JPS59117B2 - 電子楽器のエンベロ−プ成形回路 - Google Patents

電子楽器のエンベロ−プ成形回路

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JPS59117B2
JPS59117B2 JP53054034A JP5403478A JPS59117B2 JP S59117 B2 JPS59117 B2 JP S59117B2 JP 53054034 A JP53054034 A JP 53054034A JP 5403478 A JP5403478 A JP 5403478A JP S59117 B2 JPS59117 B2 JP S59117B2
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JP
Japan
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circuit
time constant
key
capacitor
transistor
Prior art date
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Expired
Application number
JP53054034A
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English (en)
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JPS54146625A (en
Inventor
渡 鳥橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
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Publication of JPS59117B2 publication Critical patent/JPS59117B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電子楽器のエンベロープ成形回路に係り、発音
のエンベロープを制御する電圧を得るコンデンサの端子
電圧をキースイッチの閉成後に強制的に設定電圧に固定
せしめ、その後コンデンサをその設定電圧迄放電させる
構成とすることにより、簡単な回路構成で鍵を押したま
まいわゆるデイケイ効果を出し得るエンベロープを成形
し得、しかも誤動作なく安定に動作し得る回路を提供す
ることを目的とする。
一般に電子オルガンには、鍵を離した後に徐々に音量を
減少させるいわゆるサステイン効果を得ることができる
回路が設けられている。
これは特にピアノのように鍵を押し続けても音量が次第
に減衰する楽器を模倣する場合に用いられる。第1図は
従来の電子楽器のエンベロープ成形回路の一例の゜回路
図を示す。同図において、ある音の鍵を押すと、その鍵
に対応して設けられたキースイッチSW、が第2図Aに
示すように時刻を。で閉成され、これにより、電源+V
ccよりの電圧はダイオードDh抵抗R3((R4)を
介してコンデンサClに印加され、コンデンサClを充
電する。コンデンサClの充電によりB点の電位は第2
図Cに示す如く、スイッチSW、の閉成時(時刻to)
より+(Vcc−O、6)V迄時定数R3・Clを以て
上昇する。この場合、O、6VはダイオードD1の順方
向電圧である。時刻tlでその鍵を離すとスイッチSW
Iは開成されてコンデンサClは主として抵抗R2、R
3((R1)を介して放電し、D点の電位を+Vscに
選定すると、B点の電位は+(Vsc+0.6)V迄時
定数(R2+R3)・ Clを以て下降し、それ以後コ
ンデンサClは主として抵抗R4を介して放電し、B点
の電位は第2図Cに示す如く時定数R4・ Clにて徐
々に下降する電圧波形となる。このB点の電圧は押した
鍵に対応した音源信号開閉回路(図示せず)に印加され
、その音源信号は第2図Cに示されるエンベロープを以
てとり出される。又、D点の電位をアース電位に設定す
ると、B点の電位は第2図Bに示す如き電圧波形となる
。なお、第1図中、充放電回路1と同様の構成の回路及
びスイツチSWlと同じ構成のスイツチが各鍵に夫々対
応して設けられており、A点、C点、D点を夫々共通に
接続されているものとする。
又、抵抗R1はキースイツチSWlに適当な接点電流を
流すため設けられたものであり、場合により削除するこ
とも可能であり、その場合はダイオードD1も削除し得
る。しかしながら、この従来の電子楽器のエンベロープ
