JPS59108076A - パツキン - Google Patents
パツキンInfo
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- JPS59108076A JPS59108076A JP21627882A JP21627882A JPS59108076A JP S59108076 A JPS59108076 A JP S59108076A JP 21627882 A JP21627882 A JP 21627882A JP 21627882 A JP21627882 A JP 21627882A JP S59108076 A JPS59108076 A JP S59108076A
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- Japan
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- water
- vermiculite
- diameter
- sample
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- Sealing Material Composition (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はパツキンに関し、特に、シール性、耐熱性お
よび耐水性が高く且つ電食を生じる恐れのない安価なバ
ルブ用パツキンに関するものである。
よび耐水性が高く且つ電食を生じる恐れのない安価なバ
ルブ用パツキンに関するものである。
配管系のバルブ用パツキンとして従来、石綿パツキン、
プラスチック型パツキン、膨張黒鉛パツキン等が使用さ
れてきたが、これらの公知のパツキンはいずれも以下に
記載するような欠点があり、バルブ用パツキンとしては
不適当なものであった。
プラスチック型パツキン、膨張黒鉛パツキン等が使用さ
れてきたが、これらの公知のパツキンはいずれも以下に
記載するような欠点があり、バルブ用パツキンとしては
不適当なものであった。
以下に公知のパツキンの組成、構造及び欠点について説
明する。
明する。
石綿パツキンは石−系を八つ編み、格子編み、袋編など
に編組し、これに潤滑剤を含浸させたものであり、弾性
に富んでいるためバルブのねじの増し締めがきく反面、
次のような欠点を有しているので、高温バルブ用のパツ
キンとしては不適当であった。 すなわち、(i )編
組した石綿パツキンはその内部に多数の空隙を有してい
るので、その空隙を通って高温流体の漏洩を生じやすい
。
に編組し、これに潤滑剤を含浸させたものであり、弾性
に富んでいるためバルブのねじの増し締めがきく反面、
次のような欠点を有しているので、高温バルブ用のパツ
キンとしては不適当であった。 すなわち、(i )編
組した石綿パツキンはその内部に多数の空隙を有してい
るので、その空隙を通って高温流体の漏洩を生じやすい
。
(ii)石綿に含まれる塩素イオ゛ンやマグネタイトが
ステンレス性のバルブに電食を生じさせ、バルブを損傷
させる。 (iit )石綿繊維の編組に多くの11
.γ111jがかかるため、製造コストが比較的高い等
の欠点があった。
ステンレス性のバルブに電食を生じさせ、バルブを損傷
させる。 (iit )石綿繊維の編組に多くの11
.γ111jがかかるため、製造コストが比較的高い等
の欠点があった。
プラスチック型と称されているパツキンは、石綿繊維と
黒鉛を主成分としてこれに結合剤としてゴムを添加して
成る混合物を押出し成形したものであり、石綿パツキン
にくらべて内部に空隙がないため漏洩を生じる恐れがな
く、また比較的低温では弾性があり、従ってバルブねじ
の増し締めがきき、また石綿パツキンにくらべて製造が
容易である等の長所がある反面、(1)高温で使用する
と、ゴムがエボナイ1へに変化し、その結果、弾性が失
