JPS59117574A - 液状パラホルム分散組成物 - Google Patents
液状パラホルム分散組成物Info
- Publication number
- JPS59117574A JPS59117574A JP57230583A JP23058382A JPS59117574A JP S59117574 A JPS59117574 A JP S59117574A JP 57230583 A JP57230583 A JP 57230583A JP 23058382 A JP23058382 A JP 23058382A JP S59117574 A JPS59117574 A JP S59117574A
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- JP
- Japan
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- paraform
- resin
- liquid
- acetone
- dispersion
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はレゾルシン系接着剤等の熱硬化性樹脂の硬化剤
等として使用することのできるパラホルム分散組成物に
関し、更に詳しくはパラホルムをアセトン−ホルムアル
デヒド綜合樹脂の水溶液中に分散状態で含有せしめて縮
合樹脂(以下RPF樹脂と略称する。)、レゾルシン−
ホルムアルデヒド縮合樹脂(以下RF樹脂と略称する。
等として使用することのできるパラホルム分散組成物に
関し、更に詳しくはパラホルムをアセトン−ホルムアル
デヒド綜合樹脂の水溶液中に分散状態で含有せしめて縮
合樹脂(以下RPF樹脂と略称する。)、レゾルシン−
ホルムアルデヒド縮合樹脂(以下RF樹脂と略称する。
)のようなレゾルシン系接着剤は接着耐久性に優れ、ま
た常温附近の温度においても十分硬化させ得ることか(
1) ら木材用の高級接着剤として用いられている。
た常温附近の温度においても十分硬化させ得ることか(
1) ら木材用の高級接着剤として用いられている。
従来一般にはこれらの樹脂を用いる場合に粉末状のパラ
ホルムを硬化剤として、該樹脂の使用直前に添加混合し
て調合液をつくり該調合液の可使時間内に使い墨すよう
に取扱ってきた(接着ハンドブック、第271〜272
頁、日本接着協会編、昭55.11.10.日刊工業新
聞社発行)。
ホルムを硬化剤として、該樹脂の使用直前に添加混合し
て調合液をつくり該調合液の可使時間内に使い墨すよう
に取扱ってきた(接着ハンドブック、第271〜272
頁、日本接着協会編、昭55.11.10.日刊工業新
聞社発行)。
しかしながら昨今各種の設備が自動化されてきている中
で、これらの樹脂で代表される゛ような液状の樹脂とパ
ラポルムの如き粉体のきているのであるが、たとえ自動
化し得たとしても設備費用の高繕をともなうなどの問題
があり、末だ十分に満足される方法は見出されていない
のが現実である。
で、これらの樹脂で代表される゛ような液状の樹脂とパ
ラポルムの如き粉体のきているのであるが、たとえ自動
化し得たとしても設備費用の高繕をともなうなどの問題
があり、末だ十分に満足される方法は見出されていない
のが現実である。
この場合に硬化剤も液状であるホルマリンの使用が考え
られるが、多量の遊離ホルムアルデヒドの発生をともな
い、作業環境が益々厳しくなってきている今日到底実施
し得るものではない。
られるが、多量の遊離ホルムアルデヒドの発生をともな
い、作業環境が益々厳しくなってきている今日到底実施
し得るものではない。
本発明者らはかかる事情に鑑み、パラホルムを安定に液
状化し得る各種の分散系について鋭意研究した結果、パ
ラホルムの分散媒体としてアセトン−ホルムアルデヒド
縮合樹脂の水溶液が極めて有効であることを見出し、本
発明を完成するに至った。
状化し得る各種の分散系について鋭意研究した結果、パ
ラホルムの分散媒体としてアセトン−ホルムアルデヒド
縮合樹脂の水溶液が極めて有効であることを見出し、本
発明を完成するに至った。
すなわち、本発明はパラホルムをアセトン−ホルムアル
デヒド綜合樹脂水溶液中に分散含有せしめてなる液状パ
ラホルム分散組成物である。
デヒド綜合樹脂水溶液中に分散含有せしめてなる液状パ
ラホルム分散組成物である。
本発明に用いるアセトン−ホルムアルデヒド縮合樹脂は
アセトンとホルムアルデヒドとして通常ホルマリンとの
混合物を苛性ソーダや水酸化バリウムなどのアルカリ存
在−■:に加熱することによって得られる水溶性の樹脂
であり、一般にアセトン−ホルマリン樹脂として広く知
られているものである。
アセトンとホルムアルデヒドとして通常ホルマリンとの
混合物を苛性ソーダや水酸化バリウムなどのアルカリ存
在−■:に加熱することによって得られる水溶性の樹脂
であり、一般にアセトン−ホルマリン樹脂として広く知
られているものである。
また、本発明に使用されるパラホルムは粉末状品あるい
はそれに木粉またはクルミ粉などの他の粉末を混合した
ものなどで通常RPF樹脂またはRF樹脂接着剤の硬化
剤として市販されるものを用いることができる。
はそれに木粉またはクルミ粉などの他の粉末を混合した
ものなどで通常RPF樹脂またはRF樹脂接着剤の硬化
