JPS59126123A - 雨降りでも効く自転車のブレ−キ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 雨の日にブレーキが余り良く効かないのは、車輪に雨水
が附着するからで、本案の様に各ブレーキの後方に雨水
よけ（２）を取り付け、ブレーキをかける前に予かじめ
附着している雨水を常に排除して置くと雨の日でもブレ
ーキは正常に作動するものである。

従来のブレーキは、雨水排除装置がないので、一寸雨が
降ると滑つてブレーキが効きにくゝなり、女性や子供、
或ひは老人の様に握力に乏しい人にとつては大変危険な
事である。

本案は従来のブレーキの危険性を取り除き、雨の日でも
安心して自転車に乘れる様にした。

次にその構造を説明すると、 （イ）各ブレーキの後方に枠（１）を設ける。

（ロ）その枠（１）内に雨水よけ（２）を入れる。

（ハ）雨水よけ（２）と連動する軸（３）に突起（４）
を設け、つまみ（５）を取り付ける。

（ニ）雨水よけ（２）がその機能を果たす為にスプリン
グ（６）を取り付ける。

この様な構造にすると、雨の時つまみ（５）を左右何づ
れかに廻はすと軸（３）に設けた突起（４）が、枠（１
）に設けた凹部分（７）と重なつた時、スプリング（６
）の作用で雨水よけ（２）はブレーキよりも飛び出して
車輪に当たり、雨水よけ（２）はブレーキの後方に取り
付けてあるので車輪が回転すると自動的に、前以つて雨
水を排除する事になり、従つてブレーキをかける時には
附着している雨水は排除されているので滑べることはな
い。

尚、車輪を両方からスプリング（６）に依つて雨水よけ
（２）を押し付けても走行には殆んど支障はない。

雨がやんだら雨水よけ（２）の不必要なまめつを防ぐ為
につまみ（５）を引いて突起（４）を枠（１）外に出し
てから左右何づれかに廻はして置く。

本案の様にブレーキをかける前に予かじめ雨水よけ（２
）に依つて附着している雨水を常に排除しているとブレ
ーキが滑べる事がなく、握力に乏しい老人や子供、女性
でも容易にブレーキをかける事が出来て大変安全である
。

尚、この雨水よけ（２）はゴムでも合成ゴムでもよく、
或ひは合成樹脂を用ひてもその効果は多少異なつても目
的を達する事が出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は、雨水よけ（２）を使用しない状態の断面図。 第２図は、雨水よけ（２）を使用した状態の断面図、第
３図は、ブレーキをかけた状態の断面図第４図は、本案
の斜視図である。 （１）は、枠　（２）は、雨水よけ　（３）は、軸（４
）は、突起　（５）は、つまみ　（６）は、スプリング
（７）は、凹部分　（８）は、車輪のブレーキが当たる
部分。 特許出願人　藤林文雄

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 各ブレーキの後方に雨水よけ（２）を取り付けた自転車
   のブレーキ。