心して回転軸１２を横架し、その
一端を筒体５の外側で駆動モータ１３を介して駆動する
ようにしである。この回転軸１２には間隔をおいて順次
角度を変えて、切断刃１４を設けた攪拌枠１５と、これ
と反対側に粉砕環１７を取付け、この粉砕環１７の先端
には粉砕を行う複数個の遊嵌リング１６を取付けである
なお図中１９は換気扇１８を内装した冷却筒、２０は排
出口４に対置して機枠１に設けたコンベヤである。

この発明は、前記の構成からなり、筒体５の側部に設け
た投入口３から乾燥室２内に飼料となる原料たとえば厨
芥や牛豚鶏等の内蔵を投入する。

また一方、筒体５の下部の両端に設けたバーナ９がら熱
風を筒体５の下部に設けた熱風道６と熱風室８を経て乾
燥室２内に送ると共に、この熱風道６と熱風室８に接し
た筒体５の外側を熱し、投入された原料を殺ｉし乾燥す
る。この熱風は、乾燥室２内に横架した回転軸１２に設
けた攪拌枠１５の掬い上げた原料に触れ、筒体５の中央
上部に設けた排気筒１１に吸込まれて放出される。

又この殺菌と乾燥中に、回転軸１２に取付けた切断刃１
４をもつ攪拌枠１５によって攪拌しながら切断し、更に
粉砕環１７の先端に設けた遊嵌リング１６は、回転軸１
２が筒体５に沿った中心から偏心して横架しであるため
、筒体５の内壁に密に接して、切断され、殺菌、乾燥さ
れた原料を細かく粉砕する。

なお殺菌、乾燥された原料は６０〜７０″Ｃ近くになる
ため、酵素を分泌する発酵飼料菌の初発発酵温度３０〜
４０“Ｃまで早く換気扇１８で冷却して発酵飼料菌を混
入し、発酵飼料の製造時間を短縮して排出口４から取出
しコンベヤ２０で飼料置場へ搬送するものである。

以上のようにして原料を投入した後、殺菌乾燥して細粉
の飼料を造るものであって、この製造機は乾燥室２をも
つ筒体５の外側を熱すると共に熱風を乾燥室内に送り、
乾燥室内で切断刃１４と遊嵌リング１６が粉砕し、かつ
細粉とするものであり、しかも乾燥室内の回転軸１２が
第２図に示すように筒体５に沿った中心から熱風室８寄
りの下部方向に偏心して横架しであるため、遊嵌リング
１６は筒体５の内側に圧摺動して斑なく原料を細粉する
ことができる。乾燥室内に原料を入れて回転軸を回転さ
せると、その原料は筒体５の円中心から熱風室８寄りの
下部方向に片寄る。したがって、筒体５の円中心に回転
軸１２を横架して回転させたときよりも、原料の細粉効
率がよくなる。

更に飼料となる原料たとえば厨芥や牛豚鶏等の内蔵には
腐敗菌が生息し、水分も多量に含まれている。ま−た畜
産の経営上、飼料を造るのに長い時間をかけらねない。

したがって乾燥室内の原料は６０＝７０ｆｉの高温で殺
菌乾燥され細粉されるが、このままでは飼料として適さ
ない。それらを可消化前にしてゆくため発酵飼料菌を混
入し、その菌から分泌する酵素たとえば脂肪分解酵素、
でんぷん分解酵素、たんばく分解酵素、セルローズ分解
酵素で予備消花をさせるのである。そこで前記乾燥室内
の高温原料を発酵飼料菌の初発発酵温度３０〜４０℃ま
で冷却筒１９で早く冷却してその菌を混入すれば、それ
だけ飼料造りの時間が短縮し労働費が安くなって労働報
酬が増、える。

したがって本発明は従来のような原料の粉砕、細粉の斑
がなくなり、しかも酵素が混入された良質の飼料を早く
造ることができ、更に酵素の分解作用で甘ずっばい芳香
を放つ飼料になり、家畜は喜んで食べる等多くの効果を
奏する。

【図面の簡単な説明】 図面はこの発明に係る粉粒発酵飼料製造機の一実施例を
示すもので、第１図は縦断面図、第２図は第１図Ａ−Ａ
′線の断面図である。 １は機枠、２は乾燥室、３は投入口、４は排出口、５は
金属筒体、６は熱風道、７は連絡口、８は熱風室、９は
バーナ、１０は速熱風口、１１は排気筒、１２は回転軸
、１３は駆動モータ、１４は切断刃、１５は攪拌枠、１
６は遊嵌リング、１７は粉砕桿、１８は換気扇、１９は
冷却筒、２０はコンベヤ。 特許出願人　株式会社　ウオタマン 代表取締役　宮野良秋

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 間隔をおき、捻子状に取付けた切断刃をもつ攪拌枠と、
   この攪拌枠と反対側に先端に複数個の遊嵌リングを設け
   、この遊嵌リングを内壁と接するようにした粉砕桿を配
   した回転軸を筒体の円中心をはずれた位置に横架し、更
   に前記内蔵した筒体を有し、この筒体には上部に蓋を備
   ′えた投入口と、下部に蓋を備えた排出口を設け、更に
   筒体下部の両端にバーナを配して筒体の外側を熱する熱
   風道と熱風室を筒体に沿設し、この熱風室には下部に熱
   風道との連絡口と、上部に筒体内への速熱風口を複数個
   設けると共に、この筒体のに部中央に排気筒と、この排
   気筒を隔てて複数個の冷却筒を設けた粉粒発酵飼料製造
   機。