JPS5910804Y2 - バラクタダイオ−ドの保護回路 - Google Patents

バラクタダイオ−ドの保護回路

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Publication number
JPS5910804Y2
JPS5910804Y2 JP14112675U JP14112675U JPS5910804Y2 JP S5910804 Y2 JPS5910804 Y2 JP S5910804Y2 JP 14112675 U JP14112675 U JP 14112675U JP 14112675 U JP14112675 U JP 14112675U JP S5910804 Y2 JPS5910804 Y2 JP S5910804Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
varactor diode
diode
voltage
power supply
varactor
Prior art date
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Expired
Application number
JP14112675U
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English (en)
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JPS5255152U (ja
Inventor
忠雄 白井
金苗 藤井
Original Assignee
日本電子株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日本電子株式会社 filed Critical 日本電子株式会社
Priority to JP14112675U priority Critical patent/JPS5910804Y2/ja
Publication of JPS5255152U publication Critical patent/JPS5255152U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はバラクタダイオードを保護するための回路に関
する。
逆バイアスで使用する半導体素子であるバラクタダイオ
ードは第1図に示すように空胴共振器1内にガンダイオ
ード2を挿入し、該ガンダイオード2より発生するマイ
クロ波を前記空胴共振器を介して取り出す場合に、その
発振周波数を変調するのに使用される。
即ちバラクタダイオード3を空胴共振器1内に挿入し、
該空胴共振器内に挿入されたバラクタダイオードにバイ
アス電源4により逆バイアス電圧を印加し、更に該逆バ
イアス電圧に重畳して交流電源5よりの交流電圧を印加
している。
15は交流電源5よりの電圧からバイアス電源4を保護
するための負荷抵抗である。
又6はコンテ゛ンサであり、Tはガンダイオードの電源
である。
このように接続された回路においてバラクタダイオード
に印加する電圧を変化せしめることによりバラクタダイ
オードの容量が変化しマイクロ波発振周波数の変調がで
きる。
このような回路においてバイアス電源4が何らかのトラ
ブルにより動作しない場合には交流電源5よりの交流電
圧が直接バラクタダイオードに印加されるので、該バラ
クタダイオードには順方向電圧が印加されて過電流が流
れ、極めて高価な該ダイオードを損傷させる恐れがある
その為従来においては高抵抗値を有する保護抵抗8と該
バラクタダイオードとを直列に結合し該バラクタダイオ
ードに誤って順方向電圧が印加されても過電流が流れな
いようにしている。
しかしながら保護抵抗8は順逆両方向に同一の抵抗値を
有するため、バラクタダイオードを逆バイアス領域で正
規に使用する場合には該保護抵抗はバラクタダイオード
の高城特性の良さの発揮に障害となる。
なぜならばバラクタダイオードの抵抗は交流電源の周波
数をW1バラクタダイ1 オードの容量をCvとするどきwcvで与えられるため
、高域に行く程保護抵抗の両端に加わる電圧部分が大き
くなり、バラクタダイオードの両端に変調の為に印加さ
れる電圧が極めて小さくなってしまい、バラクタダイオ
ードの容量を充分変調することはできない。
このような理由により従来回路においては高域における
バラクタダイオードの良好な特性を充分に生かすことは
できない。
本考案はこのような従来の保護回路の欠点に鑑みなされ
たもので、以下ガンダイオード素子によりマイクロ波を
発生させるマイクロ波発振器において発振周波数を変調
するために用いられたバラクタダイオードを保護するた
めの回路を例にとり本考案の一実施例を詳述するが、第
1図と同一の構或要素に対して同一番号を付しその説明
を省略する。
第2図において9は保護用ダイオードであり、該ダイオ
ードはバラクタダイオード3と逆向きに、即ちバイアス
電源4に対して順方向に接続されている。
10はバイアス抵抗であり、該バイアス抵抗は前記バイ
アス電源4に対して前記バラクタダイオード3と並列に
接続されている。
通常前記バラクタダイオード3は逆バイアスで使用され
、その場合の該バラクタダイオード3の抵抗は極めて大
