JPS59127355A - ガスフロ−カウンタ - Google Patents
ガスフロ−カウンタInfo
- Publication number
- JPS59127355A JPS59127355A JP23122382A JP23122382A JPS59127355A JP S59127355 A JPS59127355 A JP S59127355A JP 23122382 A JP23122382 A JP 23122382A JP 23122382 A JP23122382 A JP 23122382A JP S59127355 A JPS59127355 A JP S59127355A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- gas flow
- flow counter
- amount
- entrance window
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J47/00—Tubes for determining the presence, intensity, density or energy of radiation or particles
- H01J47/001—Details
- H01J47/002—Vessels or containers
- H01J47/004—Windows permeable to X-rays, gamma-rays, or particles
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
に陽極線を絶縁して張り、容器内に計数用ガスを流通さ
せ、容器の本体を陰極としてこれと陽極線との間に高電
圧を印加し、放射線入射窓を介して容器内に入射する放
射線を計数するガスフローカウンタに関するものである
。
せ、容器の本体を陰極としてこれと陽極線との間に高電
圧を印加し、放射線入射窓を介して容器内に入射する放
射線を計数するガスフローカウンタに関するものである
。
この種の従来のガスフローカウンタの構造例を第1図お
よび第2図に示す。このガスフローカウンタにおいては
、容器は金属等の環状枠体IKよって枠構造が作られ、
その中に複数本の陽極線2が絶縁物3にょシ容器から絶
縁して張られている。
よび第2図に示す。このガスフローカウンタにおいては
、容器は金属等の環状枠体IKよって枠構造が作られ、
その中に複数本の陽極線2が絶縁物3にょシ容器から絶
縁して張られている。
容器本体iriアルミニウム等から成っておυ、その容
器内面側に金やクロム等の金属層を形成させる表面処理
を施し、て陰極4として使用する。容器はアース5によ
って接地される。陽極線2はタングステン、ステンレス
、または金メッキを施したタングステン線から成り、容
器との間に高電圧が印加される。容器上部には片面に金
属層を形成させた有機物の薄膜が取付板6によって金属
層を内測にして環状枠体lに取付けられ、放射線入射窓
7を形成している。容器の対向位置にガス導入口8およ
びガス導出口9が設けられ、これらを介して容器内に計
数ガスを流しつつ放射線の測定(計数)が行なわれる。
器内面側に金やクロム等の金属層を形成させる表面処理
を施し、て陰極4として使用する。容器はアース5によ
って接地される。陽極線2はタングステン、ステンレス
、または金メッキを施したタングステン線から成り、容
器との間に高電圧が印加される。容器上部には片面に金
属層を形成させた有機物の薄膜が取付板6によって金属
層を内測にして環状枠体lに取付けられ、放射線入射窓
7を形成している。容器の対向位置にガス導入口8およ
びガス導出口9が設けられ、これらを介して容器内に計
数ガスを流しつつ放射線の測定(計数)が行なわれる。
放射線入射窓7を介して容器内に入射する放射線は容器
内で放電を生じ、陽極線2から電気パルスの形で検出さ
れる。陽極線2の張り方には種々の方式があり、例えば
図示のものとは異なってただ1本だけのもの、あるいは
環状に張ったものなどがある。容器本体は前記アルミニ
ウム以外にも前記の金属メッキを施すことを前提にすれ
ばプラスチックやガラス等、任意のものが1吏用できる
。
内で放電を生じ、陽極線2から電気パルスの形で検出さ
れる。陽極線2の張り方には種々の方式があり、例えば