剤として市販されるものを用いることができる。
ここでRPF樹脂またはRF樹脂とは一般に公知の例え
ば接着ハンドバック第270〜272頁(日本接着協会
編、昭和55年11月10日、日刊工業新聞社発行)に
記載されるレゾルシン系樹脂が挙げられる。
ば接着ハンドバック第270〜272頁(日本接着協会
編、昭和55年11月10日、日刊工業新聞社発行)に
記載されるレゾルシン系樹脂が挙げられる。
本発明の液状パラホルム分散組成物は前記アセトン−ホ
ルムアルデヒド綜合樹脂の水溶液中にパラホルムを添加
混合し公知の混合攪拌方法により該樹脂水溶液中に均一
に分散させることにより容易に調製することができる。
ルムアルデヒド綜合樹脂の水溶液中にパラホルムを添加
混合し公知の混合攪拌方法により該樹脂水溶液中に均一
に分散させることにより容易に調製することができる。
この場合用いられるアセトン−ホルムアルデヒド綜合樹
脂水溶液中における該樹脂の濃度は20ないし90重t
%、好ましくは30〜70重量%になるように調製する
のが望ましい。
脂水溶液中における該樹脂の濃度は20ないし90重t
%、好ましくは30〜70重量%になるように調製する
のが望ましい。
また、パラホルムの使用添加量は目的の液状分散組成物
中に通常は10〜70重ji%、好ましくは20〜60
重量%となるように分散させればよい。
中に通常は10〜70重ji%、好ましくは20〜60
重量%となるように分散させればよい。
また前記のアセトン−ホルムアルデヒド縮合樹脂とパラ
ホルムの混合において、パラホルム中に該アセトン−ホ
ルムアルデヒド縮合樹脂の水溶液を攪拌下に混合するこ
ともできる。なお本発明の液状パラホルム分散組成物中
にはクルミ粉、グルテン等の通常用いられる添加物等を
混合することもできる。
ホルムの混合において、パラホルム中に該アセトン−ホ
ルムアルデヒド縮合樹脂の水溶液を攪拌下に混合するこ
ともできる。なお本発明の液状パラホルム分散組成物中
にはクルミ粉、グルテン等の通常用いられる添加物等を
混合することもできる。
かくして得られる本発明の液状パラホルム分散組成物は
パラホルムを長期間安定に分散保持することができ使用
に際して自動計量供給も可能であり、また主体樹脂の性
能への影春もなく、簡単に利用し得られるものである。
パラホルムを長期間安定に分散保持することができ使用
に際して自動計量供給も可能であり、また主体樹脂の性
能への影春もなく、簡単に利用し得られるものである。
特に、例えば主剤の樹脂成分とパラホルム硬1勾
化剤の御成分を個別に被着体へ塗布し、これらを重ね合
わせて圧締するような接着方法に(5) このような接着方法等の効果的な採用は、本発明の組成
物によって初めて可能となったものであり、パラホルム
を液状化して自動計量供給の求められる場合に有効であ
る。
わせて圧締するような接着方法に(5) このような接着方法等の効果的な採用は、本発明の組成
物によって初めて可能となったものであり、パラホルム
を液状化して自動計量供給の求められる場合に有効であ
る。
以下、実施例により本発明の効果を具体的に説明するが
、本発明の効果は以下に述べる実施例に限定されるべき
ものではないことは明白である。
、本発明の効果は以下に述べる実施例に限定されるべき
ものではないことは明白である。
実施例1
攪拌機、温度計、適下ロート、環流冷却器ヲ備えたlo
zの四ツ目フラスコにアセトン1.16即、パラホルム
1.48Kp、87%ホルマリン0.81)fを投入し
攪拌しながら約20分で70℃まで温度を上昇させる。
zの四ツ目フラスコにアセトン1.16即、パラホルム
1.48Kp、87%ホルマリン0.81)fを投入し
攪拌しながら約20分で70℃まで温度を上昇させる。
この間lO重重量外性ソーダを少量づつ適下し、内容物
のPHを9.0±0.8に保つ。さらに70℃で攪拌を
続は同様PHを9.0附近に保ちながら4時間反応させ
た。この間に適下した10(6) 重量外の苛性ソーダは0.4 Kgであった。
のPHを9.0±0.8に保つ。さらに70℃で攪拌を
続は同様PHを9.0附近に保ちながら4時間反応させ
た。この間に適下した10(6) 重量外の苛性ソーダは0.4 Kgであった。
減圧下に未反応のホルマリン及び水の一部を除去し、固
型分65重ffi%のアセトン−ホルマリン綜合樹脂水
溶液を得た。
型分65重ffi%のアセトン−ホルマリン綜合樹脂水
溶液を得た。
この樹脂は粘度200センチボイズであり、又組成を分
析したところ、ジメチロールアセトンを主成分とするア
セトン−ホルマリン樹脂であることが判明した。
析したところ、ジメチロールアセトンを主成分とするア
セトン−ホルマリン樹脂であることが判明した。
このアセトン−ホルマリン縮合樹脂水溶液100部(重
量)にRPF樹脂接着剤であるスミプライl5oE(住
友化学工業KK1品)用の硬化剤(パラホルムを主成分
とし一部りルミ粉を混入したもの)を56部分散させた
。
量)にRPF樹脂接着剤であるスミプライl5oE(住
友化学工業KK1品)用の硬化剤(パラホルムを主成分
とし一部りルミ粉を混入したもの)を56部分散させた
。
この分散物の粘度は1700センチポイズであった。か
くして得られた液状パラホルム分散物を一週間常温でお
いたところわずかにホルマリン臭が増加したが分離沈殿
は生じることはなく安定であった。