きいため前記バイアス抵抗を設けない場合にはダイオー
ド9を流れる電流は極めて小さな値となる。
この場合そのダイオード特性によりダイオード9の抵抗
はかなり大きくなり、バイアス電源4の出力電圧のうち
バラクタダイオード3に分割されて印加される電圧は不
充分なものとなる。
このような状態を生じせしめぬよう前記バイアス抵抗1
0が挿入されたもので、該抵抗10があるためダイオー
ド9を流れる全電流が増加し、その結果ダイオード9の
両端の抵抗値はその抵抗値一電流特性により極めて小さ
な値になりバラクタダイオード9の両端に分割されて印
加される電圧は充分な値になる。
上述した如き構戒において、バイアス電源4のトラブル
等により交流電源5よりの順方向の電流が流れようとす
ると、保護用ダイオード9に逆バイアスされるため極め
て大きな抵抗を有し、従ってバラクタダイオードには順
方向電流が殆んど流れず該バラクタダイオードは保護さ
れる。
又バラクタダイオードが逆バイアスで使用される平常時
においては、保護用ダイオード9には前述したバイアス
抵抗10の作用もあって充分な順方向電流が流れその抵
抗値は無視し得る程度となる。
従ってバラクタダイオードを高城周波数部で使用する場
合にも充分な変調電圧を該バラクタダイオードに印加す
ることができ、該バラクタダイオードの特性を損うこと
のない保護回路が提供される。
第3図はバラクタダイオードの保護を更に完全にするた
めの実施例でこの実施例においてはバラクタダイオード
3に直列にスイッチ素子11を挿入し該スイッチ素子1
1を介して電流を導くようにしたもので、トラブルが生
じた時には該スイッチ素子を非導通にすることによりバ
ラクタダイオードを保護しようとするものである。
12は前記保護ダイオードの電圧を検出する電圧検出器
、13は該電圧検出器よりの検出電圧が供給されるコン
パレーターであり、該コンパレーター13は前記検出器
12より供給される電圧が基準電圧源14の出力電圧を
超えると一定レベルの応答信号を発生し、前記スイッチ
素子11に供給する。
このような構或においては何らかのトラブルによりバラ
クタダイオード3に順方向の電圧が加わろうとすると保
護ダイオード9に逆方向電圧が印加され、該ダイオード
9の両端の電圧は急上昇して基準電圧源14によって与
えられている電圧を越える。
その結果コンパレーター13より一定レベルの応答信号
が発生し、スイッチ素子11に供給される。
その結果該スイッチ素子は非導通状態となるため、バラ
クタダイオード3への電流の供給は停止し、該ダイオー
ド3は極めて確実に保護される。
上述したように本考案により、平常使用時においては殆
んどバラクタダイオードの性能発揮を損うことなく、非
常時における保護を完全に行い得るバラクタダイオード
保護回路が提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の保護回路を例示するための図、第2図及
び第3図は本考案の実施例を示すための図で゛ある。 1・・・空胴共振器、2・・・ガンダイオード、3・・
・バラクタダイオード、4・・・バイアス電源、5・・
・交流電源、6・・・コンデンサ、7・・・ガンダイオ
ード電源、8,10・・・抵抗、11・・・スイッチ素
子、12・・・電圧検出器、13・・・コンパレーター
、14・・・基準電圧発生源、15・・・負荷抵抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バイアス電源に対して逆方向に接続されたバラクタダイ
    オードと、前記バイアス電源と前記バラクタダイオード
    とを接続する閉回路中に順方向に続された保護ダイオー
    ドと、前記バイアス電源に対して前記バラクタダイオー
    ドと並列に接続されたバイアス抵抗とを具備することを
    特徴とするバラクタダイオードの保護回路。
JP14112675U 1975-10-16 1975-10-16 バラクタダイオ−ドの保護回路 Expired JPS5910804Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14112675U JPS5910804Y2 (ja) 1975-10-16 1975-10-16 バラクタダイオ−ドの保護回路

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JP14112675U JPS5910804Y2 (ja) 1975-10-16 1975-10-16 バラクタダイオ−ドの保護回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5255152U JPS5255152U (ja) 1977-04-21
JPS5910804Y2 true JPS5910804Y2 (ja) 1984-04-04

Family

ID=28620953

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JP14112675U Expired JPS5910804Y2 (ja) 1975-10-16 1975-10-16 バラクタダイオ−ドの保護回路

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