JPS59111706A - 高水密・気密レ−ルフアスナ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、合成樹脂シート、合成樹脂フィルム、用具ケ
ース部品入れなどの開口部を有するケース類に装着する
高水密・気密レールファスナーに関する発明である。

（従来技術） レールファスナーとＬ〜では従来、例えば実公昭５４−
４０１６６号公報記ハナのものが知られている。

この公報に記載されたものは、一つの開口部にしか適用
できず、また、ファスナーレールの噛合部の素材が柔軟
性の大きい弾撓性を有する合成樹脂材料を使用している
だめ、その開閉に際して曲がり易く、そのためスラーｆ
ダーを摺動する操作をする場合、レールの方向とスライ
ダーを操作するために加える力の方向が一致しない場合
が起り勝ちであるが、そのよう々場合にはレールとスラ
イダーとの摩擦が大きくなってスライダーが円滑に摺動
しないことに々す、まだ、噛合せ強度が弱くなり噛合せ
部が一部分離したりして水密性・気密性が損わわ、る欠
点を有する１、また、レールファスナーとは異々るが周
知の務歯を噛合せに押片した例えば特公昭５６−２７２
４ｆ３号公報記載のものは、その特許請求の範囲の記載
によれば２個所の開口部を独立的に開閉するだめ三本の
ストＩＩンガーテープをＴ字状に配置し両側テープには
通常タイプの単頭の務歯を、中央のテープには特殊タイ
プの双頭形の務歯をそれぞれ植立し、これらと二つのス
ライダーはよってケース類の２つに仕切った各室毎の開
口部をそれぞれ独立に開閉する構成を有するが、双頭形
の務歯の構造が複雑で、しかもそのストリンガ−テープ
が他の２つのストリンガ−テープに対し直角に配置しで
あるので開閉に際してのスライダー操作が円滑にできる
が否が疑問であると共に、ストリンガ−テープの素材が
繊維材料であるため本発明の対象とする合成樹脂シート
々どのケース材料に適合させる場合両者を別途縫合する
などの工程を要し、また、繊維テープであるため水蜜、
気密を要求される分野にも不適光である。

（発明の目的） 本発明は合成樹脂ソート、合成樹脂フィルム、合成皮革
などを素材とする袋、袋物、ケース類、部品入れ々ど物
品収納のために開閉可蛯々開口部を設ける際に装着する
合成樹脂製高水密・免密レールファスナーとして開口部
の開閉に際しスライダーの繰作をするために加える力の
方向に対しファスナーレールが素直に順応することによ
ってレールとスライダーとの間に従来生じ勝ちであった
無用の摩擦の発生を防止し、スライダー操作を円滑に行
うことができると共に噛合せ強度の高い高水密・気密レ
ールファスナーを捉供することに在る。

（発明の構成） 本発明は上記の目的を達成するため、 （１）、並行するｌ組接数本の契合凹凸条を有する硬質
合成樹脂製の１個の硬質噛合せレールと、これと対向し
並行する１組複数本の契合凹凸条を有する軟質合成樹脂
製の軟質噛合せレールと、上記硬質および軟質噛合せレ
ール間に装着したスライダーとから成り、スライダーの
摺動により硬質噛合せレールの直線性保持の状態下にお
いて硬質および軟質側契合凹凸条の噛合せおよび分離操
作を行う高水密・気密レールファスナー。

（２）、並行する１組複数本の契合凹凸条を２Ｍ有する
硬質合成樹脂製の１個の硬質噛合せレールと、これと対
向し並行する１組複数本の契合凹凸条を有する軟質合成
樹脂製の２個の睡質噛合せレールと、上記硬質および軟
質噛合せレール間に装着した２個のスライダーとから成
り、２個のスライダーの摺動により硬質噛合せレールの
直線性保持の状態下におい七２組の硬質および軟質側契
合凹凸条の噛合せおよび分離操作を個別に行う高水密・
気密レールファスナー。

（３）、並行する１組複数本の契合凹凸条を２絹有する
硬質合成樹脂製の１個の硬質噛合せレールと、これと対
向し並行する１組複数本の契合凹凸条を有する軟質合成
樹脂製の２個の軟質噛合せレールと、上記硬質および軟
質噛合せレール間に装着した１個のスライダーとから成
り、１個のスライダーの摺動により硬質噛合せレールの
直線性保持の状態下において２組の硬質および軟質側契
合凹凸条の噛合せおよび分離操作を同時に行う高水密・
気密レールファスナー。

