JPS59119972A - テレビジヨン受像機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈発明の背景〉 この発明は、テレビジョン受牧機用の電源ニ関し、特に
出力回路の負荷の変化に応じて制御された調整出力電圧
を供給する電源に関する。

テレビジョン受像機の電源は、これから電力供給を受け
る負荷回路の確実な動作を確保するだめ１種またはそれ
以上の正確に調整された電圧を供給する。負荷回路に供
給する電圧が無制御状態で変化すると、再生されたテレ
ビジョン信号に歪みを生じることがある。

ある形式の電源では変成器の１次巻線が一般に交流幹線
から引出した未調整電圧源にスイッチを介して接続され
ており、この未調整電源から１次巻線に水平偏向周期で
流れる電流によって２次巻線に電圧が誘起されるが、こ
の誘起電圧が整流濾波されて受像機の各負荷回路に対す
る供給電圧となる。この２次電圧すなわち負荷回路電圧
のレベルは２次巻線電圧が調整された一定レベルに維持
されるように１次巻線の導通期間を制御８ｊるだめ１次
巻線のスイッチの動作を制御するのに監視使用される。

」二連のように負荷回路電圧を一定値に維持する必要が
あるにもかかわらず、ある状況下では受像機の動作状態
に応じて少なくとも１つの負荷回路の供給電圧のレベル
を調整することが望ましいことがある。特に再生された
被写体の輝度が上昇したとき、捷たけ受像機の輝度制御
器を調整して輝度を上げたときは走査電子ビーム電流が
増大し、この電子ビーム電流の増大によって、映像管の
陽極電位を供給する高電圧巻線の電流が増大する。

この電流の増大のため、変成器の漏洩インダクタンスお
よび整流ダイオードの抵抗損によるこの高電圧巻線での
損失が増加し、これによる高電圧レベルの低下が生じる
。

高電圧すなわち電子ビーム加速電位の低下によって電子
銃と映像管表示スクリーンとの間の距離をよぎる電子ビ
ームの速度が低下し、このため偏向磁界、特に水平偏向
磁界が各電子に作用する時間が長くなって走査ラスタの
大きさが増加する。

番組材料によシ被写体の輝度に急激または極端な変化が
生じると、画像の大きさの変化が顕著かつ目障りになる
ことがあるため、ビーム電流の増大に応じて走査ラスタ
の大きさを減少させるように偏向回路の供給電圧レベル
を低下させることが肝要である。

この問題の１つの解決法は、電圧調整制御回路にビーム
電流情報帰還路を設け、ビーム電流が増大したとき偏向
回路電源の調整電圧レベルを低下させることである。こ
の構成では、受像機の他の回路の供給電圧が低下するこ
とがあシ、これらの電源にそれぞれ電圧調整回路を付加
する必要を生じるだめ、受像機が高価で複雑になる。他
の解決法として電力変成器の１次巻線と調整Ｂ＋電源と
の間に直列に抵抗器を挿入してもよいが、ビーム電流の
増大によＩ）Ｂ＋−電源に負荷がかかり、゛１次巻線を
流れる電流が増大してその抵抗器の両端間に電圧降下を
生じ、調整Ｂ＋電圧レベルを低下させる。従ってこの解
決法は受像機の電力消費を無用に増加させる。

この発明は、他の負荷回路の電源に無用の相互作用を生
じさせることなく、かつ受像機の電力消費も増加させる
ことなく、高電圧の低下に応じて偏向回路供給電圧を低
下させる電源に関する。

〈発明の概要〉 この発明によるテレビジョン受ｉ機は、複＆個の負荷回
路電圧源を備えた電源を含み、これらの′電圧源の１つ
を用いて、ビーム電流の増大に応じてレベルが低下する
よう女高電圧を発生するようになっている。

偏向回路もまたこの高電圧発生電源にょシ付勢され、１
本またはそれ以上の電子ビームを偏向する偏向゛電流を
供給し、その偏向電流のレベルが偏向回路の供給電圧の
平均直流レベルによって決゛まるようにする。制御回路
が検出された電圧レベルに応じて電源の動作を制御し、
その電圧レベルを実質的に一定に維持する。高電圧発生
偏向回路の供給電圧はピーク検出回路が検出して、その
電圧のピークレベルを表わす電圧を制御回路に供給する
。偏向回路の供給電圧の平均直流レベルはビーム電流の
増大に応じて低下し、高電圧レベルの低下に対する電子
ビーム偏向電流の補償を行う。

