JPS5910811B2 - 家畜用刺鍼装置 - Google Patents

家畜用刺鍼装置

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JPS5910811B2
JPS5910811B2 JP7701182A JP7701182A JPS5910811B2 JP S5910811 B2 JPS5910811 B2 JP S5910811B2 JP 7701182 A JP7701182 A JP 7701182A JP 7701182 A JP7701182 A JP 7701182A JP S5910811 B2 JPS5910811 B2 JP S5910811B2
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JP
Japan
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sliding
cylinder
barrel
acupuncture
bullet
Prior art date
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Expired
Application number
JP7701182A
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English (en)
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JPS58192543A (ja
Inventor
進 太田
義治 堀本
義己 宮川
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Kyodo Shiryo Co Ltd
Original Assignee
Kyodo Shiryo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は家畜用刺鍼装置に関する。
近年、東洋古来の伝統的な治療法として知られる鍼灸療
法が医学界でもその効果が望められるようになってきて
いるが、この鍼灸療法の家畜への応用も例えば、中村氏
の報告〔「畜産の研究」第32巻、第7号(1978)
第847〜及び第33巻、第3号(1979)第370
頁〜〕にみられるように、本場中国では勿論のことフラ
ンス、アメリカ、ドイツ、カナダ等で種bの疾患の治療
が試みられていて、可成りの実績をあげている。
我国においても1974年頃より鍼灸療法が馬、豚、牛
、犬等の治療に応用されその効果も確昭されている。
而して、鍼灸療法を家畜に応用する場合の問題点は、家
畜はヒトに比し皮下脂肪層が厚いため鍼灸針を経穴に適
確に施すことの操作上の困難性にある。
すなわち、従来は一般に木鎚を用いて鍼灸針を皮下に打
込む手法がとられているが、この際上記針を経穴に適確
に施すには施術者に高度の熟練と労力が要求される。
又、上記施術に際して対象家畜が暴れるのを防ぐために
保定器を用いて家畜を静止状態に保つことが必要であり
、この保定か不十分なときは家畜が暴れることにより往
bにして施術者に被害を及ぼすことさえあった。
一方、家畜に対する保定を強化することは家畜に強度の
スドレスを与えることになり、その結果折角の鍼灸施術
による効果も減殺されることになる。
本発明者は、鍼灸療法の家畜への応用に当っての上述し
たごとき現状に鑑み、鍼灸施術を対象家畜の保定を行う
ことなく、容易に行い得る刺鍼装置について検討した結
果本発明をなすに至った。
以下本発明を詳しく説明する。
本発明に係る刺鍼装置は、外商体と、該外商体に内接し
た滑動筒体及び外筒体の前方部に設けた発射筒体の主要
部から構成されており、上記滑動節体は弾条を介してそ
の反撥作用及び圧縮作用により外商体の内壁に沿って前
俊方向に滑動自在に配設されており、上記外商体の前方
部には上記弾粂を圧縮させて滑動筒体の前方向への急激
な1駆動を停止させるためのロック機構を開閉自在に具
えており、上記発射筒体には、上記滑動筒体に内蔵した
マグネットホルダーに、鍼灸針をその根元部に内蔵した
マグネットが該根元部を介して接触するように嵌大して
装着したことを特徴とする。
次に、本発明に係る刺鍼装置をそれを例示した添付の第
1図に基いて具体的に説明する。
第1図において、外筒体1内に滑動筒体2aが弾粂(バ
ネ)3を介して外商体1の内壁に沿って前後方向に滑動
自在に配設されており、上記滑動筒体2aの後方部に設
けた駆動ロンド2(先端にはノプ2dを有する)を後方
へ引張ると上記弾粂3の圧縮作用により滑動筒体2aは
外筒体1内で後方向へ滑動し、一方1駆動ロツド2を離
すと前方向へ急激に,駆動するように設計されている。
本発明では、上記滑動筒体2aを上記弾粂3の圧縮作用
により後方向へ滑動させ所望位置で停止させるためのロ
ック機構を外筒体の前方部の適当箇所に設けていろ。
このロック機構は第1図に例示されるように、外商体1
の側壁に設けた開口部を介して外筒体内に突出した係止
片4、弾粂4a及び引き金8から形成されており、引き
金8を引くことにより弾粂4aの圧縮を伴って係正片4
が開放して、該係止片4により停止されていた滑動筒体
2aが弾条3の反撥作用により瞬時に急激に前方向へ1
