JPS5911836Y2 - 船舶用推進装置 - Google Patents

船舶用推進装置

Info

Publication number
JPS5911836Y2
JPS5911836Y2 JP1982192819U JP19281982U JPS5911836Y2 JP S5911836 Y2 JPS5911836 Y2 JP S5911836Y2 JP 1982192819 U JP1982192819 U JP 1982192819U JP 19281982 U JP19281982 U JP 19281982U JP S5911836 Y2 JPS5911836 Y2 JP S5911836Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
propeller
sleeve
boss
protective member
propeller shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982192819U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58110597U (ja
Inventor
ハインツ・ピヒル
Original Assignee
アクチポラゲツト フオルフオ ペンタ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アクチポラゲツト フオルフオ ペンタ filed Critical アクチポラゲツト フオルフオ ペンタ
Publication of JPS58110597U publication Critical patent/JPS58110597U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5911836Y2 publication Critical patent/JPS5911836Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63HMARINE PROPULSION OR STEERING
    • B63H23/00Transmitting power from propulsion power plant to propulsive elements
    • B63H23/32Other parts
    • B63H23/34Propeller shafts; Paddle-wheel shafts; Attachment of propellers on shafts

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
  • Prevention Of Electric Corrosion (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は一体の表面硬化鋼の無垢の材料でプロペラ軸を
造り、該軸の内端を駆動機構に連結し、その外端をプロ
ペラに嵌合連結した船舶用推進装置に関するものである
最近の船外機に於いてはプロペラ軸を2つの異なる金属
で造るのが普通である。
即ち、プロペラ軸の内端を表面硬化鋼材料で造り、この
部分の表面をその軸受や駆動輪のために機械加工すると
共に、プロペラを取付けるこの軸の外端を耐食性即ち耐
海水性材料例えばステンレススチールで造る。
しかしこのような構造は非常に高価になる欠点がある。
公知の船外機についての他の欠点はプロペラ自体の構造
とプロペラとプロペラ軸との連結機構とに基因してプロ
ペラ軸が高価になり、更にプロペラを交換するのが困難
なことにある。
本考案の目的はプロペラを迅速に交換でき、海水を受け
る部分にステンレススチールを接合して2つの部材にす
る必要のない単一で安価な炭素鋼のプロペラ軸を用いた
船舶用推進装置を提供することにある。
本考案の船舶用推進装置においてプロペラ中に延伸させ
るプロペラ軸の外端は耐食材料の保護部材によって完全
に包囲させ且つそれと一体的にし、保護部材は復数個の
ブレードと共にプロペラを構或するユニットを形或する
スリーブの円筒状内壁上の対応する噛合面に直接的又は
間接に共働する噛合面を備え、プロペラをプロペラ軸に
よって回転するようにプロペラ軸に取付け、同時に所要
に応じ保護部材上にプロペラを軸線方向に容易に移動で
きるよう構或し、この軸線方向の移動を阻止するロック
部材を保護部材に設け、ロック部材を非作動位置に移動
させるとプロペラを自由に取り外すことができるように
してある。
次に本考案の船舶用推進装置の実施例を添付図面につい
て詳細に説明する。
図に於いて垂直駆動軸1 (第1図参照)の下端に傘歯