図示のものとは異なってただ1本だけのもの、あるいは
環状に張ったものなどがある。容器本体は前記アルミニ
ウム以外にも前記の金属メッキを施すことを前提にすれ
ばプラスチックやガラス等、任意のものが1吏用できる
。
このように構成されたガスフローカウンタにおいては、
印加電圧と放射線の計数率との関係を示すプラト特性が
調べられる。このプラト特性というのは、一定崩壊率N
を持つ放射線源を放射線入射窓7に近利けておき、印加
電圧を徐々(で上昇させた際に得られるガスフローカウ
ンタ出力すなわち計数率を描いたもので、一般的には第
3図に実線で示す曲線Kpのような特性となる。第3図
において2点は放電開始電圧であシ、印加電圧をさらに
上昇させていったとき、印加電圧に対してカウンタ出力
(計数率値)がほぼ平坦になる区間として定義されるプ
ラントbの電圧が設定電圧として設定される。
印加電圧と放射線の計数率との関係を示すプラト特性が
調べられる。このプラト特性というのは、一定崩壊率N
を持つ放射線源を放射線入射窓7に近利けておき、印加
電圧を徐々(で上昇させた際に得られるガスフローカウ
ンタ出力すなわち計数率を描いたもので、一般的には第
3図に実線で示す曲線Kpのような特性となる。第3図
において2点は放電開始電圧であシ、印加電圧をさらに
上昇させていったとき、印加電圧に対してカウンタ出力
(計数率値)がほぼ平坦になる区間として定義されるプ
ラントbの電圧が設定電圧として設定される。
ところが、放射線入射窓7が有機物の薄膜のみから構成
されている従来のガスフローカウンタにおいては、以下
に述べる欠点がある。すなわち、大気中の成分ガスが放
射線入射窓7をわずかではあるが透過・浸出して容器内
に入シ込み、計数ガスの純度を低下させてしまうことで
ある。計数ガスの純度低下の結果、第3図に破線で示す
曲線】ぐ。
されている従来のガスフローカウンタにおいては、以下
に述べる欠点がある。すなわち、大気中の成分ガスが放
射線入射窓7をわずかではあるが透過・浸出して容器内
に入シ込み、計数ガスの純度を低下させてしまうことで
ある。計数ガスの純度低下の結果、第3図に破線で示す
曲線】ぐ。
のように、正常なプラト特性が得られなくなる。
このような事態を防止するには、ガスフローカウンタ内
の計数ガス純度が約999%以上を保つように、適宜計
数ガスを余分に供給してやらなければならない。しかし
、そのために放射線の計数に本来必要とされる計数ガス
量の数十倍にも相当する計数ガス量が消費される結果と
なる。放射線の検出感度を向上させるため放射線入射窓
7の面積を犬きくしたシ、厚さを薄くしたシすると、そ
れに応じて放射線入射窓7からの大気成分ガス等の透過
・浸出量も増加し、やはシ必要な計数ガス供給量も6大
幅に増加することになる。そこで放射線入射窓7を無機
物などのガス透過量の少ない材料で構成することが考え
られるが、それでは、計数ガスの供給量は確かに低減す
るが、その材質の機械的強度から窓面積を犬きくしたり
窓厚を薄くしたりするのには限界があυ、放射線の検出
感度は有機物から成る放射線入射窓の場合に比べて相当
悪くなってしまう。以上のことを要約すれば、放射線入
射窓の溝数材料として有機物を使用すれば計数ガスの供
給量が増大し、無機物を使用すれば放射線の検出感度が
低下する、ということであシ、従来はいずれか一方を犠
牲にし、他方の利点を享受している実情であった。
の計数ガス純度が約999%以上を保つように、適宜計
数ガスを余分に供給してやらなければならない。しかし
、そのために放射線の計数に本来必要とされる計数ガス
量の数十倍にも相当する計数ガス量が消費される結果と
なる。放射線の検出感度を向上させるため放射線入射窓
7の面積を犬きくしたシ、厚さを薄くしたシすると、そ
れに応じて放射線入射窓7からの大気成分ガス等の透過
・浸出量も増加し、やはシ必要な計数ガス供給量も6大
幅に増加することになる。そこで放射線入射窓7を無機
物などのガス透過量の少ない材料で構成することが考え
られるが、それでは、計数ガスの供給量は確かに低減す
るが、その材質の機械的強度から窓面積を犬きくしたり
窓厚を薄くしたりするのには限界があυ、放射線の検出
感度は有機物から成る放射線入射窓の場合に比べて相当
悪くなってしまう。以上のことを要約すれば、放射線入
射窓の溝数材料として有機物を使用すれば計数ガスの供
給量が増大し、無機物を使用すれば放射線の検出感度が
