JPS59131876A - 補修塗装用乾燥装置 - Google Patents

補修塗装用乾燥装置

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JPS59131876A
JPS59131876A JP681683A JP681683A JPS59131876A JP S59131876 A JPS59131876 A JP S59131876A JP 681683 A JP681683 A JP 681683A JP 681683 A JP681683 A JP 681683A JP S59131876 A JPS59131876 A JP S59131876A
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JP
Japan
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infrared
panel
heater
far
heaters
Prior art date
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Pending
Application number
JP681683A
Other languages
English (en)
Inventor
綿石 国彦
忠 鈴木
甲斐 俊夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP681683A priority Critical patent/JPS59131876A/ja
Publication of JPS59131876A publication Critical patent/JPS59131876A/ja
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  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動車などの補1じ塗装用に使用する簡易移動
型赤外線乾燥装置に関するものである。
自動車工業等の製造業で使用される乾燥装置には熱風を
加熱媒体としたブタン炉等の熱風乾燥装置や赤外線など
の電磁波の放射エネルギーを利用する赤外線乾燥装置等
の各棟のものがある。
これらの乾燥装置のうち、電気を利用する赤外線乾燥装
置は構造が簡単であり小型化できること、加熱熱量のi
1M#が容易であること、集中的にJJO熱できること
等の特許を有する。このため赤外線乾燥装置は薄層状物
質の乾燥に適しており、自動車の車体外板に焼付顔装を
行う際に多く使用する。また小型で簡易移動型のものは
例えば自動車車体のドアなどの部分的紬16塗装用に使
用するのに便利である。
上記補修塗装の目的に使用する従来の赤外線乾燥装置は
基本的には同−柚類の赤外線ランプ(通常375Wまた
は250W規格球)をパネルボックスとに個数個並設し
、全体を同時または2ないし6ブロツクに分けて点灯で
さるものとし、該パネルボックスを支柱によって台車に
取り付けた構造を有し、これ以外のものは特に見当らな
い。この方式の装置は赤外線乾燥装置の特許を有するも
のの以下のような問題点を有している。すなわち、 (1)補修塗装の際、焼付塗装部分の形状に合わせて赤
外標ランプを点灼することができないため、焼付を行わ
ない部分まで加熱するどとになり、エネルギー的損失が
大きい。
(24(1)の理由による不必要部位の焼さ過ぎにより
、塗装膜の変色、ゴム部分の劣化、樹脂部品の劣化およ
び変形等が生ずる。
(3)  単一性状の赤外柵ランプを配設しているため
、焼付向が均一に加熱さ71.ることになり焼付面を最
適な温度分布で加熱することができない0 (4) 前記(3)および(1)の理由により、例えば
極く小さく且つ狭い幅を有するリング状部分を強く加熱
し、その内側の円形部分を弱く加熱したい(または加熱
したくない)場合においても、形状や温度分布を考慮し
た細かなm御を行うことができない。
本発明の補修塗装用乾燥装置は上記従来技術の問題点を
解決するためのものであり、その目的とするところは、 (イ) 極めて大きな省エネルギー効果を有し、か(ロ
)  補修崖装面の品質を向上させるとともVこ、(ハ
)被塗装物の品質の劣化を防止する等の従来装fit 
K *る特赦を有17、更に従来装置の特赦である、 (=1  低い設備輩、 (ホ) 低い操業費 を併せ持ったところの乾燥装置を提供することにある。
すなわち、本発明の補修塗装用乾燥装置は、赤外線ラン
プヒータと、遠赤外相パネルヒータおよび遠赤外線棒状
ヒータのうちの少なくとも1柚類を交互且つ等間隔に配
設したパネルボックスと、該ヒータ類の各々に独立して
設けられた点灯用スイッチ等を収納したコントロールボ
ックスと、パネルボックスを支持し、コントロールボッ
クスを載mした台車よりなることを特徴とする。
以下に本発明の乾燥装置の原理および構成について説明
する。
赤外線とは可視光線より波長が長く、マイクロ波より波
長が短い、すなわち波長0.8μないし11趙ぐらいの
範囲の電磁波をいう。更に詳細には、波長約2.5μ以
下の近赤外線、2.5ないし25μぐらいのく普通)赤
外線、約25μ以上の遠赤外線に分けることができる。
通常の物質は赤外線の領域に特徴的tI吸収を有し、赤
外線は物質に吸収されると熱エネルギーに変化し加熱効
