JPS5910630B2 - クランプ回路 - Google Patents
クランプ回路Info
- Publication number
- JPS5910630B2 JPS5910630B2 JP51045198A JP4519876A JPS5910630B2 JP S5910630 B2 JPS5910630 B2 JP S5910630B2 JP 51045198 A JP51045198 A JP 51045198A JP 4519876 A JP4519876 A JP 4519876A JP S5910630 B2 JPS5910630 B2 JP S5910630B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transistor
- clamp
- signal
- circuit
- color
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Picture Signal Circuits (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は例えばカラーテレビ受像機の映像出力増幅回路
の入力側に用いられるクランプ回路に関する。
の入力側に用いられるクランプ回路に関する。
映像出力増幅回路のひとつとして、色復調回路からの３
色差信号Ｒ−Ｙ、Ｇ−Ｙ３Ｂ−Ｙと輝度信号アンプから
の輝度信号Ｙから、３原色信号Ｒ、Ｇ、Ｂを形成して、
この３原色信号をカラー受像管の各カソードに供給する
ようにしたものがある。この場合、３色差信号及び輝度
信号のレベルを合わせるため、例えば信号成分の含まれ
ない水平同期信号期間或いはそのバツクポーチの期間の
レベルを検出してこれを基準レベルとするクランプ回路
が色復調器の３色差出力の夫々に対して設けられる。即
ちクランプ回路は水平同期信号期間或いはそのバツクポ
ーチの期間で発生するクランプパルスにより動作するよ
うになされている。ところで何等かの理由によりクラン
プパルスが欠落したとすると、クランプ回路は動作せず
、入力された信号はそのまま出力に現れる。例えばクラ
ンプパルスを水平同期信号に基いて形成している場合に
は、弱電界のために水平同期信号が欠落することによつ
てクランプパルスが発生しない場合がある。弱電界時は
、通常、カラーキラー回路が動作して色信号係がオフさ
れるので、クランプ回路の出力に得られる色差信号は直
流成分のみとなるが、この直流成分はクランプ回路が動
作していないために何等規定されておらず、３色差信号
出力の相互の間の直流成分が異なる場合が生じる。その
結果、ホワイトパランスがくるい、白黒放送にも拘らず
画面が色づくような問題点が生じる。また、カラーキラ
ー回路が働かない状態でクランプパルスが欠落したとき
にも、同様にホワイトバランスがくるう問題点が生じる
。本発明は上述の問題点を回避するため、クランプパル
スが欠落したときには、クランプパルスにより行なわれ
る動作が常時行なわれるようにして、出力信号が基準レ
ベルより大幅に変動しないようにしたものであり、カラ
ーテレビ受像機の色差信号のクランプ回路に適用したと
きには、ホワイトバランスがくずれることを防止できる
ようにしたものである。
色差信号Ｒ−Ｙ、Ｇ−Ｙ３Ｂ−Ｙと輝度信号アンプから
の輝度信号Ｙから、３原色信号Ｒ、Ｇ、Ｂを形成して、
この３原色信号をカラー受像管の各カソードに供給する
ようにしたものがある。この場合、３色差信号及び輝度
信号のレベルを合わせるため、例えば信号成分の含まれ
ない水平同期信号期間或いはそのバツクポーチの期間の
レベルを検出してこれを基準レベルとするクランプ回路
が色復調器の３色差出力の夫々に対して設けられる。即
ちクランプ回路は水平同期信号期間或いはそのバツクポ
ーチの期間で発生するクランプパルスにより動作するよ
うになされている。ところで何等かの理由によりクラン
プパルスが欠落したとすると、クランプ回路は動作せず
、入力された信号はそのまま出力に現れる。例えばクラ
ンプパルスを水平同期信号に基いて形成している場合に
は、弱電界のために水平同期信号が欠落することによつ
