JPS5912143Y2 - 極厚板溶接開先用ア−クエア−ガウジングホルダ− - Google Patents
極厚板溶接開先用ア−クエア−ガウジングホルダ−Info
- Publication number
- JPS5912143Y2 JPS5912143Y2 JP6887779U JP6887779U JPS5912143Y2 JP S5912143 Y2 JPS5912143 Y2 JP S5912143Y2 JP 6887779 U JP6887779 U JP 6887779U JP 6887779 U JP6887779 U JP 6887779U JP S5912143 Y2 JPS5912143 Y2 JP S5912143Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holder
- electrode
- air
- thick plate
- gouging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Arc Welding In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は極厚板溶接開先用アークエアーガウジングホル
ダーに関する。
ダーに関する。
従来は開先深さ200 mm中30 mm程度の極厚板
溶接において溶接欠陥が生じた場合、それを除去するた
めには種々の難点を生じていた。
溶接において溶接欠陥が生じた場合、それを除去するた
めには種々の難点を生じていた。
即ち第1図に示す如くアークエアーガウジングホルダー
の電極押え1に炭素電極2をはさみ電極2を開先部に挿
入して欠陥部3と電極2の先端との間にアークを発生し
電極押え1の近傍にある空気噴出口4より圧縮空気を噴
出させて、欠陥部3にアークにより生じた溶融金属を吹
き飛ばしていたが、この場合空気噴出口4と欠陥部3と
の間に相当の距離があるので空気の勢が衰え溶融金属を
充分吹飛ばせないことがあった。
の電極押え1に炭素電極2をはさみ電極2を開先部に挿
入して欠陥部3と電極2の先端との間にアークを発生し
電極押え1の近傍にある空気噴出口4より圧縮空気を噴
出させて、欠陥部3にアークにより生じた溶融金属を吹
き飛ばしていたが、この場合空気噴出口4と欠陥部3と
の間に相当の距離があるので空気の勢が衰え溶融金属を
充分吹飛ばせないことがあった。
又開先が深く巾が狭いため開先側壁5と電極2の側面と
が接触し易く、それによるスパークで開先側壁5を損傷
させることがあった。
が接触し易く、それによるスパークで開先側壁5を損傷
させることがあった。
本考案の目的はこれら従来の欠点を除去し極厚板溶接開
先の中で電極先端のアーク発生部に強力な圧縮空気を吹
きつけ欠陥部の溶融金属を完全に吹き飛ばし、又スパー
クによる開先側壁の損傷を防止する新規な構造のアーク
エアーガウジングホルダーを提供するにある。
先の中で電極先端のアーク発生部に強力な圧縮空気を吹
きつけ欠陥部の溶融金属を完全に吹き飛ばし、又スパー
クによる開先側壁の損傷を防止する新規な構造のアーク
エアーガウジングホルダーを提供するにある。
以下本考案をその実施例について第2. 3, 4.5
図を参照して説明する。
図を参照して説明する。
本考案のアークエアーガウジングホルダーは銅または銅
合金製の電導体よりなるノズル6があり、該ノズル6に
は圧縮空気の通路となる先端が開口した中空部7があり
、又端部近くの側面には取り付け部材9を用いて電極押
え8が取り付けられている。
合金製の電導体よりなるノズル6があり、該ノズル6に
は圧縮空気の通路となる先端が開口した中空部7があり
、又端部近くの側面には取り付け部材9を用いて電極押
え8が取り付けられている。
炭素電極13は電極押え8によりノズル6に密接される
。
。
前記ノズル6、電極押え8及び電極13の入る空間10
の側面全部を絶縁板11で被覆してホルダー下部体が戒
り立っている。
の側面全部を絶縁板11で被覆してホルダー下部体が戒
り立っている。
又銅または銅合金製の電導体よりなるホルダー上部体1
6には圧縮空気の通路になる中空部18があり、この中
空部18には圧縮空気が送り込まれ、ノズル6内の中空
部7に通じるようになっている。
6には圧縮空気の通路になる中空部18があり、この中
空部18には圧縮空気が送り込まれ、ノズル6内の中空
部7に通じるようになっている。
上部体16には絶縁物で被覆された取っ手12、空気量
調節弁14、ケーブル15が取り付けられ、上部体16
は絶縁板19で被覆される。
調節弁14、ケーブル15が取り付けられ、上部体16
は絶縁板19で被覆される。
上部体16について更に詳記すれば第5図に示す如くケ
ーブル15が上部体16に連結されるが、ケーブル15
の内部に導体20とチューブ15′の間に空気通路22
があり、この空気通路は孔23により上部体16内の中
空部18に通じているので圧縮空気は中空部18を通っ
て、ノズル下端の開口7′より噴出する。
ーブル15が上部体16に連結されるが、ケーブル15
の内部に導体20とチューブ15′の間に空気通路22
があり、この空気通路は孔23により上部体16内の中
空部18に通じているので圧縮空気は中空部18を通っ
て、ノズル下端の開口7′より噴出する。
空気量は弁14を上下さす事により加減する。
電流は導体20より、導体継手21を通り上部体16に
流れる。
流れる。
又取っ手12は斜め上向に取り付けると楽な姿勢でガウ
ジング作業を実施できるので好都合である。
ジング作業を実施できるので好都合である。
ホルダー上部体とホルダー下部体とは嵌め込み部17に
より一体に組合わせた構造のものが本考案めアークエア
