JPS5912755A - 無機コバルト吸着材の再生方法 - Google Patents
無機コバルト吸着材の再生方法Info
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- JPS5912755A JPS5912755A JP57120491A JP12049182A JPS5912755A JP S5912755 A JPS5912755 A JP S5912755A JP 57120491 A JP57120491 A JP 57120491A JP 12049182 A JP12049182 A JP 12049182A JP S5912755 A JPS5912755 A JP S5912755A
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- adsorbent
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- inorganic
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は被曝の要因である原子炉−次冷却水に含有され
る溶存性コバルトを、無機コバルト吸着材を用すて高温
高圧下で吸着除去する高温コバルト除去装置に適用され
、吸着後の使用剤吸着材から捕獲コバルトを溶離、再生
する方法に関するものである。
る溶存性コバルトを、無機コバルト吸着材を用すて高温
高圧下で吸着除去する高温コバルト除去装置に適用され
、吸着後の使用剤吸着材から捕獲コバルトを溶離、再生
する方法に関するものである。
〔発明の技術的背景およびその問題点〕原子炉−次冷却
水(以下炉水と称す)に溶存するコバルトの除去につき
、従来からイオン交換樹脂を用いる方法がある。この場
合、イオン交換樹脂の熱分解を避けるため、炉水を熱交
換器および冷却器を通して耐熱温度(約50℃)以下に
冷却後、処理を行なう。この場合、熱交換器の熱損失が
生じるためコバルト除去量を上げる目的で処理流量を増
加させると、プラントの熱損失が流量に比例して増大す
る。このため炉水を冷却することなく高温高圧下(例え
ば280℃、71μd)において、直接溶存コバルトを
除去できる熱損失のない高温コバルト除去装置が要望さ
れている。
水(以下炉水と称す)に溶存するコバルトの除去につき
、従来からイオン交換樹脂を用いる方法がある。この場
合、イオン交換樹脂の熱分解を避けるため、炉水を熱交
換器および冷却器を通して耐熱温度(約50℃)以下に
冷却後、処理を行なう。この場合、熱交換器の熱損失が
生じるためコバルト除去量を上げる目的で処理流量を増
加させると、プラントの熱損失が流量に比例して増大す
る。このため炉水を冷却することなく高温高圧下(例え
ば280℃、71μd)において、直接溶存コバルトを
除去できる熱損失のない高温コバルト除去装置が要望さ
れている。
高温コバルト除去装置では、高温高圧下でコバルトイオ
ンを吸着できる無機コバルト吸着材が適用される。無機
コバルト吸着材としては、金屑(3,錫、チタニウム、
ジルコニウム、マンガン。
ンを吸着できる無機コバルト吸着材が適用される。無機
コバルト吸着材としては、金屑(3,錫、チタニウム、
ジルコニウム、マンガン。
ニオブ、タンタルなど)の酸化物、含水酸化物。
あるいは金属(前記)と酸基(リン酸、ヒ酸、タングス
テン酸など)の金属酸性塩が挙げられる。
テン酸など)の金属酸性塩が挙げられる。
しかし、これら無機吸着材のコバルト吸着容量は小さぐ
、例えばイオン交換樹脂と比較して1/10以下程度で
ある。このため、多量の吸着材を必要とし、したがって
大量の使用済吸着材が生成する。
、例えばイオン交換樹脂と比較して1/10以下程度で
ある。このため、多量の吸着材を必要とし、したがって
大量の使用済吸着材が生成する。
無機吸着材は有機物のごとく焼却処理により減量させる
ことがでへないため、高温コバルト除去装置の稼動によ
って増大する使用済吸着剤の放射性廃棄物対策が重要に
なる。
ことがでへないため、高温コバルト除去装置の稼動によ
って増大する使用済吸着剤の放射性廃棄物対策が重要に
なる。
放射性廃棄物対策として使用済吸着材から捕獲コバル)
