JPS59109584A - コークス炉における高圧水洗浄掃除装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はコークス炉まわりの各種掃除作業を高圧水洗浄
により行うコークス炉における高圧水洗浄掃除方法に関
するものである。

発明が解決すべき従来技術の問題点 高圧水洗浄により掃除する従来方式は掃除対象が例えば
炉蓋の側部のみや炉蓋下面のみや炉蓋枠のみに限定され
ており、使用する高価な高圧水ポンプの稼動率が極めて
悪い、つまり使用時間が極めて少ないという不具合を免
れなかった。

発明の目的 本発明は前記従来の問題点を解決するために創案された
もので、小蓋部、炉蓋側部、炉蓋下面、炉蓋枠およびタ
ール受部をこの順で高圧水洗浄によりシーケンシャルに
掃除することによって、１台の高圧水ポンプを最大限に
利用してコークス炉まわりの掃除作業を効率的に行うと
提供することを目的とする。

発明の構成 本発明の一実施例を図面により具体的に説明する。第１
図はコークス押出機をコークス押出しをする窯に位置合
わせ停止した状態で該コークス押出機に搭載された各種
の掃除機により行われる掃除作業の状況を示す斜視図、
第２図は第１図に示された掃除機の高圧水噴射ノズルに
対する高圧水の供給系統図である。図中ａ、ｂ。

ｃ、ｄ、ｅはそれぞれ小蓋部掃除用、炉蓋側部掃除用、
炉蓋下面掃除用、炉蓋枠掃除用、タール受部掃除用の高
圧水噴射ノズル（以下、単にノズルという。）で、該ノ
ズルａ、ｂ、ｃ、ｄ。

ｅにはそれぞれ、電磁弁１−ａ　、　１−ｂ　、　１−
Ｃ。

１−ｄ、１−ｅの操作によりエヤ源２からのエヤ圧で切
換え可能な切換弁３−ａ、３−ｂ。

３−ｃ　、　３−ｄ　、　３−ｅを介して１台の高圧水
ポンプ４が接続されている。この高圧水ポンプ４には、
電磁弁５の操作によりゃはりエヤ源２からのエヤ圧で切
換え可能なアンドロード弁６を備えたアンロード回路７
が接続されており、該電磁弁５は前記電磁弁１−ａ　、
　１−ｂ　、１−ｃ。

１−ｄ、１−ｅとその選択操作で連動し℃動作するよう
インターロックされている。

しかして、コークス押出し作条前の炉蓋８の取外しが行
われ、これと同時に、５ピッチ寵分離れた炉蓋８′にお
ける小蓋部９のシール面にノズルａを接近指向させ、か
つ、電磁弁１−ａを動作させて切換弁３−　ａを開に、
また該電磁弁１−　ａと連動してアンロード弁６を閉動
作させて高圧水ポンプ４からノズルａに高圧水を供給す
ることによって、小蓋部９のシール面をノズルａからの
高圧水により掃除し、炉蓋８の取外し中に終了する。な
お、小蓋部９の掃除作条後、電磁弁１−　ａを元の状態
に戻して切換弁３−　ａを閉とし、同時にアンロード弁
６を開として高圧水ポンプ４を無負荷状態とする。

次に、コークス押出作業に移るが、これと同時にコーク
ス押出様上で、取外した炉蓋８を掃除し、引続いて該炉
蓋８の下面を掃除し、コークス押出作業中に終了する。

前記と同様に、炉蓋８の側部（特に溝部）にノズルｂを
接近指向させ、かつ、電磁弁１−１）により切換弁３−
ｂを開に、アンロード弁６を閉に動作させて、高圧水ポ
ンプ４からの高圧水により炉蓋８の側部を掃除する。引
続いて炉蓋８の下面にノズルＣを接近指向させ、かつ、
電磁弁１−ｃにより切換弁３−　ｃ　ｆｊ！：開に、ア
ンロード弁６を閉に動作させて、高圧水ポンプからの高
圧水により炉蓋８の下面を掃除するっ炉蓋８の側部およ
び下面の掃除作業毎に電磁弁１−ｂ、１−（により切換
弁３−ｂ、３−ｃとアンロード弁６を元の状態に戻し高
圧水ポンプ４を無負荷とすることは前記と同様である。

次に、コークス押出作業後炉蓋枠１ｏを掃除し、引続い
℃タール受部１１を掃除する。前記と同様に、炉蓋枠１
０とタール受部１１にそれぞれノズルｄ、ｅを接近指向
させ、かつ、該ノズルｄ、ｅに高圧水を供給する方法は
電磁弁１−ａ、１．６による切換弁３−ｄ、’！＋−ｅ
とアンロード弁６の動作により行われる。炉蓋枠１０の
掃除作業毎に電磁弁１−ｄ、１−Ｃにより切換弁３−ｄ
、５−ｅとアンカーロード弁６を元の状態に戻して高圧
水ポンプ４を無負荷とすることは前記と同様であろう 発明の効果 以上の通り本発明は高圧水の効果的かつ広範囲な利用を
図ったものであり、１台の高圧水ポンプを使用して小蓋
部、炉蓋側部、炉蓋下面。

炉蓋枠およびタール受をこの順序でシーケンシャルに高
圧水洗浄により能率よく掃除でき、トータル・クーリニ
ング・システムの無人化における信頼性向上に役立つ。

【図面の簡単な説明】

第１図は各種掃除作業の状況を示す斜視図、第２図は高
圧水供給系統図である。 ａ　、ｂ　、ａ　、ｄ　、ｅ・・・・・・高圧水噴射ノ
ズル、１−ａ　、　１−ｂ　ｖ　１−Ｃ、１−ｄ　、　
１−６．、、。 ・・電磁弁、２・・・・・・エヤ源、３−ａ、３−ｂ。 ３−Ｃ、３−ｄ　、　３−ｅ・・・・・・切換弁、４・
・・・・・高圧水ポンプ、５・・・・・・電磁弁、６・
・・・・・アンロード弁、７・・・・・・アンロード回
路、　８　、８’・・・・・・炉蓋、９・・・・・・小
蓋部、１０・・・・・・炉蓋枠、１１・・・・・・ター
ル受部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １台の高圧水ポンプを使用して次に述べるコークス炉に
   おける掃除作粟をそれぞれ専用の高圧水噴射ノズルによ
   り順次行なう方法であり、コークス炉作業機械がコーク
   ス押出し作秦前の炉蓋取外し時に小蓋部掃除用のノズル
   を小蓋部シール面に指向させて小蓋部の掃除を行い、炉
   蓋取外し後コークス押出し中に、炉蓋掃除用のノズルな
   炉蓋の側部に指向させて炉蓋の掃除を行い、引続い℃炉
   蓋下面掃除用のノズルな炉蓋下面に指向させて炉蓋下面
   の掃除を行い、コークス押出し終了後に、炉蓋枠掃除用
   のノズルな炉蓋枠面に指向させて炉蓋枠の掃除を行い、
   引続いてタール受部掃除用のノズルをタール受部に指向
   させてタール受部の掃除な行うことを特徴とするコーク
   ス炉における高圧水洗浄掃除力