駆動するようになっている。
本発明では上記ロック機構における引き金8が不用意に
引かれる場合、滑動筒体の不必要な上記駆動を防止する
ための安全ロック機構9を外商体の前方部の適当箇所に
設けることが可能である。
この安全ロック機構は第1図に例示するように、降止片
(バー)9b、弾粂9c及びハンドル9aから成ってお
り、ハンドル9aを押し下げることにより係止片9bは
外筒体の側壁に設けた開口部を通して外筒体内へ突出し
て滑動筒体の前方向への1駆動を停止するように形成さ
れている。
なお、ハンドル9aは押し下げて回転することにより固
定し得るようになっており、このハンドル9aの固定を
はずすと弾粂9cの反撥作用により押上って上記停止が
開放される。
本発明では滑動筒体にはマグネットホルダー2cが内蔵
されており、このマグネットホルダー2cに、第2図に
例示するように、根元部10cにマグネソ}10bを内
蔵した鍼灸針10を該根元部10cが接触するように、
発射筒体5を通して嵌大して装着する。
第1図において、2bは滑動筒体2aの前方に固設した
案内筒であって、滑動筒体2aの前方向への急激な,駆
動を円滑にするために、発射筒5の内壁に沿って滑動す
るようになっている。
又、11は外商体内の先端部に設けた仕切板であって滑
動筒体の1駆動を一定距離で停止させる役目をする。
なお、図中6は本装置の施術使用に際して便利な取手を
表わし、γは、発射筒5の先端部に形成させた、例えば
硬質ゴムのような弾性体から成るクッション部材(リン
グ形体を例示し得る)であって、家畜の体表面に刺鍼装
置の発射筒5の先端部分が直接当ることによるンヨック
を柔らげる役目をする。
上述のように構成された本発明の刺鍼装置を用いて家畜
に施術するには、上述のようにしてロック機構、必要に
応じて更に安全ロック機構をセットして閉めることによ
り滑動筒体の駆動を停止させた状態で鍼灸針10を上述
により装着した後、取手6を片手で握り、発射筒の先端
部(クッション部)を対象家畜の経穴にあてがい、引き
金8を引いて係止片4を押し下げることにより(安全ロ
ック機構もセットしているときは予めハンドル9aを押
し上げて係止片9bを押し上げて開放する)該ロック機
構を開放する。
この開放にょり弾条3の反撥力によって駆動ロソド2と
共に滑動筒体2aが前方方向へ瞬時的に激しく駆動し、
それにより針体10aが発射筒から飛び出して家畜の体
表面を介して皮下脂肪層乃至は筋肉層につき刺さる。
この際、本発明では鍼灸針10の根元部に内蔵されたマ
グネツNObと滑動節体2aに内蔵されたマグネットホ
ルダー20との間の磁気引力が、1駆動ロツド及び滑動
商体の駆動に伴う鍼灸針10の慣性に基く滑動力よりも
強いので(マグネットの磁気引力は上記のように設定さ
れている)鍼灸針は家畜体表面から一定り距離(通常は
30mm )の深さの部位まで到達するが、それ以上過
度に深くつき刺さることがなく、したがって、刺鍼によ
る家畜の体内組織の損傷を起すことはない。
次いで、刺鍼装置を家畜の本表面から引離すと鍼灸針1
0のみが家畜の体表面に残るので(前記磁気引力は装置
の引離時の引張り力より弱い)その後施術者の手作業に
よる治療を施すことが可能となる。
上述したように、本発明によると、鍼灸針を家畜の体表
面に容易に刺鍼し得るので従来のように家畜を保定する
必要がなく、自由の状態で経穴に適確に刺鍼することが
可能となる。
又、本発明に係る装置は、安全ロック機構を配設し得る
ので不注意な操作によりロック機構を開放した場合でも
鍼灸針の暴発を防止することができ、この際仮に安全ロ
ック機構が不用意に開放されている場合、更には安全ロ
ック機構を欠く時でも上述したマグネット10bとマグ
ネットホルダー20との間の磁気引力が駆動ロット2と
滑動筒体2aの弾条3の反撥力による,駆動力に伴う鍼
灸針10の慣性に基く滑動力より強いように設定されて
いるので、鍼灸針が一定距離以上に飛び出すことがない
ので施術時の安全性の点でも非常に優れていろと言える
因みに、本発明に係る装置は鋳鉄、ステンレス、真鋳の
ような金属材料を成型して製作し得るが、刺鍼の目的に
適う機械的強度と成型可能性があればプラスチックのよ
うな他の材料を用いて製作することも可能である。
次に、本発明に係る刺鍼装置を用いて家畜の治療を実際
に試験した結果を例示する。
試験方法 試験家畜として発情劣化のため繁殖障害を起している種
雌豚(未経産豚16頭、経産豚69頭並びに長期無発情
豚100頭)を用い、これらの各豚に本発明に係る装置
を適用して刺鍼し、常法により鍼灸施術を行った。
結果は表1のとおりである。
更に、試験家畜として性欲が減退し、精液性状の悪化し
た種雄豚の5頭に対して上述に準じて施術を行った結果
5頭全てに治療効果がみられ、精液性状の改善及び来駕
時間の延長が窮められた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る刺鍼装置の一実施例を示したもの
であり、第2図は鍼灸針を例示したものである。 図において、1・・・外筒体、2・・・駆動ロンド、2
a・・・滑動筒体、2c・・・滑動筒体に内蔵したマグ
ネットホルダー、3・・・弾粂、4・・・ロック機構の
係止片、10・・・鍼灸針、10b・・・鍼灸針に内蔵
したマグネット、10c・・・鍼灸針の根元部。 52

