JPS5912503B2 - ベルト輸送システムの乗降用路線利用方法 - Google Patents

ベルト輸送システムの乗降用路線利用方法

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JPS5912503B2
JPS5912503B2 JP2226875A JP2226875A JPS5912503B2 JP S5912503 B2 JPS5912503 B2 JP S5912503B2 JP 2226875 A JP2226875 A JP 2226875A JP 2226875 A JP2226875 A JP 2226875A JP S5912503 B2 JPS5912503 B2 JP S5912503B2
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JP
Japan
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route
capsules
capsule
line
boarding
Prior art date
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Expired
Application number
JP2226875A
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English (en)
Other versions
JPS5197190A (ja
Inventor
亨 斉間
圭一 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は現在新都市交通システムとして開発中のベルト
輸送システムにおける乗降用路線の利用方法に関する。
このベルト輸送システムとは、ベルトコンベアまたはロ
ーラコンベアよりなる路線上に輸送用カプセルを乗せて
連続的に輸送するシステムであって、途中で増速を行な
い、平均速度を上げるようにしたものも既に提案されて
いる。
しかして、この場合には、加減速時の衝撃から乗客を保
護するためにカプセル内に乗客を入れて運ぶようにする
ことが多い。
このようなベルト輸送システムは、待たずに乗れること
、路線の大きさの割合に対してかなりの輸送能力がある
等多くの利点を有しているが、その反面、何らかの事故
によりカプセルが停止してしまうと、後続のカプセルが
極めて接近して走行しているため全線を一度に停止させ
ないと追突事故の発生する慮れもある。
この問題を解決するとともに、カプセル運行に多様性を
持たせるようにしたものも既に提案されており、この提
案においては、事故発生度の一番高い駅構内に癌て駅を
本線から分岐した分岐線に臨ませるようにし、駅構内で
問題が生じたときは、その分岐線のみカプセルの運行を
停止し、本来分岐線に進入する予定のカプセルを本線側
を通すようにしていた。
しかしながら、このようにした場合、分岐線側に駅があ
り、本線側はカプセルが通過するに過ぎない形式の場合
には何ら問題が生じないが、本線と分岐線の両方に駅を
臨ませるようにした急行停車駅のような場合には、一方
の路線を止め他方の路線に全カプセルを流入させると1
片方の駅で2倍のカプセルを処理しなければならなくな
るが、カプセルの長さおよび駅構内におけるカプセル速
度との関連において処理不能となる慮れがあった。
そこで、一方の路線を停止したときに他方の路線の容量
を増すために駅構内通過速度を2倍にして通常の2倍の
カプセルが流入してもカプセルの渋滞が生じないように
したものが既に提案されているが、この場合、駅構内で
の通過速度が通常の2倍となっているため、乗客の安全
な昇降ができるかどうか疑問であり、このため、この緊
急時には乗客の昇降ができないものと考えられていた。
一方、通常ベルト輸送システムで一定速度で走行し人を
カプセル内に収容して輸送する場合について考えると、
乗客が乗り込んだ時も、走行中でもカプセルの間隙は不
変であるので=般には分岐したりして駅を通過せしめる
必要性は全くない。
これは、乗客を乗降せしめるのは、エスカレータ−の場
合のように低速で普通のプラットフォームを通過させれ
ば乗り込む事も可能であるからである。
この様な駅の安全性を考えると、プラットフォーム部を
通過するカプセルの通過速度は一般的には2.4Wh以
下程度におさえなければならない。
しかし、この様な低速走行だけで次の駅迄行ぐのでは、
交通機関として極めて不満足である。
このため駅と駅の間では約24 Km/ hの高速走行
をさせることになる。
ここでプラットフォームで2.4Km/hの速度は0.
67 m 7秒で今かりに3mの長さの車体を5秒間隙
で走らせようとすると、前後のカプセルの間隙は0.3
3mLかなく、これ以上カプセルをつめて走らせる事は
不可能である。
しかしここで24 KItL/hで走っている時は6.
