JPS5912949B2 - トコウシスイブンリツセイギヨソウチ - Google Patents

トコウシスイブンリツセイギヨソウチ

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Publication number
JPS5912949B2
JPS5912949B2 JP14211875A JP14211875A JPS5912949B2 JP S5912949 B2 JPS5912949 B2 JP S5912949B2 JP 14211875 A JP14211875 A JP 14211875A JP 14211875 A JP14211875 A JP 14211875A JP S5912949 B2 JPS5912949 B2 JP S5912949B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot air
moisture content
coated paper
flow rate
paper
Prior art date
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Expired
Application number
JP14211875A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5265352A (en
Inventor
真人 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Hokushin Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Hokushin Electric Corp filed Critical Yokogawa Hokushin Electric Corp
Priority to JP14211875A priority Critical patent/JPS5912949B2/ja
Publication of JPS5265352A publication Critical patent/JPS5265352A/ja
Publication of JPS5912949B2 publication Critical patent/JPS5912949B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、塗工紙の水分率を制御する塗工紙水分率制御
装置に関するものであり、更に詳しくは水分率を応答性
よ(制御することのできる塗工紙水分率制御装置に関す
る。
一般に、塗工紙の製造は、抄紙機で抄かれた原紙にカラ
ーで塗液を吸き付け、次に、この塗液の一部をブレード
でかき落とし所定の塗工量にした後、熱風ドライヤで一
定の水分率に乾燥することによって行なわれる。
この塗工紙の水分率の制御は、従来から主に、熱交換器
に与える熱風温度を変えることによって行なわれてきた
しかしながら、この種の装置に用いられる熱交換器の時
定数は5〜10分もあり、このため、従来装置において
は、細かい水分率の制御を行なうことができなかった。
ところで、塗工紙の水分率の制御は前記熱交換器で与え
られた熱風を、ドライヤから塗工紙に吹きつけて行って
いる。
この吹きつげる風量を変えることによっても、水分率制
御を行えるであろうことは容易に想像かつ匂風量を変化
させるには配管中のダンパ開度を変えるだけでよいので
、応答性も良好である。
このような事情にも抱らず、風量制御が行われなかった
のは、第1に制御範囲が狭いこと、第2に頻繁に風量を
変えると塗工紙表面が例えば砂丘の風紋のように波打っ
てむらができることを慮れていたからである。
出原人は、そこで実際に風量を変化させて塗工紙表面に
吹きつげる実験を行ってみた。
その結果、塗工紙表面とドライヤとの間の距離をある値
以上にとれば塗工紙表面のむらは問題にならないことが
わかった。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであって、ゆ
っくりした変動を伴う長周期の比較的大ぎな外乱に対し
ては従来どおり熱風温度を制御する方法で水分率制御を
行い、変動速度の速い中、短周期の小さな外乱に対して
は熱風の風量を制御して水分率を制御するようにして水
分率を応答性よく制御することができる塗工紙水分率制
御装置を実現したものである。
以下図面によって本発明を説明する。
図は本発明装置の一実施例を示す構成説明図である。
図において、1は塗工前の原紙、2はパツキングロール
、3はパツキングロール2に沿った原紙1に塗液な吹き
付けるコータ、4は原紙1についた塗液が所定の量にな
るようにかき落とすグレード、5は原紙1を塗工するこ
とによって得られた塗工紙、6〜13は塗工された原紙
1を案内するためのロール、14は熱風ドライヤである
20は蒸気が送られてくる管路、21は管路20に設け
られたバルブ、22は管路20によって導びかれた蒸気
を受ける熱交換器、23は熱交換器22で得られた熱風
が通る管路、24は熱風を熱風ドライヤ14に送るため
管路23の一部に配置されたブロア、25は熱風流量を
調節するため管路23に配置されたダンパである。
26は塗工紙5の水分率を測定する水分率測定部、27
は測定した塗工紙5の水分率の値と測定値との差に対応
した信号(以下偏差と記す)を出力する比較部、28は
バルブ21の開度を増減して熱風温度を変化させる熱風
温度制御部、29はダンパ25の開度を増減して熱風流
量を変化させる熱風流量制御部、30,31はそれぞれ
ダンパ25の開度を入力とする上限比較器、下限比較器
である。
熱風流量制御部29は、比較部27から出力される偏差
を受け、この偏差が零になるようにダンパ25の開度を
増減することになる。
上限比較器30はダンパ25の開度が=定開度α以上で
ある場合にその旨の信号(以下単に信号と記す)を出力
するようになっており、また、下限比較器31はダンパ
25の開度が一定開度β以下(β〈α)である場合にそ
の旨の信号(以下単に信号と記す)を出力するようにな
っている。
熱風温度制御部28は、この上限比較器30あるいは下
限比較器31かも上記信号を受けている場合に、バルブ
21の開度を一定時間間隔(たとえば10分毎)で増加
あるいは減少させるように構成されており、また、上限
比較器30や下限比較器31かも上記信号が出力されて
いない場合は、バルブ21の開度をそのまま保持するよ
うに構成されている。
なお、管路23で導びかれた熱風は、熱風ドライヤ15
を通った後、塗工紙5の塗工面にあたるようになってい