われ、バルブねじの増し締めが不可能になってバルブか
ら漏洩を生じやすくなる、(2)更に高温ではエボナイ
1〜も脆化してパラギン自身が破壊される、(3)・イ
1綿繊頼に含有される塩素イオンやマグネタイ1〜によ
ってバルブに電食が生じる。
黒鉛を主成分としてこれに結合剤としてゴムを添加して
成る混合物を押出し成形したものであり、石綿パツキン
にくらべて内部に空隙がないため漏洩を生じる恐れがな
く、また比較的低温では弾性があり、従ってバルブねじ
の増し締めがきき、また石綿パツキンにくらべて製造が
容易である等の長所がある反面、(1)高温で使用する
と、ゴムがエボナイ1へに変化し、その結果、弾性が失
われ、バルブねじの増し締めが不可能になってバルブか
ら漏洩を生じやすくなる、(2)更に高温ではエボナイ
1〜も脆化してパラギン自身が破壊される、(3)・イ
1綿繊頼に含有される塩素イオンやマグネタイ1〜によ
ってバルブに電食が生じる。
更に黒鉛によってもバルブに電食が生じるのでバルブ損
傷の危険性が大きい等の欠点があった。
傷の危険性が大きい等の欠点があった。
膨張黒鉛パツキンは膨張黒鉛のみから構成されたパツキ
ンであり、石綿パツキンやプラスチック型パツキンより
も高い耐熱性を有しているが。
ンであり、石綿パツキンやプラスチック型パツキンより
も高い耐熱性を有しているが。
(a)酸化性雰囲気では耐熱性能が低い、(b)導電性
のよい黒鉛から構成されているため、前記三者よりもス
テンレス製バルブに電食を生じさせやずい、(C)製造
コストが非常に高い等の欠r:、lを有している。
のよい黒鉛から構成されているため、前記三者よりもス
テンレス製バルブに電食を生じさせやずい、(C)製造
コストが非常に高い等の欠r:、lを有している。
以上のように従来のパツキンはいずれb無視することの
できない欠点を有しているため、耐熱V1が高く且つバ
ルブに電食を生じさせる恐れがなく、しかも安価なパツ
キンの開発が望まれていた。
できない欠点を有しているため、耐熱V1が高く且つバ
ルブに電食を生じさせる恐れがなく、しかも安価なパツ
キンの開発が望まれていた。
従って、この発明の目的は、耐熱性が高く、電食を生じ
させる恐れがなく、しかも安価に製造することのできる
新規なパツキンを提供−りることである。
させる恐れがなく、しかも安価に製造することのできる
新規なパツキンを提供−りることである。
本発明によるパツキンはその主成分がバーミキュライト
のみで構成されていることを特徴とするものであり、本
発明のパツキンは、バルブに電食を生じさせる恐れが全
くなく、極めて耐熱性が高い上に高温になっても弾性が
失われず、しかも安価なコストで製造することができる
等の種々の長所を有している。
のみで構成されていることを特徴とするものであり、本
発明のパツキンは、バルブに電食を生じさせる恐れが全
くなく、極めて耐熱性が高い上に高温になっても弾性が
失われず、しかも安価なコストで製造することができる
等の種々の長所を有している。
本発明に使用する膨張バーミキュライトは、バージキュ
ライ1〜原鉱石を公知の方法で高温度で処理し膨張粉砕
しlcものであり、粉体を水中に分散させて抄造したシ
ートを打ち抜いて成形体とする′ 方法、あるいは
粉体若しくはシートを円筒状金型により常温で圧縮成形
する方法などによってパツキンを成形りる。
ライ1〜原鉱石を公知の方法で高温度で処理し膨張粉砕
しlcものであり、粉体を水中に分散させて抄造したシ
ートを打ち抜いて成形体とする′ 方法、あるいは
粉体若しくはシートを円筒状金型により常温で圧縮成形
する方法などによってパツキンを成形りる。
成形されたパツキンは、バルブのハンドルトルクの大き
さをできるだけ小さくするために、成形体に鉱物油、ワ
セリン、パラフィン、テトラフルオロエチレン樹脂ディ
スパージョンなど一般にパツキンに使用されている潤滑
剤を含有さけることが好ましい。
さをできるだけ小さくするために、成形体に鉱物油、ワ
セリン、パラフィン、テトラフルオロエチレン樹脂ディ
