JPS5912855B2 - 燃料噴射装置用吸気流量検出器 - Google Patents

燃料噴射装置用吸気流量検出器

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JPS5912855B2
JPS5912855B2 JP54028497A JP2849779A JPS5912855B2 JP S5912855 B2 JPS5912855 B2 JP S5912855B2 JP 54028497 A JP54028497 A JP 54028497A JP 2849779 A JP2849779 A JP 2849779A JP S5912855 B2 JPS5912855 B2 JP S5912855B2
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JP
Japan
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flow rate
throttle valve
intake flow
fully open
voltage
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JP54028497A
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JPS5514987A (en
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克巳 秋山
忠男 諏訪
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Nippon Denshi Kiki Co Ltd
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Nippon Denshi Kiki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、燃料噴射方式の内燃機関に用いられる吸気流
量検出器に関し、特に内燃機関の吸気管中に配置された
吸気流量測定用堰止板を有する吸気流量検出器に関する
車両搭載の内燃機関のスロットル弁の全閉又は全開状態
を表わすスロットル弁全閉又は全開信号5 は、燃料供
給量制御、排気還流装置における切換制御、自動変速機
のキック・ダウン制御等におけるパラメータとして用い
られることは良く知られている。
従来、かかる信号を得るために、スロットル弁に応動す
る機械的スイッチを用いて来たの10であるが、このよ
うな機械的スロットル弁スイッチの取付調整作業は必ず
しも容易ではなく、他面コスト高の原因ともなつていた
。一方、燃料噴射方式の内燃機関に必要な吸気流量検出
器として吸気管内に堰止板を配置してこの15堰止板の
角度位置により吸気流量を検知する装置が近年開発され
た。
特開昭47−9354はかかる吸気流量検知装置を開示
している。上記したような燃料噴射方式の内燃機関にお
いても燃料噴射匍脚のみならず燃料供給制御、排気20
還流制御等のパラメータとしてスロットル弁全開及び全
閉信号は必要であり、上記した問題点のあるスロットル
弁スイッチが用いられて来た。
そこで、本発明は、かかるスロットル弁スイッチを不要
にすべく堰止板型吸気流量検出器を活用25してスロッ
トル弁スイッチの機能を備えたスロットル弁全開信号発
生回路を提供することを目的とする。以下、本発明を図
面を参照して詳細に説明する。
第1図は、従来のスロットル弁スイッチを備え30た燃
料噴射方式内燃機関の吸気系の概略を示しており、吸気
管1にはスロットル弁2が配設されてスロットル弁に応
動する可動接点3、全閉位置接点4及び全開位置接点5
がスロットル弁スイッチ6を構成している。可動接点3
はスロットル弁235が全閉位置にあるとき接点4と接
触し、スロットル弁2が全開位置にあるとき接点5と接
触するように調整されている。スロットル弁2の上流に
は吸気流量測定用堰止板7が配設されている。堰止板7
は矢印Aの方向の吸気流により回動する。よつて、堰止
板7の角度位置は、吸気流量により変動し、この変動を
堰止板7に応動する摺動子8を有するポテンシオメータ
9により電気量に変換する。10は、燃料ポンプ駆動モ
ータスタート用スイツチであり、堰止板7に応動する可
動接点11と堰止板7の位置がある角度以上回動すると
可動接点11と接触する固定接点12とからなる。
前述したようにスロツトル弁スイツチ6の取付及び調整
は容易ではなく、コスト高の原因ともなる。また、燃料
ポンプ駆動モータスタートスイツチ10は微少吸気流量
