JPS59115225A - 瀝青物の包装方法 - Google Patents
瀝青物の包装方法Info
- Publication number
- JPS59115225A JPS59115225A JP22262682A JP22262682A JPS59115225A JP S59115225 A JPS59115225 A JP S59115225A JP 22262682 A JP22262682 A JP 22262682A JP 22262682 A JP22262682 A JP 22262682A JP S59115225 A JPS59115225 A JP S59115225A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- packaging bag
- packaging
- bituminous
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、石油精製工業にて副生される石油アスファ
ルト、石炭乾溜工業にて副生されるコールタール、その
他脂肪酸等のピッチ類などのいわゆる瀝青物を包装する
方法に関する。
ルト、石炭乾溜工業にて副生されるコールタール、その
他脂肪酸等のピッチ類などのいわゆる瀝青物を包装する
方法に関する。
7i%青物はドラム缶に充填されて輸送、貯蔵されてい
るが、1缶の重さが200kQであるため、その取扱い
、運搬が不便であり、またドラム缶は高価であフかつ回
収使用が困難である。
るが、1缶の重さが200kQであるため、その取扱い
、運搬が不便であり、またドラム缶は高価であフかつ回
収使用が困難である。
これらの問題を解決するものとして、瀝青物を紙袋もし
くは合成樹脂袋に充填する方法(特公昭41−2207
7号公報参照)、瀝青物をポリエチレン袋に充填する方
法(特公昭52−44612号公報参照)が知られてい
る。上記公知の方法はいずれも電装の重さは40に9程
度に軽減されるものであるが、包装物の冷却は自然通風
によるものであるから冷却固化に時間がかかり、特に充
填時の流動状瀝青物の温度が高いときは通風冷却の時間
が長くなる。
くは合成樹脂袋に充填する方法(特公昭41−2207
7号公報参照)、瀝青物をポリエチレン袋に充填する方
法(特公昭52−44612号公報参照)が知られてい
る。上記公知の方法はいずれも電装の重さは40に9程
度に軽減されるものであるが、包装物の冷却は自然通風
によるものであるから冷却固化に時間がかかり、特に充
填時の流動状瀝青物の温度が高いときは通風冷却の時間
が長くなる。
一部、酢酸ビニル含量が10〜20重量%のエチレン・
酢酸ビニル共重合体を8〜19重量%添加したポリエチ
レンからなる包装袋に、加熱溶融型道路標示材料ケ充填
し、上記包装袋ケ加熱溶融型道路標示材料の原料の一部
として使用可能にしたもの(特公昭52−48138号
公報参照〕が知られている。この公知のものは、熱可塑
性樹脂、変性アルキッド樹脂、無機充填材、着色顔料な
どの加熱層1犠型道路標示(オ料を常温の固体状で包装
袋に充填するものである刀・ら、充填時に包装袋が破損
されるものではない。
酢酸ビニル共重合体を8〜19重量%添加したポリエチ
レンからなる包装袋に、加熱溶融型道路標示材料ケ充填
し、上記包装袋ケ加熱溶融型道路標示材料の原料の一部
として使用可能にしたもの(特公昭52−48138号
公報参照〕が知られている。この公知のものは、熱可塑
性樹脂、変性アルキッド樹脂、無機充填材、着色顔料な
どの加熱層1犠型道路標示(オ料を常温の固体状で包装
袋に充填するものである刀・ら、充填時に包装袋が破損
されるものではない。
ところが、上記エチレン・酢酸ビニル共重合体(以下1
℃VAという)とポリエチレン(以下PEという)との
混合物の軟化点は、通常の瀝青物が流動性となる温度(
約90℃)、cり低いので、上記混合物からなるフィル
ムの包装袋に、流動状瀝青物を注入すれば、フィルムが
加熱変形し、かつ破損することになる。従って瀝青物を
EVA含有ポリエチソンフイルムで包装することは未だ