スパージョンなど一般にパツキンに使用されている潤滑
剤を含有さけることが好ましい。
次に本発明のバーミキュライトパツキンの耐水性を特に
高めるためには、膨張バーミキュライトを成形前に撥水
剤で撥水処理することが好ましい。
高めるためには、膨張バーミキュライトを成形前に撥水
剤で撥水処理することが好ましい。
使用できる撥水剤としてはテトラフルオロエチレン樹脂
、テ1〜ラフルオロエチレンパーフルオロ7)L/キル
ビニルエーテル共重合物、テトラフルオロエヂレンーへ
キサフルオロプロピレン共重合物など含フツ素樹脂、パ
ラフィン、ワセリンなど鉱物油、ゴム、シリコーンオイ
ル、ニューボール(商品名)等が挙げられる。 そのう
ち、含フツ素樹脂、NBRl特にテトラフルオロエチレ
ン樹脂(パツキン中20〜35重量%)とNBR(パツ
キン中1〜104ji%)との組合わせの撥水剤が耐水
性、シール性について特に良好な結果が得られた。
、テ1〜ラフルオロエチレンパーフルオロ7)L/キル
ビニルエーテル共重合物、テトラフルオロエヂレンーへ
キサフルオロプロピレン共重合物など含フツ素樹脂、パ
ラフィン、ワセリンなど鉱物油、ゴム、シリコーンオイ
ル、ニューボール(商品名)等が挙げられる。 そのう
ち、含フツ素樹脂、NBRl特にテトラフルオロエチレ
ン樹脂(パツキン中20〜35重量%)とNBR(パツ
キン中1〜104ji%)との組合わせの撥水剤が耐水
性、シール性について特に良好な結果が得られた。
以下に本発明の実施例について説明覆る。
実施例 1
実施例1では、以下に記載する製造方法により4種の試
料A−Dを製作し、従来のパツキンとともに高温シール
性および電食につい−C比較試験を行った。
料A−Dを製作し、従来のパツキンとともに高温シール
性および電食につい−C比較試験を行った。
[試料Aの製作方法]
900℃で加熱膨張させたバーミキュライト原鉱石を粉
砕機で50メツシユまで粉砕した後、粉砕バーミキュラ
イl−50kgに繊維径12μ、長さ1Qmmのガラス
繊維4koと、粒径7μ以下の粘土12kgとを水11
0n中に分散し、これを抄造機にて抄紙し、更に乾燥し
τ、厚さQ、3mm、カサ比重0.8 g/c+I13
のバーミキュライトシー1〜を製作した。
砕機で50メツシユまで粉砕した後、粉砕バーミキュラ
イl−50kgに繊維径12μ、長さ1Qmmのガラス
繊維4koと、粒径7μ以下の粘土12kgとを水11
0n中に分散し、これを抄造機にて抄紙し、更に乾燥し
τ、厚さQ、3mm、カサ比重0.8 g/c+I13
のバーミキュライトシー1〜を製作した。
このシートをrl〕20111111、長さ320■に
裁断した後、裁断シートを軸径201111nの一様直
径の棒に巻きつけ、これを外径3011I11の円筒形
の成形金型に入れて油圧プレスにより面圧300 kg
f/ cm2で2〜3秒間保持した後、該金型から取り
出してカサ比重1 、7 a/cm3、外径3Qmm、
内径20mm、軸長(厚さ)7mmのリング状パツキン
を得た。
裁断した後、裁断シートを軸径201111nの一様直
径の棒に巻きつけ、これを外径3011I11の円筒形
の成形金型に入れて油圧プレスにより面圧300 kg
f/ cm2で2〜3秒間保持した後、該金型から取り
出してカサ比重1 、7 a/cm3、外径3Qmm、
内径20mm、軸長(厚さ)7mmのリング状パツキン
を得た。
これを試料Aとする。
[試料Bの製作方法]
バーミキュライトシートを製造するまでの過程は試料Δ
の製作方法と同じである。 前記と同様にして得られた
シーi−を中20mm、長さ560mmに裁断し、これ
を濃度60%のテ1−ラフルΔロエチレン樹脂分散液の
中に 1分間浸漬した後乾燥した。 乾燥後の該シート
を前記試料△の製作方法と同じ方法でリング状に成形し
、カサ比重2.0(J/Crn3、内径2011111
1.外径3Qmm、厚さ11n+mのリング状の試料B
を得た。 該試料にはテ]・ラフルオロエチレン樹脂が
