JPS59131134A - 溶融塩の圧力測定装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 する装置に関するものである。

溶融塩は，高温での伝熱特性が非常にすぐれているので
，高温物体からの熱回収の熱媒として使用されている。

溶融塩で熱回収を行う場合。

高温物体と熱回収用熱交換器との間で溶融塩を流送させ
る訳であるが，流量測定などの目的で。

この流送管内の圧力を計測する必要がある。

ところが、管内の溶融塩の圧力を測定しようとする場合
には，従来法の様な理由によりそれは困難であった。

（１）　　溶融塩の使用温度は２００度ないし５５０度
以上と高温であり，圧力センサの耐熱性が問題である。

（２）溶融塩の凝固点は約１４０度と低く，圧力導管中
．あるいは、圧力計内で凝固してしまう場合もある。

本発明は，溶融塩を流送する管内の圧力を測定する装置
であって，管壁に連通されるガス供給管と，同ガス供給
管を介してガスを管内に供給する手段と，上記ガス供給
管内の圧力を計測する圧力計とからなるものであるから
，特段の不具合なしに管内を流れる溶融塩の圧力を測定
できる。

既に述べたように，溶融塩を流送する管内の圧力を測定
する場合には，高温での耐熱性の問題，及び、低温での
凝固の問題がある。

しかし９本発明の装置は、溶融塩を流送する管の管壁に
カス供給管を連通し、カスを管内に吹き込むようにした
。このカスの吹き込み速度か小さければ、管内の圧力と
吹き込み圧力とはほぼ等しい訳で、その吹き込み圧力を
圧力計で測定するようにした。従って、溶融塩がカス供
給管内に入り込むことがなく凝固の問題から解放される
。一方、圧力計は常温の状態に保持することが可能とな
り、ブルドン管式、マノメータ、タイヤフラム弐など公
知の圧力計を使用できるようになる。

以下２本発明を図面に示す一実施例の装置について説明
する。

図において、１が溶融塩２を水平に流送する管であって
、管１の上面壁にカス供給管３が連通されている。ガス
供給管３は、流量計４．バルブ５を介してポンプ６に接
続されていて、空気が所定の流量で管１内に吐出される
ように調整されている。

７は、ガス供給管３内の圧力を＃］る圧力計である。

さて、ポンプ６を駆動し、カス供給管３より管１内に空
気を吐出しつつ、圧力計７によりガス供給管３内の圧力
を測れば溶融塩の圧力（静圧）が測定されることになる
か、以下、その点について多少説明する。

カス供給管３の出口における全圧ｐＨよ。

ＰＬ−Ｐｓ＋Ｚｒ＋■２γ／２ｇ として表わされる。ここで Ｐｓ：ガス静圧　　　　（Ｊ／ｒｎ”）Ｚ：ガスのヘッ
ド　　（ｍ） γ：カスの比重量　　（ｋｐｍ”　） Ｖ：ガス流速　　　　（ｍ／ｓ） ｇ：重力加速度　　　（ｍ／ｓ”） この全圧Ｐ１と、管１内を流送される溶融塩２の静圧Ｐ
ｍｓとが釣り合っているので。

Ｐｍｓ　＝　Ｐｓ　＋　Ｚγ＋　Ｖ２ｙ／２ｇとなる。

ガスヘットＺは小さく取れるので、　Ｚｒは無視できる
。

カスとして空気を使用しているので、γ＝１２ｋｇ／ｍ
”　ｌまた。　Ｖ−０，５ｍ／ｓとすればｖ２γ／２ｇ
　−００１５（ｋｆ！７′ｍつとなり、一般的な溶融塩
の静圧１．５　Ｘ　１０’　ｋｇ／＋ｎ’以上に比して
十分小さく、Ｐｍ５＝Ｐｓとみなすことができる。

従って、ガス供給管３より管１内に吐出されるガス（空
気）の静圧Ｐｓのみを測定すれば溶融塩２の圧力が求め
られる訳で、圧力計７により静圧Ｐｓが測定されている
。

□　このように９本実施例の装置によれば、管１内を流
れる溶融塩の圧力を求めることができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示す装置の図である。 ｌ：管、２：溶融塩、３：ガス供給管、６：ポンプ、７
：圧力計

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 溶融塩を流送する管内の圧力を測定する装置であって、
   管壁に連通されるガス供給管と、同ガス供給管を介して
   ガスを管内に供給する手段と、上記ガス供給管内の圧力
   を計測する圧力計とからなることを特徴とする溶融塩の
   圧力測定装置。