67m/秒の速度であり、5秒間隙で走らせると、カプ
セルピッチは33.3mで3mの車体を考えると30.
3 mはど前後のカプセルの間隙が生じる事になる。
つまりプラットフォーム部では満員である力体練での高
速走行部では空きすぎになってしまう。
そこで本線では2倍のカプセル即ち2.5秒ピッチで走
ると、カプセルの間隙は13.7m1m度になりはソ満
足すべきカプセル間隙となる。
しかしこのま\2.4 Km/ hに減速したらカプセ
ルはぶつかり合ってしまい本線2.5秒ピッチの運転は
プラットフォーム部では実現不可能である。
この問題の解決策として右分岐専用カプセルと左分岐専
用カプセルを交互に配し、本線では2.5秒ピッチの運
転を行い;プラットフォーム部では、右、左に分岐した
カプセルは5秒間隙で運行すれば非常に輸送容量の大き
な輸送システムとして構成可能となる。
このように、カプセルを用いたベルト輸送システムの場
合、その能力を最大限にするには駅を左右に配置するこ
とが有力な解決手段の一つであるが、前述のように、事
故が生じたときは余裕がなくカプセルの渋滞を生じてし
まう。
本発明は、前述した従来のものにおける欠点を除去する
ために、本線、分岐線の両方の路線にカプセルへの乗降
のできる駅を設けるとともに、更に1本の分岐用路線を
設けるようにしたベルト輸送システムを提供することを
目的とする。
かかるベルト輸送システムに用いられるカプセルは既に
知られているが、このカプセルの概要を第1図により説
明する。
カプセル本体1はばね2,2を介してベース3上に支持
され−ている。
このベース3は、樋状の桁構造4上に突設されている駆
動装置5により支持され回転される支持タイヤ6.6上
に載置されている。
なお、前記ベース3は分岐点以外の場所では図示しない
ベルトコンベア上に載置される。
前記ベース3には側方に突出する案内車輪7゜7が突設
されており、これらの案内車輪7,7は前記桁構造4の
内側に延在している案内軌条8゜8に浩接してカプセル
本体1が側方に倒れないようになっている。
また、前記ベース3には、カプセルの進行方向に対し横
方向に移動自在な可動腕9が横方向のうちの一方にばね
10により付勢されるようにして取付けられている。
この可動腕9の両端には路線の分岐点において作用する
分岐用の案内車輪11.12が突設されており、前記案
内軌条8,8上に突設されている案内軌条13゜14と
係合してカプセルの進行方向を却制するようにされてい
る。
つぎに、第2図により既に提案されている。
カプセルの通常分岐と強制分岐について訣明する。
まず、通常分岐のときは、第1図に示したように、分岐
点付近に突設されている分岐用案内軌条14に可動腕9
の分岐用案内車輪11,12の一方12が外側から係合
し、カプセルはこの案内軌条14に拘束されて左または
右に自動的に分岐して行く。
この場合、操作シリンダ15等の地上側分岐装置は全く
動作しない。
つぎに1分岐先に異常のあるときには、前記操作シリン
ダ15が作動してピストンロッド16が引かれる。
すると、可動案内軌条14Aが開いて、本来案内軌条1
4と組合うべき分岐用案内車輪12が可動案内軌条14
Aの壁面17に沿って転動し、可動腕9がばね10の力
に抗して左側に移動する。
よって、反対側の案内車輪11が分岐用案内軌条13の
外側から係合し、本来進入する方とは別の方向に分岐進
入して行く。
前述したカプセルの概要および分岐点での操作に基いて
、本発明によるベルト輸送システムの乗降用路線の切換
方法の実施例を第3図により説明する。
カプセルが高速で走行する本線21は駅構内22におい
て中央と右の三路線23.24に分岐し、このうちの分
岐路線24には駅25が臨まされていて、この駅25付
近においてカプセルは減速されて乗客の乗降を行なうよ
うになっている。
一方、前記分岐路線23はさらに左と中央の三路線26
.27に分岐し、これらの三路線26.,27にも駅2
8が臨まされている。
これらの路線26゜21のうち中央の路線27は平常時
には使用されず、カプセルは左の路線26を通って駅2
8付近において減速されて乗客の乗降を行なうようにな
っている。