〈発明の開示〉 図示の回路に対する動作電力は、ブリッジ整流器１１と
濾波コンデンサ１２とに接続されて端子１３に未調整直
流電圧を生成する交流幹線電源１０から供給される。こ
の未調整電圧は電力変成器１５０１次巻線１＋の一方の
端子に供給され、その１次巻線の他方の端子には、スイ
ッチングトランジスタ１６と緩衝回路網１７が接続され
てそのスイッチングトランジスタ１６の導通゛によって
１次巻線１４＋に未調整電源から電流が流れるようにな
っている。この電流によって、トランジスタ１６の非導
通時に変成器１５の２次巻線２０，２１．２２．２３に
転送されるエネルギが１次巻線１４に蓄積される。１次
巻線１４と各２次巻線との間の不完全な磁気結合のだめ
、そ６エネルキの一部が１次巻線に残留するが、この残
留エネルギはダイオード２４、コンテ゛ンサ２５および
抵抗器２６を含む緩衝回路網１７によって消費されるた
め、トランジスタ１６が電圧破壊の危険から保護される
。

多数のタップを設けた１つの巻線の部分として図示され
た２次巻線２低２１．２２．２３に転送されたエネルギ
は、各巻線の両端間にそれぞれ電圧を誘起し、その電圧
が関連するダイオードとコンテ゛ンサとによって整流平
滑化され、受像機の各負荷回路に電力を供給するだめの
直流電圧源を形成する。

例えば、巻線２ｏは端子３０に１２７■級の電圧を、巻
線２１は端子３１に＋２’４Ｖ級の電圧を、巻線２２は
端子３２に＋１６．５　Ｖ級の電圧を、巻線２３は端子
３３に−１６，５ｖ級の電圧をそれぞれ発生する。

端子３０に生じだ１２７■の電圧は、高電圧変成器３５
０１次巻線３４を介して水平偏向回路３６に供給される
。この水平偏向回路３６は、水平出力スイッチングトラ
ンジスタ３７、帰線コンデンサ４０、ダンパーダイオー
ド４１、水平偏向ヨーク巻線４２および８字コンデンサ
４３を含み、偏向ヨーク巻線４２に水平偏向回路を生成
する。この偏向電流はテレビジョン映像管（図示せず）
のネック部に設けた偏向ヨ一り巻線４２の近傍に時間的
に変化する磁界を生り戊する。この時間的に変化する磁
界は、映像管の１本まだはそれ以上の電子ビームに所望
の偏向すなわち走査運動を与える。

水平出力スイッチングトランジスタ３７の動イ乍はこれ
も図示の通シ１２７■電源から給電される水平駆動回路
４４からそのベースに供給されるスイッチング信号によ
って制御される。トランジスタ３７のスイッチング信号
の正しくへタイミンクは図示のように＋１６．５Ｖ電源
から給電される水平発振２ｇ４５によって与えられる。

高電圧変成器３５の１次巻線３４を周期的に流れる電流
は高電圧巻線４６に電圧を誘起し、端子４７に２５ＫＶ
級の陽極電圧を生成してこれを映像管高電圧病Ｍ子（図
示せず）に供給する。高電圧変成”ｔ＆の２次巻線５０
にも電圧が誘起され、との電圧は関連するタイオードお
よびコンデンサによって整流平滑イヒされ、端子５１に
＋２３０”Ｖ級の直流電圧を発生して、これが例えば映
像管の電子ビーム駆動回路（図ンＹせず）の給電に用い
られることもある。

スイッチング１−ランラスタ１６の導通時間、すなわち
１次巻線１４の蓄積エネルギ量を制御することにより、
２次巻線２０．２１．２２．２３によって生成された供
給電圧のレベルを制御または調整することもできる。こ
れは１つまたは２つ以上の供給電圧を検出してスイッチ
ングトランジスタ１６のベースに駆動回路５３を介して
パルス幅変調された駆動信号を供給する検子電気製集積
回路ＡＮ　５９００のような定電圧制御（」路５２によ
って達せられる。この定電圧制御回路５２に検出される
電圧は、上述のように映像管の高電圧の生成と水平偏向
回路３６の給電に用いられる１２７■電源から引出され
る。駆動回路５３は、絶縁変成器を含むが、これが電力
変成器１５と共に受像機の負荷回路と交流幹線電源とを
電気的に絶縁し、外部プログラム源と再生成分に対する
受像機の結合を容易にする。