てクランプパルスが発生しない場合がある。弱電界時は
、通常、カラーキラー回路が動作して色信号係がオフさ
れるので、クランプ回路の出力に得られる色差信号は直
流成分のみとなるが、この直流成分はクランプ回路が動
作していないために何等規定されておらず、３色差信号
出力の相互の間の直流成分が異なる場合が生じる。その
結果、ホワイトパランスがくるい、白黒放送にも拘らず
画面が色づくような問題点が生じる。また、カラーキラ
ー回路が働かない状態でクランプパルスが欠落したとき
にも、同様にホワイトバランスがくるう問題点が生じる
。本発明は上述の問題点を回避するため、クランプパル
スが欠落したときには、クランプパルスにより行なわれ
る動作が常時行なわれるようにして、出力信号が基準レ
ベルより大幅に変動しないようにしたものであり、カラ
ーテレビ受像機の色差信号のクランプ回路に適用したと
きには、ホワイトバランスがくずれることを防止できる
ようにしたものである。
以下、本発明をかかる色差信号のクランプ回路に適用し
た一実施例について説明する。
た一実施例について説明する。
第１図において、１は入力端子、２は出力端子であり、
入力端子１には、色復調回路から色差信号例えばＲ−Ｙ
信号が供給される。
入力端子１には、色復調回路から色差信号例えばＲ−Ｙ
信号が供給される。
入力端子１はコレクタが電源端子Ｂ＋に接続されたトラ
ンジスタ３のペースに接続され、トランジスタ３のエミ
ツタが抵抗４を介してトランジスタ５のコレクタ及びト
ランジスタ６のベースに接続されると共に、出力端子２
として導出される。トランジスタ６はトランジスタ７と
共に差動アンプを構成し、互いのエミツタの共通接続点
が抵抗８及びトランジスタ９のコレクタ・エミツタ間を
通じて接地される。トランジスタ７のペースは電源端子
Ｂ＋及び接地間に直列に挿入された抵抗１０及び１１の
接続点に接続されて、基準電圧が与えられる０トランジ
スタ・９のベースは抵抗１２を介して電源端子Ｂ＋に接
続されると共にコンデンサ１３を介してクランプパルス
入力端子１４に接続される。クランプパルスは受信カラ
ーテレビ信号から分離された水平同期信号から形成され
、水平同期信号のパルス幅即ち水平同期信号期間におい
て正となるもので、かかるクランプパルスが供給された
ときにトランジスタ９がオンし、このとき差動アンプが
動作することになる０このクランプパルスにより差動ア
ンプが動作したときに、出力信号が基準電圧（トランジ
スタ７のペース電圧）と比較され、その差に応じた値の
コレクタ電流力ｔトランジスタ７を流れる０トランジス
タ７のコレクタにはコンデンサ１５及び抵抗１６からな
る平滑回路が設けられると共に、トランジスタ１７のベ
ースが接続される。
ンジスタ３のペースに接続され、トランジスタ３のエミ
ツタが抵抗４を介してトランジスタ５のコレクタ及びト
ランジスタ６のベースに接続されると共に、出力端子２
として導出される。トランジスタ６はトランジスタ７と
共に差動アンプを構成し、互いのエミツタの共通接続点
が抵抗８及びトランジスタ９のコレクタ・エミツタ間を
通じて接地される。トランジスタ７のペースは電源端子
Ｂ＋及び接地間に直列に挿入された抵抗１０及び１１の
接続点に接続されて、基準電圧が与えられる０トランジ
スタ・９のベースは抵抗１２を介して電源端子Ｂ＋に接
続されると共にコンデンサ１３を介してクランプパルス
入力端子１４に接続される。クランプパルスは受信カラ
ーテレビ信号から分離された水平同期信号から形成され
、水平同期信号のパルス幅即ち水平同期信号期間におい
て正となるもので、かかるクランプパルスが供給された
ときにトランジスタ９がオンし、このとき差動アンプが
動作することになる０このクランプパルスにより差動ア
ンプが動作したときに、出力信号が基準電圧（トランジ
スタ７のペース電圧）と比較され、その差に応じた値の
コレクタ電流力ｔトランジスタ７を流れる０トランジス
タ７のコレクタにはコンデンサ１５及び抵抗１６からな
る平滑回路が設けられると共に、トランジスタ１７のベ
ースが接続される。
トランジスタ１７のコレクタは電源端子Ｂ＋に接続され
、そのエミツタが抵抗１８及びダイオード１９の直列回