車2を取付け、該傘歯車2はプロペラ軸3を中心に回転
可能に取付けた2つの被駆動歯車4,5に噛合させてあ
る。
クラッチ6は被駆動歯車4,5間に配設され、プロペラ
軸3に沿って3個所の異なる位置に調整し得るようにし
てある。
このクラッチ6を連結レバー6′により前方外側位置に
動かすと、歯車4のみがプロペラ軸3に結合し、船を前
進駆動させ、クラッチ6を反対側の後方外側位置に動か
すと、歯車5のみがプロペラ軸3に結合し船を後退駆動
させ、クラッチ6を中間位置に動かすと、両方の歯車4
,5がプロペラ軸3から外れる。
このような装置は公知である。本考案によれば、プロペ
ラ軸3は例えば炭素鋼のような無垢の単体の表面硬化材
料で形威してある。
該プロペラ軸3はその前端部を歯車4に軸受けされ、歯
車4は支持ローラ軸受7を介して船外機の下部ユニット
8に軸受されている。
プロペラの内端から離れている後方のプロペラ軸3の中
間部分は二一ドル軸受9により下部ユニット8に軸受さ
れている。
戊型工程によってプロペラ軸3の後方の外端部(第2図
参照)に保護部材を合体させる。
図示の実施例において、保護部材はプロペラ軸3に取付
けたスリーブ10と、外側ボス11と、スリーブ10と
ボス11とを連結する複数のスポーク12とから戒る単
一構或体で形或されている(特に第3図参照)。
スリーブ10と、スポーク12とボス11の構或体を例
えばアルミニウム又はアルミニウム合金のような耐海水
材料で造る。
プロペラ軸3の非保護端の前方に接合するスリーブ10
の前端には例えばステンレススチールのような耐海水材
料からなるリング13を接着してある。
このリング13の外側には共働密閉リング14を配設し
、密閉リング14は軸3の前方の非保護内端に海水が侵
入するのを防止して、水中ハウジングの後端を密封する
第3図から明らかなように、ボス11の前端部はその外
周に軸線方向に延伸するリブ15を設け、該リブ15は
これに対応して前部駆動継手16の内面に形或したリブ
と共働する。
この駆動継手16はゴム又は類似の弾性材料で形戊し、
その外側に同様のリブ17を有しており、対応して形或
したプロペラのスリーブ18の内面に形或したリブと共
働させる。
このプロペラのスリーブには複数のブレード19を設け
、共にプロペラを構或する。
プロペラはゴム又は類似の弾性材料からなる後部駆動継
手20と前部駆動継手16とを介してボス11に結合さ
せ、それによりボス11の回転につれてフ゜ロペラを回
転させる。
上述した継手を介してのプロペラとボス11との間の保
合は実質的に摩擦によって行われる。
加速中及び減速中この摩擦係合に増大する負荷が加わる
のを吸収するためボス11には突出部21(第3図参照
)を設け、該突出部21を前部駆動継手16(第4図参
照)に形或した対応の凹部22に係合させる。
同じ目的のため、この前部駆動継手16には突出部23
を設け、該突出部をプロペラのスリーブ18に形威した
対応する凹部に係合させる。
ボス11の後端24にねし山を形威し、このねじ山にナ
ット25を共働させ、金属座金26を介してナツ1・2
5が後部駆動継手20を押しつける。
座金26は反動によりナット25が押されて外れる傾向
があるのを押さえる作用を生ずるように形或されており
、更に内側突出部27を設け、該突出部27をボス11
の後端24に形成した軸方向溝32に係合させてある。
従ってこの座金26はボス11の後端24に対し回転し
ない。
ナット25を螺入させた際にナット25に形或した半径
方向の孔28と後端24に形威した対応する孔(図示せ
ず)とに割ピンを挿入することによりこの位置にナット
25を施錠することができる。
スリーブ10の外側の後端を適当なプラグ33により密
閉してある。
ボス11と内側スリーブ10との間には軸線方向に向い
た通路29を設け、エンジンからの排気ガスを通過させ
る。
この通路29をナット25の中心排出開口部30に連結
させてある。
ナット25の外周にはリンク47と被数の脚部48によ
り形威した複数個の軸線方向に向けた通路31を設け水
流を生ゼしぬ、キャビテーションを防ぐ目的で、排出し
た排気ガスを逆吸引するのをこの水流が防止し、プロペ
ラブレード19に沿って排気ガスが前方に移動するのを
防止する方向に水流を向けさせる。
上述したところから明らかなように、本考案によれば全
体のプロペラ軸を適当な表面硬度を有するに単一の材料
から製造でき、更に本考案の構造によれば、この材料を
海水の浸食に対し防護することができる。
その構造は費用を相当節約できる。プロペラ自体もスリ
ーブと必要数のブレードのみから戒りできるだけ簡単な
構造である。
従って安価に製造することができ、或る理由で交換する
必要がある時に有利である。