を発明の構１戊要件とするものである。

（作用） 本発明は上記の構成を有するので、スライダーの開閉操
作に際し一方のレールが硬質の合成樹脂を材料としであ
るためレールの長手方向の直線性が強く、硬質噛合せレ
ールの直線性保持の状態下においてその長手方向に沿っ
てスライダーの操作をすれば、噛合せに貯しては軟質の
合成樹脂を材料とする柔かく弾撓性に富Ａ７だ対向する
仙方の軟質噛合せレールが容易にスライダーによって硬
質噛合せレールに引き寄せら力、て密着し両者の噛合せ
が円滑に行わわ１、壕だ、分離に際しても上記と同様硬
質噛合せレールの長手方向に沿ってスライダーを操作す
ることによってスライダーは直線性を保つ硬質噛合せレ
ールを操作力の働く寄りととるとして操作の開力の働く
方向の安定を保って操作できるからその分離操作を円滑
に行うことができる。そして、本発明では一対の硬軟両
噛合せレールの契合突条をそれぞれ並行して複数本配備
しであるので単数の契合突条の場合に比しその噛合せの
結合度および強度を飛蒔的に高めることができることお
よび噛合せ部分の水密性・気密性について硬、軟両材質
、凹凸条の形状の密着性の身好りことに加えて複数本の
レールの西Ｐ備による噛合せ部分の形ぐづれの無いこと
により常に優れた高度の水蜜性、気密性を保持すること
を可能とするものである。

実施例 次に本発明を図示の二三の実か０例によって詐、明する
が本明細書の特許請求の範囲に本発明の必須の構成吸付
として記載した構成を有するものは、例とえぞの実施の
態様において以下に例示する実施例と差違があったとし
ても本発明の技術的範囲に属するものであることは論す
るまでもない。

実施例　１ 第１図においてｌは、ポリエチレン、塩体ビニイル、ポ
リプロピレン、ポリウレタン彦どの熱＝３塑性合成樹脂
材料に適宜少量の”Ｊ塑剤などを配合し、その性質を硬
質とした材料により例えば押出成形などにより成形した
硬質合成樹脂から成る硬質噛合せレール、２は上記硬質
噛合せレールと同じ材料を例えば押出成形々どにより成
形する際、可塑剤の配合を多桁にするなどして柔軟性、
弾撓性に富むよう成形した軟質噛合せレール、３は硬質
噛合せレールｌの上＠部内側に複数本をＭし行しのスラ
イダーの操作によって噛合う軟質噛合せレール２の十〇
ｉ：’＋部内側に硬質契合凹凸条３とＰＩ数の複数本を
同一間隔で並行して設け、その先端用３に軟質係合突起
４′を有する軟質契合凹凸条、５は必要に応じ硬軟両契
合凹凸条３，４による水蜜、気密作用を補助するために
硬質噛合せレールｌに設けたレール凸条、６はシール突
条５と密に嵌合する軟η、噛合せレール２に設けた凹条
で両者は上記硬軟両契合凹凸条３，４に対しそれぞれ並
行して両者の下部に配設する。７は硬質噛合せレーＪし
ｌの外側膨出部７′の下縁に設けた同レールの硬質ガイ
ドレール、８は軟質噛合せレール２の外９Ａｌｌ膨出部
８′の下縁に設けた同レールの軟質−ｉｆイドレール、
９はスライダー、第１図乃至クシ５図において１０はス
ライダー９の一外（ｉ１１下縁に設けた硬質噛合せレー
ルｌのガイド７に係合する第１直線ガイド、１１は第１
直線ガイドｌＯの反対側のスライダー９の外側下ｉに設
けた軟質噛合せレール２のガイド８に係合する曲線状の
フランジ、１２はスライダー９のダイヤモンド、１３は
胴体の住、１４は胴体の柱１８に遊嵌した引手、１５は
硬質契合凹凸条３の肩口の受入口、１６は軟質契合凹凸
条李の肩口の受入口、１７は第１直線ガイ）’　１０　
Ｋ対向する＠２直線ガイド、１８は後口である。スライ
ダー９はレールファスナーの場合硬質の合成樹脂材料か
ら射出成形などによってつくることにより弾撓性に富む
噛合せレールの噛合せ操作を容易にするものであるが、
本発明の場合には一方の噛合せレールが硬質のためレー
ルの直線性が良好と彦るので必要に応じ金属性など他の
材質のスライダーを使用することもできる。なおレール
ファスナーでは通常スライダーに引手を配備せずスライ
ダーの上面を平坦とし操作に際してはスライダーの両側
を摘んで開閉を行うから本発明の場合もレールファスナ
ーを使用するケース類の種類、用途に応じ引手を配備せ
ず名３、ライダーの上面を平坦とする場合があること勿
論であるが、一般ファスナーの様に引手のある方が便利
々場合が多い。本実施例は以上の構成を有するのでスラ
イダー９を操作すると硬質合成樹脂を材料とする硬質噛
合せレール１が硬質で直線性が比較的良好々ため肩口の
受入口１５から受入ね−だスライダー９はその第２直線
ガイド１０と第２直線ガイド１７との間に硬質噛合せレ
ールｌの基部１９を挾んで摺動する。