思い付かれなかったのて゛ある。
℃VAという)とポリエチレン(以下PEという)との
混合物の軟化点は、通常の瀝青物が流動性となる温度(
約90℃)、cり低いので、上記混合物からなるフィル
ムの包装袋に、流動状瀝青物を注入すれば、フィルムが
加熱変形し、かつ破損することになる。従って瀝青物を
EVA含有ポリエチソンフイルムで包装することは未だ
思い付かれなかったのて゛ある。
本発明者らは、瀝青物をEVA含有ポリエチレンフィル
ム刀・らなる包装袋に包装することについて研究した結
果、上記包装袋の外面を水冷しながら流動状瀝青物を注
入し、注入後直ちに該包装物を水中で冷却することによ
って所期の目的を達成することができたのである。
ム刀・らなる包装袋に包装することについて研究した結
果、上記包装袋の外面を水冷しながら流動状瀝青物を注
入し、注入後直ちに該包装物を水中で冷却することによ
って所期の目的を達成することができたのである。
すなわちこの発明は、EVAとPEとの混合物からなる
包装袋の外面を水で冷却しながら該包装袋に流動状瀝青
物を注入し、注入後直ちに該包装物を水中で冷却するこ
とを特徴とする瀝青物の包装方法である。
包装袋の外面を水で冷却しながら該包装袋に流動状瀝青
物を注入し、注入後直ちに該包装物を水中で冷却するこ
とを特徴とする瀝青物の包装方法である。
この発明に使用される包装袋は、酢酸ビニル含有量が1
0〜30モル%のEVAとPEとの混合物をインフレー
ション法によって長筒状に製造したものであシ、その厚
みは、20〜120ミクロンが好ましい。厚みが20ミ
クロン未満では流動状瀝青物の注入時に破損して天川的
でなく、120ミクロンを越えると包装物の溶融時に包
装袋がび青物と相溶するのに時間がかかる。
0〜30モル%のEVAとPEとの混合物をインフレー
ション法によって長筒状に製造したものであシ、その厚
みは、20〜120ミクロンが好ましい。厚みが20ミ
クロン未満では流動状瀝青物の注入時に破損して天川的
でなく、120ミクロンを越えると包装物の溶融時に包
装袋がび青物と相溶するのに時間がかかる。
包装袋・\注入時の流動状瀝青物の粘度は3500〜1
1000センチストークヌで、その温度は100〜85
″Cが好ましい。流動状瀝青物の温度は、流動状瀝青物
の粘度(流動性〕と包装袋外面の冷却温度との関係によ
って適宜設定される。
1000センチストークヌで、その温度は100〜85
″Cが好ましい。流動状瀝青物の温度は、流動状瀝青物
の粘度(流動性〕と包装袋外面の冷却温度との関係によ
って適宜設定される。
瀝青物を包装袋に包装するには、インフン−ジョン法に
よって得られた長尺の円筒状フィルムを扁平状として、
上端部より所定の長さの部分をヒートシールして底部と
なし、上端部を拡げた開口部η・ら所定量の流動状瀝青
物を袋内面にったって層状となるように注入し、しかる
のち上端部をヒートシールする。底部および上端部のビ
ー1−シールの幅は、歴青物の包装量によって異なるが
5〜’J、Oyttmが打丁しい。上端部をヒートシー
ルするには、注入した瀝青物上面とヒートシール部との
間に若干の空間を設けることが好1しく、この場合は上
端部のヒートシール部に流動状瀝青物カニ滲み出スニ完
全にヒートシールできるばかりでなく。
よって得られた長尺の円筒状フィルムを扁平状として、
上端部より所定の長さの部分をヒートシールして底部と
なし、上端部を拡げた開口部η・ら所定量の流動状瀝青
物を袋内面にったって層状となるように注入し、しかる
のち上端部をヒートシールする。底部および上端部のビ
ー1−シールの幅は、歴青物の包装量によって異なるが
5〜’J、Oyttmが打丁しい。上端部をヒートシー
ルするには、注入した瀝青物上面とヒートシール部との
間に若干の空間を設けることが好1しく、この場合は上
端部のヒートシール部に流動状瀝青物カニ滲み出スニ完
全にヒートシールできるばかりでなく。
空間の空気が瀝青物と袋内面との間に分散されて瀝青物
が袋内面に全面的に密着することが防止される。1だ必
要に応じてヒートシールを間隔をあけて2条にしてもよ