約30%含有されている。
の製作方法と同じである。 前記と同様にして得られた
シーi−を中20mm、長さ560mmに裁断し、これ
を濃度60%のテ1−ラフルΔロエチレン樹脂分散液の
中に 1分間浸漬した後乾燥した。 乾燥後の該シート
を前記試料△の製作方法と同じ方法でリング状に成形し
、カサ比重2.0(J/Crn3、内径2011111
1.外径3Qmm、厚さ11n+mのリング状の試料B
を得た。 該試料にはテ]・ラフルオロエチレン樹脂が
約30%含有されている。
1試料Cの製作方法]
900℃で加熱膨張させたバーミキュライト原鉱石を粉
砕機で25メツシユまで粉砕した。 次にこの粉砕バー
ミキュライト51J]ど、mlを径12μ、長さ21の
ガラス繊維を4kpと、粒径7μ以下の粘土12kaと
を水i ton中に分散させて混合した後、濾過を行っ
てから乾燥して粉末にしlこ 。
砕機で25メツシユまで粉砕した。 次にこの粉砕バー
ミキュライト51J]ど、mlを径12μ、長さ21の
ガラス繊維を4kpと、粒径7μ以下の粘土12kaと
を水i ton中に分散させて混合した後、濾過を行っ
てから乾燥して粉末にしlこ 。
該粉末を成形金型に入れで、油圧プレスで血圧300
kof/ am’の圧力を加えつつ2〜3秒間保持して
から、該金型から取り出し、外径30#I、内径20I
I1m1厚さ111IIIIlのリング状の試料Cを得
た。
kof/ am’の圧力を加えつつ2〜3秒間保持して
から、該金型から取り出し、外径30#I、内径20I
I1m1厚さ111IIIIlのリング状の試料Cを得
た。
[試料りの製作方法]
試料Cの製作方法と同じ方法でバーミキュライトを主成
分とする粉末を作り、該粉末90部を濃度30%のテト
ラフルオロエチレン樹脂分散液500部中に浸漬してニ
ーダ−で約5分間混練した。混線後、乾燥させ、その結
果、テl〜ラフルオロエチレン樹脂を約30%含有した
粉末を得た。
分とする粉末を作り、該粉末90部を濃度30%のテト
ラフルオロエチレン樹脂分散液500部中に浸漬してニ
ーダ−で約5分間混練した。混線後、乾燥させ、その結
果、テl〜ラフルオロエチレン樹脂を約30%含有した
粉末を得た。
該粉末を試料Cの製作方法と同様に成形用金型に入れて
成形し、カサ比重2 、 Oa/’cm3.内径2On
+m、外径3Qmm、厚さ11mmのリング状の試料り
を製作した。
成形し、カサ比重2 、 Oa/’cm3.内径2On
+m、外径3Qmm、厚さ11mmのリング状の試料り
を製作した。
前記試料A−Dと、前記公知の3種のパツキンとに対し
て以下のごとき試験を実施した。
て以下のごとき試験を実施した。
[試験工]
前記各試料A〜Dと従来の石綿パツキン及びプラスチッ
ク型パツキン並びに膨張黒鉛パツキンとをそれぞれ第1
図(イ)乃至第1図(ニ)のごとき配列にして弁箱内径
30mm、バルブ径20mmの弁装置に装填し、以下の
ような試験条件で試験を行った。 なお、第1図におい
て、aは公知の石綿パツキン、bは比較試験の試料とし
た石綿パツキン、Cはプラスチック型パツキン、dは膨
張黒鉛パツキン、eは前記試FIA−[)の各々を、ま
たfは漏れ検出用のランタンリングを表している。
ク型パツキン並びに膨張黒鉛パツキンとをそれぞれ第1
図(イ)乃至第1図(ニ)のごとき配列にして弁箱内径
30mm、バルブ径20mmの弁装置に装填し、以下の
ような試験条件で試験を行った。 なお、第1図におい
て、aは公知の石綿パツキン、bは比較試験の試料とし
た石綿パツキン、Cはプラスチック型パツキン、dは膨
張黒鉛パツキン、eは前記試FIA−[)の各々を、ま
たfは漏れ検出用のランタンリングを表している。
(試料A乃至りの各々について第1図(ニ)のごとき積
層体を作り、その各々について試験を行ったので、実際
には第1図(ニ)の積層体が4種あることになる。) また、同図においてPは各積層イホにイ」加する軸方向
力を表す。