成形回路は、時刻T,にて鍵を離さない限り第2図B或
いはCに示す如き減衰エンベロープを得ることができず
、このため、ピアノやチエンバロの如き楽器の音を模倣
する場合、鍵を押した後すぐに離さなければこれらの楽
器の音をとり出すことはできず、演奏が不自然であり、
しかも確実にピアノの如き音を出しにくく、表現上に難
がある等の欠点があつた。
本発明は上記欠点を除去したものであり、第3図以下と
共にその一実施例について説明する。
第3図は本発明になる電子楽器のエンベロープ成形回路
の一実施例の回路図を示す。同図中、第1図と同一構成
部分には同一符号を付す。同図において、スィツチSW
lと抵抗R1との接続点には抵抗R3(〈R2《R4)
及びR,が接続されており、抵抗R5とアースとの間に
はコンテンサC2が接続されている。コンデンサC2と
抵抗R5とで時定数回路(積分回路)が構成されている
。抵抗R5とコンデンサC2との接続点Eにはトランジ
スタX1のベースが接続されており、抵抗R3とダイオ
ードD1との接続点GにはトランジスタX1のコレクタ
が接続されており、トランジスタX1のエミツタには電
源が接続されている。同図中、破線で囲まれた回路は充
放電回路であり、この充放電回路vと同様の構成の回路
及びスイツチSW,と同じ構成のスイツチが各鍵に夫々
対応して設けられており、A点、C点、D点、F点は夫
々共通に接続されているものとする。又、R3《R,で
あり、C点は実質的にアース点と考えてよい。同図にお
いて、時刻T。である鍵を押してスイツチSW,を閉成
すると(第4図A)、従来例と同様、B点の電位ぱ第4
図Eに示す如く+(VOO0.6)V迄時定数R3・C
,を以て上昇し、又、G点の電位は第4図Cに示す如く
+VOO迄時定数R3・C1を以て上昇する。一方、ス
イツチSWlの閉成により、E点の電位は第4図Bに示
す如く+(V +0,6)V迄時定数C2・R5を以て
土昇PCし、時刻T。
から時間T経過した時刻T2で+(V,。+0.6)V
になると、トランジスタX,がオン状態となる。トラン
ジスタX1のオンにより、G点の電位は第4図Cに示す
如く+Ccより+(,c+0.2)Vに瞬間的に強制的
に固定される。
これにより、コンデンサC1(主コンデンサ)は先ず主
として抵抗R2(《R4)を介して放電し、B点の電位
は第4図Eに示す如く+(SO+0.6)V迄時定数C
lR2を以て下降し、B点の電位が+(8c+0.6)
V迄下降するとコンデンサC1は主として抵抗R4(》
R2)を介して放電し、B点の電位は+(V,c+0,
2−0.6)V迄時定数C1・R4を以て下降し、以後
、+(V +0.2−0.6)Vに保持される。このよ
うに、本発明回路によれば、鍵を離さないでも鍵押動時
T。
から時間T経過後にいわゆるディケィ効果を得ることが
できるため、一般のピアノと全く同様に鍵を押し続けて
いても音量を次第に減少せしめ得、第1図に示す従来例
のようにピアノの音を模倣する際に鍵を押した後すぐに
離す如き不自然な演奏をする必要はなく、しかも確実に
ピアノの如き音を出すことができる。時刻T3でその鍵
を離すとスイツチSW,は開成され、コンデンサC1は
再び抵抗R4を介して放電し、B点の電位は第4図Eに
示す如く時定数ClR4を以て下降する。
一方、スイツチSWlの開成によりコンデンサC2は放
電し、E点の電位は第4図Bに示す如く時定数C2・(
R5+R,)を以て下降する。この場合、D点を予めア
ース点に選定しておけば、B点の電位は第4図Dに示す
如く、スイツチSWlの閉成により時定数C1・R2を
以て下降後+( +0.2−0.6)Vに保持され、ス
イツチPCSW,の開成により時定数C1・R2を以て
再び下降する。
即ち、D点或いはF点の電圧を種々の値に適宜選定すれ
ば、いわゆるアタツクエンベロープやパーカツシブエン
ベロープの如き種々の立下りをもつた音を得ることがで
きる。なお、第3図に示す回路において、第2図Bに示
す如き波形を得るには、F点を+Vccに選定すればよ
く、これによりトランジスタX1がオンすることはなく
、G点の電位はシャントされることはない。
上述の如く、本発明になる電子楽器のエンベロープ成形
回路は、キースイツチ毎に設けられコンデンサと抵抗と
にて構成される時定数回路と、時定数回路にその制御端
子を、主コンデンサにその出力端子を夫々接続され、キ
ースイツチの閉成時から時定数回路にて決まる所定時間
後にオンとされるトランジスタと、トランジスタのオン
により主コンデンサを所定時定数で放電する放電回路と
を設け、コンデンサの端子電圧がトランジスタのオンに
よつて設定電圧に至つた時トランジスタにおいて主コン
デンサの端子電圧を設定電圧に強制的に固定せしめるよ