い。
が袋内面に全面的に密着することが防止される。1だ必
要に応じてヒートシールを間隔をあけて2条にしてもよ
い。
瀝青物の包装量は、1袋20kLjiたは50 kti
にすることが商品の取引上に便利である。
にすることが商品の取引上に便利である。
この発明の特長とすることは、流動状瀝青物を包装袋に
注入する際に、包装袋の外面を水で冷去口することであ
る。包装袋の外面を水冷するに(ま、包装袋の外面に水
食噴射、したり、または包装袋を水槽(て浸漬したりし
て直接に冷却してもよい75≦、好ましい方法は、包装
袋の両面に、袋に瀝青物が充填されて膨れた状態に対応
する凹部を有する2個の型を密着させ、この型に設けた
水ジャケットに水を流して間接的に包装袋の外面全冷却
して包装物の形状ケ一定にすることである。
注入する際に、包装袋の外面を水で冷去口することであ
る。包装袋の外面を水冷するに(ま、包装袋の外面に水
食噴射、したり、または包装袋を水槽(て浸漬したりし
て直接に冷却してもよい75≦、好ましい方法は、包装
袋の両面に、袋に瀝青物が充填されて膨れた状態に対応
する凹部を有する2個の型を密着させ、この型に設けた
水ジャケットに水を流して間接的に包装袋の外面全冷却
して包装物の形状ケ一定にすることである。
上記のように流動状瀝青物全注入する際に包装袋の外面
を水冷することによって、流動状瀝青物の熱による包装
袋の破損が防止される。冷却水の水温は、常温の範囲で
よいが、気温が高いときまたは注入する瀝青物流動体の
温度が高いときは、冷媒によって若干低温に冷却される
ことが好ましい。・ 上記のように瀝青物を包装したのち、この包装物ヲ直ち
に水中に投入して冷却し、瀝青物の同化を促進させる。
を水冷することによって、流動状瀝青物の熱による包装
袋の破損が防止される。冷却水の水温は、常温の範囲で
よいが、気温が高いときまたは注入する瀝青物流動体の
温度が高いときは、冷媒によって若干低温に冷却される
ことが好ましい。・ 上記のように瀝青物を包装したのち、この包装物ヲ直ち
に水中に投入して冷却し、瀝青物の同化を促進させる。
水中に投入された包装物は水面に浮遊するので、冷却後
これを集めて取出丁ことは容易である。そして取出され
た包装物は、通常の方法で積み重ねられて輸送貯蔵され
る。
これを集めて取出丁ことは容易である。そして取出され
た包装物は、通常の方法で積み重ねられて輸送貯蔵され
る。
以下にこの発明の詳細な説明する。
実施例
15モル%の酢酸ビニルを含有するEVA15重昂部と
PE85重量部とを混合した樹脂全インフレーション法
によって製造した筒状フィルム(厚さ01m1k幅45
cmの扁平状とし、上端部より長さQQcmの下端部全
幅10馴にヒートシールし、l;71UTシて有底の袋
状(1袋の重量40〜60g)とした。袋上端部を拡げ
た開口から温度100’Cに加熱された流動状のストレ
ートアヌファルト20kg”ilO秒間で注入し、注入
後、アスファルト上曲刃・ら1〜2 onの部分全幅5
mmにヒートシールした。アスファルト注入時には、裂
目に水が入らない程度に袋を26℃の水槽中につけ、ま
たヒートシール後はこの水槽中でアスファルトを冷却固
化した。袋hmと袋中8部の温度(C)と包装後の冷却
時間との関係は下記表および図面のグラフのとおりであ
る。なお比較例は、袋を水槽に漬けないで26℃の室温
で冷却したものである。
PE85重量部とを混合した樹脂全インフレーション法
によって製造した筒状フィルム(厚さ01m1k幅45
cmの扁平状とし、上端部より長さQQcmの下端部全
幅10馴にヒートシールし、l;71UTシて有底の袋
状(1袋の重量40〜60g)とした。袋上端部を拡げ
た開口から温度100’Cに加熱された流動状のストレ
ートアヌファルト20kg”ilO秒間で注入し、注入
後、アスファルト上曲刃・ら1〜2 onの部分全幅5
mmにヒートシールした。アスファルト注入時には、裂
目に水が入らない程度に袋を26℃の水槽中につけ、ま
たヒートシール後はこの水槽中でアスファルトを冷却固
化した。袋hmと袋中8部の温度(C)と包装後の冷却
