JPS59120118A - 額縁 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は額縁の改良に関するものである。

従来、額縁の多くは、第１図に示すように断面り型の部
材によって形成された本体１と板ガラス１２と後面の押
え板１３とによって構成され、板ガラスと押え板との間
に展示物を挾み込むようにしていた。

一方、最近、第２図に示すようにコ字型の部材２１によ
って、本体を構成しガラス板２２もしくは透明プラスチ
ック板と押え板２３との間に展示物をはさみ込み、これ
を本体内に挿入した上、Ｌ型金具２４を本体にねじ２５
によって固定することによって額゛縁を構成させるもの
もある。

前者は典型的な額縁であって、展示物を挿入する場合、
ガラス面を下にして展示物を適切な位置に置き、その上
から押え板をかぶせた上で押え板を本体に固定する。し
かしガラス板に展示物を配置するには裏面から位置合せ
をするため、位置合せが行ない難く挿入時に非能率であ
る欠点があった。

後者は、予め、透明板（もしくはガラス板）と押え板と
の間に展示物をはさみ込むため、位置合せは行い易いが
、これを本体に挿入後、ねじ止め操作を行うのに手間が
かかる欠点があった。従って、前二者の形式では長期間
展示を行うには適切であったかもしれないが短期間の展
示、掲示を行うためには非能率的であった。

本発明の目的は短期間に展示物を入れ換えたりするよう
な展示会や掲示板として用いると展示物の挿入および入
れ換えがきわめて容易であり、しかも必要ならば壁等に
固定した′＝！までも展示物の入れ換えを可能とした実
用上有益な額縁を折供することにある。

以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
。

第３図を参照すると、本発明に係る額縁が示してあり、
この額縁は本体３１を備えている。この本体は第４図に
示すように上側面を開放した断面ロコ型の形状を有して
いる。この本体は木、プラスチック、軽金属等によって
作られている。この本体は好ましくは第４図に示すよう
に、コ字型の両側部材３１　ａ　、　３１’ａとこれら
を接続する例えばプラスチック類の補強板３３とから成
っている。

本体の上側の開口部には蓋体３２が着脱自在に取付けら
れる。この蓋体はプラスチックや木等から作られた断面
コ字型の部材から成っている。この蓋体は本体の開口部
になめらかに挿入され固定手段によって本体に固定され
る。この固定手段は蓋体の両側に取付けられた板ばね４
１とこの板はねに係合するよう本体の内側面に設けられ
た突出部５１（第４図Ａおよび第５図参照）とから成っ
ている。蓋体を本体に挿入すると、その挿入の最終位置
で板ばねが突出部に係止即ちクリックストップして蓋体
が本体に固定される。これとは別に第４図Ｂに示すよう
に蓋体の両側面に弾性体例えばスポンジゴムの板を固定
しこの弾性体を本体の内側面に圧力的に挿入されるよう
にして蓋体を本体に摩擦抵抗によって固定するようにし
てもよい。

このように蓋体を本体の上部の開口部に挿入すると、正
面部分が開放した枠体が形成される。

この枠体の巾に展示物（図示せず）を保持したホルタ“
−６０が挿入される。このボルダ−は蓋体を取外した後
にその本体の開口部から出し入れされる。このボルダ−
の一つの実施例の詳細が第６図に示しである。この実施
例のホルダーは木等から成る押え板６２とこの押え板に
一端が例えばとンジ結合されたガラスもしくは透明なプ
ラスチックから成る透視板６１とこの透視板を押え板に
固定する一つ又は複数の固定金具６３とから成っている
。この固定金具はその一端が押え板６２の下面に枢着さ
れ他端にはコ字部６３”ａが形成されている（第７図参
照）このコ字部の中に押え板と透明板との縁を挿入させ
ることによって透視板を押え板に固定させることができ
る。

展示物は押え板と透視板との間に挿入される。

展示物のこの挿入に際しては先ず固定金具を外し、透視
板を上方に持ち上げ展示物を押え板の上に置いた後透視
板を下げ、しかる後固定金具６３によって透視板を押え
板に固定する。このようにした組立体を透視板側が本体
の正面の開放側に位置するようにして本体の上部の開口
部からこの本体内に挿入し、蓋体によって上部の開口部
を閉じる。

このようにして本発明の額縁が完成する。

第８図を参照すると、ホルダーの変形例が示してあり、
この変形例では薄い透明なプラスチック板を断面Ｃ−Ｄ
型に形成したものから成っている。

その内端の弾性を存するカール部８１．８１’が展示物
８０の両端を押える。つ１す、展示物８０をカール部に
差し込むだけでよい。このホルダーは第９図Ａに示すよ
うに本体内に挿入される。

第９図Ｂは本体の正面側の両（ＩＩ＋縁を内方にやや折
り曲げた実施例を示し、この実施例ではホルダーを本体
内で一度確実に保持することができる。

第１０図および第１１図は本発明の他の実施例を示し、
この実施例では上記額縁を２連式としたものである。こ
の額縁は補強板３３の一側でその両側に２つの断面コ字
型の部材３１を配置しそれらの中間に断面１字型の部材
１０６を配置し、左右のコ字型の部材の夫々と１字型の
部材間に蓋体３２．３２’をかぶせることによって形成
される。

３連式又は４連式も可能である。

本発明によれば展示物（文書、絵画、など）では、本体
とは全く無関係にホルダー上に固定されこのボルダ−を
本体に挿入して蓋体を装着することによって、極めて容
易に、かつ省力的に展示物を正確な位置に固定すること
が可能であるという実益がある。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は従来の額縁の一部の斜視図、第３
図は本発明に係る額縁の正面斜視図、第４図Ａは本体と
蓋体とを分解状態で示す一部の斜視図、第４図Ｂは蓋体
の要部の斜視図、第５図は本体と蓋体との接続状態を示
す要部の正面図、第６図はホルダーの斜視図、第７図は
止め金の胴視図、第８図はホルダーの変形例を示す斜視
図、第９図Ａは第８図のホルダーを本体に取付けた状態
を示す断面平面図、第９図Ｂは本体の変形例を示す断面
平面図、第１０図は本発明の額縁の変形例を示す断面平
面図、第１１図は第１０図の正面図である。 特許出願人　株式会社外国文献社 （外４名） 襄／図 ８７− 準２３　図 ２ ３

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 上側面を開放した断面ロー型の本体と、該本体の上側面
   の開口を閉じるように該開口部に着脱自在に取付けられ
   る蓋体と、前記本体内に着脱自在に挿入されるホルダー
   とから成る額縁。