またナット25を取外すことによってプロペラを非常に
容易に除去することができる。
駆動継手16と20とに対してボス11とプロペラとが
強く密着してしまうのを防止するため、駆動継手は円錐
形にしてあり、プロペラとボスとはこれに対応する形状
にしてある。
従って、水中動力の下部ユニット8はプロペラ軸3を備
え、プロペラ軸3の前端部45は被駆動歯車4に連結さ
れ、プロペラ軸3の後端部42は下部ユニット8の外側
に延伸し、スリーブ10と、スポーク13と、ボス11
とからなる単体の保護部材により被覆されている。
スリーブ10はモールドにより軸の後端部42に接合さ
れている。
通路29はスリーブ10の外側とボス11の内側の保護
部材を介して形或され、通路29は下部ユニット内の排
出ガス通路46と連結している。
プロペラは中空のプロペラスリーブ18から外側に延伸
しているブレードを備え、プロペラスリーブ18は保護
部材のボス11の外面43より大きい直径の内面躬を有
しているので、プロペラスリーブは保護部材上の所定位
置に軸方向に摺動でき且つ保護部材の外端から取外すこ
とができる。
プロペラはゴム又は類似材料からなる駆動継手16及び
20を介在させて保護部材のボス11上に駆動可能に取
付けられている。
保護部材のボス11の後端24は中空ナット25と螺合
している外側ねし山を形或してある。
ナットの内端には金属座金26を備え、金属座金26は
ゴムの駆動継手20を介して中空プロペラスリーブ18
の外端と係合し、それによりボス11上の所定位置プロ
ペラを保持して駆動させる。
ナット25の外端は排出ガス通路29の延長部を形戊す
る。
本考案は上述のような構威であるから、その構造が非常
に簡単で、プロペラ軸を海水による腐食から保護でき且
つプロペラを軸に摩耗させることなく簡単且つ強固に結
合させることができ、所望によりプロペラを迅速且つ容
易に軸から取外すことができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の船舶用推進装置の実施例を示したもので、
第1図はその駆動機構の断面図、第2図は第1図と同様
のプロペラ端の断面図、第3図は第2図のIII−II
I線に沿う外側ボスのみの断面図、第4図は保護部材の
スリーブとプロペラの中空状スリーブとの間に配設した
前記駆動継手の側面図、第5図は第4図の駆動継手の正
面図、第6図は第2図の装置の施錠用ナットの平面図で
ある。 3・・・・・・プロペラ軸、10・・・・・・スリーブ
、11・・・・・・外側ボス、12・・・・・・スポー
ク、18・・・・・・プロペラのスリーブ、19・・・
・・・ブレード、25・・・・・・ナット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プロペラ軸の一端部を水中ハウジングの下部ユニット内
    に設けた駆動機構に連結し、その他端部をプロペラを連
    結するために水中ハウジングの下部ユニットから外側に
    突出させ、突出させた他端部を被覆するように耐海水性
    材料の保護部材をその他端部に固着し、保護部材をプロ
    ペラ軸の他端部に固着したスリーブと、係合面を有する
    外側ボスと、スリーブとボスとを連結するスポークとか
    ら構或し、プロペラには保護部材の係合面の外径より大
    きな内径の保合面を有する中空状スリーブを設け、該中
    空状スリーブを保護部材の外側ボス上に軸方向に摺動可
    能に嵌挿し、保護部材に設けた保合突出部とプロペラの
    中空状スリーブに形或した係合凹部とが前部駆動継手に
    備えた凹部と突出部とに係合するように保護部材とプロ
    ペラの中空状スリーブとの間に前部駆動継手を介在させ
    、プロペラの軸線方向の移動を後部駆動継手を介して阻
    止するナット部材を保護部材の他端に着脱自在に係合さ
    せたことを特徴とする船舶用推進装置。
JP1982192819U 1973-12-12 1982-12-20 船舶用推進装置 Expired JPS5911836Y2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
SE7316755A SE387082B (sv) 1973-12-12 1973-12-12 For marina motorer avsett drivaggregat
SE73167553 1973-12-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58110597U JPS58110597U (ja) 1983-07-28
JPS5911836Y2 true JPS5911836Y2 (ja) 1984-04-10