層体を作り、その各々について試験を行ったので、実際
には第1図(ニ)の積層体が4種あることになる。) また、同図においてPは各積層イホにイ」加する軸方向
力を表す。
「試験条件」
締付圧が400 kof/cm2どなる軸方向力Pを付
加しつつ、300℃で15時間の電気炉焼成を行った後
に90 k!If/Cm’の圧力を一時間付加づる試験
を5回繰り返して行い、1回終了毎に漏れ量とバルブの
トルクを測定した。
加しつつ、300℃で15時間の電気炉焼成を行った後
に90 k!If/Cm’の圧力を一時間付加づる試験
を5回繰り返して行い、1回終了毎に漏れ量とバルブの
トルクを測定した。
第2図は各パツキンにおける漏れ量の変化を示したもの
で、横軸は試験回数、縦軸は漏れ量(CC/min )
を表し、各折れ線グラフb−d及びA〜Dは前記したよ
うに、b=石綿パツキン、Cニブラスチック型パツキン
、d:膨張黒鉛パツキン、A−D:本発明の実施例1の
前記各試料パツキンをそれぞれ示している。 なお、石
綿パツキンbとプラスチック型パツキンCとは図の*印
の点くすなわち、−回目の試験が終了した時点)でバル
ブねじの増し締めを行って初期締付圧400kgf/c
m’に戻さねばならなかった。
で、横軸は試験回数、縦軸は漏れ量(CC/min )
を表し、各折れ線グラフb−d及びA〜Dは前記したよ
うに、b=石綿パツキン、Cニブラスチック型パツキン
、d:膨張黒鉛パツキン、A−D:本発明の実施例1の
前記各試料パツキンをそれぞれ示している。 なお、石
綿パツキンbとプラスチック型パツキンCとは図の*印
の点くすなわち、−回目の試験が終了した時点)でバル
ブねじの増し締めを行って初期締付圧400kgf/c
m’に戻さねばならなかった。
第3図は前記のごとき試験において一回終了毎に測定し
たバルブのトルクの変化を表したものであり、各折れ線
グラフの符号は第2図と同一である。 *印は一回目の
試験が終了した時点でパツキンに対する血圧が減少した
ため、バルブねじの増し締めを行ってパツキンにかかる
血圧を初期値4001Ulf/ cm2に戻したことを
示す。
たバルブのトルクの変化を表したものであり、各折れ線
グラフの符号は第2図と同一である。 *印は一回目の
試験が終了した時点でパツキンに対する血圧が減少した
ため、バルブねじの増し締めを行ってパツキンにかかる
血圧を初期値4001Ulf/ cm2に戻したことを
示す。
[試験■]
軸径2Qmm、表面荒さ1.5μのステンレス鋼(SU
S403)製ロッドに前記試料パツキンb〜dとを各々
3個ずつ装填し、更に該パツキンの外周に二つ割りのフ
ッ素樹脂製めスリーブを乾燥した後、該スリーブの外周
にホースバンドを巻いて該ホースバンドでスリーブを軽
く締めつけた。
S403)製ロッドに前記試料パツキンb〜dとを各々
3個ずつ装填し、更に該パツキンの外周に二つ割りのフ
ッ素樹脂製めスリーブを乾燥した後、該スリーブの外周
にホースバンドを巻いて該ホースバンドでスリーブを軽
く締めつけた。
そして、これを温度40℃、相対潤度95〜100%の
恒温恒湿中に2週間放置してから該ロッドの腐食状態を
観察し且つ腐食によって生じたビットの深さを測定した
。
恒温恒湿中に2週間放置してから該ロッドの腐食状態を
観察し且つ腐食によって生じたビットの深さを測定した
。
第1表はその結果を示したものであ−る。
第1表
実施例 ′2
実施例2では、配合した撥水剤の種類による耐水性とシ
ール性について試験をした。
ール性について試験をした。
[バーミキュライト粉末モールド成形パツキンの製作方
法] 900℃で加熱膨張させたバーミキュライト原鉱石をミ
ラクルミルで25メツシユまで粉砕する。
法] 900℃で加熱膨張させたバーミキュライト原鉱石をミ
ラクルミルで25メツシユまで粉砕する。
この粉砕バーミキュライト51 koに繊維径12μ、
長さ2mmのガラス繊維4にす、7μ以下のクレー12
kgを水1000′t′を中に分散し、混合した後、濾