1抜取シ再生して循環使用が可能になれば、廃棄物a全
大幅に減少させることができる。
1抜取シ再生して循環使用が可能になれば、廃棄物a全
大幅に減少させることができる。
無機吸着材の高温高圧下におけるコバルトイオン吸着は
、イオン交換反応のごときものではなく、化学吸着反応
が関与していると考えられている。
、イオン交換反応のごときものではなく、化学吸着反応
が関与していると考えられている。
以下、無機吸着材に酸化チタンTie、、四三酸化鉄F
e504 を用いた場合を例に挙げ、コバルトイオンC
o2+との高温吸着反応を示す。
e504 を用いた場合を例に挙げ、コバルトイオンC
o2+との高温吸着反応を示す。
(?o2+%TiO,+H,O,=ICoTiO,+2
1F −(f)3Co +2Fe、04+4H,0
d3C’oFe、04+8Jl −−(21上式より
c、 の吸着はC0Ti0. 、 CoFe、O,な
ど、スピネル化合物を形成する化学反応であり、これば
1(+が低値、即ちアルカリ性領域で吸着容量が増加す
る事実からもわかる。これらスピネル化合物は化学的に
安定な物質であるためイオン交換樹脂再生処理で行うよ
うな普通の方法では溶離できない。
1F −(f)3Co +2Fe、04+4H,0
d3C’oFe、04+8Jl −−(21上式より
c、 の吸着はC0Ti0. 、 CoFe、O,な
ど、スピネル化合物を形成する化学反応であり、これば
1(+が低値、即ちアルカリ性領域で吸着容量が増加す
る事実からもわかる。これらスピネル化合物は化学的に
安定な物質であるためイオン交換樹脂再生処理で行うよ
うな普通の方法では溶離できない。
無機吸着材の再生循環使用には、吸着捕獲コノ(ルトを
吸着材より抜取る溶離処理が不可欠である。
吸着材より抜取る溶離処理が不可欠である。
本発明の目的は、吸着捕獲コバルトの吸、w材からの溶
離を可能とすることにより、吸着材の再生循環使用を可
能とした無機コバルト吸着材の再生方法全提供すること
にある。
離を可能とすることにより、吸着材の再生循環使用を可
能とした無機コバルト吸着材の再生方法全提供すること
にある。
吸着捕獲コバルトの、吸着材からの溶離が内錐な′のは
、削代(1) 、 (2)からコバルトイオンの化学吸
着反応とその逆反応であるコバルトイオンの溶離反応は
平衡関係にあるが、前記のごとくスピネル化合物の安定
性のため溶離反応が進みにくいことにある。しかし式(
1)と(2)から、1を濃度の嗜加(PHを下げ酸性域
とする)およびC,濃度の減少(反応系より溶離コバル
トイオンを除去する)ことにより平衡を左辺に、つまり
溶離方向【反応を進行させることが可能であると考えら
れる。
、削代(1) 、 (2)からコバルトイオンの化学吸
着反応とその逆反応であるコバルトイオンの溶離反応は
平衡関係にあるが、前記のごとくスピネル化合物の安定
性のため溶離反応が進みにくいことにある。しかし式(
1)と(2)から、1を濃度の嗜加(PHを下げ酸性域
とする)およびC,濃度の減少(反応系より溶離コバル
トイオンを除去する)ことにより平衡を左辺に、つまり
溶離方向【反応を進行させることが可能であると考えら
れる。
本発明はこの点を検討した結果使用済吸着材の溶離再生
に関し、他への悪影響を与えない範囲までコバルト溶離
剤の添加でPH(i7下げたコバルト溶離液を用い、溶
離するコバルトイオンをイオン交換樹脂処よシ溶離液よ
り除去し、さらに反応速度fK:速めるため液温度を上
げることによって捕獲コバルトを吸着材より溶離できる
ようにした。この場合コバルト溶離速度は少式く溶離コ
バルトは低濃度であるため、実用においては、長時間一
定条件下で処理することにより捕獲コバルトを完全に抜
取ることができること全確認し、吸着材の再生による循
環使用(クローズドサイクル)を実現した。
に関し、他への悪影響を与えない範囲までコバルト溶離
剤の添加でPH(i7下げたコバルト溶離液を用い、溶
離するコバルトイオンをイオン交換樹脂処よシ溶離液よ
り除去し、さらに反応速度fK:速めるため液温度を上
げることによって捕獲コバルトを吸着材より溶離できる
ようにした。この場合コバルト溶離速度は少式く溶離コ
バルトは低濃度であるため、実用においては、長時間一
定条件下で処理することにより捕獲コバルトを完全に抜
取ることができること全確認し、吸着材の再生による循