Family

ID=20319362

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP49141949A Pending JPS5090088A (ja) 1973-12-12 1974-12-10
JP1982192819U Expired JPS5911836Y2 (ja) 1973-12-12 1982-12-20 船舶用推進装置

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP49141949A Pending JPS5090088A (ja) 1973-12-12 1974-12-10

Country Status (8)

Country Link
JP (2) JPS5090088A (ja)
CA (1) CA1018016A (ja)
DE (1) DE2458662A1 (ja)
FI (1) FI60995C (ja)
FR (1) FR2254476B1 (ja)
GB (1) GB1452568A (ja)
IT (1) IT1024427B (ja)
SE (1) SE387082B (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54170600U (ja) * 1978-05-23 1979-12-01
JPS552722U (ja) * 1978-06-21 1980-01-09
JPS5931599U (ja) * 1982-08-24 1984-02-27 スズキ株式会社 船外機の水中排気プロペラ装置
SE467222B (sv) * 1990-07-02 1992-06-15 Volvo Penta Ab Laasmutter anordnad med ett verktyg paaverkbart laaselement t ex foer fixering av en propeller paa en axel
WO1996005101A1 (en) * 1994-08-16 1996-02-22 Spi (R & D) Pty. Ltd. Mounting assembly for propellers
DE102010044436A1 (de) * 2010-09-06 2012-03-08 Lais Gmbh Getriebe

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3563670A (en) * 1969-01-31 1971-02-16 Brunswick Corp Marine propeller and its mounting
US3542487A (en) * 1969-09-08 1970-11-24 Brunswick Corp Centrifugally variable diffuser for marine propeller

Also Published As

Publication number Publication date
SE387082B (sv) 1976-08-30
SE7316755L (ja) 1975-06-13
JPS5090088A (ja) 1975-07-18
FI60995C (fi) 1982-05-10
FR2254476B1 (ja) 1979-07-20
AU7621774A (en) 1976-06-10
JPS58110597U (ja) 1983-07-28
FI353974A (ja) 1975-06-13
FR2254476A1 (ja) 1975-07-11
GB1452568A (en) 1976-10-13
CA1018016A (en) 1977-09-27
FI60995B (fi) 1982-01-29
DE2458662A1 (de) 1975-06-19
IT1024427B (it) 1978-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2009087831A1 (ja) 二重反転プロペラ式舶用推進装置
US3952686A (en) Shaft protecting and propeller mounting sheath
JPS5911836Y2 (ja) 船舶用推進装置
JP2014519449A (ja) 船舶用推進装置及びこれを含む船舶
JP5996788B2 (ja) 船舶用推進装置及びこれを含む船舶
US4578040A (en) Fish line entering prevention device for marine propeller
JP2003089396A (ja) ウォータジェット推進機
US3876332A (en) Propeller and propeller mounting arrangement
US9017119B2 (en) Ship propulsion device and ship having the same
AU711003B2 (en) Hub assembly for water jet propulsion unit
KR101380651B1 (ko) 선박용 추진장치 및 이를 포함하는 선박
US6872110B2 (en) Water jet propeller apparatus for a personal watercraft
US7018255B1 (en) Exhaust system for a marine propulsion device having two stationary tubes to define an annular exhaust passage
US5213526A (en) Support assembly for marine propulsion unit
KR101291137B1 (ko) 선박용 추진장치 및 이를 갖춘 선박
KR101236760B1 (ko) 선박용 추진장치 및 이를 갖춘 선박
KR101422480B1 (ko) 선박용 추진장치 및 이를 갖춘 선박
JPS63195093A (ja) 船内機用推進装置並びに船外機用推進装置
KR20120138508A (ko) 선박용 추진장치 및 이를 갖춘 선박
KR101236762B1 (ko) 선박용 추진장치 및 이를 갖춘 선박
KR101422492B1 (ko) 선박 추진용 회전축 및 이를 포함하는 선박의 추진장치
KR101399850B1 (ko) 선박의 추진장치
KR101313582B1 (ko) 선박용 추진장치 및 이를 갖춘 선박
KR101358118B1 (ko) 선박용 추진장치 및 이를 갖춘 선박
KR101454615B1 (ko) 선박용 추진장치 및 이를 갖춘 선박