JPS59120031A - 椎茸の人工栽培におけるチツプ「ほだ」 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 不発明は椎茸の人工栽培に使用する新しい砕木の創作に
係るものである。

検水とは種駒をのみ等で玉切りした原木に嵌め込んだも
のをいうが、従来法では表皮のついた原木それ自体を使
用して発芽栽培させるために原木に一定の径が要求され
、小さな径の原木は使用し得す、小枝や間伐材等の使用
は全く問題外とされ、砕木として良質の原木全入手する
のには困難性を伴なうのが現状であり、しかも椎茸の収
穫には２年以」二の期間を要すると共に原木の有する性
状や気象条件により椎茸の発芽が左右されるために収穫
は確実に予想し得ない等の欠点が散在していた。

本発明は前記の諸欠点を解消する目的で種々の研究開発
を繰り返した結果、従来の砕木とは全く異なった発想の
もとに、椎茸栽培に適した原木のチップに椎茸の種菌を
植菌、発酵、固形化させて造成したチップ粋の創作に係
るもので、原木は大径、小径に関係なく小枝や間伐材等
に至るまで原木として使用し得るために資材のロスが全
くなくすべて有効利用し得ると共に原木を良質材として
再加工し得るもので、しかも椎茸の発芽を安定化させ、
かつ精米の形状も所望の形状になし得るために工場での
生産管理を基準化させて量産体制を実現し得る等の特長
を有するものである。

以下、不発明の構成を実施例図により説明する。

こなら、みずなら、くぬぎ、しい、して、かじ等の椎茸
栽培に適した原木をチップ１状となし、該チップ１を蒸
気殺菌して雑菌の繁殖全防止し、２０°Ｃ前後に冷却し
た時点で椎茸の種菌を混入攪拌して植菌し、次に菌糸全
発酵させたチップを適当分量づつ容器２に収容して糊状
−または餅状のもち米を添加して固形化させたチップＲ
３である。

なお、図中４は椎茸を示す。

次に、不発明の作用効果を実施例図により説明する。

椎茸４の人工栽培をなす場合、良質の／ｉ管木を得るこ
とが椎茸４の収穫をより増産せしめ得るもので、永年の
カンにばかり依存して増産できるものでもなく、いずれ
にしても検水は椎茸栽培の根幹であった。椎茸４の発芽
しない検水を観桜すると原木の切り口や表皮のない部分
には発芽せず、捷だブナ科以外の樹種にも発芽しない等
の点がみられ、椎茸４か樹種を選択し、かつ表皮を破っ
て発芽する性質を見出すことができる。それ故、糖水は
表皮のついたブナ科の原木と限定し得るのに、その良質
の検水の入手は極めて困難であった。しかもあまり小径
のものや間伐材等は椎茸の発芽する面積の面からも好捷
しくなく、一定の径が要求され、不用の原木は廃棄する
外なかった。不発明に係るチップ茅腎３はこの点で原木
のチップ１状化という創作であるために、椎茸栽培に適
した原木であれば間伐材であれ、小枝等の廃棄部分であ
れみな利用し得るので、至極効率的、経済的で、理想的
を検水なのであるが、しかし表皮がな論ために椎茸４０
発芽が得られないため、本発明ではチップ１に椎茸４の
種菌を植菌、発酵、そして容器２に収容とめう工程によ
り固形化させ得るもので、容器２の内側周壁を表皮の代
用にすることによって椎茸４の発芽を促進させ得るもの
である。つまり、容器２の周壁に伸長成熟した菌糸が当
接すると従来の検水の表皮のように作用して椎茸４が発
芽するものであり、従来の検水よ一シも本発明に係るチ
ツプオｔ３の方が植菌から発芽までの期間がかなり短縮
化され得ると共に、容器２に当接する部分は全て表皮と
なし得るために菌糸の蔓延する表面積が広く取れるので
大層効率的なものであり、しかも表面積の拡大化や工場
での生産管理のためにチップ＃ｒ３の形状を平板状等に
構成し得るので椎茸４の収穫の増量も見込め、かつ工場
での生産管理を可能となし、従来６年もかかつていた収
穫量を一度に収穫し得るので量産化も達成し得るもので
、安価な椎茸全提供し得る等、前記した様な顕著な諸効
果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例に係るチップｐ＃３の斜視図、
第２図は容器２に収容し固形化する状態を例示した断面
図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １　椎茸栽培に適した原木をチップ状となし、該チップ
   全加熱殺菌して冷却後、椎茸の種菌を混入攪拌して植菌
   し、菌糸を発酵させたチップの適当分散全所望形状の容
   器に収容して固形化させること全特徴とする、椎茸の人
   工栽培におけるチップ、＃０