環使用(クローズドサイクル)を実現した。
本発明の無機吸着材再生において用いられるコバルト溶
離材は、無機酸(塩酸、硫酸、硝酸、リン酸など)およ
び有機酸(ギ酸、酢酸、修酸、クエン酸、酒石酸など)
の単独又は混合物で、さらに必要に応じてキレート剤(
エチレンジアミン四酢酸、ニトリロ三酢酸、メルカプト
酢酸、ジメルカプトコハク酸など)を添加したものであ
る。
離材は、無機酸(塩酸、硫酸、硝酸、リン酸など)およ
び有機酸(ギ酸、酢酸、修酸、クエン酸、酒石酸など)
の単独又は混合物で、さらに必要に応じてキレート剤(
エチレンジアミン四酢酸、ニトリロ三酢酸、メルカプト
酢酸、ジメルカプトコハク酸など)を添加したものであ
る。
本発明は、コバルト吸着済無機吸着材(例えばチタン酸
コバルトC□ T jos )について、前記酸(例え
ば硫酸H,80,)を添加した溶離液により式(3)で
示すように捕獲コバルトを溶離させる。
コバルトC□ T jos )について、前記酸(例え
ば硫酸H,80,)を添加した溶離液により式(3)で
示すように捕獲コバルトを溶離させる。
CoTiO3+H,So、−+Co5o4+TiO,+
H,0−、、(3)式(3)によフ溶離して来るコバル
トイオンを陽イオン交換樹脂(11〉[モ)へ通し、式
(4)で示すように溶離液からコバルトイオンを除去す
る。
H,0−、、(3)式(3)によフ溶離して来るコバル
トイオンを陽イオン交換樹脂(11〉[モ)へ通し、式
(4)で示すように溶離液からコバルトイオンを除去す
る。
Co50.十 ゝR−+ Co = rL +H,80
4、t411(/ 以上が捕獲コバルトの溶離工程である。
4、t411(/ 以上が捕獲コバルトの溶離工程である。
溶離終了後、再生無機吸着材を純水で洗浄する。
この方法として溶離液を陰イオン交換樹脂(0HゝOH
/ R′)へ通し、酸を除き式(5)で示す如く溶離液を純
水に変換する。
/ R′)へ通し、酸を除き式(5)で示す如く溶離液を純
水に変換する。
OH1/
H2SO,モ [1> 804 = lt’→21
T20 (510I]/ これが再生無機吸着材の純水洗浄工程である。
T20 (510I]/ これが再生無機吸着材の純水洗浄工程である。
再生した無機吸着材(例えば式(3)のTiO,)I″
i再度循環使用される。陽・隘イオン交換樹脂に吸着さ
れたイオンは酸(例えば塩ellcl)およびアルカリ
(例えば水酸化ナトリウムNaOH)により式(6)。
i再度循環使用される。陽・隘イオン交換樹脂に吸着さ
れたイオンは酸(例えば塩ellcl)およびアルカリ
(例えば水酸化ナトリウムNaOH)により式(6)。
(7)で示すように離脱回収すると共に樹脂を再生する
。
。
H。
Co =−R+211Cl→ 凡+co ’−l!
・(611 11 SO,=11’+2NaOI4−夢 へR−4−2
NaC/ −(7ン0I(2 離胛回収したコバルトを含む塩類(例えばCOC12+
Na(J)は蒸発乾固して廃棄する。
・(611 11 SO,=11’+2NaOI4−夢 へR−4−2
NaC/ −(7ン0I(2 離胛回収したコバルトを含む塩類(例えばCOC12+
Na(J)は蒸発乾固して廃棄する。
以下図面に示す一実施例をV照して本発明の方法を詳細
に説明する。第1図の系統図において、1は溶離液槽で
、溶離液2を滞留させており、この溶離液2は攪拌磯3
により攪拌される。寸た、この溶離液槽1内にはP H
検出器4のセンサーが挿入されており、このP H検出
器4と連動する定量ポンプ5(てよりコバルト溶離剤貯
槽6のコバルト溶離剤7全溶離液槽1に注入し、溶離液
2のI゛11が所定値(例えばO〜5)になるよう自動
制御する。
に説明する。第1図の系統図において、1は溶離液槽で
、溶離液2を滞留させており、この溶離液2は攪拌磯3
により攪拌される。寸た、この溶離液槽1内にはP H
検出器4のセンサーが挿入されており、このP H検出
器4と連動する定量ポンプ5(てよりコバルト溶離剤貯
槽6のコバルト溶離剤7全溶離液槽1に注入し、溶離液
2のI゛11が所定値(例えばO〜5)になるよう自動
制御する。
〜まだ加熱′、!%8により液温度も一定値(例えば常
温〜95°C)に制御される。11は再生カラムで、使
用済の無機コバルト吸着材10が充填されており、溶離