る。
このように構成された本発明装置の動作を次に述べる。
まず、コータ3によって塗液を吹き付けられた原紙1は
、ブレード4を通過する際、塗液の一部がかき落とされ
一様の塗工量のものとなる。
この塗工紙5は、ロール6〜10に案内されて熱風ドラ
イヤ15に送られ乾燥された後、ロール10〜13等に
よって次の工程に送られる。
塗工紙5の水分率は水分率測定部26によって検出され
、比較部27からその偏差が出力される。
この偏差を受けた熱風流量制御部29は、偏差が零とな
るようにダンパ25の開度を変えることによって熱風流
量を調節し、塗工紙5の水分率を一定に保とうとする。
□通常の場合、熱風ドライヤ14の負荷変動はその周期
が小さく振幅も小さいので、応答特性の良好な熱風流量
だけを変えることにより、水分率を一定に保つことがで
きる。
この定常時におけるダンパ25の開度はβとαとの間の
一定範囲にあるので、この場合には、上限比較器30や
下限比較器31かも信号は出力されない。
次に、熱負荷を増加(あるいは減少)させるような比較
的大きな外乱が入った場合を考える。
この場合は、塗工紙5の水分率が大幅に増加(あるいは
減少)シ、ダンパ25の開度調節だけではとても偏差を
なくすことができず、ダンパ25の開度は上記一定範囲
から外れα以上(あるいはβ以下)となる。
このため、上限比較器30(あるいは下限比較器31)
から信号が出力され、この信号を受けた熱風温度制御部
28がバルブ21の開度を階段状に増加(あるいは減少
)させる。
この動作は上限比較器30(あるいは下限比較器31)
から信号が出力されている限り続(、シたがって、この
熱風温度制御部28の働きによって、熱風温度が増加(
あるいは減少)シ、塗工紙5の水分率が減少(あるいは
増加)する。
すなわち、偏差が減少する。
このため、ダンパ25の開度は減少(あるいは増加)し
てαより小さく(あるいはβより大きく)なり、上限比
較器30(あるいは下限比較器31)から信号が出力さ
れなくなる。
したがって、ダンパ25の開度が上記一定範囲内に戻り
、以後、熱風流量制御装置29だけによる水分率制御が
行なわれることになる。
ここで、ダンパ25開度の変化し得る移動範囲は、熱風
風速増大による塗工紙5のフラッタリングや、熱風流量
減少に伴う紙幅方向の乾燥むら等が許容されるものとな
るような範囲に役定され、またα、βはこの移動範囲内
に選ばれる。
なお、上記実施例においては、ダンパ25開度が一定範
囲にあるかどうかによって上限比較器30や下限比較器
31かも信号が出力されるようなものを示したが、基本
的には、熱風流量が一定範囲にあるかどうかによって上
限比較器30や下限比較器31から信号が出力されるよ
うに構成スればよい。
以上詳細に説明したように、本発明によればゆっくりし
た変動を伴う長周期の比較的大きな外乱に対しては熱風
温度制御部で熱風温度を制御することにより水分率制御
を行い、変動変度の速い中、短周期の小さな外乱に対し
ては熱風流量制御部で熱風流量を制御して水分率制御を
行うようにして水分率制御を応答性よく制御することが
できる塗工紙水分率制御装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
図は、本考案の一実施例を示す構成説明図である。 1・・・・・・原紙、2・・・・・・パツキングロール
、3・・・・・・コータ、4・・・・・・ブレード、5
・・・・・・塗工紙、6〜13・・・・・・ロール、1
4・・・・・・ドライヤ、20・・・・・・管路、21
・・・・・・バルブ、22・・・・・・熱交換器、23
・・・・・・管路、24・・・・・・ブロア、25・・
・・・・ダンパ、26・・・・・・水分率測定部、27
・・・・・・比較部、28・・回熱風温度制御部、29
・・・・・・熱風流量制御部、30・・・・・・上限比
較器、31・・・・・・下限比較器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 抄紙機で抄かれた原紙に塗液な吹きつげた後、熱風
    ドライヤで一定の水分率になるように乾燥させる塗工紙
    水分率制御装置において、熱風ドライヤ通過後の紙の水
    分率を検出し検出した水分率が一定になるように熱風ド
    ライヤへ入る熱風流量を制御する熱風流量制御部と、水
    分率の変化率がある一定の許容差を越えたことを熱風流
    量制御部のダンパ開度から検出して前記熱風の温度を制
    御する熱風温度制御部とを具備したことを特徴とする塗
    工紙水分率制御装置。
JP14211875A 1975-11-27 1975-11-27 トコウシスイブンリツセイギヨソウチ Expired JPS5912949B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14211875A JPS5912949B2 (ja) 1975-11-27 1975-11-27 トコウシスイブンリツセイギヨソウチ

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JP14211875A JPS5912949B2 (ja) 1975-11-27 1975-11-27 トコウシスイブンリツセイギヨソウチ

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Publication Number Publication Date
JPS5265352A JPS5265352A (en) 1977-05-30
JPS5912949B2 true JPS5912949B2 (ja) 1984-03-27

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ID=15307814

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JP14211875A Expired JPS5912949B2 (ja) 1975-11-27 1975-11-27 トコウシスイブンリツセイギヨソウチ

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JPS5936867U (ja) * 1982-08-31 1984-03-08 横河電機株式会社 水分率制御装置
JP2021113645A (ja) * 2020-01-20 2021-08-05 株式会社テイエルブイ 熱回収システム

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