ーガウジングホルダーである。
より一体に組合わせた構造のものが本考案めアークエア
ーガウジングホルダーである。
又上部体と下部体とを一体で製作する事も可能である。
本考案のアークエアーガウジングホルダーを使用してガ
ウジング作業を行なう場合取っ手12を把持してホルダ
ー下部体を開先内に挿入し電極13の先端部と溶接欠陥
部との間でアークを発生させ欠陥部を溶接した際、ノズ
ル6の中空部7を通って来た圧縮空気はノ゛ズル下端の
開口7′より噴出して欠陥部の溶融金属を吹き飛ばす。
ウジング作業を行なう場合取っ手12を把持してホルダ
ー下部体を開先内に挿入し電極13の先端部と溶接欠陥
部との間でアークを発生させ欠陥部を溶接した際、ノズ
ル6の中空部7を通って来た圧縮空気はノ゛ズル下端の
開口7′より噴出して欠陥部の溶融金属を吹き飛ばす。
噴出口7′と電極13の先端部とがすぐ近くにあるだめ
、噴出空気の勢が強いので次陥部の溶融金属を完全に吹
き飛ばす事ができる。
、噴出空気の勢が強いので次陥部の溶融金属を完全に吹
き飛ばす事ができる。
またノズル6、電極押え8、電極13の側部は絶縁板1
1によって被覆されているので、ホルダー側部が、開先
側壁5と接触する事があってもスパー夕を生ずる事はな
く開先側壁5を損傷することはない。
1によって被覆されているので、ホルダー側部が、開先
側壁5と接触する事があってもスパー夕を生ずる事はな
く開先側壁5を損傷することはない。
又圧縮空気の量は弁14により加減されガウジング作業
の際の空気噴出による反力はホルダー自体の重力により
打ち消されるので安定した作業ができる。
の際の空気噴出による反力はホルダー自体の重力により
打ち消されるので安定した作業ができる。
これらの作業を作業者が安心してできるので、品質の向
上や作業能率の増大に極めて有利である。
上や作業能率の増大に極めて有利である。
第1図は従来のアークエアーガウジングホルダーによる
作業の説明図、第2図は本考案アークエアーガウジング
ホルダーの正面(一部断面)図、第3図は第2図の右側
面図、第4図はA−A断面図、第5図は本考案アヲクエ
アーガウジングホルダーの上部体の断面説明図である。 6・・・・・・ノズル、7・・・・・・中空部、8・・
・・・・電極押え、10・・・・・・電極挿入空間、1
1・・・・・・絶縁板、12・・・・・・取っ手、13
・・・・・・炭素電極、14・・・・・・弁、15・・
・・・・ケーブル、16・・・・・・ホルダー上部体、
18・・・・・・中空部。
作業の説明図、第2図は本考案アークエアーガウジング
ホルダーの正面(一部断面)図、第3図は第2図の右側
面図、第4図はA−A断面図、第5図は本考案アヲクエ
アーガウジングホルダーの上部体の断面説明図である。 6・・・・・・ノズル、7・・・・・・中空部、8・・
・・・・電極押え、10・・・・・・電極挿入空間、1
1・・・・・・絶縁板、12・・・・・・取っ手、13
・・・・・・炭素電極、14・・・・・・弁、15・・
・・・・ケーブル、16・・・・・・ホルダー上部体、
18・・・・・・中空部。
Claims (1)
- 先端が開口した中空部7を有する電導体よりなるノズル
6と、該ノズル6に取り付けられた電極押え8と、電極
挿入空間10とを絶縁板11で被覆したホルダー下部体
と、取っ手12と空気調節弁14と前記中空部7に連な
る中空部18とを有する電導体よりなるホルダー上部体
16とを1体に組み合わせた事を特徴とする極厚板溶接
開先用アークエアーガウジングホルダー
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6887779U JPS5912143Y2 (ja) | 1979-05-24 | 1979-05-24 | 極厚板溶接開先用ア−クエア−ガウジングホルダ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6887779U JPS5912143Y2 (ja) | 1979-05-24 | 1979-05-24 | 極厚板溶接開先用ア−クエア−ガウジングホルダ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55171477U JPS55171477U (ja) | 1980-12-09 |
JPS5912143Y2 true JPS5912143Y2 (ja) | 1984-04-12 |
Family
ID=29302719
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6887779U Expired JPS5912143Y2 (ja) | 1979-05-24 | 1979-05-24 | 極厚板溶接開先用ア−クエア−ガウジングホルダ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5912143Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007167889A (ja) * | 2005-12-21 | 2007-07-05 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | ガウジング用ホルダ |
-
1979
- 1979-05-24 JP JP6887779U patent/JPS5912143Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55171477U (ja) | 1980-12-09 |
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