JPS5912265B2 - 小箱入豆腐の製造方法 - Google Patents
小箱入豆腐の製造方法Info
- Publication number
- JPS5912265B2 JPS5912265B2 JP51069585A JP6958576A JPS5912265B2 JP S5912265 B2 JPS5912265 B2 JP S5912265B2 JP 51069585 A JP51069585 A JP 51069585A JP 6958576 A JP6958576 A JP 6958576A JP S5912265 B2 JPS5912265 B2 JP S5912265B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tofu
- container
- small
- holding plate
- plate frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Beans For Foods Or Fodder (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は小箱内に納められた木綿豆腐状の豆腐を製造
する方法に関するもので、木綿豆腐状の内部組成を有す
ると共に、従来の充填豆腐と同様に加熱殺菌が行なわれ
て日もちのよい小箱人豆腐を提供することを目的とする
ものである。
する方法に関するもので、木綿豆腐状の内部組成を有す
ると共に、従来の充填豆腐と同様に加熱殺菌が行なわれ
て日もちのよい小箱人豆腐を提供することを目的とする
ものである。
以下本願の実施例を示す図面について説明する。
1は小箱として例示する容器を示し、一般にプラスチッ
ク材料を用いて通常の豆腐の一丁分が入る程度の大きさ
の角型に形成されている。
ク材料を用いて通常の豆腐の一丁分が入る程度の大きさ
の角型に形成されている。
尚この材料は任意のものを用いてもよく、またその形状
も角型の他、丸形その他の任意の形状に形成してもよい
。
も角型の他、丸形その他の任意の形状に形成してもよい
。
2はこの容器1の開口縁部に設けた鍔部を示す。
3は保持板枠を示し、容器1の内周面との間に僅かの隙
間を残して内部に丁度納まるような大きさの筒状(本例
においては角筒状)に形成されており、又これは図示外
の昇降装置によって、図面において上下方向への移動を
自在にされている。
間を残して内部に丁度納まるような大きさの筒状(本例
においては角筒状)に形成されており、又これは図示外
の昇降装置によって、図面において上下方向への移動を
自在にされている。
更にまたこの保持板枠3には第6図に示す様に多数の水
抜孔4が形成されている。
抜孔4が形成されている。
次に5は押圧板を示し、保持板枠3の内周側を丁度摺動
しうる大きさに形成されており、またこれは保持板枠3
を昇降させるようにした昇降装置とは別の図示外の昇降
装置により図面において上下方向に移動し得るようにな
っている。
しうる大きさに形成されており、またこれは保持板枠3
を昇降させるようにした昇降装置とは別の図示外の昇降
装置により図面において上下方向に移動し得るようにな
っている。
次にこれらの部材を用いて豆腐を製造する過程を説明す
る。
る。
まず第1図に示すように容器1の内面側に保持板枠3を
挿入する。
挿入する。
次にこの保持板枠3の内側に、予め豆乳に対し凝固剤を
混ぜるととにによって凝固させかけておいた豆乳(豆腐
になる初期のもの)を投入する。
混ぜるととにによって凝固させかけておいた豆乳(豆腐
になる初期のもの)を投入する。
するとこの凝固しかけた豆乳はこの投入の操作によって
細かく砕かれて豆乳小塊6となる。
細かく砕かれて豆乳小塊6となる。
この投入する量は、後述の押圧過程を考慮して、その押
圧過程を経た後に容器に対し適当な容積となるような量
を投入しておくとよい。
圧過程を経た後に容器に対し適当な容積となるような量
を投入しておくとよい。
またここへ投入する凝固しかさだ豆乳は、凝固しかけた
ままで投入してもよいし、あるいは予め任意のこねを崩
す手段によって適当な大きさの豆乳小塊にした状態で容
器1の内部に投入するようにしてもよい。
ままで投入してもよいし、あるいは予め任意のこねを崩
す手段によって適当な大きさの豆乳小塊にした状態で容
器1の内部に投入するようにしてもよい。
次にこのようにして投入された豆乳小塊6に対し余分の