過して十分乾燥覆る。 得られた粉末に第2表の撥水剤
を配合し、ニーダ−で約5分間撹拌混合した後、常温で
乾燥づ”る撥水処理を行ってがら軸径20+nm、内径
30mmの円筒成形金型に入れ、油圧プレスで面圧30
0 kgf /cm’で2〜3秒間保持する。 これを
型から取り出して、第3表の通りの比重及び性能を有し
た内径20mm、外径3Qnv、厚さ5+nmのバーミ
キュライト粉末が一体となったリング状パツキンを得た
。
長さ2mmのガラス繊維4にす、7μ以下のクレー12
kgを水1000′t′を中に分散し、混合した後、濾
過して十分乾燥覆る。 得られた粉末に第2表の撥水剤
を配合し、ニーダ−で約5分間撹拌混合した後、常温で
乾燥づ”る撥水処理を行ってがら軸径20+nm、内径
30mmの円筒成形金型に入れ、油圧プレスで面圧30
0 kgf /cm’で2〜3秒間保持する。 これを
型から取り出して、第3表の通りの比重及び性能を有し
た内径20mm、外径3Qnv、厚さ5+nmのバーミ
キュライト粉末が一体となったリング状パツキンを得た
。
第2表
*1 三井70ロケミカル社製テフロンディスパージョ
ン30−J*2 大日本インキ社製NBRラテックス−
8255*3 東邦化学工業社製バラックス40に−3
得られたパツキンの耐水性(水中に16時間浸漬した後
の膨潤度)とシール性(300℃1,75時間焼成した
後水圧90kgf/c…2.5時間の漏洩試験)とを調
べて第3表の結果を得Iこ。
ン30−J*2 大日本インキ社製NBRラテックス−
8255*3 東邦化学工業社製バラックス40に−3
得られたパツキンの耐水性(水中に16時間浸漬した後
の膨潤度)とシール性(300℃1,75時間焼成した
後水圧90kgf/c…2.5時間の漏洩試験)とを調
べて第3表の結果を得Iこ。
第3表
△ 25cc/m+n以上30cc/min未満、
x 30cc/min以上[バーミキュライトシート
モールド成形パツキンの製作方法] 900℃で加熱膨張させたバーミキュライト原鉱石をミ
ラクルミルで50メツシユまで粉砕する。
x 30cc/min以上[バーミキュライトシート
モールド成形パツキンの製作方法] 900℃で加熱膨張させたバーミキュライト原鉱石をミ
ラクルミルで50メツシユまで粉砕する。
この粉砕バーミキュライt−,51kqに繊維径12μ
、長さ10mmのガラス繊維4kg、7μ以下のクレー
12kgを水1000Xχ中に分散し、これを抄造機に
て抄紙乾燥し、厚さ0.8mm、カナ比重o、B(+
/am3のバーミキュライトシートを作る。 このシー
トを第2表の撥水剤に1分間浸漬し乾燥する撥水処理を
行ってから、幅20mm、長さ3’20mmに裁断し、
軸径20mmの鉄棒に巻きつり、これを内径30+++
mの円筒成形金型に入れ、油圧プレスで面圧300 k
(Jf / cm2で2〜3秒間保持する。
、長さ10mmのガラス繊維4kg、7μ以下のクレー
12kgを水1000Xχ中に分散し、これを抄造機に
て抄紙乾燥し、厚さ0.8mm、カナ比重o、B(+
/am3のバーミキュライトシートを作る。 このシー
トを第2表の撥水剤に1分間浸漬し乾燥する撥水処理を
行ってから、幅20mm、長さ3’20mmに裁断し、
軸径20mmの鉄棒に巻きつり、これを内径30+++
mの円筒成形金型に入れ、油圧プレスで面圧300 k
(Jf / cm2で2〜3秒間保持する。
これを型から取り出して、第4表の通りの比重及び性能
を有した内径2Qmm、外径30mm、厚さ5mmのバ
ーミキュライ1−シートが一体となったリング状パツキ
ンを得た。
を有した内径2Qmm、外径30mm、厚さ5mmのバ
ーミキュライ1−シートが一体となったリング状パツキ
ンを得た。
第4表
*2: 015cc/min未満1.01 ’ 5 c
c/m i n以上25cc/min未満。
c/m i n以上25cc/min未満。
Δ 25cc/min以上30CCi/l1lin未満
、 X 30cc/In1n以上[バーミキュライ