映像管電子ビーム電流が増加すると、例えば受像機の輝
度調節を上げるか被写体輝度が上昇すると、映ｆ象管の
陽極に衝突する電子数が増加するが、これらの電子のだ
めの電流路が高電圧巻線４６を経由するため、この増加
した電子電流によシ漏洩インダクタンス損および抵抗損
による巻線４６のエネルギ損が増加し、高電圧レベルが
低下して映像管の電子ビームの加速電位をさら（Ｃ低下
させる。従って電子がスクリーンに達するに要する時間
が長くなるため、与えられた偏向磁界強度に対する走査
領域が大きくなる。従ってこの偏向磁界すなわち偏向電
流を補正しなければ、映像管の表示スクリーン上に表示
されるラスタが輝度レベルの変化に応じて伸びだシ縮ん
だりする不都合を生じる。

高電圧巻線４６におけるエネルギ損失の増加は１次巻線
３４に反映してその電流に対応する増大を要求するが、
この電流の増大は１２７　ｙ電源によシ与えられる必要
があるため、映像管のビーム電流が増大すると１２７　
Ｖ電源の負荷が増加し、端子３０に生成される整流平滑
化電圧の交流リップル成分が増大する。この発明によれ
ば、１２７■電源から調整制御回路５２への検出帰還路
に１２７　Ｖ電源から引出された電圧のピークレベルを
検出すると共に、調整制御回路５２にその電圧を供給す
るだめのダイオード５５とコンデンサ６２とを含むピー
ク検出器６９が設けられている。１２７　Ｖ電源におけ
る交流リップルのＪ＞は平滑コンデンサ５４の値によっ
て決まるノテ、このコンデンサ５４を選択して、ビーム
電流が所定の閾値を超えたとき、この発明による所望の
補正効果が得られるような適当」の交流リップル縫が確
実に生ずるようにする。

検出帰還路内の分圧回路５９は抵抗器６ｏと並列抵抗器
６１．６３．６４．６５から成り、ｂくっがの機能を果
すが、その１つは調整制御回路５２が必要とする人力重
圧の補正レベルを与えることである。分圧２ｇ５９はま
たピーク検出器６９に＋１２７■電源端子３゜から供給
される検出電圧の振幅を、低電圧コンデンサ６２だけが
必要とする充分低いレベルにまで減少させる。もしピー
ク検出ダイオード５５とコンデンサ６２が分圧器５９よ
シ前にあれば、さらに定格電圧の高いコンデンサが必要
となる。分圧器５９は、ピーク検出器６９のコンデ゛ン
ザ６２と関連して、電圧調整ループの応答時間を決定す
る機能も果す。従って可ンデンサ６２の値は、＋　１２
７　Ｖ電源のリップル成分のピーク値を検出するために
望まし弓値と、通常の電圧調整の応答時間を充分に速く
するために必要な須との双方を満足するように選択しな
ければならない。並列抵抗器６１．６３．６４．６５の
値はその少なくとも１つを省略しても端子３０の供給電
圧が所望のレベル、すなわち］２７■に調整されるよう
な検出電圧が得られるように選定されている。

図示のように上述のＡＮ　５９００集債回路を用いると
、ダイオード５５の陰極は、この集積回路の入力ピン２
に接続される。このＡＮ　５．９００集積回路はピン１
に基準電圧を供給する必要があり、とれは図示のように
抵抗器７１と、コンデンサ７２によって側路された６、
２ｖツエナーダイオード７０を介して接地された＋１６
．５Ｖ電源から与えられる。この構成では、コンデンサ
６２は基準電圧端子ピンｌに帰還させるべきである。調
整制御回路５２のピンｌ、２間には抵抗器７３が接続さ
れ、コンデンサ６２に対する放電路を形成すると共に始
動動作を促進する。

調整制御回路５２は、１２７■電源のピーク電圧を１２
７■に一定に維持する働らきをする。上述のようにビー
ム′直流の増大による一１２７■電源電圧の交流リップ
ルの増大により、この１２７■電源の平均直流値がわず
かに、例えば１２４■に低下し、このため水平偏向回路
３６の直流供給電圧が低下する。