その際対向する軟質噛合せレール２は例えばスライダー
９の閉（噛合せ）操作の場合は、軟質噛合セレール２の
柔軟な弾撓性によってスラ　ダー９の肩口の軟質契合凹
凸条４の受入口１６から受入れられると曲線状のフラン
ジ１１の湾曲部によってスライダー９の案内路中におい
て硬質噛合せレール１の硬質契合凹凸条８に引き寄せら
れ、次いで相互の係合突起８／　、　４／が係合するこ
とによっ密および気密状態を形成する。レール凸条５、
凹条６が配設（７である場合は同時にこの両者も密嵌し
水密・便密を飾体する。そｌ〜てこれらの係合は単一の
凹凸条による結合と異り、複数本が並行に配備しである
ので結合力および密着度が強くなお且つ硬質噛合せレー
ルｌが直線性を保持するので部分的な屈曲による部分的
分離によって水蜜性、気密性が損われる恐れが極めて少
ない。噛合状態を解除して分離させるには上記スライダ
ー９を逆に掃作してダイヤモンド１２の作用と案内路の
ガイドにより光離させるものである。

実施例　２ 第６図に示す実施例においては硬質噛合せレール］はそ
の上部両端に硬質契合凹凸条３を倚し、そのおのおのに
対向して２個の軟質噛合せレール２が配設され、その軟
質契合凹凸条４がそれぞれ　　　′硬質契合凹凸条８に
対峙する。そして硬質噛合せレールｌの上端縁部２１に
それぞれスライダーガイド２２および２３を一体に突設
する。この実施例の場合は中少部の１個の双耳型に両仰
ＩＫ硬質契合凹凸条３を持つ硬質噛合せレール１に対し
、２イ固の軟ａ噛合せレール２を配備したことによって
全体として２糾の噛合せ部２４　、２５を持つことによ
りケース等に装着した場合そのケース類は２つの開口部
を有することと々る。そしてこの実施例でｔま上記噛合
部２４　、２５　［対しそれぞれ別々のスライダー９を
装着したから各スライダー９は独立し２て別個に開閉操
作を行える構成と々つでいる。そして第８図に示すよう
に個々のスライダー９は軟質噛合せレールの軟質ガイド
８と硬質噛合せレール■の上端縁部２１のスライダーガ
イド２２　、２３にスライダーの下部の曲線状フランジ
１１および第３直線ガイド２６を（１合させである。Ｖ
上の構］戊を除く各部の材質、形状などは実施例■と同
じでありその間閉探作中のスライダー９の作用も実施例
１における第１、第２直線ガイド１０　、１７の役目を
第３面線ガイド２６が司るｔ’９かは同じでを）る。

実施例　３ 第８図に示す実施例は実施例２において２糾の噛合せ部
２４　、２５に対しそれぞれ別々のスライダー９を装着
したのに対し、両者に共通の１個のスライダー９により
噛合せおよび分離操作を行うものでレールファスナーの
配置は中央に硬質噛合せレール１を配しその両側に軟質
噛合せレール２゜２を配しである点は実施例２と同様で
あるが、１個のスライダー９に第９図に示すよう［２個
のダイヤモンド１２に続く案内路により中央の硬質噛合
せレール１の両側の硬質契合凹凸条３，３に対し柔軟性
のある両側の軟質噛合せレール２の軟質契合凹凸条４，
４が例えば閉（噛合せ）操作の際は同時に引き寄せられ
つつ密嵌し水密・り密の噛合せ杉、態を形成する。分離
操作の場合も同様に１個のスライダー９により同時に分
離するものである。なお、スライダー９の構成を第１１
図、第１２図に示すが部分名称は実施例１と同様とする
。