液槽1内のP Hおよび液温が制御された溶離液2を処
理循環ポンプ9により導入する。またその上部にはオー
バーフロー管12が設けてあり、捕獲コバルトなどを溶
出させた後、その溶液をもとの溶離液槽1へ戻す。この
循環溶離処理により消費される酸はP II上昇となっ
て検出されるので、前記定直ポンプ5に゛より所定のP
l(値になるようにコバルト溶離剤7が自動的に補充
される。
温〜95°C)に制御される。11は再生カラムで、使
用済の無機コバルト吸着材10が充填されており、溶離
液槽1内のP Hおよび液温が制御された溶離液2を処
理循環ポンプ9により導入する。またその上部にはオー
バーフロー管12が設けてあり、捕獲コバルトなどを溶
出させた後、その溶液をもとの溶離液槽1へ戻す。この
循環溶離処理により消費される酸はP II上昇となっ
て検出されるので、前記定直ポンプ5に゛より所定のP
l(値になるようにコバルト溶離剤7が自動的に補充
される。
14は熱交換器で、溶離処理により溶出したコバルトイ
オンを含む液槽1内の溶離液2を循環ポンプI3によシ
ボンプアップし、これをイオン交換樹脂の耐熱温度(約
50°C)以下に冷却する。冷却さfLだ溶1s液2は
開となっている自動2方弁15および16を経て陽イオ
ン交換樹脂17が充填され−Cいる陽イオン交換樹脂カ
ラムj8へ導入される。こ\でコバルトイオンなどの陽
イオンが除去され、次いで開となっている自動2方弁1
9および20f:通って熱交換器14に入シ昇湛された
後もとの溶離液槽lへ戻る。このコバルト溶離と溶離コ
バルト除去の循環処理は、捕獲コバルトが完全に溶出し
かつ溶離液2中のコバルトイオンがなくなるまで行う。
オンを含む液槽1内の溶離液2を循環ポンプI3によシ
ボンプアップし、これをイオン交換樹脂の耐熱温度(約
50°C)以下に冷却する。冷却さfLだ溶1s液2は
開となっている自動2方弁15および16を経て陽イオ
ン交換樹脂17が充填され−Cいる陽イオン交換樹脂カ
ラムj8へ導入される。こ\でコバルトイオンなどの陽
イオンが除去され、次いで開となっている自動2方弁1
9および20f:通って熱交換器14に入シ昇湛された
後もとの溶離液槽lへ戻る。このコバルト溶離と溶離コ
バルト除去の循環処理は、捕獲コバルトが完全に溶出し
かつ溶離液2中のコバルトイオンがなくなるまで行う。
以上が使用済無機吸着材の捕獲コバルトの溶離工程であ
る。
る。
上記溶離工程が完了した後、再生無機吸着材の純水洗浄
2行なう。先r定薩ポンプ5の作動を断として溶離液槽
1へのコバルト溶離剤7の注入を停止する。次に自動2
方弁16,19を閉と(〜て陽イオン交換樹脂カラム1
8への通水を停止する。
2行なう。先r定薩ポンプ5の作動を断として溶離液槽
1へのコバルト溶離剤7の注入を停止する。次に自動2
方弁16,19を閉と(〜て陽イオン交換樹脂カラム1
8への通水を停止する。
次に自動2方弁21,22を開として、溶離液2を循環
ポンプ13、熱交換器14、自動2方弁15゜21を通
して陰イオン交換樹脂23が充填されている陰イオン交
換樹脂カラム24へ導入する。こ\で溶離液2はその中
に含まれている酸が除去され、純水に変換される。この
後目ftl112方弁22 、20を経て熱交換器14
へ入シ、昇温された後もとの溶離液槽へ戻される。この
純水変換処理((より溶離液槽1の溶離液2は純水とな
る。また、これ知伴い、処理循環ポンプ9により再生カ
ラム11に導入されている溶離液2も純水になる。この
ため充填されている再生筒無機吸着材10は純水で洗浄
されることになる。洗浄後の純水はオーバーフロー管1
2よシ溶離液槽へ戻る。この操作全再生済無機吸着材1
0に含−止れる不純物酸がなくなυ、かつ溶離液槽1の
滞留水が完全に純水となるまで継続する。以上が再生無
機吸着材 程である。
ポンプ13、熱交換器14、自動2方弁15゜21を通
して陰イオン交換樹脂23が充填されている陰イオン交
換樹脂カラム24へ導入する。こ\で溶離液2はその中
に含まれている酸が除去され、純水に変換される。この
後目ftl112方弁22 、20を経て熱交換器14
へ入シ、昇温された後もとの溶離液槽へ戻される。この
純水変換処理((より溶離液槽1の溶離液2は純水とな
る。また、これ知伴い、処理循環ポンプ9により再生カ