果が大きいため別名熱線ともいう。一般に塗装面は形状
も異なり、また含よれる物質や各物質の混合比率の相違
によって吸収スペクトルの形状も異なるので赤外線加熱
源としては塗装向に対応した形状を任意に選択可能であ
り、且つ全波長領域の電磁波を放出し、各波長において
強度を制御できるものが理想的である。このような単一
の加熱源を得ることは現状では不可能であるが、本発明
の装置は基本的にこれらの要素を総て有するものである
その第1の特徴は赤外線ヒータと遠赤外線ヒータを組み
合わせて用いることにある。
電磁波のエネルギーは波長が短かくなる程大きくなるた
め赤外線の中で時に近赤外線を用いれば大きな加熱効果
か得られる。市販の赤外線ヒータは球状、管状などのも
のがあるが通常は球状すなわちランプ形状であり、基本
的構造は照明用のタングステンランプとほぼ等しい。従
って放出する電磁波は近赤外領域を主としてほぼ可視領
域から(普通)赤外領域であも。これに対して遠赤外線
は電流で加熱した白金リボンや石英水銀燈などから放出
され、市販の遠赤外線ヒータにはパネル状、棒状などの
柚々の形のものがあり、放出する電磁波はほぼ(d通)
赤外領域から遠赤外領域である。これら2棟類のヒータ
は物理的にも、また実際の使用上からもそれぞれ異なっ
た特徴を有する。
表にこれらの特赦の比較を示す。
赤外線ヒータと遠赤外線ヒータの待漱比較注1)判定は
使用する際好ましい特徴を○、好ましくない特徴を×と
して表わす。
注2)遠赤外線ヒータはパネル状または棒状である。
以下l/c表に基づいて簡単に説明する。
赤外線ランプヒータの長所としては、第1にランプ自体
の熱容量が小さいため、応答性が良く点灯用スイッチを
入れた後すぐ使用できること、第2に放射エネルギーが
大さいため、加熱物の昇温か早いこと、第5に価格が安
いこと、第4に可視領域の波長の光も放出するため照明
としても利用できるので塗装向の状態を観察しながら加
熱できることを挙げることができる。
反対に短所としては、第1にランプヒータの寿命が短か
いため取り替えの手間がかかること、第2に経時特性が
悪く常に等しい加熱状態を保つことが困鑓であること、
第5に可視光を放出するため、その分熱エネルギーの効
率としては悪いこと、第4にガラス性のランプヒータで
あるため割れ易く危険であること、第5に照射向が円形
スポット状に加熱され温度差が大きくなるので、均一に
加熱するためには照射面よりランプヒータを離し気味で
使用することとなりエネルギー損失が大きくなること、
第6に加熱物の色調の相違によって近赤外部分において
は吸1■効率の差が大きいこと等を挙げることができる
遠赤外線ヒータは赤外線ランプヒータとまったく逆の特
性を持っている。例えば中空ガラス球ではないため安全
性が高く、パネル状、棒状など植々の形状や大きさに加
工可能であり、広い範囲を均一に加熱することができる
ため加熱面の精密な温度管理が可能であり、また遠赤外
領域の吸収は色調の相違による影響をあまり受けない。
したがって上記2種類のヒータを組み合わせて使用すれ
ば互いの長所を生かし、全体として優れた性能を有する
乾燥装置を製作することができる。
本発明の第2の特徴は赤外線ランプヒータと遠赤外線パ
ネルヒータおよび遠赤外線棒状ヒータのうちの少なくと
も1種類をパネルボックス上に交互且つ等間隔に配設し
たことである。
また第3の特徴は上記2種のヒータの1つ1つに独立し
た点灯用スイッチを設け、これらをコントロールボック
スm曲にパネル上のヒータの配置と対応して配設し、1
楓のグラフィックパネルとしたことである。
このような第1、第2および第6の特数を有することに
より、本発明の赤外線乾燥装置においては加熱する部分
の形状、大きさ、安求渦度条件等により点灯すべき2櫨
類のヒータの組み合わせ、個数、分布を選択できる。ま
た広4@囲の塗装面の加熱例えばブロック補修部分の加
熱には%ブロック、%ブロック、全体点灯等を必要に応
じて選択できる。またどちらか一方の赤外線ヒータのみ
の一部または全部の点灯も勿論可能である。これらのヒ
ータの点灯のセット、リセットはコントロールボックス
盤面のグラフィックパネル状セットボタンにより行い、
加熱時間もタイマーにより設定できる。
本発明の補修塗装用乾燥装置において、赤外線ランプヒ
ータ、遠赤外線パネルまたは棒状ヒータ、パネルボック
ス、コントロールボックス等の電気計装、支柱、台車な
どは市販品または通常の材料を用いて製作できる。形状
や大きさ、加熱能力なども目的に応じて選択可能である
以下に本発明の補修塗装用乾燥装置の一実施例を図面に
基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例の斜視図を表わす。
5117フルミパネルボツクス1の前向に赤外線ランプ
ヒータ(東芝株式会社製、575W、径12−5品)2
および遠赤外線パネルヒータ(商品名インフラレックス
IL−M 、旭硝子株式会社製750W、i嬶×40の
、)3を各々複数個縦列、横列に等間隔に取り付けた。
パネルボックス1内にはランプヒータ2用のソケットを
埋設してあり、そのソケットに連接したランプヒータ2
はパネルボックス1のパネル向より若干平削に突き出て
いる。遠赤外パネルヒータ3はほぼパネル平面上に取り
付けた。このパネルボックス1を支柱4によりキャスタ
5を4個有する台車6に、に支持し固定した。更にこの
台車6上にはコントロールボックス7を設置固定し、ケ
ーブル8によりパネルボックス1内のコネクタ、ソケッ