この供給電圧の低下は偏向回路３６が発生する偏向電流
振幅の減少を招き、それによって上述の高電圧レベルの
低下を補償する。さらに、このＢ十電源′１匡圧の平均
値の低下による高電圧レベルの低下は、電子ビーム走査
の高電圧レベルの変化に対する感度が」２７■電源電圧
の変化に対する感度より高いため、何等不都合な効果を
生じない。変成器１５の２次負荷回路電圧源に付属する
濾波および供給コンデンサの値を正しく選択すれば、調
整１２７Ｖ　Ｔｌｊ：源の交流リップルの増大によると
れらの供給電圧レベルのあらゆる不都合な変化が実質的
に々くなる。この２次負荷回路電源は、調整Ｂ＋電源の
ピーク電圧レベルに対して本質的に調整されて因る。こ
のレベルは、実質的に一定値に調整維持されているので
、電子ビーム電流が変化しても変成器１５の２次電圧電
源の電圧供給レベルに実質的な変化は生じな−。

この発明は、さらに映像管の放電のような苛酷な電源負
荷状態の受像機を保護する。このような状態では、平均
直流供給電圧が著しく低下し、これによって水平出力ト
ランジスタのような受像機部品に対する電気的応力を減
少させる。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明によって構成した電源を含むテレビジョン
受像機の一部の回路図である。 １６・・・複数個の負荷回路電圧源を備える手段、３６
・・・偏向回路、４６・・・抽出手段、５２・・・制御
手段、５９・・・結谷手段、６９・・・検出手段。 特許出願人　　　アールシーニー　コーポンーション代
理人　清　　水　　　哲　　ほか２名十枕仙止書（開発
） １．事件の表示 特願昭５８−２４１’７９９号 ２、発明の名称 テレビジョン受像機 ３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 住　所　　アメリカ合衆国　ニューヨーク州　１ｏｏ２
゜ニューヨーク　ロックフェ−７−フラサ３０名　称　
　（７５７）　　アールシーニー　コーポレーション４
、代理人 住　所　　郵便番号　６５１ Ｏ６補正の対象 明、Ｔ＋ＩＩＩ書の「特許請求の範囲」の欄。 ６、　補正の内容 特許請求の範囲を別紙の通りに訂正する。 添付書類 特許請求の範囲 以　　上 特許請求の範囲 （１）　　複数個の負荷回路電圧源を形成する手段であ
って、それらの電圧源の１つから、その１つに負荷して
低下する高電圧レベルを引出す手段を含むものと、上記
負荷回路電圧源の上記の１つによって付勢され、その電
圧の平均直流レベルによって決まるレベルの電子ビーム
偏向電流を供給する偏向回路と、電圧レベルに応じて上
記電圧源の電圧レベ／Ｉ／をほぼ一定に維持するように
上記電圧源形成手段の動作を制御する制御手段と、上記
負荷回路の 電圧源の上記”つの電圧源の電圧４ピーク値を表わす電
圧レベルを上記制御手段に与える検出手段を有し、上記
１つの電圧源の電圧の上記平均直流レベルが上記交流リ
ップル成分の存在に応じて低下して上記高電圧レベルの
上記低下に対する上記電テレビジョン受像機。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数個の負荷回路電圧源を形成する手段であって
   、その′電圧源の１つからそれに負荷を与えるような受
   像機の動作特性に応じて低下する高電圧レベルを引出し
   、」二記電圧源の上記１つの電圧レベルにおける交流リ
   ップル成分を増加させる手段を含むものと、上記負荷回
   路電圧源の上記の１つによってイχｊ勢され、その電圧
   の平均直流レベルによって決まるレベルの電子ビーム偏
   向電流を供給する偏向回路と、電圧レベルに応じて上記
   電圧源の電圧レベルをほぼ一定に維持するように上記電
   圧源形成手段の動作を制御する制御手段と、上記負荷回
   路電圧源の上記の１つを上記制御手段に接に、ニジて、
   その１つの電圧源の電圧のピーク値を表わす電圧レベル
   を」二記制御手段に与え、上記１つの電圧源の電圧の上
   記平均直流レベルが上記交流リップル成分の存在に応じ
   て低下して上記高電圧レベルの上記低下に対する上記電
   子ビーム偏向電流の補償をする手段とを含むテレビジョ
   ン受１象機。