ラム11に導入されている溶離液2も純水になる。この
ため充填されている再生筒無機吸着材10は純水で洗浄
されることになる。洗浄後の純水はオーバーフロー管1
2よシ溶離液槽へ戻る。この操作全再生済無機吸着材1
0に含−止れる不純物酸がなくなυ、かつ溶離液槽1の
滞留水が完全に純水となるまで継続する。以上が再生無
機吸着材 程である。
純水洗浄工程を終了した再生筒無機吸着材10(
は再生カラム11より取出し、高温コバルト除去装置の
コバルト吸着材として再度循環使用する。
コバルト吸着材として再度循環使用する。
次に溶離コバルト除去および純水変換処理により、飽和
吸着に達した陽・陰イオン交換樹脂カラム] 8 、2
4の吸着イオンの離脱回収および再生処理を行外う。陽
イオン交換樹脂カラム18については、先ず自動2方弁
1.6,19,25.26を開き、自動2方弁15,2
Qを閑とする。この後、酸液貯槽27から酸液28を自
動2方弁25,16を通して閏イオン交喚樹脂カラム1
8へ導入し、陽イオン交換樹脂17に吸着されているコ
バルトなトノ陽イオン全離脱すると共に樹脂を再生する
。離脱液は自動2方弁19,26を経て排出管29より
外部へ排出する。離脱終了後純水による洗浄を行なう。
吸着に達した陽・陰イオン交換樹脂カラム] 8 、2
4の吸着イオンの離脱回収および再生処理を行外う。陽
イオン交換樹脂カラム18については、先ず自動2方弁
1.6,19,25.26を開き、自動2方弁15,2
Qを閑とする。この後、酸液貯槽27から酸液28を自
動2方弁25,16を通して閏イオン交喚樹脂カラム1
8へ導入し、陽イオン交換樹脂17に吸着されているコ
バルトなトノ陽イオン全離脱すると共に樹脂を再生する
。離脱液は自動2方弁19,26を経て排出管29より
外部へ排出する。離脱終了後純水による洗浄を行なう。
これは自動2方弁25を閉、自動2方弁3oを開とし、
純水系配管31から純水を自動2か弁30゜16全通し
て15イオン交換樹脂カラム18へ導入して陰イオン交
換樹脂17を洗浄する。洗浄排水は自動2方弁19,2
6を通り排出管29より外部へ排出する。洗浄後は自動
2方弁16,19,26.30を閉とする。一方陰イオ
ン交換樹脂カラム24については、自動2方弁21,2
2.2fi、32を開とする。
純水系配管31から純水を自動2か弁30゜16全通し
て15イオン交換樹脂カラム18へ導入して陰イオン交
換樹脂17を洗浄する。洗浄排水は自動2方弁19,2
6を通り排出管29より外部へ排出する。洗浄後は自動
2方弁16,19,26.30を閉とする。一方陰イオ
ン交換樹脂カラム24については、自動2方弁21,2
2.2fi、32を開とする。
この後、アルカリ液貯槽33からアルカリ液34を自動
2方弁32,21を通して陰イオン交換樹脂カラム24
へ導入し、陰イオン交換樹脂23に吸着されている酸基
の陰イオンf;C離脱すると共に樹脂を再生する。離脱
液は自動2方弁22,26を経て排出管29より外部へ
排出させる。離脱後の純水による洗浄は自動2方弁32
を閉、自ia2方弁30を開とし、純水系配管31から
純水を自動2方弁3o、21’r通して陰イオン交換樹
脂カラム24へ導入し陰イオン交換樹脂23を洗浄する
。洗浄排水は自動2方弁22,26fr経て排出管29
よシ外部へ排出する。洗浄後自動2方弁21.22,2
6゜30を閉とする。以上が陽・陰イオン交換樹脂カラ
ムの吸着イオン離脱および再生処理工程である。
2方弁32,21を通して陰イオン交換樹脂カラム24
へ導入し、陰イオン交換樹脂23に吸着されている酸基
の陰イオンf;C離脱すると共に樹脂を再生する。離脱
液は自動2方弁22,26を経て排出管29より外部へ
排出させる。離脱後の純水による洗浄は自動2方弁32
を閉、自ia2方弁30を開とし、純水系配管31から
純水を自動2方弁3o、21’r通して陰イオン交換樹
脂カラム24へ導入し陰イオン交換樹脂23を洗浄する
。洗浄排水は自動2方弁22,26fr経て排出管29
よシ外部へ排出する。洗浄後自動2方弁21.22,2
6゜30を閉とする。以上が陽・陰イオン交換樹脂カラ
ムの吸着イオン離脱および再生処理工程である。
なお陽・陰イオン交換樹脂の離脱により排出される離脱
液および洗浄排水は訃流し、蒸発乾固処理により水分を