低下する、ということであシ、従来はいずれか一方を犠
牲にし、他方の利点を享受している実情であった。
本発明の目的は上記不都合を除去し、良好な放射線検出
感度を得ながら、同時に計数ガス供給量が少なくてすむ
ガスフローカウンタを提供するととにある0 この目的を達成するために本発明は、放射線入射窓を、
機械的強度があって軽量の有機物フィルムをベースとし
て、その上にガス透過量のより少ない有機物層を形成し
て成る薄膜から構成したことを特徴とするものである。
感度を得ながら、同時に計数ガス供給量が少なくてすむ
ガスフローカウンタを提供するととにある0 この目的を達成するために本発明は、放射線入射窓を、
機械的強度があって軽量の有機物フィルムをベースとし
て、その上にガス透過量のより少ない有機物層を形成し
て成る薄膜から構成したことを特徴とするものである。
第4図は本発明のガスフローカウンタに用いる放射線入
射窓を構成する薄膜の一実施例を示すものである。この
薄膜は、機械的性質および耐熱性の良好なポリエステル
フィルムIOQベースニ、片面に陰極材として金属層1
1を形成し、他面に塩化ビニリチン層12ヲ形成してい
る0この塩化ビニリチン層12を形成することによって
、ポリエステルフィルム10から透過していた大気中の
水蒸気、酸素、および炭酸ガスの量を減少させることが
可能となり、ガスフローカウンタ中の計数ガス純度を保
つために割増していた計数供給量を大幅に低減させるこ
とが可能になる。ポリエステルフィルム10は機械的強
度が太きいため厚さμ−程度までのものが市販されてお
り、また塩化ビニリチン層」2は2〜4μm程度の厚さ
でポリエステルフィルム10を透過するガスを十分阻止
できる。したがって、例えば厚さ6μmのポリエステル
フィルムの上に厚さ2μ?nの塩化ビニリデン層を形成
させた薄膜は、厚す12μ?nのポリエステルフィルム
のガス透過量よシも低いガス透過量であシ、かつ単位面
積当シの重量も軽いため、放射線の検出感度も向上する
。
射窓を構成する薄膜の一実施例を示すものである。この
薄膜は、機械的性質および耐熱性の良好なポリエステル
フィルムIOQベースニ、片面に陰極材として金属層1
1を形成し、他面に塩化ビニリチン層12ヲ形成してい
る0この塩化ビニリチン層12を形成することによって
、ポリエステルフィルム10から透過していた大気中の
水蒸気、酸素、および炭酸ガスの量を減少させることが
可能となり、ガスフローカウンタ中の計数ガス純度を保
つために割増していた計数供給量を大幅に低減させるこ
とが可能になる。ポリエステルフィルム10は機械的強
度が太きいため厚さμ−程度までのものが市販されてお
り、また塩化ビニリチン層」2は2〜4μm程度の厚さ
でポリエステルフィルム10を透過するガスを十分阻止
できる。したがって、例えば厚さ6μmのポリエステル
フィルムの上に厚さ2μ?nの塩化ビニリデン層を形成
させた薄膜は、厚す12μ?nのポリエステルフィルム
のガス透過量よシも低いガス透過量であシ、かつ単位面
積当シの重量も軽いため、放射線の検出感度も向上する
。
ガス透過量を低減させるために用いる材質は上記の塩化
ビニリチン以外にシールピール等の塗料等でもよい。ま
た、ベースとして用いる材料もポリエステルフィルムに
限らず、機械的強度があり、かつ著量であれば他の有機
物聞″料も使用可能であるつ 以上述べたように本発明によれば、放射線入射窓の素材
として有機物を2層以上に重ね合わせて成る薄膜を用い
ることにより、計数ガス使用量の駄減と放射線検出感度
の向上とを同時に達成することができるっ
ビニリチン以外にシールピール等の塗料等でもよい。ま
た、ベースとして用いる材料もポリエステルフィルムに
限らず、機械的強度があり、かつ著量であれば他の有機
物聞″料も使用可能であるつ 以上述べたように本発明によれば、放射線入射窓の素材
として有機物を2層以上に重ね合わせて成る薄膜を用い
ることにより、計数ガス使用量の駄減と放射線検出感度
の向上とを同時に達成することができるっ
第1図および第2図は本発明を適用するガスフローカウ
ンタの縦断面図および横断面図、第3図はガスフローカ
ウンタのプラト特性の説明図、第4図は本発明によるガ
スフローカウンタの放射線入射窓を構成する薄膜の一実
施例を示す断面図である。 1・・・環状枠体、2・・・陽極線、3・・・絶縁物、
4・・・陰極、7・・・放射線入射窓、8・・・ガス導