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 外筒体、該外商体に内接した滑動筒体及び外筒体の
    前方部に設けた発射筒体とから成っており、上記滑動筒
    体は弾粂の作用を介して外商体内で滑動自在に配設され
    ており、上記外商体の前方部には上記弾条を圧縮させて
    滑動筒体の前方への滑動による1駆動を停止させるため
    のロック機構が開閉自在に配設され、上記発射筒体内に
    は根元部にマグネットを内蔵した鍼灸針を該根元部が上
    記滑動筒体に内蔵したマグネットホルダーに接触するよ
    うに嵌大して装着して成る家蓄用刺鍼装置。 2 滑動筒体は、その後部に該筒体を後方向に滑動させ
    、且つ前方向に駆動させるための駆動ロンドを具えてい
    る特許請求の範囲第1項に記載の装置。 3 ロック機構は、滑動筒体の滑動を停止させるための
    係止片を外筒体の側壁に設けた開口部を通して、弾条の
    作用により開閉自在にして成る待許請求の範囲第1項に
    記載の装置。 4 外筒体の前方部に、滑動筒体の前方向への駆動を停
    止するための安全ロック機構を具えており、該機構は、
    上記滑動筒体の駆動を停止させるための係止片を外商体
    の側壁に設けた開口部を通して弾条の作用により開閉自
    在にして成る特許請求の範囲第1項に記載の装置 5 滑動筒体はその前方部に発射筒体の内壁に沿って滑
    動する案内筒を具えている特許請求の範囲第1項又は第
    2項に記載の装置。 6 発射筒体の先端部に弾性物質からなるクッション部
    を設けて成る特許請求の範囲第1項又は第5項に記載の
    装置。
JP7701182A 1982-05-07 1982-05-07 家畜用刺鍼装置 Expired JPS5910811B2 (ja)

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JP7701182A JPS5910811B2 (ja) 1982-05-07 1982-05-07 家畜用刺鍼装置

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58192543A JPS58192543A (ja) 1983-11-10
JPS5910811B2 true JPS5910811B2 (ja) 1984-03-12

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