時間との関係は下記表および図面のグラフのとおりであ
る。なお比較例は、袋を水槽に漬けないで26℃の室温
で冷却したものである。
上表および図面のグラフで分るように、実施例は、比較
例に比べて、包装物の温度が低いばかりでなく、中心部
と内面との温度差が小さい。
例に比べて、包装物の温度が低いばかりでなく、中心部
と内面との温度差が小さい。
この発明の方法によれば、流動状瀝青物の冷却効果が大
きいので包装袋の破損が防止される。また瀝青物を溶融
釜に投入加熱溶融する際に、包装袋は瀝青物に相溶し、
しかもその量は小さいので瀝青物の物性値の変化に大き
な影響を与えない。
きいので包装袋の破損が防止される。また瀝青物を溶融
釜に投入加熱溶融する際に、包装袋は瀝青物に相溶し、
しかもその量は小さいので瀝青物の物性値の変化に大き
な影響を与えない。
従って、紙袋や合成樹脂袋のように使用済みの袋を廃棄
処理する必要がない。包装物は通常の倉庫に、3口」常
の輸送法で貯蔵することができる。
処理する必要がない。包装物は通常の倉庫に、3口」常
の輸送法で貯蔵することができる。
図面は実施例、比較例の冷却時間と包装物の内面、中心
部の温度との関係を示すグラフである。 特ii’l出願人 昭和瀝青工業株式会社〃
日本スピンドル製造株式会社代理人 弁理士 坂 野
威 夫 〃 〃 吉 1) 了 司温 虐 ン11却Fff闇 (づり゛)
部の温度との関係を示すグラフである。 特ii’l出願人 昭和瀝青工業株式会社〃
日本スピンドル製造株式会社代理人 弁理士 坂 野
威 夫 〃 〃 吉 1) 了 司温 虐 ン11却Fff闇 (づり゛)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 〔l〕エチレン拳酢酸ビニル共重合体とポリエチレンと
の混合物からなる包装袋の外面を水で冷却しながら該包
装袋に流動状瀝青物を注入し、注入後直ちに該包装物を
水中で冷却することを特徴とする瀝青物の包装方法。 〔2〕包装袋がエチレン・酢酸ビニル共重合体と低密度
ポリエチレンの混合樹脂全インフレーション法によって
製造された筒状フィルムである特許請求の範囲第1項記
載の瀝青物の包装方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22262682A JPS59115225A (ja) | 1982-12-18 | 1982-12-18 | 瀝青物の包装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22262682A JPS59115225A (ja) | 1982-12-18 | 1982-12-18 | 瀝青物の包装方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59115225A true JPS59115225A (ja) | 1984-07-03 |
Family
ID=16785394
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22262682A Pending JPS59115225A (ja) | 1982-12-18 | 1982-12-18 | 瀝青物の包装方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59115225A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5538769B2 (ja) * | 1972-08-25 | 1980-10-06 |
-
1982
- 1982-12-18 JP JP22262682A patent/JPS59115225A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5538769B2 (ja) * | 1972-08-25 | 1980-10-06 |
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