トシート打抜きパツキンの製作方法] 900℃で加熱膨張させたバーミキュライト原鉱石をミ
ラクルミルで50メツシユまで粉砕する。
、 X 30cc/In1n以上[バーミキュライ
トシート打抜きパツキンの製作方法] 900℃で加熱膨張させたバーミキュライト原鉱石をミ
ラクルミルで50メツシユまで粉砕する。
この粉砕バーミキュライト51 kqに#&雑径径12
μ長さ10mmのガラス繊維4kQ、7μ以下のクレー
12kgを水1000 XZ中に分散し、これを抄造機
にて抄紙、乾燥し、厚さ6Il1m1カサ比重0.8(
17cm3のバーミキュライトシートを作る。 上記バ
ーミキュライトシートを通常の方法により内径20mm
、外径30mmのリング状に打ち抜く。
μ長さ10mmのガラス繊維4kQ、7μ以下のクレー
12kgを水1000 XZ中に分散し、これを抄造機
にて抄紙、乾燥し、厚さ6Il1m1カサ比重0.8(
17cm3のバーミキュライトシートを作る。 上記バ
ーミキュライトシートを通常の方法により内径20mm
、外径30mmのリング状に打ち抜く。
これを第2表の撥水剤に1分間浸漬し乾燥する撥水処理
を行って、第5表の通りの性能を有したものを1qだ。
を行って、第5表の通りの性能を有したものを1qだ。
第5表
*1: ◎ 0〜3%、04〜6%、 △ 7〜9%、
X10%以上*2: 015cc/min未満、 ○
15cc/min以上25CC/ll1in未満。
X10%以上*2: 015cc/min未満、 ○
15cc/min以上25CC/ll1in未満。
Δ 25cc/min以上30cc/mtn未満、
x 3Qcc/min以上以上のごとき実施例の結果
から、本発明によるパツキンは、(1)ステンレス鋼に
対する電食を生じる恐れが全くない、(2)熱り一イク
ルを繰り返し与えてもシール性がほとんど低下づること
がなく、かえってシール性が向上する等の利点を有して
いることがわかる。 その上、本発明のパツキンは黒鉛
よりもはるかに安価なバーミキュライトを主成分として
構成されているので、本発明によれば従来の何れのパツ
キンよりも安価で且つ性能のよいパツキンが提供される
。
x 3Qcc/min以上以上のごとき実施例の結果
から、本発明によるパツキンは、(1)ステンレス鋼に
対する電食を生じる恐れが全くない、(2)熱り一イク
ルを繰り返し与えてもシール性がほとんど低下づること
がなく、かえってシール性が向上する等の利点を有して
いることがわかる。 その上、本発明のパツキンは黒鉛
よりもはるかに安価なバーミキュライトを主成分として
構成されているので、本発明によれば従来の何れのパツ
キンよりも安価で且つ性能のよいパツキンが提供される
。
また、含フツ素樹脂を用いる、特にテトラフルオロエチ
レン樹脂とNBRを併用づ′る撥水処理をすることによ
ってさらに優れた耐水性を付与することができる。
レン樹脂とNBRを併用づ′る撥水処理をすることによ
ってさらに優れた耐水性を付与することができる。
第1図(イ)乃至第1図(ニ)は従来のパツキンと本発
明のパツキンとを比較するための試験に供する供試体の
状態を示す図、第2図及び第3図は従来のパツキンと本
発明のパツキンの各々の試験結果を反す線図である。 a・・・石綿パツキン、 b・・・石綿パツキン、 C
・・・プラスチック型パッ1ン、 d・・・膨張黒鉛パ
ツキン、 e・・・本発明によるパツキン。 特許出願人 二ヂアス株式会社 第1図 (イ) (0)
(ハ) (ニ)第2図 官民、倹回数
明のパツキンとを比較するための試験に供する供試体の
状態を示す図、第2図及び第3図は従来のパツキンと本
発明のパツキンの各々の試験結果を反す線図である。 a・・・石綿パツキン、 b・・・石綿パツキン、 C
・・・プラスチック型パッ1ン、 d・・・膨張黒鉛パ
ツキン、 e・・・本発明によるパツキン。 特許出願人 二ヂアス株式会社 第1図 (イ) (0)
(ハ) (ニ)第2図 官民、倹回数