で動作しなければならずその調整は一層困難である。本
発明の一実施例を第2図に示す。
1は電子燃料噴射方式の内燃機関の吸気導管であり、こ
れに吸気流量測定用堰止板7が配置されている。
堰止板7には第1図の場合と同様にポテンシオメータ9
の摺動子8が係合し、摺動子8は堰止板7に応動して抵
抗R1上を摺動する。抵抗R1の両端には抵抗R2を介
して電圧が供給され、摺動子8には堰止板7の角度位置
に応じた角度位置電圧が発生する。本例においては、噴
射弁駆動パルス発生回路13から上記電圧が供給されて
いる。堰止板7とポテンシオメータ9とは吸気流量検出
器を構成し、抵抗R,及びR2の間の結合点J,と摺動
子8との間の電位差がその出力として噴射弁駆動パルス
発生回路13に供給される。噴射弁駆動パルス発生回路
13は点火パルス信号、水温信号、周囲温度信号、スタ
ート信号等の諸パラメータに応じて適当なパルス幅及び
タイミングの噴射弁駆動パルスを噴射弁駆動回路14に
供給する。噴射弁駆動回路14は、噴射弁駆動パルスに
応じて噴射弁(図示せず)を作動せしめる。噴射弁駆動
パルス発生回路13は更にスロツトル弁全開、スロツト
ル弁全閉信号を必要とし、本発明による吸気流量検出器
はこれらの信号を線15,16を経て供給する。一方、
スタート信号は、噴射弁駆動パルス発生回路13から燃
料ポンプモータ18を駆動する駆動回路19に線17を
経て供給される。本発明による吸気流量検出器は、駆動
回路19にポンプスタート信号を供給する。本発明によ
るスロツトル弁全開信号発生回路を含む吸気流量検出器
は、摺動子8の電位すなわち角度位置電圧を基準電位と
比較することにより、上記したスロツトル弁全開及び全
閉信号並びにポンプスタート信号を発生する。抵抗R3
,R4,R5から成る直列回路の両端は抵抗R1の両端
に接続して基準電位を発生する。比較器20,21,2
2は、各基準電位と摺動子8の電位とを比較してスロツ
トル全開信号、スロツトル全閉信号及びポンプ駆動信号
を発生する。第3図には、吸気流量Q(θ,n)と摺動
子8の電位すなわち角度位置電圧との関係及びスロツト
ル全開及び全閉信号並びにポンプ駆動信号との関係を示
している。
ここに、θはスロツトル弁開度、nはエンジン回転数を
表わす。木図によれば、吸気流量がQpに達したときポ
ンプ駆動信号が発せられ、吸気流量がQf以下のときス
ロツトル全閉信号が発せられ、吸気流量がQF以上のと
きスロツトル全開信号が発せられることが明らかである
。ここで注意すべきは、吸気流量Qがスロツトル開度の
みならずエンジン回転数の関数であるということである
第4図aは、エンジン回転数nとスロツトル弁開度θと
吸気流量Qとの関係を等吸気流量線及び等スロツトル弁
開度曲線によつて示している。第4図aにおいて実線は
等スロツトル弁開度曲線でぁり、破線は等吸気流量曲線
である。
第4図bは第4図aのグラフに基づいてスロツトル弁開
度θと吸入空気量Qとの関係をエンジン回転数nをパラ
メータとして表わしたグラフである。ここでスロツトル
弁全開状態は、スロツトル弁開度が40ロないし500
程度以上の状態をいい、全閉状態はスロツトル弁の開度
が3状以下の状態を言うのが通常であり、このグラフに
おいて破線Bの右側の領域を全開信号領域とし、破線C
の左側の領域を全閉信号領域とすることができる。この
グラフから明らかに、スロツトル弁開度が所定角(通常
15ら程度)以下のところでは吸気流量はエンジン回転
数の影響をほとんど受けないことが解る。本願スロツト
ル弁全開信号発生回路は、スロツトル全開状態をある値
以上の吸気流量によつて近似しているのであり、例えば
点線Bの右側の領域をスロツトル全開状態とみなす訳で
ある。
ところがスロツトル全開領域は正しくはエンジン回転数
が小なるときは吸気流量QFl以上の領域であり、エン
ジン回転数が大なるときは吸気流量QF2以上の領域で
あり、吸気流量のみの要素によつてスロツトル弁全開状
態を検知すると誤差が生ずる。本発明の吸気流量検出器
のかかる誤差をなくすためには比較器20に与えられる
基準電位をエンジン回転数の増加に応じて徐々に減少す
るようにすればよいことが解る。一方、スロツトル弁全
閉信号領域の点線Cの付近においては、エンジン回転数
の大小によつて吸気流量はほとんど影響を受けない故、
全閉信号発生及びポンプ駆動信号発生のためには上記し
たような基準電位の補正は実用上不要である。
勿論、全閉信号発生のためにエンジン回転数による基準
電位の微細な補正をすることも場合によつては考えられ
る。一方、第3図から明らかな如く、摺動子8の電位は
吸気流量に反比例して変化する故、エンジン回転数nが