路を介して接地され、抵抗１８及びダイオード１９の接
続点がトランジスタ５のペースに接続される。即ち、ト
ランジスタ１７と５で帰還回路が形成される〇上述の構
成で水平同期信号期間では色差信号が存在しておらず、
色復調器の出力即ちクランプ回路に対する入力信号は或
る直流レベルのものである。
、そのエミツタが抵抗１８及びダイオード１９の直列回
路を介して接地され、抵抗１８及びダイオード１９の接
続点がトランジスタ５のペースに接続される。即ち、ト
ランジスタ１７と５で帰還回路が形成される〇上述の構
成で水平同期信号期間では色差信号が存在しておらず、
色復調器の出力即ちクランプ回路に対する入力信号は或
る直流レベルのものである。
ここで出力端子２の直流レペルをＶ。とし、基準電圧を
Ｖｒとすれば、ｏ〉１のときは、トランジスタ７のコレ
クタ電流が減少してトランジスタ１７のペース電位が上
昇し、従つてトランジスタ１７のコレクタ電流が増加す
る０これによつてトランジスタ５のコレクタ電流が増加
し、ＶＯが下げられる。逆にＶ。〈１のときは、トラン
ジスタ１７のベース電位が下がり、トランジスタ１７，
５のコレクタ電流が減少して。が上昇される。このよう
にして。＝，なるようなクランプ動作がなされる。ここ
でクランプパルスは抵抗１２、コンデンサ１３及びトラ
ンジスタ９のベース・エミツタ間接合を介されることに
より、ピーク値クランプされる０即ちトランジスタ９の
ベース・エミツタ間電圧をＢＥとすれば、トランジスタ
９のベース電圧は第２図Ａ〜第２図Ｃに示すようにＢＥ
をピーク値として変化するから、クランプパルスのレベ
ルが小さくなつても、トランジスタ９はクランプパルス
によつて確実にオンする０また、クランプパルスが欠落
した状態では、トランジスタ９はオンし続けるように抵
抗１２を介してバイアスされており、このときのペース
電位は第２図Ｄに示すようにＶＯ一定となる。
Ｖｒとすれば、ｏ〉１のときは、トランジスタ７のコレ
クタ電流が減少してトランジスタ１７のペース電位が上
昇し、従つてトランジスタ１７のコレクタ電流が増加す
る０これによつてトランジスタ５のコレクタ電流が増加
し、ＶＯが下げられる。逆にＶ。〈１のときは、トラン
ジスタ１７のベース電位が下がり、トランジスタ１７，
５のコレクタ電流が減少して。が上昇される。このよう
にして。＝，なるようなクランプ動作がなされる。ここ
でクランプパルスは抵抗１２、コンデンサ１３及びトラ
ンジスタ９のベース・エミツタ間接合を介されることに
より、ピーク値クランプされる０即ちトランジスタ９の
ベース・エミツタ間電圧をＢＥとすれば、トランジスタ
９のベース電圧は第２図Ａ〜第２図Ｃに示すようにＢＥ
をピーク値として変化するから、クランプパルスのレベ
ルが小さくなつても、トランジスタ９はクランプパルス
によつて確実にオンする０また、クランプパルスが欠落
した状態では、トランジスタ９はオンし続けるように抵
抗１２を介してバイアスされており、このときのペース
電位は第２図Ｄに示すようにＶＯ一定となる。
トランジスタ９がオンし続けることにより、常時差動ア
ンプが動作して上述のクランプ動作が行なわれ、従つて
出力直流レペルは基準電圧Ｖｒと等しくなるように規定
される。
ンプが動作して上述のクランプ動作が行なわれ、従つて
出力直流レペルは基準電圧Ｖｒと等しくなるように規定
される。
従つて他の色差信号（Ｇ−Ｙ及びＢ−Ｙ）に対しても第
１図と同様のクランプ回路（但し、基準電圧を決定する
抵抗１０，１１、トランジスタ９等は各色差信号のクラ
ンプ回路に対して共通とできる）が設けられていれば、
カラーキラ一回路により色信号伝送系がオフされている
状態においてクランプパルスが欠落しても、各クランプ
回路の出力直流レベルが等しくなり、ホワイトバランス
がくずれることを防止できる。また、色信号伝送系がオ
７してない状態でクランプパルスが欠落したときでも、
コンデンサ１５及び抵抗１６よりなる平滑回路が設けら
れているから、色差信号又は弱電界時においては色差信
号及びノイズ成分の平均値が基準レペルにクランプされ
ることになり、ホワイトバランスを略々保つことができ
