JPS5910748Y2 - コンデンサ素子固定装置 - Google Patents
コンデンサ素子固定装置Info
- Publication number
- JPS5910748Y2 JPS5910748Y2 JP2654378U JP2654378U JPS5910748Y2 JP S5910748 Y2 JPS5910748 Y2 JP S5910748Y2 JP 2654378 U JP2654378 U JP 2654378U JP 2654378 U JP2654378 U JP 2654378U JP S5910748 Y2 JPS5910748 Y2 JP S5910748Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- capacitor element
- fixing device
- capacitor
- element fixing
- resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
- Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はコンデンサ素子固定装置に関するものである。
従来のコンデンサの素子は第1図に示すようにアルミケ
ース2にコンノ・゜ウンド、アタックチックポリプロピ
レンなど200℃前後で溶融した充填材1を注入し、溶
融した状態でコンデンサ素子3を挿入し固化させて固定
していた。
ース2にコンノ・゜ウンド、アタックチックポリプロピ
レンなど200℃前後で溶融した充填材1を注入し、溶
融した状態でコンデンサ素子3を挿入し固化させて固定
していた。
このような構造のコンデンサにおいては、アルミケース
2に比べてコンデンサ素子3の大きさが小さい場合は多
量の充填材が必要となり、コンデンサの重量が増加して
印刷基板に取付けたとき振動、衝撃あるいは落下試験の
際、印刷基板が割れたり、材料費が高価になる。
2に比べてコンデンサ素子3の大きさが小さい場合は多
量の充填材が必要となり、コンデンサの重量が増加して
印刷基板に取付けたとき振動、衝撃あるいは落下試験の
際、印刷基板が割れたり、材料費が高価になる。
また充填材を高温で取扱うために発火の危険性があり、
充填作業や充填の保守に時間かがかるなど作業性、安全
性および能率面で欠点があった。
充填作業や充填の保守に時間かがかるなど作業性、安全
性および能率面で欠点があった。
本考案は上述の欠点を除去するために考案されたもので
、組立が簡単で軽量でしかも化学的に安定した耐腐蝕性
のコンデンサ素子固定装置を提供しようとするものであ
る。
、組立が簡単で軽量でしかも化学的に安定した耐腐蝕性
のコンデンサ素子固定装置を提供しようとするものであ
る。
以下、本考案の実施例を第2図および第3図について説
明する。
明する。
第2図はシリコン樹脂、ウレタン樹脂、ポリプロピレン
樹脂などの熱可塑性樹脂材で戒形加工したコンテ゛ンサ
素子固定装置4で、胴部4aが円筒状で切目4bを有し
、アルミケース2に支持しがつコンデンサ素子3を押圧
する複数個の舌片4Cを備えている。
樹脂などの熱可塑性樹脂材で戒形加工したコンテ゛ンサ
素子固定装置4で、胴部4aが円筒状で切目4bを有し
、アルミケース2に支持しがつコンデンサ素子3を押圧
する複数個の舌片4Cを備えている。
この胴部4aの外径はアルミケース2の内径よりも大き
くして嵌入によりバネ性を生ずるようにしている。
くして嵌入によりバネ性を生ずるようにしている。
また舌片4Cの内面に接する直径はコンデンサ素子3の
直径より小さく、コンデンサ素子を扶持するように樹脂
のバネ性を利用している。
直径より小さく、コンデンサ素子を扶持するように樹脂
のバネ性を利用している。
また舌片4Cは下方が細くなるように形威されている。
さらに舌片部4Cにコンデンサ素子3を支持する突起を
設けてもよい。
設けてもよい。
第3図は第2図のコンデンサ素子固定装置4をアルミケ
ース2内に挿入したのちコンデンサ素子3を挿入し、上
記コンデンサ素子固定装置4の舌片4Cの樹脂の弾性に
よってコンデンサ素子3を支持し、円筒状の胴部4aで
アルミケース2の内面と接してアルミケース2に固定さ
れている。
ース2内に挿入したのちコンデンサ素子3を挿入し、上
記コンデンサ素子固定装置4の舌片4Cの樹脂の弾性に
よってコンデンサ素子3を支持し、円筒状の胴部4aで
アルミケース2の内面と接してアルミケース2に固定さ
れている。
本考案は上述のように構威されているので、充填材を使
用せずコンデンサ素子3を組立中高温に浸さないため、
漏れ電流が増加したり電解液を変質させることはない。
用せずコンデンサ素子3を組立中高温に浸さないため、
漏れ電流が増加したり電解液を変質させることはない。
またコンデンサ素子固定装置4は熱可塑性樹脂を用いて
いるため軽量で、電解液に不純物が接触し長期間使用後
腐蝕を生ずることはない。
いるため軽量で、電解液に不純物が接触し長期間使用後
腐蝕を生ずることはない。
そして組立が簡単で安価に製作できる。
叙上のように本考案は熱可塑性樹脂を威形加工して樹脂
のバネ性を利用してコンテ゛ンサ素子を押圧して固定し
たもので、機械的、化学的に安定した高品質で安価な電
解コンテ゛ンサが得られ、工業的ならびに実用的価値の
大なるものである。
のバネ性を利用してコンテ゛ンサ素子を押圧して固定し
たもので、機械的、化学的に安定した高品質で安価な電
解コンテ゛ンサが得られ、工業的ならびに実用的価値の
大なるものである。
第1図は従来の電解コンデンサの断面図、第2図と第3
図は本考案の一実施例を示し、第2図はコンテ゛ンサ素
子固定装置の斜視図、第3図は電解コンデンサの斜視図
である。 2:アルミケース、3:コンデンサ素子、4:コンテ゛
ンサ素子固定装置、4a:胴部、4b:切目、4C:舌
片。
図は本考案の一実施例を示し、第2図はコンテ゛ンサ素
子固定装置の斜視図、第3図は電解コンデンサの斜視図
である。 2:アルミケース、3:コンデンサ素子、4:コンテ゛
ンサ素子固定装置、4a:胴部、4b:切目、4C:舌
片。
Claims (1)
- コンデンサのケースの側周部と同形で一部に切目をもつ
胴部と、該胴部と一体に形或された複数個の舌片とを備
え、かつ上記胴部の外径はケースの内径よりも大きく、
上記複数個の舌片で囲まれた内径がコンテ゛ンサ素子の
外径よりも小さく構威してなる熱可塑性樹脂製コンテ゛
ンサ素子固定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2654378U JPS5910748Y2 (ja) | 1978-03-02 | 1978-03-02 | コンデンサ素子固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2654378U JPS5910748Y2 (ja) | 1978-03-02 | 1978-03-02 | コンデンサ素子固定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54129739U JPS54129739U (ja) | 1979-09-08 |
JPS5910748Y2 true JPS5910748Y2 (ja) | 1984-04-04 |
Family
ID=28868996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2654378U Expired JPS5910748Y2 (ja) | 1978-03-02 | 1978-03-02 | コンデンサ素子固定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5910748Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4706824B2 (ja) * | 2005-01-19 | 2011-06-22 | エルナー株式会社 | 蓄電装置 |
JP6845495B2 (ja) * | 2016-04-19 | 2021-03-17 | ニチコン株式会社 | 電子部品 |
WO2024095891A1 (ja) * | 2022-10-31 | 2024-05-10 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電解コンデンサおよび電解コンデンサの製造方法 |
-
1978
- 1978-03-02 JP JP2654378U patent/JPS5910748Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54129739U (ja) | 1979-09-08 |
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