（発明の効果） 以上本発明の構成作用の説明から明らかなとおり本発明
によれば、一対の硬軟両噛合せレールを使用するのでス
ライダーの操作に際し硬質噛合せレールの直線性を利用
してスライダーを安定に操作できると共に噛合せた後も
軟質噛合せレール同志の時のように両者の弾撓性によっ
て部分的に噛合が外れ水密・気密が破ら力、る恐れがな
い。また、硬軟両レールには並行する複数本の契合凹凸
条が配備しであるので単一の契合凹凸条の場合にくらべ
その噛合せの伸開を高めることができ、また、硬軟二種
の拐質の結合に際し契合凹条の寸法を凸条の寸法より僅
かに小さく設計することにより両者の噛合せおよび密着
度、密嵌間を一層高め水密度・気密度を向上することが
できる。・また、複数本のレールの配備と硬軟両月質の
組合せは噛合せ部分の形くづわ、を防止できる。以上の
ことから本発明は冒度の水蜜性・気密性を有する噛合せ
強度の大きい優れたレールファスナーを提供できるもの
である。

【図面の簡単な説明】

第１図は実施例１の斜視図、第２図は第１図Ａ−Ａ線に
おける一部を断面で示しスライダーの柱・引手を省略し
た正面図、第８図は第１図Ｂ−Ｂ線における第２図と同
じく一部を断面で示しスライダーの柱・引手を省略した
正面図、第４図はスライダーの平面図、第５図は柱と引
手を省略したスライダーの側面図、第６図は実施例２の
斜視−図、第７図は第６図Ｃ−Ｃ線における一部を断面
で示した正面図、第８図は実施例８の斜視図、第９図は
第８図Ｄ−Ｄ線における一部を断面で示した正面図、第
１Ｏ図は第８図Ｅ−Ｅ線における一部を断面で示しだ正
面図、第１１図は実施例８のスライダーの平面図、第１
２図は同じ＜　（ｆｉｌ１面図である。 図の主要な部分を表わす符号の説明 １・硬質噛合せレール、２・軟質噛合せレール、８　硬
質契合凹凸条、４・軟質契合凹凸条、９・スライダー、
ＩＯ・・第１直線ガイド、１１・・フランジ、１２・・
ダイヤモンド、１７　　・第２直線ガイド、２２　、２
８・・・スライダーガイド、２４　、２５・・噛合せ部
、２６・・・第８直線ガイド。 ′特許出ＩＲ人　吉田工業株式会社 代理人　弁理士　樽　　見　　誠　　夫第２図 且 第３図 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ｌ　並行する１組複数本の契合携る条を有する硬質合成
   樹脂製の１個の硬質噛合せレールｌと、これと対向（〜
   並行するｌ組接数本の契合凹凸条を有する軟質合成樹脂
   製の軟質噛合せレール２と、−上記硬質および軟質噛合
   せレール間に装着したスライダー９とから成９、スライ
   ダー９の摺動により硬質噛合せレールの１σ線性保持の
   状態下において硬質および軟質両契合凹凸条の噛合せお
   よび分離操作を行う高水密・気密レールファスナー。 ２　並行するｌ組接数本の契合凹凸条８を２糾有する硬
   質合成樹脂製の１個の硬質噛合せレール１と、こわ、と
   対向し運行する１組複数本の契合凹凸条４を有する軟質
   合成樹脂製の２個の軟質噛合せレール２，２と、上記硬
   質および軟質噛合せレール間に装着した２個のス一〇、
   ９の摺動により硬質噛合せレールの直線性保持の状態下
   において２絹の硬質および軟質両契合凹凸条３，４の噛
   合せおよび分離操作を個別に行う高水密・気密レールフ
   ァスナー ３　奎行子る１組複数本の契合凹凸条３を２糾有する硬
   質合成樹脂製の１個の硬質噛合せレール１と、これと対
   向し並行するｌｉ複数本の契合凹凸条４を有する軟質合
   成樹脂製の２個の軟質噛合せレール２，２と、上記硬質
   および軟質噛合せレール間に装着した１個のスライダー
   ９とから５１１１．１個のスライダー９の摺動により硬
   質噛合せレールの直線性保持の状態下において２組の硬
   質および軟質両契合凹凸条８，４の噛合せおよび分離操
   作を同時に行う高水密・気密レールファスナー。