る。上述の実施例は色差信号に対して本発明を適用した
場合であるが、輝度信号に対するクランプ回路にも適用
できる０この場合は、クランプパルスが欠落したときに
は、輝度信号の平均値が基準レベルにクランプされるこ
とになり、画面の輝度が変動するのを防止できることに
なる０勿論本発明はカラーテレビ受像機以外にクランプ
パルスにより動作を行なうようにしたクランプ回路に広
く適用できる。
１図と同様のクランプ回路（但し、基準電圧を決定する
抵抗１０，１１、トランジスタ９等は各色差信号のクラ
ンプ回路に対して共通とできる）が設けられていれば、
カラーキラ一回路により色信号伝送系がオフされている
状態においてクランプパルスが欠落しても、各クランプ
回路の出力直流レベルが等しくなり、ホワイトバランス
がくずれることを防止できる。また、色信号伝送系がオ
７してない状態でクランプパルスが欠落したときでも、
コンデンサ１５及び抵抗１６よりなる平滑回路が設けら
れているから、色差信号又は弱電界時においては色差信
号及びノイズ成分の平均値が基準レペルにクランプされ
ることになり、ホワイトバランスを略々保つことができ
る。上述の実施例は色差信号に対して本発明を適用した
場合であるが、輝度信号に対するクランプ回路にも適用
できる０この場合は、クランプパルスが欠落したときに
は、輝度信号の平均値が基準レベルにクランプされるこ
とになり、画面の輝度が変動するのを防止できることに
なる０勿論本発明はカラーテレビ受像機以外にクランプ
パルスにより動作を行なうようにしたクランプ回路に広
く適用できる。
第１図は本発明の一実施例の接続図、第２図はその説明
に用いる波形図である。 １は入力端子、２は出力端子、１４はクランプパルス供
給端子である。
に用いる波形図である。 １は入力端子、２は出力端子、１４はクランプパルス供
給端子である。
Claims (1)
- １ 入力信号が抵抗を介して導出される出力端子と、該
出力端子の電圧と基準電圧とを比較する差動アンプと、
該差動アンプ出力により上記抵抗を流れる電流を制御す
る帰還回路とを有し、上記入力信号のある期間に対応し
たクランプパルス毎に上記差動アンプを動作せしめてク
ランプ動作を行うようにしたクランプ回路において、上
記クランプパルスが欠落したときに上記差動アンプが常
時動作するように上記差動アンプをバイアスするバイア
ス回路を設けたこてを特徴とするクランプ回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51045198A JPS5910630B2 (ja) | 1976-04-20 | 1976-04-20 | クランプ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51045198A JPS5910630B2 (ja) | 1976-04-20 | 1976-04-20 | クランプ回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS52128012A JPS52128012A (en) | 1977-10-27 |
| JPS5910630B2 true JPS5910630B2 (ja) | 1984-03-10 |
Family
ID=12712561
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51045198A Expired JPS5910630B2 (ja) | 1976-04-20 | 1976-04-20 | クランプ回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5910630B2 (ja) |
-
1976
- 1976-04-20 JP JP51045198A patent/JPS5910630B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS52128012A (en) | 1977-10-27 |
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