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 膨張バーミキュライトを主成分とする成形体であり
、必要に応じ潤滑剤を含有させたパツキン。 2 成形体の主成分が、含フツ素樹脂からなる撥水剤に
より撥水処理をした膨張バーミキュライトである特許請
求の範囲第1項記載のパツキン。 3 含フツ素樹脂からなる撥水剤が、テトラフルオロエ
チレン樹脂及びNBRゴムからなり、パツキン中の撥水
剤含有量がテトラフルオロエチレン樹脂20〜35重量
%、NBRゴム1〜10重量%である特許請求の範囲第
2項記載のパツキン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21627882A JPS59108076A (ja) | 1982-12-11 | 1982-12-11 | パツキン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21627882A JPS59108076A (ja) | 1982-12-11 | 1982-12-11 | パツキン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59108076A true JPS59108076A (ja) | 1984-06-22 |
JPH0252949B2 JPH0252949B2 (ja) | 1990-11-15 |
Family
ID=16686025
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21627882A Granted JPS59108076A (ja) | 1982-12-11 | 1982-12-11 | パツキン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59108076A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS574746A (en) * | 1980-05-27 | 1982-01-11 | Nichias Corp | Gasket covered by fluorine-contained resin |
JPS576159A (en) * | 1980-06-06 | 1982-01-13 | Nichias Corp | Heat-proof soft gasket |
JPS5770176A (en) * | 1980-10-21 | 1982-04-30 | Toray Silicone Co Ltd | Oil-resistant gasket packing material |
-
1982
- 1982-12-11 JP JP21627882A patent/JPS59108076A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS574746A (en) * | 1980-05-27 | 1982-01-11 | Nichias Corp | Gasket covered by fluorine-contained resin |
JPS576159A (en) * | 1980-06-06 | 1982-01-13 | Nichias Corp | Heat-proof soft gasket |
JPS5770176A (en) * | 1980-10-21 | 1982-04-30 | Toray Silicone Co Ltd | Oil-resistant gasket packing material |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0252949B2 (ja) | 1990-11-15 |
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