ト類と電気的に接続した。・−のコントロールボックス
7の1向にはまた赤外線ヒータ類のグラフィックパネル
状に配設した点Kl用スイッチおよび加熱時間制御用の
タイマーを設けた。
以下本装置の具体的使用方法について説明する。
まず乾燥装置を例えは自動車車体外板塗装面の補修塗装
部位の加熱乾燥すべき近傍に移動し、ヒータ面と塗装向
の間に適当な間隔を取うて固定する。次に加熱部分の形
状、大きさによって点灯すべきヒータの組み合わせを選
択する。例えば、円形のリング状で中央部を低温、周辺
部を高温にしたい場合は■のような組み合わせ(5灯)
、逆に中央部を高温、周辺部を低温にしたい場合は■の
ような組み合わせ(5灯)とする。更に■の1を目<被
塗装物の形状に沿って必要部位のみの点灯、jJO熱も
可能である。■はドアフレームの加熱の例を示す。
第2図および第3図は本発明の他の実施例のパネル部分
の斜視図である。
第2図は第1図の遠赤外線パネルヒータの替わりに反射
板9を有する遠赤外?IM俸状ヒータ′   (坂口電
熱株式会社製、1000’W、 44.5cp、 X 
1aInφ)10を用いた例であり、第6図は赤外線ラ
ンプヒータ2、遠赤外線パネルヒータ6および遠赤外線
棒状ヒータ10の総てを使用した例である。
第2図の■、は加熱部分が縦縞状の中央部を低温、周辺
部を高l晶にしたい場合(5灯)の点灯例、■はその逆
の場合(4灯)である。また■は第1図のInの如くド
アフレームの加熱の例である。
第5図の■は加熱部分の四隅のみを高温に、他を低温に
加熱したい場合(7灯)、■はドアフレームの加熱の例
である。
本発明の補修装機用乾燥装置は土建のような構成および
使用方法によるものであるため、以下に述べるような効
果を奏するものである。
(11消費電力削減、〃外線ランプヒータの消耗量低下
等の省エネルギー、操業費低減効果を有する。
(II)  不必要な個所を加熱しないため、塗装膜の
変色防止、ゴム部品の熱劣化防止、樹脂部品の熱劣化、
熱斐形防止効果等を有し、完成車の品質を大きく向上さ
せる。
(11リ  加熱部分の温度分布の制御がM(能となり
、作業精度の向上に大きく寄与する。
OV)  従来の赤外線乾燥装置の長所に新たな特畝を
加え、1台で幾通りもの使い方ができ、且つ取り扱いも
容易な万能型の補修塗装用乾燥装置であるため作業効率
を大きく向上させつ。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の補修塗装用乾燥装置の一実施例を示す
斜視図、 第2図および第5図は他の実施例のパネル部分を示す斜
視図である。 図中、 1・・・パネルボックス   2・・・赤外線ランプヒ
ータ3・・・遠赤外線パネルヒータ 4・・・支柱5・
・・キャスタ    6・・・台車7・・・コントロー
ルボックス 8・・・ケーブル9・・・反射板    
  10・・・遠赤外瀕悼状ヒータIないし〜4ト・・
点灯区域 特許出願人   トヨタ自動車株式会社(はか1名λ 、t1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 赤外線ランプヒータと、遠赤外線パネルヒータおよび遠
    赤外線棒状ヒータのうちの少なくとも1棺類を交互且つ
    等間隔に配設したパネルボックスと、該ヒータ類の各々
    に独立して設けられた点灯用スイッチ等を収納したコン
    )o−ルボックスと、パネルボックスを支持しコントロ
    ールボックスを載置した台車よりなることi*敵とする
    補修塗装用乾燥装置。
JP681683A 1983-01-19 1983-01-19 補修塗装用乾燥装置 Pending JPS59131876A (ja)

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JP681683A JPS59131876A (ja) 1983-01-19 1983-01-19 補修塗装用乾燥装置

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JP681683A JPS59131876A (ja) 1983-01-19 1983-01-19 補修塗装用乾燥装置

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JPS59131876A true JPS59131876A (ja) 1984-07-28

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ID=11648723

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JP681683A Pending JPS59131876A (ja) 1983-01-19 1983-01-19 補修塗装用乾燥装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63126575A (ja) * 1986-09-08 1988-05-30 ビ−ジ−ケイ フィニシング システムズ,インコ−ポレイティド 自動車のコーティングの処理方法及び装置
JPS6383592U (ja) * 1986-11-19 1988-06-01

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