水(純粋な水あるいは凝固剤を含んだ水)の搾り出しが
行なわれる。
水(純粋な水あるいは凝固剤を含んだ水)の搾り出しが
行なわれる。
即ち第2図に示すように押圧板5が保持板枠3の内周面
を図示外の昇降装置によって下降されてくる。
を図示外の昇降装置によって下降されてくる。
すると保持板枠3の内部側に存在する豆乳小塊6ばとの
押圧板5の押圧力によって下方に押し縮められ、豆乳小
塊6の内部(豆乳小塊6自体の内部及び豆乳小塊6と豆
乳小塊との間)にある余分の水が保持板枠3の水抜孔4
を介して排出され保持板枠3の内部の豆乳小塊は密な状
態となる。
押圧板5の押圧力によって下方に押し縮められ、豆乳小
塊6の内部(豆乳小塊6自体の内部及び豆乳小塊6と豆
乳小塊との間)にある余分の水が保持板枠3の水抜孔4
を介して排出され保持板枠3の内部の豆乳小塊は密な状
態となる。
この際、保持板枠3の水抜孔4を介して排出される水は
、保持板枠3と容器1との間隙が狭くなるようにしであ
るため、容器1の開口部から溢れ出る。
、保持板枠3と容器1との間隙が狭くなるようにしであ
るため、容器1の開口部から溢れ出る。
尚、この様な抑圧操作をする際には容器1の底面を任意
の支具を用いて支えるようにするとよい。
の支具を用いて支えるようにするとよい。
また、容器1が丈夫な材料で作られている場合には鍔部
2を支えて容器1の保持をするようにしても良い。
2を支えて容器1の保持をするようにしても良い。
このような押圧操作により過剰の液体(水)を排出され
た後には、第3図に示すように押圧板5の下降位置を保
った捷ま保持板枠3が抜出され、続いて押圧板5が上昇
退避させられる。
た後には、第3図に示すように押圧板5の下降位置を保
った捷ま保持板枠3が抜出され、続いて押圧板5が上昇
退避させられる。
なおこのような操作順は押し縮められた豆乳小塊6′と
保持板枠3との離れを良好に行なわせるだめのもので、
この離れが容易に行なわれる場合には押圧板5を先に上
昇させしかるのち保持板枠3を抜き出すようにしてもよ
い。
保持板枠3との離れを良好に行なわせるだめのもので、
この離れが容易に行なわれる場合には押圧板5を先に上
昇させしかるのち保持板枠3を抜き出すようにしてもよ
い。
次に第4図に示すように、容器1の内部には凝固付人の
豆乳6aが容器いっばいになるまで投入され、更に第5
図に示すように容器1の開口部がシール材7によって容
器1の内部が密封されるように覆着される。
豆乳6aが容器いっばいになるまで投入され、更に第5
図に示すように容器1の開口部がシール材7によって容
器1の内部が密封されるように覆着される。
伺この覆着の手段はこのシール材と容器1における鍔部
2とを加熱溶着することによって行なわれる。
2とを加熱溶着することによって行なわれる。
このため容器1及びシール材7は加熱溶着可能な材料を
用いるのが好ましいが、またこの密封は他の任意の覆着
手段(他の任意の接着方法)をもって行なってもよい。
用いるのが好ましいが、またこの密封は他の任意の覆着
手段(他の任意の接着方法)をもって行なってもよい。
次にこのようにして密封された容器人の豆腐はボイル等
の手段によって加熱殺菌される。
の手段によって加熱殺菌される。
伺、前記第3図に示す過程においては、押圧板5の上昇
に先行して保持板枠3を抜き出すことにより、第6図に
示すように保持板枠3の内面側に付着してくる豆腐くず
8を押圧板5によって掻き落すことができる。
に先行して保持板枠3を抜き出すことにより、第6図に
示すように保持板枠3の内面側に付着してくる豆腐くず
8を押圧板5によって掻き落すことができる。
また保持板枠3における水抜孔4を第6図に示すように
形状に形成した場合には、その孔の内部に豆腐(ず9が
付着しても、水抜孔4の孔径が保持板枠3の内周面側よ
りも外周面側のほうが大きく形成しであるため、次回の
豆乳小塊から水を搾り出す作業においては、孔のつまり
その他何らの支障をもきたさない。
形状に形成した場合には、その孔の内部に豆腐(ず9が
付着しても、水抜孔4の孔径が保持板枠3の内周面側よ
りも外周面側のほうが大きく形成しであるため、次回の
豆乳小塊から水を搾り出す作業においては、孔のつまり
その他何らの支障をもきたさない。
以上のような工程での豆腐の製造は一般に流れ作業を用
いて行なわれるのが好ましい。
いて行なわれるのが好ましい。
即ち多数の容器1をコンベアーによって連続的あるいは