入口、9・・・ガス導出口、10・・・ポリエステルフ
ィルム、11・・金属層、12・・・塩化ビニリデン層
。 特許出願人 富士電機製造株式会社 箋1区 )2目 )9圀 箋q目 ll
ンタの縦断面図および横断面図、第3図はガスフローカ
ウンタのプラト特性の説明図、第4図は本発明によるガ
スフローカウンタの放射線入射窓を構成する薄膜の一実
施例を示す断面図である。 1・・・環状枠体、2・・・陽極線、3・・・絶縁物、
4・・・陰極、7・・・放射線入射窓、8・・・ガス導
入口、9・・・ガス導出口、10・・・ポリエステルフ
ィルム、11・・金属層、12・・・塩化ビニリデン層
。 特許出願人 富士電機製造株式会社 箋1区 )2目 )9圀 箋q目 ll
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)放射線入射窓を有する金属製容器内に陽極線を絶縁
して張シ、前記容器内に計数用ガスを流通させ、前記容
器の本体を陰極としてこれと前記陽極線との間に高電圧
を印加し、前記放射線入射窓を介して容器内に入射する
放射線を計数するガスフローカウンタにおいて、前記放
射線入射窓を、機掛的強度があって軽量の有機物フィル
ムをベースとして、その上にガス透過量のよシ少ない有
機物層を形成して成る薄膜から構成したことを特徴とす
るガスフローカウンタ。 2、特許請求の範囲第1項記載のカウンタにおいて、前
記有機物フィルムはポリエステルフィルムであり、その
上に形成される有機物層は塩化ビニリデン層であること
を特徴とするガスフローカウンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23122382A JPS59127355A (ja) | 1982-12-30 | 1982-12-30 | ガスフロ−カウンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23122382A JPS59127355A (ja) | 1982-12-30 | 1982-12-30 | ガスフロ−カウンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59127355A true JPS59127355A (ja) | 1984-07-23 |
Family
ID=16920243
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23122382A Pending JPS59127355A (ja) | 1982-12-30 | 1982-12-30 | ガスフロ−カウンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59127355A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63252279A (ja) * | 1987-02-13 | 1988-10-19 | フィリップス エレクトロニクス ネムローゼ フェンノートシャップ | ガス充填x線検出器 |
US5138168A (en) * | 1988-07-08 | 1992-08-11 | Oxford Positron Systems Limited | Method and apparatus for quantitative autoradiography analysis |
-
1982
- 1982-12-30 JP JP23122382A patent/JPS59127355A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63252279A (ja) * | 1987-02-13 | 1988-10-19 | フィリップス エレクトロニクス ネムローゼ フェンノートシャップ | ガス充填x線検出器 |
US5138168A (en) * | 1988-07-08 | 1992-08-11 | Oxford Positron Systems Limited | Method and apparatus for quantitative autoradiography analysis |
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