うにしたため、鍵を離さないでも鍵押動時から所定時間
後にいわゆるデイケイ効果を得ることができ、これによ
り、ピアノの音を模倣する際、従来の電子楽器のように
鍵を押した後すぐに離す如き不自然な演奏をする必要は
なく、一般のピアノと同様に演奏すればよく、しかも確
実にピアノの如き音を出し得、又、上記主コンデンサを
設定電圧に固定せしめる回路はトランジスタと時定数(
積分)回路の組合せの如き簡単な回路で構成し得るので
RSフリツプフロツプ、オア回路、電圧比較回路等を用
いた装置に比して全体的に比較的少ない部品点数で安価
に構成し得、これにより、鍵の数が多い場合には更にコ
ストの面で有効であり、しかも時定数(積分)回路を用
いればキースイツチのチヤタリングによる不要信号を吸
収し得、誤動作を防止し得、安定に動作し得る等の特長
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図A−Cは夫々従来の電子楽器のエンベ
ロープ成形回路の一例の回路図及びその動作を説明する
ための信号波形図、第3図及び第4図A−Eは夫々本発
明になる電子楽器のエンベロープ成形回路の一実施例の
回路図及びその動作を説明するための信号波形図である
。 V・・・・・・充放電回路、SW,・・一・・・キース
イツチ、Cl,C2・・・・・・コンデンサ、R1〜R
5・・・・・・抵抗、Dl,D2・・−・・・ダイオー
ド、X,・・・・・・トランジスタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数の鍵に夫々対応して設けられた該各鍵に連動す
    る複数のキースイッチと、該各キースイッチ毎に夫々設
    けられた該キースイッチの閉開成により充放電される主
    コンデンサとを有し、該主コンデンサの端子より発音の
    エンベロープを制御する電圧をとり出す電子楽器のエン
    ベロープ成形回路において、上記キースイッチ毎に設け
    られコンデンサと抵抗とにて構成される時定数(積分)
    回路と、該時定数回路にその制御端子を、該主コンデン
    サにその出力端子を夫々接続され、上記キースイッチの
    閉成時から該時定数回路にて決まる所定時間後にオンと
    されるトランジスタと、該トランジスタのオンにより該
    主コンデンサを所定時定数で放電する放電回路とを設け
    てなり、該主コンデンサの端子電圧が該トランジスタの
    オンによつて設定電圧に至つた時該トランジスタにおい
    て該主コンデンサの端子電圧を設定電圧に強制的に固定
    せしめることを特徴とする電子楽器のエンベロープ成形
    回路。
JP53054034A 1978-05-09 1978-05-09 電子楽器のエンベロ−プ成形回路 Expired JPS59117B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP53054034A JPS59117B2 (ja) 1978-05-09 1978-05-09 電子楽器のエンベロ−プ成形回路

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JP53054034A JPS59117B2 (ja) 1978-05-09 1978-05-09 電子楽器のエンベロ−プ成形回路

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Publication Number Publication Date
JPS54146625A JPS54146625A (en) 1979-11-16
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JP53054034A Expired JPS59117B2 (ja) 1978-05-09 1978-05-09 電子楽器のエンベロ−プ成形回路

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH024658Y2 (ja) * 1985-09-03 1990-02-05

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JPH024658Y2 (ja) * 1985-09-03 1990-02-05

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JPS54146625A (en) 1979-11-16

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