前記布の路線24と路線27とは駅25,28ノ先にお
いて合流して路線29となり、さらに、この路線29は
前記路線26と合流して本線30となる。
前述の構成によれば、本線21を連続的に高速走行して
いるカプセルは、平常時、右の路線24と左の路線26
とに交互に進入して減速され1乗客の乗降を行なった後
、再び本線30において合流して高速走行する。
したがって、この場合には中央の路線27は使用されな
い。
しかして、もし右の路線24もしくは駅25においてト
ラブルが発生し、この路線24を使用することができな
くなったときには、第2図に示した操作シリンダ15等
が作動して、すべてのカプセルは中央の路線23に進入
する。
これらのカプセルはその後路線26と27とに交互に進
入して減速され、乗客の乗降を行なべ再び本線30にお
いて合流して高速走行すム また、もし左の路線26もしくは駅28においてトラブ
ルが発生し、この左の路線26を使用することができな
くなったときには、逆に右の路線24と中央の路線27
とにすべてのカプセルを進入させるようにすればよい。
なお、前述の説明では、非常時に路線27を通過するカ
プセルを減速させて乗客の乗降を行なうように説明した
が、この中央の路線27をカプセルが高速のまま通過す
るようにしてもよい。
中央の路線2Tにおいてカプセルの減速を省力って乗客
を乗降せしめれば、路線24.26のうちの一方にトラ
ブルが生じた場合にも乗客の乗降には全く支障がないが
、もし路線24.26の両方にトラブルが生じた場合に
は路線27を通過するカプセルを減速させると後続のカ
プセルとの衝突が発生する慮れがあるからである。
この路線24.26の両方にトラブルが発生したときに
は、カプセルに路線27を高速のまま通過させずに、全
線の非常停止をする方法もある。
本発明に係るベルト輸送システムにおける乗降用路線切
換方法は、前述の通り、3本の分岐路線を有し、これら
のうちの2本の路線を平常時に使用する一方、異常時に
はトラブルΩ発生した路線以外の2本の路線を使用する
ようにしたので、異常時においても乗客の乗降に支障を
来たすこともなく、また、カプセル同士の衝突といった
事故も未然に防止できるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はカプセルの概要を示す説明図、第2図はカプセ
ルの通常分岐と強制分岐とを示す説明図、第3図は本発
明の方法の実施例の説明図である。 1・・−・・カプセル本体、3・・−・・ベース、5・
・・・・・駆動装置、T・・・・・・案内車輪、9・・
・・・・可動腕、11゜12・・・・・・分岐用案内車
輪、13,14・・・・・・案内軌道、15・・・・・
・操作シリンダ、21,30・・・・・・本線、23.
24.26.27.29・・・・・・分岐路線、25.
28・・・・・・駅。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数の輸送用カプセルをベルトコンベヤによる路線
    上に乗せてこれを走行させて乗客を輸送するシステムに
    て、乗降用路線部分では連続するカプセルを交互に各カ
    プセルの車上分岐装置によって左右の路線に分離して、
    左右の各乗降駅を低速走行しながら乗降するようにして
    いるものにおいて、ベルトコンベヤの路線に分岐部を2
    ケ所直列に設けて、左右と中央の三本の路線を形成し、
    平常時は左右の路線を用い、いずれかの路線に異常が生
    じたときは、地上分岐装置によって、異常な路線を避け
    て、中央の路線に切換えるようにしたベルト輸送システ
    ムの乗降用路線の利用方法。
JP2226875A 1975-02-22 1975-02-22 ベルト輸送システムの乗降用路線利用方法 Expired JPS5912503B2 (ja)

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JPS5197190A JPS5197190A (ja) 1976-08-26
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