くして得られた液状パラホルム分散物を一週間常温でお
いたところわずかにホルマリン臭が増加したが分離沈殿
は生じることはなく安定であった。
参考例1
実施例1でkmされたパラホルム液状分散物20部とス
ミプライ150Eの主剤80部を混合してRPF樹脂接
着剤を作成し、次のとおりニジ松集成材の接着試験を行
った。
ミプライ150Eの主剤80部を混合してRPF樹脂接
着剤を作成し、次のとおりニジ松集成材の接着試験を行
った。
すなわち、かくして作成されたRPF樹脂接着剤をニジ
松うミナーに対して250y/−zとなるように塗布し
、該塗布面上に別の同種のラミナーの接着すべき面を重
ね合わせ、10Ky / crjの圧力で30℃、24
時間圧締した。
松うミナーに対して250y/−zとなるように塗布し
、該塗布面上に別の同種のラミナーの接着すべき面を重
ね合わせ、10Ky / crjの圧力で30℃、24
時間圧締した。
ここに得られた集成剤についてJISにより、その接着
性能を測定し、結果を表1に示した。
性能を測定し、結果を表1に示した。
参考例2
実施例1で調製された液状パラホルム分散物を参考例1
で用いたニジ松うミナーに50y / vrtとなるよ
うに、また同種の別のラミナーにスミプライ150Eの
主剤を200 f/lriとなるようにそれぞれ別個に
塗布し、両ラミナーの塗布面を重ね合わせ、参考例1と
同様な条件で圧締し、かくして得られた集成材の接着性
能を同様に測定した結果を表1に示した。
で用いたニジ松うミナーに50y / vrtとなるよ
うに、また同種の別のラミナーにスミプライ150Eの
主剤を200 f/lriとなるようにそれぞれ別個に
塗布し、両ラミナーの塗布面を重ね合わせ、参考例1と
同様な条件で圧締し、かくして得られた集成材の接着性
能を同様に測定した結果を表1に示した。
参考例8
実施例1でvM製された液状パナホルム分散物を40℃
恒温槽中で1週間静置した。この時該分散物の粘度は2
000センチポンズに上昇した。かくして経時変化をさ
せた該分散物を用いて参考例2と同様の方法でニジ松う
ミナーの接着を行った。その接着性能の試験結果を同様
に表1に示した。これらの結果より経時変化による接着
力の低下はなく、安定な分散液であることがわかる。
恒温槽中で1週間静置した。この時該分散物の粘度は2
000センチポンズに上昇した。かくして経時変化をさ
せた該分散物を用いて参考例2と同様の方法でニジ松う
ミナーの接着を行った。その接着性能の試験結果を同様
に表1に示した。これらの結果より経時変化による接着
力の低下はなく、安定な分散液であることがわかる。
また、これらの結果は構造用集成材として十分な接着性
能を有するものであることが明白である。
能を有するものであることが明白である。
表 1
Claims (1)
- パラホルムをアセトン−ホルムアルデヒド縮合樹脂水溶
液中に分散含有せしめてなる液状パラホルム分散組成物
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57230583A JPS59117574A (ja) | 1982-12-24 | 1982-12-24 | 液状パラホルム分散組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57230583A JPS59117574A (ja) | 1982-12-24 | 1982-12-24 | 液状パラホルム分散組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59117574A true JPS59117574A (ja) | 1984-07-06 |
JPH0442421B2 JPH0442421B2 (ja) | 1992-07-13 |
Family
ID=16910010
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57230583A Granted JPS59117574A (ja) | 1982-12-24 | 1982-12-24 | 液状パラホルム分散組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59117574A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8009002B2 (en) | 2004-03-31 | 2011-08-30 | Joachim Fiedler | Detachable magnet holder |
-
1982
- 1982-12-24 JP JP57230583A patent/JPS59117574A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8009002B2 (en) | 2004-03-31 | 2011-08-30 | Joachim Fiedler | Detachable magnet holder |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0442421B2 (ja) | 1992-07-13 |
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