間欠的に移送できるように構成し、その移送径路に添わ
せて凝固しかけた豆乳の投入装置、保持板枠3及びこれ
の昇降装置、押圧板5及びこれの昇降装置、凝固剤人の
豆乳6aの投入装置及びシール材7のシール装置を順に
配設し、更にこれらを周知の連繋手段(例えばリミット
スイッチや光電装置あるいは集中的なプログラム制御装
置)を付加して連繋動作させることにより、この豆腐の
製造工程を流れ作業化することが可能となる。
間欠的に移送できるように構成し、その移送径路に添わ
せて凝固しかけた豆乳の投入装置、保持板枠3及びこれ
の昇降装置、押圧板5及びこれの昇降装置、凝固剤人の
豆乳6aの投入装置及びシール材7のシール装置を順に
配設し、更にこれらを周知の連繋手段(例えばリミット
スイッチや光電装置あるいは集中的なプログラム制御装
置)を付加して連繋動作させることにより、この豆腐の
製造工程を流れ作業化することが可能となる。
以上のようにこの発明にあっては、小箱内に入れられた
豆乳小塊を加圧し、豆乳小塊中に含まれる液体の一部を
排出すると共に、これに更に豆乳を入れて加熱凝固させ
るものであるから、小箱内の豆腐の組織は通常の木綿豆
腐と同様に疎密ができ、かつ、豆乳が補給されて加熱さ
れたことによって全体は一体化し、まことに風味ある小
箱入木綿豆腐を作ることができる。
豆乳小塊を加圧し、豆乳小塊中に含まれる液体の一部を
排出すると共に、これに更に豆乳を入れて加熱凝固させ
るものであるから、小箱内の豆腐の組織は通常の木綿豆
腐と同様に疎密ができ、かつ、豆乳が補給されて加熱さ
れたことによって全体は一体化し、まことに風味ある小
箱入木綿豆腐を作ることができる。
しかもできた小箱入木綿豆腐は最終的に小箱内に入れら
れた状態で加熱殺菌されるものであるから二次汚染がな
く、従来の充填豆腐と同様に日もちがよく衛生的な食品
として提供できる画期的効果がある。
れた状態で加熱殺菌されるものであるから二次汚染がな
く、従来の充填豆腐と同様に日もちがよく衛生的な食品
として提供できる画期的効果がある。
図面は本願の実施例を示すもので、第1図乃至第5図は
小箱入り豆腐の製造過程を示す図、第6図は保持板枠と
押圧板の関係を示す要部拡大縦断面図。 1・・・容器、3・・・保持板枠、5・・・押圧板。
小箱入り豆腐の製造過程を示す図、第6図は保持板枠と
押圧板の関係を示す要部拡大縦断面図。 1・・・容器、3・・・保持板枠、5・・・押圧板。
Claims (1)
- 1 小箱に入れられた豆乳小塊を圧縮して、内部に含ま
れている液体の一部を排出させると共に豆乳小塊を密に
変化させ、しかるのち豆乳を補充して加熱凝固すること
を特徴とする小箱人豆腐の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51069585A JPS5912265B2 (ja) | 1976-06-14 | 1976-06-14 | 小箱入豆腐の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51069585A JPS5912265B2 (ja) | 1976-06-14 | 1976-06-14 | 小箱入豆腐の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52154547A JPS52154547A (en) | 1977-12-22 |
JPS5912265B2 true JPS5912265B2 (ja) | 1984-03-22 |
Family
ID=13407038
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51069585A Expired JPS5912265B2 (ja) | 1976-06-14 | 1976-06-14 | 小箱入豆腐の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5912265B2 (ja) |
-
1976
- 1976-06-14 JP JP51069585A patent/JPS5912265B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52154547A (en) | 1977-12-22 |
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