小なる場合のスロツトル全開時吸気流量QFl(第4図
b)に対応する摺動子8の電位VFlは、エンジン回転
数が大なる場合のスロットル全開時吸気流量QF2(第
4図b)に対応する電位F2より高くなる。
すなわち、VFl〉VF2である。そこで、スロツトル
全開を知るために比較器20に供給される基準電圧をr
とすれば、Vrはエンジン回転数nの増加に応じてVF
lからVF2に向つて徐々に低下するようになれば良い
ことが解る。従つて、本実施例においては、基準電圧V
rを発生する周波数電圧コンバータ23がエンジン回転
数nが低速から高速に上昇するに従つて、VFlからV
F2に向つて徐々に低下するような電圧を発生するよう
になしているのである。そうして、比較器20は摺動子
8の電位が基準電圧rを下回つたときスロツトル全開信
号としての高電圧を出力するようになつている。このよ
うに構成された結果、例えば第4図の破線Bの右側の領
域のスロツトルが弁開度のみスロツトル弁全開信号が発
せられることになる。
なお、スロツトル弁全開及び全閉信号は、他の制御回路
におけるパラメータとして用いられることは既に述べた
通りである。なお、上記説明においては、摺動子電位が
堰止板開度の増加に従つて低下する構成とした実施例に
ついて説明したが、堰止板開度増加に伴つて摺動子電位
が上昇する構成とした場合は、周波数、電圧コンバータ
23の出力電圧はエンジン回転数上昇に伴つて上昇する
ようになすべきであることは明らかである。上記したこ
とから明らかに本発明のスロツトル弁全開信号発生回路
によれば、スロツトル弁全開検出用のスロツトル弁スイ
ツチを省略することができコスト低減を図れると共にス
ロツトル弁スイツチの面倒な取付調整作業をなくすこと
ができる。以上本発明を好ましい実施例によつて説明し
たが、本発明の技術的範囲内において種々の変形が考え
られることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来技術の一例を示す図、第2図は本発明の一
実施例を示すプロツク図、第3図及び第4図は第2図の
実施例の特性を示す図。 主要部分の符号の説明、1・・・・・・吸気管、2・・
・・・・スロツトル弁、6・・・・・・スロツトル弁ス
イツチ、7・・・・・・堰止板、9・・・・・・ポテン
シオメータ、10・・・・・・燃料ポンプスイツチ、1
8・・・・・・燃料ポンプモータ、20,21,22・
・・・・・比較器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 内燃機関の負荷状態に応じたパルス幅の噴射弁駆動
    パルスを発生する噴射弁駆動パルス発生回路を含む燃料
    噴射装置を備えた内燃機関の吸気導管巾に配置された吸
    気流量測定用堰止板の角度位置に応じた角度位置電圧を
    発生する電圧発生手段を有して前記角度位置電圧を前記
    噴射弁駆動パルス発生回路に供給するようになされた吸
    気流量検出器におけるスロットル弁全開信号発生回路で
    あつて、エンジン回転数に応じて変化する回転数電圧を
    発生する回転数電圧発生手段と、前記角度位置電圧と前
    記回転数電圧との大小を比較することによりスロットル
    弁全開信号を発生する信号発生手段とを有することを特
    徴とするスロットル弁全開信号発生回路。
JP54028497A 1979-03-12 1979-03-12 燃料噴射装置用吸気流量検出器 Expired JPS5912855B2 (ja)

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JPS5514987A JPS5514987A (en) 1980-02-01
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58115269A (ja) * 1981-12-26 1983-07-08 三菱電機株式会社 ヒ−トポンプ式冷暖房装置
JPS59170653A (ja) * 1983-03-17 1984-09-26 株式会社東芝 空気調和機

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50157725A (ja) * 1974-06-12 1975-12-19

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JPS50157725A (ja) * 1974-06-12 1975-12-19

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