除去し、コバルト塩類のみとして濃縮載置後廃棄する。
液および洗浄排水は訃流し、蒸発乾固処理により水分を
除去し、コバルト塩類のみとして濃縮載置後廃棄する。
以上説明のごとく本発明の無機コバルト吸着材の再生方
法により、従来困難であった高温コバルト除去F装置の
使用済無機吸着材の再生による循環使用が可能になるこ
とKよって、廃棄物は少量の濃縮コバルトのみとなり放
射性廃棄物量の大幅軽減が実現される。
法により、従来困難であった高温コバルト除去F装置の
使用済無機吸着材の再生による循環使用が可能になるこ
とKよって、廃棄物は少量の濃縮コバルトのみとなり放
射性廃棄物量の大幅軽減が実現される。
図面は本発明による無機コバルト吸着材の再生方法の一
実施例における処理システムを示す系統図である。 l 溶離液槽、 4 、、、 P H検出器、5
定置ポンプ、 6 ・コバルト溶離剤貯槽、8
加熱器、 10 使用済無機吸着材、I I
−7与生カラム、 9,13 循環ポンプ、14
熱交換器、 18 陽イオン交換樹脂カ
ラム、24 陰・イオン交換樹脂カラム、 27 酸液貯槽、 31 純水系配管、33
アルカリ液貯槽、 15.16,19,20,21,22,25.26,3
0.32 自動2方弁。 (7317) 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 (
イ・1か1名)手 続 補 正 書(自発) 特許庁長官 若杉相夫 殿 1事件の表示 特願昭57−120491 弓 2発明の名称 無機コバルト吸着材の再生方法 :3補正をする者 事件との関係 特許出願人 (307) 東京芝浦電気株式会社 4代理人 〒100 東京都千代田区内幸町]−1−6 東京芝浦電気株式会社東京事務所内 明細書の発明の詳細な説明の欄 6、補正の内容 本願明細書、第14頁、第4行と同頁、第5行との間に
次の文章を挿入する。 [なお再生カラム11は内部に充填された無機コバルト
吸着剤10を再生した後は 1次冷却水に対する吸着カ
ラムとしてそのまま使用する。 すなわち、原子炉から1次冷却水を導入する配管をカラ
ム11の下部に連結し、カラム11内にてコバルトを吸
着させた後の1次冷却水を原子炉に送る配管をカラム1
1の北部に連結しておけばよい。従ってカラム11に対
し再生用および吸着用の配管をそれぞれ行っておき、こ
れら配管に個別に設けたバルブを開閉させることにより
、再生と吸着とを切換えるようにしてもよい。さらに、
このようなカラムを複数個設け、一方のカラムを再生し
ている場合は他方のカラムを吸着用として用い、吸着用
が破過に達したら今まで再生していたカラムを吸着用と
し、破過に達したカラムを再生するというように交互に
運用してもよい。」
実施例における処理システムを示す系統図である。 l 溶離液槽、 4 、、、 P H検出器、5
定置ポンプ、 6 ・コバルト溶離剤貯槽、8
加熱器、 10 使用済無機吸着材、I I
−7与生カラム、 9,13 循環ポンプ、14
熱交換器、 18 陽イオン交換樹脂カ
ラム、24 陰・イオン交換樹脂カラム、 27 酸液貯槽、 31 純水系配管、33
アルカリ液貯槽、 15.16,19,20,21,22,25.26,3
0.32 自動2方弁。 (7317) 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 (
イ・1か1名)手 続 補 正 書(自発) 特許庁長官 若杉相夫 殿 1事件の表示 特願昭57−120491 弓 2発明の名称 無機コバルト吸着材の再生方法 :3補正をする者 事件との関係 特許出願人 (307) 東京芝浦電気株式会社 4代理人 〒100 東京都千代田区内幸町]−1−6 東京芝浦電気株式会社東京事務所内 明細書の発明の詳細な説明の欄 6、補正の内容 本願明細書、第14頁、第4行と同頁、第5行との間に
次の文章を挿入する。 [なお再生カラム11は内部に充填された無機コバルト
吸着剤10を再生した後は 1次冷却水に対する吸着カ
ラムとしてそのまま使用する。 すなわち、原子炉から1次冷却水を導入する配管をカラ
ム11の下部に連結し、カラム11内にてコバルトを吸
着させた後の1次冷却水を原子炉に送る配管をカラム1
1の北部に連結しておけばよい。従ってカラム11に対
し再生用および吸着用の配管をそれぞれ行っておき、こ
れら配管に個別に設けたバルブを開閉させることにより
、再生と吸着とを切換えるようにしてもよい。さらに、
このようなカラムを複数個設け、一方のカラムを再生し
ている場合は他方のカラムを吸着用として用い、吸着用
が破過に達したら今まで再生していたカラムを吸着用と
し、破過に達したカラムを再生するというように交互に
運用してもよい。」
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1) コバルト溶離剤の注入によりP II値およ
び液温度が設定値となるように制御された溶離液を、コ
バルトイオンを捕獲した無機コバルト吸着材が充填され
ている再生カラムに循環通水すると共に、この溶離液を
陽イオン交換樹脂カラムに循環通水し、無機コバルト吸
着材からコバルトイオンを除去した後、この無機コバル
ト吸着材を純水にて洗浄する無機コバルト吸着材の再生
方法。 (2) コバルト溶離剤の注入によりP H値および
液温度が設定値となるように制御された溶離液を、コバ
ルトイオンを捕獲した無機コバルト吸着材が充*−gれ
ている再生カラムに循環通水すると共に、この溶離液を
陽イオン交換樹脂カラムに循環通水し、無機コバルト吸
着材からコバルトイオンを除去した後、前記コバルト溶
離剤の注入を停止し、かつ陽イオン交換樹脂カラムへの
循環通水を停止して、溶離成金、陰イオン交換樹脂カラ
ムに循環通水することを特徴とする無機コバルト吸着材
の再生方法。 オン交換樹脂カラムには酸液貯槽から酸液を流して陽イ
オンを離脱排出させ、また陰イオン交換樹脂カラムには
アルカリ液貯槽からアルカリ液を流して陰イオンを離脱
排出させることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載
の無機コバルト吸着材の再生方法。 (4) コバルト溶離剤として、無機酸疑よび有機酸
の単独または混合物を用いたことを特徴とする特許請求
の範囲第1駒、第2項、第3′Jjiに記載の無機コバ
ルト吸着材の再生方法。 (5) コバルト溶離液としてキレート剤を添加した
ものを用いたことを特徴とする特許請求の範囲第1項、
第2項、第3項に記載の無機コバルト吸着剤の再生方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57120491A JPS5912755A (ja) | 1982-07-13 | 1982-07-13 | 無機コバルト吸着材の再生方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57120491A JPS5912755A (ja) | 1982-07-13 | 1982-07-13 | 無機コバルト吸着材の再生方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5912755A true JPS5912755A (ja) | 1984-01-23 |
Family
ID=14787499
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57120491A Pending JPS5912755A (ja) | 1982-07-13 | 1982-07-13 | 無機コバルト吸着材の再生方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5912755A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014235011A (ja) * | 2013-05-31 | 2014-12-15 | 株式会社東芝 | 土壌除染装置及び方法 |
-
1982
- 1982-07-13 JP JP57120491A patent/JPS5912755A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014235011A (ja) * | 2013-05-31 | 2014-12-15 | 株式会社東芝 | 土壌除染装置及び方法 |
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